新NISAは毎月いくらが得する?20代〜50代の年代別・金額別に解説

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▼新NISAは毎月いくら積み立てることができる?
  • 新NISAは年間360万円まで積み立てが可能で、非課税保有限度額は1800万円
  • 新NISA口座を開設する金融機関によっては100円から積立が可能

▼新NISAは毎月いくらがおすすめ?
  • 新NISAの上限額は毎月30万円
  • 20代では0.5万円がおすすめ
  • 30代では1万円がおすすめ
  • 40代では5万円がおすすめ
  • 50代では10万円がおすすめ

▼この記事を読んでわかること
  • 毎月いくら投資することで得する?
  • 積立額別の運用益
  • 自分に合った運用で利益を出す方法

さらに、自分に合った方法でよりよい運用をするために、お金の専門家であるFP(ファイナンシャルプランナー)への相談窓口を設置しました。

新NISAは毎月いくら積み立てることができる?

新NISA、つみたて投資枠では月10万円、成長投資枠では年間240万円/月20万円積み立てることができます。


▼新NISAの概要

(左右にスクロールできます)

つみたて投資枠成長投資枠
年間投資枠120万円240万円
非課税保有限度額1800万円1800万円
(1200万円 内数)
投資対象商品金融庁の基準を
満たした一定の投資信託
上場株式・
投資信託等
非課税保有期間無制限無制限


2024年3月8日の内閣府令の一部改正により、複数の証券会社がクレカ積立が5万円から10万円まで引き上げることを決定しました。


▼クレカ積立の上限額

(左右にスクロールできます)

クレカ積立
ポイント還元率
クレカ積立上限額
SBI証券三井住友カード(NL):0.5%
三井住友カードゴールド(NL):1%
三井住友カードプリファード:5%
10万円
楽天証券1%10万円
マネックス証券1.1%10万円
auカブコム証券au PAY ゴールドカード:3%
au PAY カード:1%
Pontaポイント
10万円


▼新NISAは月いくらからできる?

  • 銀行では「1000円以上1000円単位」
    ※一部ネット銀行は100円以上1円単位
  • ネット証券では「100円以上」

銀行では「1000円以上1000円単位」

新NISAは銀行で口座を開設した場合、月1000円以上1000円単位から積み立てることができます。



証券会社では「100円以上1円単位」

ネット証券はさらにお手軽な「月100円以上1円単位」で始めることが可能です。

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20代の場合|毎月5000円積み立てで20年後は205.5万円

30代の場合|毎月1万円積み立てで20年後は411.1万円


30代単身世帯の貯蓄中央値は年間56万円です。

ここから急な出費等を考慮すると、毎月の積立額は1万円がおすすめです。


毎月1万円積み立てていった場合、1年間の積立金額は12万円です。

金融庁のシミュレーションによると、利回り5%で毎月1万円積み立てたときの20年間の運用益合計は441,0万円です。


(これはあくまでシミュレーションであり、利益を保証するものではありません。)

※参考文献:金融庁

50代の場合|毎月10万円積み立てで20年後は4,110万円

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新NISAは少額だと意味がないは間違いです。つみたてNISAは、少額でも長期投資効果によりリターンが十分大きいと言われています。


たとえば、つみたてNISAで月1万円を20年間投資した場合、

  • 年利3%のときのシミュレーションは328万3,020円になります。
  • 年利5%のときのシミュレーションは411万337円になります。
  • 年利8%のときのシミュレーションは589万204円になります。  


(これはあくまでシミュレーションであり、利益を保証するものではありません。)

※参考文献:金融庁

新NISAの積み立てをやめることは可能です。生活が苦しくなったときや、急な支出があったときは、積立のストップや積立金の引き出しをすることができます。





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新NISAの毎月積立額は平均60,689万円

少額を積み立てるメリット


  • 投資経験を積める
  • 損失が小さい


1つ目のメリットは、投資経験を積める点です。投資経験を積める点初心者や経験の少ない方であれば少額から積み立てることで価格の変動を体験することができます。


2つ目のメリットは、損失が小さい点です。少額であることから、万が一損をした時に掛け金が高いときよりも低い損害で抑えることが可能です。

  • 少額だと投資効率が悪い
  • リターンが小さい
1つ目のデメリットは、少額だと投資効率が悪い点です。掛金が低いことでたまっていく資金や利益が少なく、高い掛金を同じ期間積み立てている場合と比較すると、かなりの効率の悪さとなってしまいます。

2つ目のデメリットは、リターンが小さい点です。掛金の低さから運用益もその分低くなり、受けることのできる利益も低くなってしまいます。

これらのメリット・デメリットから、少額投資は投資経験の少ない方や実際に経験してみたい方におすすめです。

新NISAは非課税限度枠1800万円を使い切るほうがオススメ?

▼新NISAは非課税限度枠1800万円を使い切るほうがオススメ?

  • 非課税限度枠1800万円を使い切るメリット
  • 非課税限度枠1800万円を使い切るときに考えられるデメリット

非課税限度枠1800万円を使い切るメリット

非課税限度枠1800万円を使い切るときに考えられるデメリット

  • 家計の状況によっては、途中で引き出さざるを得なくなるリスクがある
  • 損失が大きい
  • 損失が出た場合の精神的ストレスが大きい
1つ目のデメリットは、家計の状況によっては、途中で引き出さざるを得なくなるリスクがある点です。満額投資することが家計を圧迫していたり、突発的な資金不足で家計にダメージがあったりすると、対応するために引き出さなければいけなくなります。

2つ目のデメリットは、損失が大きい点です。掛金が大きい場合、その分株価が下がった時の損失も大きくなってしまいます。

3つ目のデメリットは、損失が出た場合の精神的ストレスが大きい点です。少額投資の時よりも損失が大きいため、損失が出た場合のストレスは比べ物になりません。価格が下がっても我慢できる忍耐力や、冷静さが必要となります。 

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つみたてNISAの毎月の積立額を決める3つのポイント


つみたてNISAを始める方が必ず悩む「毎月の積立額」ですが、いくらにすればいいか決める方法は3つ挙げることができます。

  • 「お試し」できる金額にする
  • 家計の状況を見て決める
  • 目標額から毎月の積立金額を決める

決め方① 「お試し」できる金額にする

1つ目の決め方は、「お試し」できる金額にする方法です。


もしなくなってしまっても生活に支障がなく、気にならないくらいの金額からお試し感覚で始めてみるのも、投資に慣れる第1歩です。


例えば、お試しで毎月100円から積み立てをスタートし、1年後から毎月5,000円を積み立てるとしましょう。この場合、20年後には、年利1%で運用できた場合は約126万円、年利3%で運用できた場合は約154万円が貯まることになります。


少額だからといって投資する意味がないというわけではなく、普通に預金するときの利息よりも格段に多くの運用益を得ることができます。注意点として、一般的な銀行では1,000円単位での積立となるため、100円から積み立てることはできません。


100円単位で投資額を決めたい場合には、ネット証券を利用しましょう。おすすめは、SBI証券・楽天証券・松井証券・マネックス証券・auカブコム証券などになります。それぞれの証券会社によって特徴が異なるため、自分の投資計画に適切なネット証券を探してみましょう。

決め方② 家計の状況を見て決める

2つ目の決め方は、家計の状況を見て決める方法です。投資はあくまで余裕のある資金で始めるのが基本です。家計を切り詰めて投資を始めても、結果的に継続せず途中で引き出さなければならなくなる可能性もあります。

投資を始めるのであれば、まずは緊急時に困らないように生活防衛資金(毎月の生活費×半年分など)を貯金しましょう。当面の生活費を貯金した上で、毎月の貯金額の一部をつみたてNISAで運用してください。ある程度の貯金があれば、緊急で資金が必要になったとしても貯金から賄うことができるため、安定して投資することが可能となります。

第1に家計の情報を確認、第2に生活費や緊急時のために貯金を行う、第3につみたてNISAを利用する。この3ステップで投資計画を立てましょう。
生活防衛資金とは?

決め方③ 目標額から毎月の積立金額を決める

3つ目の方法は、目標額から毎月の積立金額を決める方法です。

投資を行う目的は、ライフイベントや資産を増やすためです。そのため、自分が必要とする、目標とする金額があることで、投資に対するモチベーションを保ち計画を立てやすくなります。

いつまでにいくら貯めたいのか、その目標から逆算して1ヵ月あたりの金額を考えると、計画にそぐわない余計な心配をすることなく、冷静に資産運用を行うことができます。

目標額からシミュレーションを行い、毎月いくら積み立てればいいのかを逆算しましょう。
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【積立額別】5年後・10年後・20年後の資産推移シミュレーション

月額1万円で利回り5%なら20年後は合計411.0万円

※引用:金融庁


毎月1万円積立をして20年間運用したと考えてシミュレーションしてみます。

利回りが5%の場合、20年後の運用収益は171.0万円、合計金額は411.0万円というシミュレーション結果が出ました。


※引用:金融庁


月2 万円積立をして20年間運用したと考えてシミュレーションしてみます。

利回りが5%の場合、20年後の運用収益は342.1万円、合計金額は822.1万円というシミュレーション結果が出ました。  

月額3万で利回り5%なら20年後は合計1,233.1万円

※引用:金融庁


 月3万円積立をして20年間運用したと考えてシミュレーションしてみます。

利回りが5%の場合、20年後の運用収益は513.1万円、合計金額は1,233.1万円というシミュレーション結果が出ました。  

上記のような積立てNISAの計算を行うにはどうすればよいか、実際に目標を決めて逆算したいが、計算方法がわからないという方もいるかと思います。


そんな方におすすめするのが、金融庁の「資産運用シミュレーション」です。3つの選択肢である「将来いくらになる?」「毎月いくら積立てる?」「何年間積み立てる?」から選択して、積立額や将来もらえる金額を計算することができます。


自分のライフプランに合わせた資金計画を立てるには最適な方法ですので、つみたてNISAを始める際には一度このシミュレーションを利用してみてください。

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新NISAのはじめかた|3ステップで解説!

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非課税上限額を超えて投資するとどうなる?

新NISAで非課税上限額を超えて買い付けをしてしまった場合、特定口座や一般口座に移されることがあります。


上限を超えた場合の対応は金融機関によって異なりますが、特定口座や一般口座を利用して買い付けるケースが多いです。


もしも非課税投資枠が存在しない特定口座や一般口座で資産運用してしまうと、その運用益は課税対象となってしまいます。


一般口座で利益が出た場合は確定申告が必要となります。納税の負担だけでなく手続きの時間と手間がかかってしまうため注意が必要です。

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