常陽銀行の投資信託・つみたてNISAの評判・口コミは?投資信託おすすめランキング

投資をはじめるとき、どの銀行や証券会社に口座をつくったらよいのか悩む人は多いはず。この記事では常陽銀行が取り扱う投資信託とつみたてNISAの評判・口コミを紹介しながら、メリットとデメリットについても解説します。また、常陽銀行の投資信託、つみたてNISAで取り扱っている商品の累積リターン(1年)についてもランキング表にまとめました。


投資信託やつみたてNISAをはじめるとき、インターネットで頻繁に目にするから、自宅に近いからという理由だけで金融機関に口座をつくってしまうと、手数料や信託報酬が想定以上に高かったというような「損害」を被ってしまうケースがあります。 


特にNISA口座は個人で一つしか持つことができないので、口座をつくる金融機関についてはしっかりと調べたいところです。


この記事では常陽銀行の投資信託・つみたてNISAについて口コミや評判、メリットとデメリットを解説します。 

常陽銀行の投資信託・つみたてNISAの評判・口コミは?

評判・口コミ①

評判・口コミ②

評判・口コミ③

評判・口コミ④

常陽銀行の投資信託・つみたてNISAのメリット:つみたてNISAの選択肢が少ないので初心者でも迷いにくい



投資の初心者がまずぶつかる壁が「どの投資信託にお金をあずけてよいのかわからない」という悩みです。


銀行や証券会社のホームページを確認してみると、多いところでは500件以上の投資信託を揃えているので、その内容を確認するだけで疲れてしまいます。 


その点、常陽銀行が取り扱っている投資信託は100件程度と数が少ない点がメリットです。


投資先を選ぶのに時間と労力は比較的かかりません。


さらに常陽銀行で扱っている投資信託は以下のように6種類(各種10件から20件)のカテゴリーに分けられています。 


  • 国内債券型:国内の債券をあつめたもの 
  • 世界債券型:世界の債券をあつめたもの 
  • バランス型:リスクの高い商品と低い商品を組み合わせて安定性を確保しているもの 
  • 不動産型:比較的値動きのある不動産投資を組み合わせたもの 
  • 世界株式型:比較的値動きの激しい世界の株式を厳選したもの 
  • 国内株式型:世界の株式と比較すると安定している国内の株式を厳選したもの 


このような投資信託について、自分の投資スタイルや目的にあったカテゴリーを選べば、あとは10件から20件の詳細説明を確認するだけでよいのです。 


つみたてNISAのメリットとしては、そもそも初心者向けにつくられている点と、安定してお金をあずけることができる6つの投資信託が選び抜かれているというふたつの点があげられます。


くわえて、これら6つの投資信託のすべてが、購入時手数料がかからないノーロード商品となっているのもありがたいですね。 

常陽銀行の投資信託・つみたてNISAのデメリット

つみたてNISAで選べる投資信託が6種類しかない

常陽銀行の投資信託・つみたてNISAについては、扱っている投資商品の数が少ない点と、つみたてNISAには6種類の安定した投資信託が選び抜かれている点をメリットとして挙げました。


しかし、この裏返し、すなわち扱っている投資商品の数の少なさと、つみたてNISAで取り扱われている商品の高い安定性はデメリットにもなります。 


常陽銀行は投資信託もつみたてNISAも全体的に初心者向けの安定した商品しか扱っていません。


たとえば、つみたてNISAでお金をあずけることができる投資信託はバランス型しかありません。 


また、投資信託についても国内の債券をあつめたもの、世界の債券をあつめたもの、値動きが比較的安定している投資先をあつめたもの、リスクの高い商品と低い商品を合わせて安定性を確保しているバランスをとっているものなど、比較的安定している商品が全体の半分以上を占めています。


攻める投資として考えられる値動きの激しい世界の株式をあつめた投資信託は23件しか扱っていません。 


今後投資経験を増やしたり、勉強したりして初心者を脱したときに、リスクがあってもリターンの高い商品に投資をしたくなるかもしれません。


また、もっと幅広く投資をしたいと思うようになることもあるでしょう。 


このようなときに投資中の投資信託については証券会社への移行が可能ですが、時間と手間がかかります。


つみたてNISAの口座を証券会社に移行する場合は、1年以内にNISA口座を使用していない、などの条件が必要となります。 


将来的に幅広い投資商品に投資をしたいと考えているのであれば、常陽銀行に新たに口座を開設することはおすすめできません。


すでに常陽銀行に口座をお持ちの方は常陽銀行を窓口としての投資を考えてみましょう。 

投資信託以外に投資することができない

常陽銀行に限らずほとんどの銀行では、株や債権に投資をすることができません。


投資信託やつみたてNISAは初心者にはもってこいの投資の方法ですが、国内外の株式や債権に投資をしたくなったら、証券会社に口座を開設する必要があります。 


最初の数年だけ勉強のために常陽銀行を窓口として投資をする、または低いリターンでかまわないので、のんびりと安定的に投資をしたいという方であれば問題はありません。


しかし投資に慣れてきたらもっと幅広く投資をしたくなり、あらゆる投資商品を扱っている証券会社に口座を作る方が多いようです。 


常陽銀行が扱っている商品は投資信託約100件、つみたてNISA6件でした。


参考までに某ネット取引を行なっているオンライン証券会社の取り扱い商品・銘柄数は以下のとおりです。


参考にしてみてください。



▼投資信託

  • SBI証券:2,563件
  • 楽天証券:2,451件


▼外国株式

  • マネックス証券:3,346銘柄
  • SBI証券:1,403銘柄


▼新規公開株式(IPO)

  • SBI証券:45件
  • マネックス証券:29件  

常陽銀行の投資信託・つみたてNISAがおすすめな人



それでは、どのような方が常陽銀行の投資信託、つみたてNISAを利用して投資するべきなのでしょうか。 


  • すでに常陽銀行の口座を持っている人で信託報酬が適度に安ければ良いという人

銀行以外の証券会社などに口座を開設する際には少々手間がかかります。

書類を提出したあとに審査がおこなわれるので、口座開設までに数日を要することもあります。 


口座開設の時間と手間をかけたくないという方はすでにお持ちの常陽銀行の口座を利用することをおすすめいたします。 


また、投資信託やつみたてNISAには信託報酬という手数料があなたの利益から差し引かれます。


この手数料が適度に安ければよいと考えているのであれば、なおさらおすすめです。 


ただし、同じ商品でも他の証券会社では信託報酬が安い場合があるので、できる限り信託報酬(手数料)を支払いたくないと考えているのであれば、他の証券会社に口座を開設することを考えてもよいでしょう。


  • 商品数が多すぎると選べないという人

メリットの部分でもお話しいたしましたが、常陽銀行のおおきなメリットは投資信託、つみたてNISAの両方で取り扱っている投資信託の数が少ないということでした。


商品数が多すぎて選べないという方にとって常陽銀行はお手頃な投資窓口でしょう。 

常陽銀行の投資信託・つみたてNISAリターンおすすめランキング



最後に、現在常陽銀行で扱われている投資信託・つみたてNISAのリターンランキングを紹介しておきます。


以下のランキングを参考にして、あなたの経済状況と相談しつついくつかの商品を組み合わせて投資をするのが良いでしょう。 


▼投資信託累積リターン(1年)ランキング(トップ10)


商品名累積リターン
(1年) 
ダイワ・US-REIT・オープン(年1回決算型)(為替ヘッジなし)35.47%
ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)35.27%
eMAXIS 先進国リートインデックス31.17%
ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)29.84%
ラサール・グローバルREITファンド(1年決算型)29.33%
ニッセイアメリカ高配当株ファンド(毎月決算型)(愛称:USドリーム(毎月))27.79%
ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(1年決算型)26.92%
ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)26.74%
DIAMワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算コース)(愛称:世界家主倶楽部)25.51%
ブラジル・ボンド・オープン(毎月決算型)22.06%


▼つみたてNISA累積リターン(1年)ランキング

商品名累積リターン(1年)
たわらノーロード 先進国株式25.49%
たわらノーロード バランス(積極型)11.03%
たわらノーロード バランス(8資産均等型)6.96%
たわらノーロード バランス(標準型)4.72%
たわらノーロード バランス(堅実型)-0.62%
たわらノーロード 日経225-3.08%

まとめ:常陽銀行の投資信託・つみたてNISAの評判・口コミ



▼常陽銀行の投資信託・つみたてNISAのメリット

初心者向けに商品が厳選されており取り扱っている商品も少なく、商品を選びに時間と労力をかけなくてすむ。


▼常陽銀行の投資信託・つみたてNISAのデメリット

取り扱っている投資商品が少なく、リスクが高くてもよいからリターンの多い投資、もっと幅広く投資をしたいと思っても限界がある。 


上記の評判、メリット・デメリットを読んで常陽銀行の投資信託・つみたてNISAに投資をしたいと思ったかたは、ぜひ取り扱い商品のランキング表を参考にしてみてください。


いくつかの商品をくみあわせることで、あなたが望むリターンを得ることができるでしょう。 

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