資産運用とは?資産運用の種類やポイントを初心者向けに徹底解説!

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資産運用と言うと難しそうな響きですが、貯金や投資でお金を増やすことです。増やすための手段はいくつかあるため自分に適した方法で行うべきですが、始める前にやるべき準備もあります。将来のために資産運用を始めたいが不安と言う人や投資について知りたい人におすすめです。

▼この記事を読んで欲しい人
  • 将来必要になるお金や老後の生活に不安がある人
  • お金を増やしたいとは思っているが方法が分からずにいる人
  • 資産運用という言葉は聞いたことあるものの、具体的にどのようなものかイメージがわかない人
  • ファイナンシャルプランナーに家計のことやお金のことについて相談したい人
  • 資産運用を始めたものの基礎の部分についてもう一度おさらいしておきたい人


▼この記事を読んで分かること  

  • 資産運用の意味や種類
  • 資産運用をする際に押さえておくべきポイント
  • 初心者におすすめの資産運用の方法
  • マネーキャリアに相談するメリット

内容をまとめると

  • 資産運用はお金を効率的に増やすための方法であり、貯金や投資を行うこと
  • 資産運用は初心者でも始められるものもあり難しいことではないが、3つのポイントを押さえておくべき
  • 資産運用には計画的な家計管理や将来のプラン設定が必要となる
  • 資産運用のための相談は相談経験が豊富なマネーキャリアにおまかせ
  • マネーキャリアは相談料は無料で何度でも相談できるため初心者も安心

資産運用とは?



資産運用と聞くとなんだか難しそうと思うかもしれませんが、内容は至って単純明快で自分の手元にあるお金、つまり資産を運用することが資産運用です。


では資産を運用するということはどのようなことでしょうか。


運用とは効率的にお金をお増やす方法として自らの資産を用いて預貯金や投資を行うこと。


預貯金は目的を持って銀行などにお金を預けることであり幼い頃から行ってきた人も多いため、イメージがつきやすいと思います。


しかし投資というと一部のお金持ちがやることだと想像する人もいるでしょう。


投資の方法は様々であり金額や方法など多種多様であるため、自分にあった方法で行える経済活動とも言えます。


投資では株式や債権などの方法で社会や会社の発展や利益追求のために資産を投じ、その活動で得た利益を得ることができます。


資産の運用はワンパターンではなく、多数方法があるため自分に適した方法で運用していくことをおすすめします。

資産運用の種類や特徴を解説!



資産運用は様々な種類があり、初心者にとってはどれを選べばいいのか分からなくなってしまうものです。


「何となく聞いたことがあるから」「この人がおすすめだと言っていたから」という理由のみで根拠もなく選択してしまうことは非常に危険です。


初心者が始めるにぴったりと言える資産運用のやり方はいくつかありますが、その中でも特に取り組みやすく初心者におすすめできる資産運用は以下の通りです。


  1. 投資信託
  2. 株式投資
  3. ロボアドバイザー
  4. iDeCo


それぞれに特徴があり方法や目的が異なってきますので、目的にあった方法で資産運用を行い早速始めてみましょう。

①投資信託

投資信託とはファンドマネージャーと呼ばれる運用の専門家が資金提供者の代わりに集まった資金を元手に運用する金融商品のことです。


つまりはプロにおまかせして運用してもらう方法ということで運用に深い知識のない初心者でも比較的手を出しやすい資産運用の方法といえます。


株式や債権などの組み合わせによって運用を行うものであり、1つ投資信託を購入することで複数の投資先に投資することができるためリスクを分散させることもできます。


投資信託には大きく分けて2種類のファンドがあります。


  • インデックスファンド:
    インデックス(特定の株価指数)と連動するようなしくみで行われる投資信託

  • アクティブファンド:
    インデックス(特定の株価指数)をさらに上回ることを目標に運用する

つまりインデックスを基準に、連動するものかそれ異状のパフォーマンスを目指すかによってタイプが異なるということです。

インデックスファンドアクティブファンド
メリット手数料が抑えられる得られる利益や可能性は大きい
デメリット市場の平均以上の利益をあげることは難しい市場平均以上の損失を受けることもある

手数料というコストの面で考えた場合インデックス型の方が抑えられるというメリットがありますが、得られる利益の大きさや可能性でみるとアクティブ型の方が有利ということも。

金融商品の中でも投資信託を購入する時にNISA制度を利用するのがおすすめです。

NISAとは運用した利益に対して税金がかかることなく、非課税でそのまま受け取ることができる制度のことを指します。

2024年から新NISA制度に変更になりますが、非課税期間の無期限化や非課税投資枠の拡充など現状のNISA制度と大きく変わる点もあるので、確認しておきましょう!

②株式投資

株式投資とは会社が発行した株式を売買することによって、配当金などの利益を得ることができるようはたらきかけることです。


株式とは分かりやすくいうと会社の所有権の一部であり、会社のオーナーのうちの1人という見方もできます。


つまり会社のオーナーの1人ということで会社の決定する内容に意見することもできれば、集めた資金によって経済活動を行い結果として利益がでた場合はそれを受け取る権利もあるということです。


メリットデメリット
手に入れる株式は自由に決められるある程度まとまった資金が必要になる
投資する対象は1つであるためわかりやすい自分で選択するためある程度の知識は必要


プロにおまかせする要素が大きい投資信託に比べ、ある程度の自由がきくのが株式投資です。


自由がきくということは裏を返せば自分でやらなければならないということです。


どの株式を購入するか、どのタイミングで株式を手放すか、いくら投資するかなど全て自分で決める必要があります。


また数百円から始められる投資信託に比べ株式投資は1株あたりの単価が大きいため、数十万円の資金が必要になります。

③ロボアドバイザー

ロボアドバイザーは投資家の変わりに投資のための資産を運用し、そのサポートを行うものです。


資産運用のためになるアドバイスや運用の手伝いをしてくれるものであり、利用者がどれくらいの資金を運用することができるか、もしもの時に備えてのリスクはどの程度まで許容できるかなど細かいデータを分析して最適な組み合わせや方法を提案します。


  • 投資一任型:資金を入金するのみでベストな組み合わせに則った資産運用の買付までしてくれる

  • アドバイス型:ロボアドバイザーからの質問に順を追って答えることによって、どのラインまで資金が減る可能性・リスクを許せるかをはじき出し、答えで出てきた資産配分の方法を提案してくれる


メリットデメリット
手数料が安い利益が出るまで時間がかかる
運用のための手間がかからないNISAに非対応の場合が多い


ロボット頼りということで高度な知識がなかったとしても少額の資金と手数料で資産運用を行うことができます。


反対にデメリットは利益が出るまで時間がかかるため腹をくくって取り組まなければならないということ。


長期的に自動で資産を少しずつ増やしていくという性質上一気に利益が出ることはまずありませんので長い目で見て運用していかなければなりません。


NISA非課税については投資一任型の場合基本的に非課税にはならないことを念頭においておかなければなりません。

④iDeCo

iDeCoとは将来の自分のために老後資金を貯めておく方法として資金を運用する制度です。


資金を長期的に運用することによって老後生活のための資金をつくる、いわばオリジナル年金のようなもの。


老後の生活には2,000万円の貯金がなければ成り立たないという話題や将来の不安などもあり老後のこと、もし年老いて働くことができなくなったら生活はどうしようといった不安もあると思います。


iDeCoは国民年金や企業年金とは異なり、好きなタイミングで好きな金額で始めることができるところがポイント。


時間をかけながらも確実に、資金面や運用額で無理はほとんどなく運用し老後に備えることができるということで、今注目の運用方法です。


メリットデメリット
自分で掛け金を設定できる60歳まで引き出し不可能
住民税・所得税の節税になる手数料が発生する


思い立ったが吉日、自分で始めたい時に好きな掛け金で始めることができるため、節税もしながら無理なく老後に備えることができるところがメリットです。


しかし60歳まで引き出すことは原則として不可能なので生活のための資金を手元に残しておくことを忘れないように余裕をもって運用しなければなりません。

資産運用で重要な3つのポイント



資産運用とは今後の生活や老後のために資金を増やす手段としても浸透してきたものと言えます。


自分にあった方法で行うことで利益が発生することを耳にし、早速取り組んでみたいと思う人も多いはず。


しかし資産運用を行う上で押さえておくべきポイントがあり、うっかり見落としてしまうと利益を得られないばかりか損をしてしまうことになりかねません。


資産運用で押さえるべきポイントは以下の3つです。


  1. 目的・目標を明確に決める
  2. 目的・目標を明確に決める
  3. まずは完璧な家計管理

ポイント①目的・目標を明確に決める

小さい頃「貯金しろ」と言われてやってみたけれども、うまくいかず失敗してしまったというを経験した人も多いはず。


それは目的や目標もなくただ単にお金を貯めようとしたから。


反対に何かを買うためであったり、何かを成し遂げるために貯めるとなると彫金は成功したのではないでしょうか。


資産運用というものは目的や目標ありきのものであり、資産運用する前になぜお金を貯めるのか考えてから取り掛かるべきもの。


なぜ目的や目標を決めるのかというと計画的にやり遂げるためという意味もありますが、貯める理由によって有効な資産運用の方法が変わってくるからです。


例えば老後資金貯金のためにはiDeCo、教育資金や医療費などのように数年でお金を引き出すことも考慮して行うにはつみたてNISAが適しているというようにおすすめ方法が異なるもの。


始める前になぜ貯めるのか目的や目標を決めた上で、それを達成するための手段という考え方がベストです。

ポイント②分散・長期・積立

資産運用において分散・長期・積立は押さえるべき基本となる王道の資産運用方法です。


  • 分散:
    資産運用には大なり小なりリスクがあるもの。
    リスクを抑えて利益を得るためには万が一うまくいかなかった時のことも考慮し投資先を分散させておくべき。
    分散させることによってもしも価値が下がることがあったとしてもダメージは最小限で抑えられる。

  • 長期:
    数十年単位という長きにわたって資産運用を行うことによって一時的な経済ショックの影響を受けないようにする。
    経済は短期的に見るとマイナスとなる場合も長い目で見れば一時的なマイナスを取り返し、むしろ成長していると言えるため。

  • 積立:
    毎月コンスタントに同じ金額を投資すること。
    積立の方法で同じタイミングでコンスタントにコツコツと投資のためにあてていくことで資産運用で有利に働くことが多い。
    投資先の価値の上がり下がりの影響をダイレクトに受けにくいというメリットがある。

世界的にも研究されてきた資産運用の王道であり、この鉄則を押さえることこそ長い目で資産を育てていくに適していると言われています。

ポイント③まずは完璧な家計管理

資産運用の基本中の基本は完璧な家計管理であり、家計管理なくして資産運用の成功はないと言っても過言ではありません。


資産運用を行うにあたってどのくらいの金額をあてるべきか、日々の生活に必要な資金やその目的などを把握することで見えてくるものがあります。


目的別にお金を分けるとすると、大きく分けて3パターンに分けられます。


  • いつでも使えるお金(流動性資金):
    生活費など日々の生活に必要なお金

  • しっかりとした目的を持って貯めるお金(安定性資金):
    住宅購入など将来の何らかの目的をもって貯めるお金

  • 運用などで長期間にわたってじっくり貯めるお金(収益性資金):
    今の時点ですぐすぐ使う予定はないものの、将来何かあった時に備えて運用で増やしていきたいお金

仮に持っているお金全てを資産運用にあててしまったとすると、もしも急な出費があった時に対応できなくなってしまうもの。 

つまりはじめに生活や運用のために十分な資産を形成してから、余裕をもって運用していくというステップを踏むべきです。 

資産運用を始めようと思った時点で持っているお金を目的によって分け、どのくらい資産運用にあてることができるのかを自分自身で把握することから始めましょう。  

投資と投機の違い



投資と投機は似た言葉でありますが意味は異なる言葉です。


  • 投資:
    社会や会社の発展のために財産を投じること。
    資産を投じた結果、利益が生み出された場合利益を分配して受け取る権利を得られる

  • 投機:
    価値の動向、価値が上がるか下がるかを予想し、売り買いすることで利益を生み出すように働きかけること


投資とはお金を持つ人々が成長を目的として資金を集めている国や会社にお金を投じることです。 


投資した先が経済活動に成功し利益が出た場合、投資した人々に利益を支払います。 


つまり投資した人は利益が出た場合利益を受け取ることができる、投資先は集めた資金をもとに経済活動を行うということで、どちらにとってもWin-Winの関係といえます。 


ちなみに時に投資とギャンブルは増えるかどうか不確実という点が一致しているため同じようなものと考える人もいますが、ギャンブルはお金をつぎ込み増えるか否かを楽しむ娯楽的要素が強いものです。 


ギャンブルをする人から集めたお金から主催者が運営料を差し引き勝負の勝敗によって増減したお金を分け合うということから、いわばお金が増えるか減るかを楽しむゲームといえます。 


つまり投資とは社会のためになる経済活動でありギャンブルとは似て非なるもの。


投機の場合、あるものの価値変動することを利用して利益を生み出すために行うものという考え方です。


例えば金の買取価格がその日によって異なることからも分かるように、金はタイミングによって価値が変動します。


つまり金は安い時に手に入れ、価値が上がったタイミングで手放せば利益が出るもの。


このようなしくみを利用し利益を得ようとすることが投機です。

参考:資産運用における証券市場の役割



資産運用において会社の所有権を意味する株式を売買し利益を得るようはたらきかけるというあり方から、売買するためのフィールドが必要であることはイメージがつくでしょう。


その取引の舞台となる場が証券市場です。

株式会社と名のつく会社は全国約170万もありますが、その全てが証券市場での取引を許可されたのではありません。

厳しい審査を通過した選ばれし約3,700社の株式が取引されています。

約3,700もある会社を一律に扱っているのではなく、会社の規模や性質によって簡単にグループ分けしているのです。

  • 大型企業:
    市場第一部

  • 中堅企業:
    市場第二部

  • 成長企業:
    マザーズ、ジャスダック 

企業側には株式を売ったことによって投資家からの資金が入ってくるため、その得た資金をもとに利益を生み出すよう経済活動を行うのです。 

もしも利益を出すことができた場合、会社としての持ち分を除いた利益は株式を購入した株主に分配します。

東京、札幌、名古屋。福岡の全国の主要な都市4箇所にある証券取引所は株式会社と投資家をつなぐ役割を担っている重要な存在。

株式を売りたい会社、株式を買いたい投資家どちらも条件や希望にぴったりの存在に出会うことは簡単ではありません。

一箇所に集めて取引をした方がシンプルかつわかりやすいですよね。

資産運用において証券市場は株を買う投資家、売る企業側どちらにとってもなくてはならないものです。

まとめ:資産運用を検討し始めたらまずはマネーキャリアで無料相談!



将来のため、老後の生活のためなどお金が必要な場面は山程あるにもかかわらずお金を増やすための資産運用が具体的にイメージつかないという人も多いはず。


資産運用は様々な種類や特徴があるため初心者がいきなり始めるにはハードルが高く、とっつきにくいと感じてしまいます。


資産運用をはじめるにはまず第一に目的をはっきりさせること、その上できちんと家計管理し運用に回しても大丈夫な金額を把握すること、その資金を分散させ長期的に積立していくことがベストと言えます。


ここまで読んで自分にいきなりできるか不安になった人はぜひともマネーキャリアにご相談ください。


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ファイナンシャルプランナーへの相談は予約から相談まで全てオンライン上で完結しますので忙しい人も気軽に相談することができるところがポイント。


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