40代からの資産形成を指南!初心者も安心の資産運用法を紹介

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40代の資産形成は貯蓄と投資の2本立てで行うのが有効です。40代は家族も自分のことも考えなければならない時期です。40代の資産状況・投資の考え方・老後までに必要な資金設定の方法を紹介した上で、40代からでも始められるおすすめの金融商品についても紹介してます。





▼この記事を読んでほしい人

  • これから投資を始めようと思っている40代
  • どうやって投資資金を作ればいいかわからない40代
  • 自分にあった投資方法がわからず踏み切れない40代


▼この記事を読んでわかること

  • 40代からでも、資産形成は遅くない
  • 40代からも始められるおすすめの金融商品
  • 40代からの老後までに必要な資産額の設定方法

内容をまとめると

  • 40代は家族と自分の老後の両方を考えなければならない多忙な時期
  • 自分の現状を把握した上で、老後までに必要な目標額を試算する
  • 投資には余裕資金の捻出・分散投資・長期的視点が必要となる
  • 自分にあった投資方法がわからなければ、オンラインで無料相談できるマネーキャリアに相談!

目次を使って気になるところから読みましょう!

40代に資産形成・資産運用が必要な3つの理由

「そろそろ、老後に備えたい」
「でも、どうやって資産を作ればいいの」 

40代になると、家族だけではなく、自分自身の老後のことについても考え始める時期です。

そこで、今回は40代からの資産形成とその運用について、まとめました。

まずは、なぜ40代に資産形成・運用が必要なのか、以下の点から解説します。

  • 40代は老後について考え始める時期である
  • 低金利だけに預貯金での資産形成は難しい
  • 資産形成は早く始めるほど良い  

理由①40代は老後について考え始める時期である

30代であれば、ライフプランに応じてある程度将来の出費が予測できてきました。

しかし、40代は、30代の頃に見込んでいた将来の出費に加えて自分自身の老後のことについても考える時期です。

現代は「人生100年時代」と、いわれています。

そのような時代に、金融庁が発表した「老後30年間で生活資金が2,000万円不足する」という試算結果は、マスメディアでも大きく取り上げられました。

もっとも、後に「2,000万円問題」といわれたこのニュースは後に取り消されましたが、40代という「今の生活と老後の生活を同時に考えなければならない世代」には、少なからず不安をもたらしたのは確かでしょう。

理由②低金利だけに預貯金での資産形成は難しい

現代は、お金を銀行に預けるだけで資産形成をするのは、不可能な時代です。

昔は預貯金の金利は高かったため、銀行に預けるだけでもお金は増えていきました。

しかし、今では預貯金の金利は、ほぼゼロに近いため、預貯金するだけでは雀の涙程度にしかお金は増えません。

例えば、バブルの頃は1年定期預金で預けるだけで年利7%で利子が受け取れる時代だったのに対し、現在では預貯金の金利は0.1%にもなりません。

つまり、預貯金だけで資産形成するのは今の時代不可能に近いのです。

お金をそのまま銀行に寝かせておく以外に、何かしらの対策が必要となります。

理由③資産形成は早く始めるほど良い

資産形成は40代になってからとはいわず、できる限り早く始めるに越したことはありません。

資産形成は長期間に渡って行う必要があるので、資産形成を始めるなら1日でも早い方が良いのです。

自分の目標やライフスタイルに併せて、出せる範囲内の金額で少しずつ金融商品を買うことで資産を育てていくという意味では、農業と似たようなところがあります。

そして、資産形成にかかる時間は1ヶ月や2ヶ月でできるものではなく、20年30年と時間をかけなければいけません。

ですので、資産形成にかけている時間が長ければ長いほど資産は増えていくので、早く始めると後々楽になっていくのです。 

40代の資産形成・資産運用の現状

ここまでで、資産形成の必要性がわかったかと思います。

しかし、資産形成の必要性がわかったところで、

「40代であれば、貯金も多いのではないか?」

と、思われるかと思います。 

実際、今の40代の資産が現状がどうなっているのかがわからないと動けないのも事実です。

そこで、下記2つの視点から40代の現状がどうなっているのかを見てみましょう。

  • 40代の平均預貯金額は300万円未満
  • 40代で株式投資している男性は17%前後 

40代の平均預貯金額は300万円未満

資産と聞くと、最初に思い浮かべるのが預貯金です。

では、今の40代の方は、どれくらい貯金しているのでしょうか。

令和元年に、金融広報中央委員会が行った「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]」によると、2019年度の貯金額は、40代で独身の場合は255万円。夫婦の場合は293万円というデータが出ています。 

もちろん、他の金融資産を入れたらそれ以上にはなりますが、想定以上に少ないと思われたかもしれません。

思った以上に少ないと思われた理由は、紹介したデータは「そもそも、金融資産がゼロの人」も含めているからです。

当然、平均以上に金融資産を持っている方もいるので、このデータだけを見て自分は安心だと思わないようにしてください。 

40代で株式投資している男性は17%前後

では、実際に40代から投資を始めている人は、どのくらいいるのでしょうか。

日本証券業協会が実施した「平成30年度 証券投資に関する全国調査(個人調査)」によると、40代で株式投資している人の割合は男性で17%前後、女性では6~8%という結果が出ています。

同じ40代でも前半より後半の方が、投資比率が高いといえます。

保有する理由としては、「老後の生活費」や「老後の不測の事態」に備えるためとされています。

実際に投資を始めている人は少ないものの、その理由として生活費をあげたところから、もはや預貯金だけでは資産形成はできないと、危機感を覚える人が増えてきたということも事実です。 

40代から老後に備える貯蓄額の算出方法




資産形成の必要性を理解し、現状がどうなっているのか、がわかりました。

しかし、そもそも一体いくら貯めればいいのでしょうか。

ここでは、老後のための資金をどれだけ貯めたらいいのかについて、解説していきます。

老後資金の算出方法は下記のとおりです。

  1. 退職後の出資額を見積もる
  2. 退職後に入ってくるお金を見積もる
  3. 理想の貯蓄額を計算する
それぞれ解説していきます。 

算出方法①退職後の出費額を見積もる

まずは、退職後の生活でどれくらいお金がかかるのかを見積もってみましょう。

定年後は、今の家族の状況は全く違ったものになる可能性もあります。

例えば、子供が大学を出て就職しているのであれば、教育費は必要ありません。

子供の結婚資金や出産費用を準備したいということであれば、その分のお金も必要になります。

また若い頃に家を建てたのであれば、もしかしたらリフォーム代が必要になるかもしれません。

すでに住宅ローンを払い終えたということであれば、住居費は考慮せずに済む可能性があります。

上記のような出費を計算した後に、毎月の生活費がどれくらいかかるのかも含めて退職後の出費を計算しましょう。   

算出方法②退職後に入ってくるお金を見積もる

次に会社を退職した後に入ってくる金額を見積りましょう。

退職金については、会社で制定している退職金規程や総務部に直接確認できます。

会社によっては、確定拠出年金を退職金の代わりとして利用している会社もあるので、あわせて確認しておくといいでしょう。

また、退職後に入ってくる年金額を確認するには、「ねんきんネット」を使いましょう。

誕生月に送られる「ねんきん定期便」で確認することもできますが、「ねんきん定期便」は現時点での見込額しか確認できません。

その点、「ねんきんネット」であれば、60歳まで保険料を収めた場合など、様々な条件を変更しながら将来の年金額を調べることができます。

将来の年金額をきちっと調べるには、「ねんきんネット」を使いましょう。 

算出方法③理想の貯蓄額を計算する

最後に、①で見積もった金額を元に老後生活に必要なお金を計算しましょう。

生命保険文化センターによると、老後の生活で最低限必要な金額が、平均で月22.1万円とされています。この最低限の生活費からさらにゆとりをもたせたいとしたら、平均36.1万円になります。

例えば、老後30年間生きると仮定した場合、単純計算で月22.1万円×12ヶ月なので、年間265万円。

この265万を30年間続けると、単純計算で約8000万円必要となる計算です。

もちろん、全ての人が老後に8000万円必要というわけではありませんが、8000万円を老後までに備えるとなると、貯金だけでは達成できないと考えるのが自然でしょう。 

40代の資産形成は貯蓄と投資の2本立て

以上のことから、40代からの資産形成は今までの貯金に加えて投資もはじめないと、厳しいといえます。

昔であれば、預貯金の利子が高かったので銀行に預けるだけで資産形成ができましたが、今は利子がゼロに近いのです。

そのため、貯金だけでは資産形成をすることは不可能であり、投資も必要となります。

今は不景気のため、会社の給料もなかなか増えていかないので、貯金するお金自体も増えません。

たしかに、投資には一時的にお金が減るリスクが存在しますが、長い目で見れば預貯金だけではできなかった資産を形成できる可能性があります。

従って、40代から資産形成は、貯金と投資の2本立てで備えましょう。

ここからは現状を理解した上で、資産形成するためのポイントや投資の考え方について学びつつ、どうすれば自分の設定した資産額を達成できるかについて見ていきましょう。 

支出も多い40代が資産形成・資産運用する前に考えるべき4つのポイント

さて、老後にどれだけお金を貯めればいいのかわかったら、次に自分のお金が今どうなっているのか?その現状を把握しましょう。

同じ40代であっても仕事内容やライフスタイルはそれぞれ違うので、収入や支出も違います。

具体的には下記の4つの視点から、自分の現状を把握することが必要です。

  • 預貯金の金額
  • 支出との兼ね合い
  • 税金の節約
  • 無駄な支出の削減
それぞれ、解説していきます。 

ポイント①預貯金の金額

まずは自分が今銀行にいくら貯金しているのかを確認し、いくらまで資産形成にまわせるのかを確認しましょう。

投資は、現時点では使う予定がないか最悪失ってもいい範囲内の金額で行うのが、基本です。

具体的には、貯金から6ヶ月分の生活費を差し引いた金額が、投資可能な金額となります。 

例えば、月の生活費が20万として6ヶ月で120万。預貯金が200万あるのであれば、80万円は投資可能となります。

もし、全く資金がなければ1から資産形成となりますが、悲観する必要はありません。

全く、資産がない方でもできる投資はあるので、まずは現状を把握することから始めましょう。

その上で、身の丈にあった投資方法を選べばいいだけです。  

ポイント②支出との兼ね合い

投資は、支出との兼ね合いで行うのが鉄則です。

40代は生活費だけでなく、住宅ローン教育費など様々な出費がかさみます。

住宅ローンの場合、40代のうちに全額返済するつもりであれば、その分返すお金も増えます。

また教育費の面でいえば、子供の数や年齢によって変動します。小学生や中学生であればまだしも、高校生以上となれば教育費も高くなります。

上記2つの例のように、生活費以外にかかる出費が高ければ高いほど、投資に回せる資金は少なくなります。

ですので、もし積立投資を実践するなら、支出に応じて可能な範囲でおこなう必要があるでしょう。 

ポイント③税金の節約

お金を増やすためには、支出を減らすことも重要です。

支出を減らすことができれば、当然その分だけ投資に回すことが可能となるからです。

特に40代の方であれば、部長や課長といったポストについている方も多いので、収入は高い傾向にあります。

しかし、収入が多ければ多いほど税金の負担も大きくなるので、節税対策は重要となるでしょう。

個人でできる節税対策であれば、ふるさと納税住宅ローン控除があげられます。

また40代であれば、体調面でも不安をかかえていることが少なくありません。

持病があって常に病院通いということであれば、医療費控除もしておくに越したことはないでしょう。

上記制度をうまく活用して、少しでも支出を減らすことが肝心です。

ポイント④無駄な支出の削減

貯金や資産形成では、自分がどれだけ稼ぎ、どれだけ出費があるのか、現状を把握することが重要です。

やはり現状を理解し、どれだけ貯金や投資に回せるかがわからないことには、何もできません。

支出を把握するためには、家計簿をつけるのが1番です。

ざっくりでもいいので、1ヶ月つけてみるとムダ使いが見えてきます。

また、支出を減らす1番の方法は固定費をへらすことです。

例えば、若い頃に何となく入っていた保険も契約内容をよく見ると、必要のない保障が入っていることもあります。

保険の見直しは、マネーキャリアの無料相談がおすすめです。

オンラインでできるので、ぜひ気軽に相談してみてください。

40代で1から投資を始めるための4大原則

さて、現状がわかったところで、いよいよ投資を始めようと思うかもしれません。

ですが、40代は家族のことも自分のことも考えなければいけない多忙な時期です。

家族を支えている以上、誤った知識による投資で資産を減らすことは避けたいものです。

そこで、40代で1から投資を始める際に、必ず覚えておきたい下記の4大原則を解説します。

  • 余裕資金で行う
  • 分散投資を心がける
  • 長期的視点を持って投資する
  • 自分のリスク許容度を知る

原則①余裕資金で行う

投資は、しばらくは使う予定のないお金で始めるのが肝心です。

投資は貯金と違って損をすることもあります。

いくら自分が買った金融商品の利回りが良くても、リーマンショックのような大きなイベントが発生したら一気に利益がマイナスになることも少なくありません。

そこで、まずは自分の収入と支出からどれだけ投資できるかを把握しましょう。

具体的には、
  • 生活費
  • 使用予定のお金
  • 余裕資産
の3種類に分けておきます。
 
3種類のうちで、余裕資産にあたる金額が投資できる金額になります。

間違っても、生活費や使用予定のお金から投資しないようにしましょう。

原則②分散投資を心がける

昔からある投資の格言の1つに、「ひとつのかごに全ての卵を盛るな」という格言があります。

これは、投資する銘柄や時期を分散させることによって、リスクを分散させよという意味です。

実は、一口に投資といっても、株式投資投資信託不動産投資など様々な投資があります。

そして株式投資の中にも、日本株や外国株と細分化されます。

例えば、株式投資しかやっていない場合、その株が落ちているときはその分マイナスになります。

しかし、他にも債券や投資信託にも投資している場合、債券が上がっていたら、株式投資のマイナス分を相殺することができます。

ひとつの商品だけに集中させるだけでなく、複数の金融商品に分散して投資をすることでリスクを抑えることが重要です。

原則③長期的視点を持って投資する

投資は、長い目で見て行うことが最も重要です。

そもそも、現状から捻出した投資金額は10年から20年使うことのないお金のはずだからす。

たしかに、投資を始めると、自分が買った金融商品の日々の値動きが気になるでしょう。

リーマンショックのような大きな事件が起こった時には、せっかく積み上げた利益が一瞬にして消えることもあります。

しかし、その日々の値動きに一喜一憂して、神経をすり減らしては元も子もありません。

すべての金融商品は、価格が常に変わることが当たり前なのです。

ですので、価格が少し下がったからといって売ったりせず、お金を稼ぐというよりも「育てる」という感覚で向き合うことが肝心です。

原則④自分のリスク許容度を知る

リスク許容度とは「自分が投資したお金がどこまで無くなっても問題ないか」というものです。

初心者の方の場合、このリスク許容度がわからないという方も少なくないですが、リスク許容度を知ることは、とても重要なことです。

自分のリスク許容度を知ることによって、最適な資産ポートフォリオが組めるようになります。

例えば、少しでもお金を減らしたくないのであれば、預貯金や債券などローリスクの商品を多めに組み込んだポートフォリオがいいかもしれません。

逆に、多少お金は減ってもいいから、大きくリターンを狙いたいという方であれば、株式を多めにしたポートフォリオが適しています。

人によってリスク許容度は異なりますが、自分のリスク許容度を知ることは、重要なので1度計算してみましょう。

40代のライフスタイル別資産形成・資産運用の目標額設定

投資を始める際の原則がわかったところで、次は40代のライフスタイル別に、どれだけお金を増やせばいいのか、目標額の設定方法について解説していきます。

大きく分けると、自分が独身なのかそうでないかによって方法は変わってきます。

  • 独身の場合は老後の生活設計から考える
  • 夫婦なら家族構成に応じて費用を計算する
上記2つの視点から、解説していきます。 

独身の場合は老後の生活設計から考える

まず独身の場合は、老後の生活費がどのくらい必要なのかを計算してみましょう。

老後のための準備資金は、ご自身のライフスタイルに応じて変わっていきます。

例えば、65歳から支給される公的年金がどれくらいもらえるかによっても、準備資金は変わっていきます。

支給額がわからなければ、前述した「ねんきんネット」で確認することが可能です。

「ねんきんネット」では、自分が今まで支払った年金の総額や期間を確認することができるだけでなく、将来受け取れる年金額をシミュレーションすることもできます。 

夫婦なら家族構成に応じて費用を計算する

次に夫婦の場合ですが、家族構成によって準備資金が変わっていきます。

なぜなら、子供がいるかどうか、家は持家か賃貸によって準備資金が変わるからです。

また子供の結婚資金など、老後に起こるだろうイベントの有無によっても変わります。

ですので、まずはライフプラン表を作成し、将来かかるだろうお金を把握することから始めてみましょう。

ライフプラン表とは、「いつまでにどの程度の資金が必要となるのか」を時系列にまとめた表のことです。

完璧でなくてもいいので、ぜひ、夫婦で将来の生活について話し合いながら作成してみてください。

40代が資産形成・資産運用の目標額を決める5ステップ

では、次に40代の資産形成・資産運用における目標額の設定方法について解説していきます。

老後、自分がどんな生活を送るのかによって目標額は変わっていきますが、いずれにせよ早めに準備することに越したことはありません。

具体的には、下記5つのステップになります。

  1. 保有資産を把握する
  2. 月単位の収支を確認する
  3. 年単位のお金の動きを知る
  4. 将来かかる費用を算出する
  5. 目標額(ゴール)を設定する 
それぞれ、解説していきます。

ステップ①保有資産を把握する

まずは自分がもっている資産を把握することから始めましょう。

このとき、預貯金だけでなく株式や債券なども確認します。もちろん、個人年金や学資保険を確認するのも重要です。

いつ解約したら、返戻金が最も多いのかも把握しておきます。 

もし預貯金しかない場合は、インフレリスク為替リスクにも注意が必要です。

インフレとはインフレーションの略で、世の中に出回っているモノの標準価格があがることをいいます。

モノの価値が相対的に上がるということは、預貯金の額が減っているといえるでしょう。

為替リスクも同様で、円がドルやユーロなど他の通貨よりも価値が低くなった場合は、預貯金の額が減っているといえます。

現状を踏まえた上で、どれくらい準備すればいいのかを把握しましょう。 

ステップ②月単位の収支を確認する

次に、月単位の収入と支出状況を確認します。

毎月の収入と支出から、どれくらい貯めたり投資できたりするのかを確認することが目的です。

ここでは、細々とした金額よりも全体的なキャッシュフローを意識してください。

月単位のキャッシュフローを把握するのに、有効なのが「家計簿」です。最近では、様々な家計簿アプリも出ているので、ご自身にあったアプリを使うといいでしょう。

ただし、家計簿をつける目的は「全体的なキャッシュフローの把握」です。

家計簿アプリを使っている人の中には、1円単位にまでこだわって支出を管理しようとしている人もいます。

完璧に支出管理しようとすると、家計簿自体継続できません。

あくまでも、全体的なお金の流れがどうなっているのかを把握できるようにしましょう。

ステップ③年単位のお金の動きを知る

次に、年単位のお金の流れを把握しましょう。

毎年のキャッシュフローを把握することによって、これから5年から10年の間で、自分の資産がどのくらい増えるのか予測できるようになります。

この値動きが予想できれば、「来年はこの資産を買い増しておこう」とか、「この株は売って、この株に切り替えよう」などのアクションができるようになります。

やり方については、まずはステップ1で整理した保有資産を思い出してください。

その保有資産を年に1回再計算しなおし、前年と比較することで確認できます。

この時、ステップ2で把握した月単位のキャッシュフローと乖離していないかも確認しておきます。

もし乖離があった場合には、大きな出費がなかったかなど、まだ把握していない項目があるかもしれません。 

ステップ④将来かかる費用を算出する

保有資産や毎月・毎年のキャッシュフローがわかったところで、次は将来かかる費用を把握します。

具体的には、教育費や家のリフォーム代、介護費用などがあげられます。

特に教育費であれば、子供の希望進路によって下記のように変わっていきます。

  • 私立にいきたいのか
  • 公立にいきたいのか
  • 大学ではなく、専門学校に行きたいのか
想定されるパターンに応じて、ある程度教育費を見積もっておくことが重要です。

もちろん、親の勝手な判断で進路を決めるわけにはいきませんので、ぜひ家族で話し合ってみましょう。

子供の進路について話し合うことによって、本人も真剣に自分の将来について考える可能性があります。

教育費に限らず、他に大きな費用があれば、いつまでにどれくらいの金額が必要なのかも確認しましょう。 

ステップ⑤目標額(ゴール)を設定する

そして最後に、自分が退職するまでに、どのくらいのお金が必要なのかを設定しましょう。

ゴールを設定するにあたり、次の2つの条件をクリアしていることが重要です。

1つは退職後もきちんと生活できる金額であること。もう1つは貯めることが難しくない現実的な金額であることです。

ゴールが見えないという方は、退職後の収支から逆算してみてください。

逆算するには、

  • 年金がどれだけもらえるか
  • 退職金はどれだけもらえるか
  • 退職後の生活費はどれくらいかかるか
をそれぞれ確認しましょう。

年金であれば「ねんきんネット」で確認できますし、退職金は会社の総務部や人事で確認できます。

退職後の生活費は予測しづらいですが、目安としては子供の養育費を除いた金額の8割です。

ぜひ自分なりのゴールを設定してみましょう。 

40代の資産形成・資産運用で念頭に置くべき3本の軸

次に、資産形成・資産運用する際の根本的な考え方について解説してきます。

繰り返しになりますが、40代に限らず人それぞれライフスタイルも収入も支出も違いますので、投資プランも目標額も違ってきます。

ですので、下記3つの視点からどうやって投資するのかを考えましょう。

  • 自分自身のプランを作る
  • 給与収入以外でお金を増やすには資産運用するしかない
  • 資産形成・資産運用する前にまずは目標を決める 

軸①自分自身のプランを作る

まず重要なのが、自分のライフスタイルに合わせた金額を用意できるかどうかです。

老後2000万円問題のような平均値だけで、自分の目標額を算出することは正直不可能に近いです。

例えば、年がら年中旅行に行って散財している人であれば2,000万円以上必要かもしれません。

反対に、自宅でのんびりとガーデニングを楽しんでいるような人であれば、2,000万円以下で済むかもしれないでしょう。

もし、自分が設定した目標額が貯金だけでは賄えるのであれば、それに越したことはありません。

しかし、目標額は貯金と退職金を足しても達成できないのが、ほとんどです。

したがって、貯金以外の対策を講じる必要があるということになります。

軸②給与収入以外でお金を増やすには資産運用するしかない

お金を増やすには、下記の3つの方法があります。

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす
  • 運用する
逆を言うと、この3つしかありません。 

上記3つの方法から、一番効果が高そうなものを検討しましょう。

収入を増やすには、本業の労働時間を増やすか副業を検討してみましょう。

最近では、副業を認める会社も増えてきました。もし今の会社が副業OKであれば、できそうな副業を検討してみましょう。

また夫婦共働き世帯の場合、極端に増加している支出があるかもしれませんので、家計簿をつけて分析してみましょう。

その上で、「資産運用をする」があります。 

まずはどれが一番効果的なのかを見定めて、そこから実行してみましょう。

軸③資産形成・資産運用する前にまずは目標を決める

資産形成をする前に目標(ゴール)を決めましょう。

資産形成に限らず、ゴールが決まっていないと、どのような方法でゴールを目指していいのかわからないからです。

身近な例に例えてみましょう。

例えば、あなたが新しいPCが欲しかったとします。

そのPCを6ヶ月後に買うとして、必要な資金は30万円とします。この場合、毎月5万円ずつ貯めればいいわけですが、現状4万円ずつしか貯金ができず、あと1万円足りません。

そこで、毎月の飲み会を減らして1万円捻出するとか、20万円のPCにするとかなどの対策を立てることができます。

資産運用の場合は利回りも考慮に入れますが、基本的にはこのような考え方でゴールを目指すことができます。

このようにまずはゴールを設定した上で、そのゴールを達成するためにはどのような資産運用をすればいいのかを考え実行していきましょう。

40代におすすめの資産形成・資産運用の方法3選

ここまでで、資産形成の必要性やその考え方について学んでいきました。

最後に40代からおすすめしたい資産形成の方法を解説していきます。

具体的には、下記の3つになります。

  • 少額から分散投資のつみたてNISA
  • 公的年金を保管するiDeCo
  • 自分に合った商品を選ぶ積立投資信託
それぞれ解説していきますので、「これならできそう!」と思えるものから始めてください。  

方法①少額から分散投資のつみたてNISA

つみたてNISAは2018年にスタートした積立投資に特化した制度です。

つみたてNISAの一番のメリットは、保有期間中に生じた分配金や売却後に発生した利益(譲渡益)に購入年から20年間一切の税金がかからないことです。

この非課税枠は1年で40万円までとし、最大20年間で800万円までとなっています。

ただし、つみたてNISAのデメリットは対象商品が限られていることです。

あくまで長期・積立・分散投資に適した商品であるとみなされた投信信託や上場株式投資信託(ETF)にしか適用されません。

何でもかんでも、つみたてNISAの対象になっていないことを覚えておきましょう。  

方法②公的年金を補完するiDeCo

iDeCo(イデコ)は、「個人型確定拠出年金」の愛称であり、企業に確定拠出年金の制度が無い方のために作られた任意加入の私的年金制度です。

メリットは、掛金が全額所得控除になるため所得税と住民税の負担を抑えることができる点です。

もちろん運用益は非課税です。

また受け取り方も「年金型」か「一時金型」かを選択することもでき、それぞれ公的年金控除と退職所得控除の対象となるので受取時の税金も軽減できます。

デメリットは年金として作られた制度なので、60歳までお金を引き出すことはできない点です。

また職業によって、掛金が限られている点もデメリットといえます。

とはいえ、老後のための生活費を形成するには堅実な手法ではありますので、つみたてNISAと併用するのが、オススメといえるでしょう。

方法③自分に合った商品を選ぶ積立投資信託

積立投資信託は、毎月一定額を購入しながら資産を積み立てる初心者向けの投資方法です。

例えば、投資額を毎月1万円ずつと決めたら、対象商品の価格にあわせて、投資額の範囲内で購入できる分だけの口数分を積み立てます。

また投資信託に限らず、金融商品は常に価格が変わっていくのですが、毎月購入する日と投資額をあらかじめ決めておくことによって、価格変動リスクを軽減することが可能です(ドルコスト平均法)。

デメリットは運用益が課税となる点ですが、一般NISAを利用することによって、多少の節税対策にはなるでしょう。

申込後は、毎月自動積立となりますので、取り組むためのハードルは低いといえます。

40代の資産形成・資産運用で少しでも不安があったらお金の専門家に相談しよう

ここまでで、40代からの資産運用の考え方から実際にオススメの商品までを紹介してきました。

しかし、知識としてはわかったものの、実際に自分にはどの金融商品があっているのか、専門家に相談して意見を聞いてみたいというのも事実です。

そこでオススメなのがマネーキャリアです。

マネーキャリアではオンラインで無料相談をすることができます。 

今回のようなライフプランの相談や老後のことはもちろん、保険や住宅ローンについても気軽に相談できます。

もちろん、家計の見直しについても相談に乗ることも可能です。

ぜひ、お気軽にマネーキャリアに相談してみて下さい。 

40代の資産形成・資産運用についてのまとめ

40代は家族のことも自分のことも考えなければなりません。

そんな多忙な時期の中、自分自身の老後のことまで考えなければならないとなると預貯金だけでは十分とはいえないでしょう。

昔と違って、今は銀行に預けているだけでは資産が増えないので投資を始めている人も少なからずいます。

資産形成は早く始めるに越したことはありませんが、40代からでも決して遅くはありません。

まずは退職までにどれくらいの資産が必要なのか計算した上で、ゴールを設定してみます。

設定したゴールを元に、家族を含めた現状を把握し、収入と支出のバランスを調整した上で、余裕資金から投資を始めてみましょう。

ありがたいことに、今はつみたてNISAやiDeCoなど40代からでも始められる金融商品は、たくさんあります。

投資を始めた段階では、日々の値動きが気になり、資産が目減りすることに耐えられない時期もあると思います。

しかし、投資は長期的な目線で見たら、一時的な損というのは、必ずと言っていいほどあります。

日々の値動きに一喜一憂せずに、淡々と余裕資金で始めることが肝心です。ぜひ1度ご自身のライフスタイルを振り返ってみて、投資を始めてみてください。

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