つみたてNISAのおすすめ銘柄【徹底比較】オルカン・SBI・楽天も!

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「つみたて(積立)NISAの選び方が分からない」このような悩みありますよね。本記事では「新たにつみたてNISAを始めてみたい」と考えている初心者向けに、つみたてNISAの金融機関とファンドの選び方について解説します。


▼この記事を読んで欲しい人
  • つみたてNISAの銀行・証券会社の選び方について知りたい方
  • つみたてNISAのおすすめのネット証券を知りたい方
  • つみたてNISAの銘柄の選び方について知りたい方
  • つみたてNISAのおすすめの銘柄を知りたい方

内容をまとめると

  • つみたてNISAの手数料は、どの金融機関を選んでも基本的に同じ
  • 貯められるポイントや口座開設数に着目して、金融機関を選ぶのが適切
  • 銘柄は信託報酬や純資産総額に着目して、全世界に投資するタイプのインデックスファンドを選ぶのが適切
  • つみたてNISAについて不安や疑問をお持ちの方は、マネーキャリアの無料相談がおすすめ!
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目次を使って気になるところから読みましょう!

つみたてNISAとは「長期・少額・分散に適した非課税投資制度」

つみたてNISAは、制限内であれば、一定の投資信託の売却益と配当が非課税になる制度です。



通常は、株式や投資信託に投資をした場合、それらの売却益や配当に20.315%の税金がかかります。つみたてNISAは、一定の条件下では、投資信託の売却益や配当に税金がかかりません。 


つみたてNISAの特徴として、少額からはじめられる投資制度が挙げられます。また、投資信託の運用益が非課税で、非課税枠は年間で最大40万円です。投資信託の対象商品は金融庁のお墨付きです。


▼ポイント

  • 少額からはじめられる投資制度
  • 投資信託の運用益が非課税
  • 非課税枠が年間最大40万円
  • 対象商品は金融庁のお墨付き

つみたてNISAの金融機関(銀行・証券会社)を選ぶときの注意点は?

NISA口座は1人1口座までしか開設できない

NISA口座は1人1口座までしか開設できません。NISAにはつみたてNISAと一般NISAがありますが、つみたてNISAと一般NISAを重複して運用することはできません。


NISA口座は複数持つことができないので、口座開設は慎重に選ぶ必要があります。


▼ポイント

  • NISA口座は1人1口座まで開設可能

つみたてNISAの金融機関(銀行・証券会社)の選び方3選

つみたてNISAを始めるにあたっての銀行・証券会社の選び方をご紹介します。


▼ポイント

  1. 手数料が安い金融機関
  2. 普段利用するサービスに関連した金融機関
  3. 口座数の多い金融機関

① 手数料が安い金融機関

金融機関を選ぶ際には、「なるべく手数料が安いところにしたい」と考える方も多いかと思います。


しかしながら、実はつみたてNISA口座において、投資信託の売買時に手数料はかかりません。

かかるのは信託報酬(投資信託の運用費や管理費)のみとなります。


よって、つみたてNISAの手数料は、どの金融機関を選んでも基本的に変わりません。


つみたてNISAに関するコストを抑えたいのであれば、金融機関よりも投資銘柄の信託報酬に着目する必要があります。

② 普段利用するサービスに関連した金融機関

前述の通り、つみたてNISAの手数料は、どの金融機関を選んでも基本的に変わりません。


ただ、金融機関によっては、積立金額に応じてポイントが貯まるサービスを実施しているところもあります。


例えばSBI証券の場合は、投資信託の買付でTポイント・Vポイント・Pontaポイント・dポイントのいずれかを貯めることが可能です。

※2022年4月以降は、東急ポイントとの連携も予定されています。


また、楽天証券の場合は、楽天カードで買付をすると積立金額100円につき、1%の楽天ポイントを貯めることができます。


このように、普段から利用するサービスに関連した金融機関を選べば、ポイントの恩恵を最大限に受けられます。

つみたてNISAは基本的に長期的な利用(最長20年)が前提となっているため、トータルでのポイント獲得数は軽視できないでしょう。

③ 口座数の多い金融機関

また、金融機関を選ぶ際には、口座開設数にも着目してみましょう。

具体的には、口座開設数が多い金融機関がおすすめです。


口座開設数が多いということは、それだけユーザーからの支持を集めていることでもあります。


そのような金融機関は取り扱っている銘柄も多く、投資の選択肢も広がります。

また、困った時やトラブル時のサポート体制も充実しているため、万が一の時も安心です。


もちろん口座開設数が全てではありませんが、迷ってしまった時には口座開設数が多い金融機関を選択することをおすすめします。

つみたてNISA口座開設におすすめネット証券会社


冒頭において、つみたてNISAを始めるにあたっての金融機関の選び方について解説しました。とはいえ、どこを選ぶべきか迷ってしまう人も多いかと思います。


そこで本章では、つみたてNISAのおすすめネット証券をご紹介します。それぞれの特徴についてもご紹介しますので、証券会社選びの参考にしていただければと思います。


▼ポイント

  1. SBI証券
  2. 楽天証券
  3. 松井証券

おすすめ証券会社① SBI証券

SBI証券の人気の秘訣は、その充実したサービス内容です。

積立頻度を毎日・毎週・毎月の3つから選べるのは、SBI証券だけです。
また「NISA枠ぎりぎり注文」という、つみたてNISAの年間非課税枠(40万円)を残さず使い切れる機能も用意されているため、使い残しの心配がなくなります。

加えてSBI証券は対応ポイントも多肢にわたり(Tポイント・Vポイント・Pontaポイント・dポイントのいずれかを選択可能)、さらに2022年4月以降には東急ポイントにも対応予定です。


◆SBI証券の特徴

SBI証券
取り扱い銘柄数179銘柄
最低積立金額100円
積立頻度毎日・毎週・毎月
対応ポイント

・Tポイント

・Vポイント

・Pontaポイント

・dポイント

・東急ポイント(※2022年4月~予定)

※2022年4月時点の情報になります。

おすすめ証券会社② 楽天証券

楽天証券の人気の秘訣は、ポイントの貯まりやすさです。

貯められるのは楽天ポイントに限定されるものの、100円の買付につき1ポイントが貯まり、最大5万円まで設定可能です。
貯まったポイントは楽天市場や提携店の決済に使えるのはもちろんのこと、積立額に充当することも可能です。

さらに「らくらく投資」という、質問に答えるだけで最適な銘柄を選定してくれるロボアドバイザーサービスも用意されているため、投資初心者にも安心です。


◆楽天証券の特徴

楽天証券
取り扱い銘柄数181銘柄
最低積立金額100円
積立頻度毎日・毎月
対応ポイント楽天ポイント

※2022年4月時点の情報になります。

おすすめ証券会社③ 松井証券

松井証券の人気の秘訣は、充実したサポート体制です。

元々は対面営業も行っていた証券会社ということもあり、問い合わせ対応には定評があります。
さらにリモートサポートによって、オペレーターに同じ画面を見ながら操作方法の説明をしてもらうことも可能です。

また、「マネープランサポート」という、これから資産形成を始める人のための相談窓口も用意されているため、専門知識を持ったマネープランナーに気軽に相談することができます。


◆松井証券の特徴

松井証券
取り扱い銘柄数173銘柄
最低積立金額100円
積立頻度毎月のみ
対応ポイント松井ポイント(※現金還元も可)

※2022年4月時点の情報になります。

【初心者向け】つみたてNISAおすすめの銘柄の選び方

つみたてNISAの商品は金融庁が定めた基準を満たす投資信託等に限定されているため、基本的にどの商品も長期・積立・分散投資に適しています。

とはいえ、数ある銘柄の中からどれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いかと思います。

そこで本章では、つみたてNISAの銘柄の選び方をご紹介します

▼ポイント

  1. 全世界に分散投資する銘柄
  2. インデックスファンド
  3. 信託報酬が低い銘柄
  4. 純資産総額が大きい銘柄

おすすめの銘柄① 全世界に分散投資する銘柄

まずおすすめしたいのが、全世界に分散投資する銘柄です。


投資信託において、全世界に投資するタイプの銘柄は比較的メジャーではありますが、もちろん特定の国にだけ投資するタイプの銘柄も存在します。


ですが、特定の国に限定してしまうと投資先の国の情勢に大きく依存することになり、情勢に変化があった場合には、投資信託の基準価額に大きな影響を及ぼしてしまいます。


その点、全世界に投資する銘柄であれば、全世界の複数の国に分散して投資をすることになりますので、特定の国の情勢変化による影響も小さくなります。

結果としてリスクの分散にも繋がり、安定した運用を行うことが可能となるのです。

おすすめの銘柄② インデックスファンド

投資信託の運用方法には、「インデックス運用」と「アクティブ運用」の2通りがありますが、おすすめはインデックス運用を行っているファンドです。


◆インデックス運用とアクティブ運用の比較

インデックス運用アクティブ運用
運用スタイル市場のベンチマーク(指数)に
連動したスタイル
市場のベンチマーク(指数)を
上回る成績を目指すスタイル
運用コスト低い高い

実は、インデックス運用とアクティブ運用の運用結果を比較すると、インデックス投資の平均的な勝率は60~90%前後となっており、インデックス投資の方が圧倒的に勝率が高いのです。

(参考:SPIVA®日本スコアカード
2021年末版


もちろん今後もこの状況が続くとは断定できませんが、少なくとも過去の実績を見れば、インデックスファンドに投資する方が賢明と言えるでしょう。

おすすめの銘柄③ 信託報酬が低い銘柄

信託報酬とは、ファンドの運用管理費用のことです。


信託報酬はファンドを保有している間はずっと発生する費用になるため、ファンドを選ぶ際にはなるべく信託報酬が低いものを選ぶべきでしょう。


特にインデックスファンドに関しては、市場のベンチマークに連動して平均的なパフォーマンスを目指すというその性質上、同じカテゴリー内のインデックスファンド同士では、パフォーマンスにそれほど差は出てきません。


だからこそコストを抑えることが重要となり、信託報酬が低い銘柄を選ぶのが合理的と言えます。

おすすめの銘柄④ 純資産総額が大きい銘柄

純資産総額とは、ファンドの規模を指します。


純資産総額が大きいファンドほど、それだけ投資家の支持を得て購入が増えていることを示しています。

よって、純資産総額の大きい銘柄を選んでおけば、安定した運用が期待できることになります。


ただし、設立されたばかりのファンドは、当然ながら純資産総額もまだ小さいです。

そのため、純資産総額の大きさだけでなく増減の推移にも着目して、安定的に成長しているかどうかも確認しておく必要があるでしょう。

つみたてNISAおすすめ銘柄6選:オルカン・SBI・楽天等


続いて、つみたてNISAのおすすめ銘柄をご紹介します。

具体的には、下記の6つの銘柄がおすすめとなります。

◆つみたてNISAのおすすめ銘柄

  • SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(S&P500)
  • SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
  • SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド

おすすめ銘柄①:SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、バンガード社が運用する「バンガード・S&P500 ETF」を通じて、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数に連動した投資成果を目指すインデックスファンドです。

そのため、これ1本で米国の主要企業500社へ投資しているのと同じ効果を期待できます。

また、実質的に負担する信託報酬は0.0938%に抑えられており、トップクラスの安さであるという点も魅力です。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
投資対象米国株式
信託報酬(年率・ 税込)0.0638%(実質0.0938%)
純資産総額5,496.60億円

※2022年3月末時点の情報になります。

おすすめ銘柄②:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動した投資成果を目指すインデックスファンドです。

そのため、これ1本でほぼ全世界(約50ヶ国)の株式に分散投資をすることが可能です。

先進国・新興国にバランスよく国際分散投資ができるため、投資初心者にも安心です。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
投資対象先進国・新興国株式
信託報酬(年率・ 税込)0.1144%
純資産総額4,923.85億円

※2022年3月末時点の情報になります。

おすすめ銘柄③:eMAXIS Slim 全世界株式(S&P500)

eMAXIS Slim 全世界株式(S&P500)は、バンガード社が運用する「S&P500インデックスマザーファンド」を通じて、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数に連動した投資成果を目指すインデックスファンドです。

そのため、これ1本で米国の主要企業500社へ投資しているのと同じ効果を期待できます。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドとの違いは、運用形態くらいです。
よって、コスト重視であればSBI・V・S&P500インデックス・ファンド、実績重視であればeMAXIS Slim 全世界株式(S&P500)を選択するのがいいでしょう。
eMAXIS Slim 全世界株式(S&P500)
投資対象米国株式
信託報酬(年率・ 税込) 0.0968%
純資産総額11,650.62億円

※2022年3月末時点の情報になります。

おすすめ銘柄④:SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、バンガード社が運用する「トータル・ストック・マーケットETF」を通じて、CRSP US トータル・マーケット・インデックスに連動した投資成果を目指すインデックスファンドです。

そのため、これ1本で米国を代表する企業4,000社の株式にまとめて投資することが可能となります。

S&P500よりも幅広く米国株式に投資できる点が特徴です。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
投資対象米国株式
信託報酬(年率・ 税込)0.0638%(実質0.0938%)
純資産総額715.58億円

※2022年3月末時点の情報になります。

おすすめ銘柄⑤:SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド

SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドは、バンガード社が運用する「トータル・ワールド・ストックETF」を通じて、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動した投資成果を目指すインデックスファンドです。

そのため、これ1本で新興国を含む全世界の株式に投資することが可能となります。

設立されたばかりのファンドですが、安定した成長が期待できる銘柄です。

SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
投資対象全世界株式
信託報酬(年率・ 税込)0.1038%(実質0.1338%)
純資産総額71.90億円

※2022年3月末時点の情報になります。

おすすめ銘柄⑥:楽天・全世界株式インデックス・ファンド

楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、バンガード社が運用する「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」を通じて、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動した投資成果を目指すインデックスファンドです。

そのため、このファンド1本で全世界のほぼ全ての銘柄(株式市場の時価総額の98%以上)に分散投資することが可能となります。

全世界の株式に投資したい人にとっては、正に最適な銘柄と言えるでしょう。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
投資対象全世界株式
信託報酬(年率・ 税込)0.132%(実質0.202%)
純資産総額1,701.14億円

※2022年3月末時点の情報になります。

つみたてNISAについて不安ならファイナンシャルプランナーに相談

もしつみたてNISAについて不安や疑問がある人は、お金の専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)に相談することをおすすめします。


ファイナンシャルプランナーに相談すれば、つみたてNISAについてのアドバイスはもちろんのこと、理想的なライフプランを実現するためのアドバイスも受けられます。


ファイナンシャルプランナーとの相談をご希望であれば、マネーキャリアがおすすめです。


◆マネーキャリアの特徴

  • 相談料無料
  • 相談満足度93%
  • 累計申込件数12,000件
  • オンライン面談・出張相談で全国にも対応

つみたてNISAで不安なことはFPに無料相談

つみたてNISAの金融機関を選ぶ際は、サービス内容(貯められるポイントやサポート体制)や口座開設数を基準に検討するのが適切と言えます。

また、つみたてNISAの銘柄を選ぶ際には、信託報酬や純資産総額に着目しながら、全世界に投資するタイプのインデックスファンドを選ぶのがおすすめです。


もしつみたてNISAについて疑問や不安がある人は、ぜひマネーキャリアへの相談もご検討ください。


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