資産運用やめとけという意見は正しいのかを検証!しない方がいいって本当?

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・将来的に生活していけるか不安


・資産運用はやめとけって本当?

このような方向けに本記事で資産運用はやめとけと言われる理由を詳しく解説しするので、ぜひご覧ください。

内容をまとめると

  • 勉強に時間を要することや、リスクがあることから資産運用は「やめとけ」という意見がある
  • しかし資産運用は将来のための資産作りにはとても有効
  • 「やめとけ」という意見を鵜呑みにせず、必要性をしっかり検討するべき
  • 運用の際には長期的目線や分散投資など、ポイントを押える
  • 資産運用に関してお悩みの場合は、お金のプロに相談を 
  • 相談先は「マネーキャリア」がおすすめ!スマホ1つでお手軽に、何度でも相談は無料
▼この記事を読んで欲しい人

  • 資産運用に対して「やめとけ」という意見を聞いたことがある人
  • 資産運用はやらない方が良いと思っている人
  • 資産運用を検討している人

資産運用・投資は「やめとけ」「しないほうがいい」って本当?


資産運用するべきでない方もいますが、基本的に資産運用はするべきです。


老後2000万円問題や将来的な年金の減少や貯金金利の低下などによって、資産運用をして将来の生活に備えるという考え方がかなり多くなってきています。


資産運用をしない方が良い理由としては、元本保証ではないので運用の結果によってはマイナスになる可能性がある点が1番の理由です。


しかし貯金だけでは資産を増やしにくい現状で、資産運用をしないという選択は非常にリスクがあることも事実です。


資産運用は大金を稼ぐための手段ではなく老後生活などの将来のライフイベントに備えて準備をしていくことが目的です。


将来的な不安を残さないためにも早いうちに資産形成を始めていきましょう。


しかし、「結局何から始めれば良いのか分からない」という方が多いと思いますので、まずはお金の専門家に相談をして何をするべきなのか明確にすることをおすすめします。

資産運用・投資は「やめとけ」と言われる理由


資産運用という言葉をよく聞くようになり、自分もやってみようと思った矢先、インターネット上での情報や昔投資をやっていた人の話を聞いて、不安に思っている方もいるかもしれません。

しかし、資産運用は今の時代に資産を守るための手段として、かかせないと言っても過言ではありません

今回は資産運用は本当にやらない方が良いのかについて検討していきます

まず、やめとけと言われる理由
  • 勉強しなければ稼げない
  • 勉強に掛かる時間と稼げる金額が見合わない
  • 運用に回した金額を取り返せない可能性
  • 資産運用はリスクが高いギャンブルである
  • 個人投資家が勝てる可能性が低い
についてみていきましょう。

資産運用・投資やめとけ理由①勉強しなければ稼げない

資産運用をするためには勉強しなければ稼げない、けど勉強は苦手だし時間もないから「やめとけ」という言葉も分かる、という人もいるでしょう。


確かに、資産運用をはじめるためには

  • 商品の特徴を覚える 
  • 業界や分野がどのように変化するか予測する 
  • 商品が扱われている分野や業界の知識をつける 
  • 経済や財務状況を理解するための用語や計算式などを覚える
なども必要です。

知っておいた方が良い知識がたくさんあるためちゅうちょしてしまうのも分かります。

しかし、絶対的にすべての知識を知らなければいけないということもありません。そのために資産運用相談窓口や運用会社があるのですから。

資産運用・投資やめとけ理由②勉強に掛かる時間と稼げる金額が見合わない

勉強にかかる時間と稼げる金額が見合わないケースもあることから「やめとけ」と言われることもあります。


資産運用をするには基本的な知識だけではなく、今の経済情勢を学ぶ姿勢も必要です。


しかし、資産運用は時間をかけて勉強したからといって必ずしもプラスになる訳ではありません。むしろ状況によってはマイナスになってしまうこともあります。


そうなると、アルバイトやその他の仕事を勉強と同じ時間した方が稼げるので、結果的に資産運用に対する勉強時間がもったいない思われてしまうのです。

資産運用・投資やめとけ理由③運用に回した金額を取り返せない可能性


運用に回した金額を取り返せない可能性があるという点は、「やめとけ」となる大きな理由になっています。


確かにリターンを求めればリスクは必ずついてきます。


失敗すれば投資金額を回収できないどころか、当初の資金を下回るケースもあるのです。


特に、バブル崩壊を経験した人は損をした経験した人は、こちらの理由で「やめとけ」とうことが多いようです。


同じような経験を避けるためにも、資産運用に消極的なっています。


実は、バブル崩壊後も長期的に保有していれば多くの場合回復していたのですが、大きな赤字にびっくりして解約してしまったことで、より資産運用は良くないというイメージを持つことになってしまいました。

資産運用・投資やめとけ理由④資産運用・投資はリスクが高いギャンブルである

資産運用はリスクの高いギャンブルと思っているからやらない、やめとけという人は一定数います。


「お金はこつこつ働いて稼ぐもの」という考えはいまだ根深く、働くこと以外での稼ぎはあまり良いイメージがないのでしょう。


お金を投資して増やすこと、お金をかけてギャンブルすることは「お金を投入する」「資金を増やしたい」という点では確かに似ているため、勘違いしてしまうかもしれません。


しかし、投資とギャンブルは大きく違います。

資産運用・投資やめとけ理由⑤個人投資家が勝てる可能性が低い

「やめとけ」という意見の中には、相場は機関投資家や大口投資家に左右されているので、小口の個人投資家は市場の養分にされるだけだというものもあります。

確かにプロに比べると個人投資家は不利と言えます。

プロは本業として取り扱っていますから、毎日向き合うことができますが、普通の人は相場と1日中にらめっことはいきませんので。

また投資金額も機関投資家は何百億のお金をお金を動かせることから、個人投資家がカモにされる可能性がないとはいえません。

「資産運用・投資やめとけ論」は実は間違っている?


「資産運用はやめとけ」という反論をこちらの項目でしてみましょう。


ポイントの

  • 勉強はスキマ時間でできる
  • 勉強せずに資産運用するのがそもそも間違い
  • 資産運用はゼロサムゲームではない
  • 株式などの資産価値は上がり続けてきた
  • インフレへの備えとして資産運用が必要
について詳しくお話します。

資産運用のネガティブな部分は、基本的に反論できるものがほとんどです。

反論①勉強はスキマ時間でできる

勉強はスキマ時間にも可能です。


机に座って教科書と睨めっこするだけが勉強ではありません。

  • 通勤時間に投資の本を読んでみる
  • ランチの間に資産運用についてのサイトをスマホで検索する
このようにちょっとした時間と活用すれば、資産運用について多くの知識を得ることができます。

今は資産運用に関する書籍はさまざまです。

どれを読んだらよいか分からない人は「資産運用 初心者 書籍 ランキング」などで検索してみましょう。やはり上位にランクインする本は分かりやすく、筆者もずいぶんお世話になりました。

スマホで検索する場合は、この記事が掲載されているサイトほけんROOM」にもたくさん分かりやすい記事がありますのでぜひご覧ください。

反論②勉強せずに資産運用するのがそもそも間違い

そもそもの話にはなりますが、勉強をせずに資産運用をするのが間違いです。


ギャンブルでさえ、勝つためには研究をするものです。


ただ待っているだけではお金は増えません。  


自分の大切なお金を将来のために増やす、そのためには多少なりとも知識をつけようとする姿勢が必要です。

反論③資産運用はゼロサムゲームではない

資産運用はゼロサムゲーム(誰かが勝てば誰かが負ける)のではと思っているかもしれません。


たしかに仮想通貨やFXはこちらに該当します。


しかし株式投資や投資信託などはプラスサムゲーム(利益と損失が必ずしもプラスマイナスゼロにならず、全員がプラスになる可能性のあるもの)に成りえるのです。


ちなみにギャンブルはマイナスサムゲームと呼ばれます。


パチンコなら集まったお金の約15%、競馬は約25%、主催者側が利益をとります。そのため参加者の損益の合計は大きくマイナスになり、損が出る人の数(もしくは額)が多くなります。


上記で資産運用はギャンブルとは違うと言いましたが

  • 資産運用(特に株式):全員がプラスになる可能性がある
  • ギャンブル:必ず損をする人がいる、また損をする人の割合も高い
が大きく異なる点です。

反論④株式などの資産価値は上がり続けてきた

特にここ10年の株式は上がり続けており、日経平均株価は

  • 2011年⇒8,455円
  • 2021年⇒27,821円

と3倍以上になっています。(参考:Yahoo!Japanファイナンス日経平均株価


10年前に1,000万円株式を購入していたら、単純に3,000万円以上になったということです。


もちろんその前にはバブルがあり日経平均が38,915円まで高騰し3年で半分ほどになるということもありましたが、長期的な相場状況をみれば資産価値は上がっています


ちなみに「日経平均が38,000円で買った人はやっぱり損じゃないか」と思うかもしれません。確かに半分に値下がりした瞬間に売ってしまったらそうなったでしょう。


しかし長期的な目線で保有をした場合、戻ってきた相場と複利効果でマイナスを回避しているひともいます。


損をする可能性があるというだけでちゅうちょしてしまう気持ちも分かります。


しかし長期的な目線でみることで資産価値の上昇や、リスク回避も行うことができるのです。

反論⑤インフレへの備えとして資産運用が必要

インフレの備えとしての資産運用はとても重要なため、このポイントだけでもデメリットを大きく上回ります。


身の回りでも、物価が上がってきたなと思うことは多くあります。


例えばバター、昔は200円もしなかったのに今は400円以上になっています。


さらに身近なところで考えると自動販売機のジュースは昔はほとんどが100円でした。しかし今は130円になっていますよね。


このように昔はバターでも1,000円あれば5つ買えていたものが、今では2.5個分しか買えないというように、お金の価値が下がっています。


現在の銀行普通預金の利率は0.001%、100万円預けても10円程度にしかなりません。


一方、ニッセイ基礎研究所の中長期経済見通しによると過去10年間は0.2%の物価上昇率だったのに対し、今後10年は平均で1.3%になると予想されています。


ただ銀行に預けているだけでは、インフレに追いつかずただお金の価値を下げるだけです。


資産運用をすることは資産を増やす、というよりも守るために重要なのです。

資産運用・投資に向いている人と不向きな人


資産運用に向いている人向いていない人の特徴について紹介します。

  • 家計状況
  • メンタル
  • 育った環境
  • お金の好き嫌い
  • 行動力

に焦点をあてて、それぞれ見ていきましょう。


向いている人はもちろん積極的に資産運用をしていただきたいのですが、向いていないも特徴に当てはまるからといって「やめとけ」という訳ではありません


資産運用の方法や商品は幅広く、自分にあった運用方法が見つかる可能性もあります。

資産運用・投資に向いている人

資産運用に向いている人のタイプは以下のような人です

家計状況家計のやりくりが得意で、先取り貯蓄の習慣がある
メンタル冷静で多くの情報に惑わされない
育った環境自営業者や経営者など、景気に影響される職業についている、または家系がその職業
お金の好き嫌いお金を育てることが好き
行動力試行錯誤して分析しながら行動していくことができる




FP相談サービスを利用することで、貯蓄するコツやお金を運用するコツを知識として有効活用することができます。より知識を持った状態での資産運用・投資が可能です。

資産運用・投資向きの人①家計のやりくりが得意、先取り貯蓄の習慣

資産運用・投資に向いている人の特徴として、家計のやりくりが得意で、先取り貯蓄の習慣があるという点があります。先取り貯蓄ができるような人は、運用を始める際も資金の捻出が容易です。時間を味方につけることが重要な資産運用にも向いているかもしれません。

資産運用・投資向きの人②冷静で多くの情報に惑わされない

資産運用・投資に向いている人の特徴として、自分の意見をしっかり持っている、感情をコントロールできるという点があります。資産運用・投資をする際に、ネットでは多くの情報が溢れています。時には偽の情報もあり、情報の取捨選択にはスキルが必要です。冷静になり、多くの情報を取捨選択することで、より確度が上がります。

資産運用・投資向きの人③自営業・経営者

資産運用・投資に向いている人の特徴として、自営業者や経営者など、景気に影響される職業についている、または家系がその職業(景気に影響される職業なのでお金の多様性を感じやすい)という点があります。「お金を育てることが好き」「試行錯誤して分析しながら行動していきたい」と思っている人は、行動に踏み出すことができます。 資産運用はタイミングも大切です。必要な時にすぐに動ける行動力がなければ機を逃す可能性があります。

資産運用・投資に不向きな人のタイプ

資産運用に不向きな人のタイプは以下のような人です。

家計状況コツコツ貯金することが苦手
メンタル周囲の意見に流されてしまう
育った環境家系が安定的に収入を得ることができる職についている
(景気に左右されにくいため、関心が低い可能性がある)
お金の好き嫌いお金に無頓着、お金はトラブルのもとと思っている
行動力不安が先にきて行動できない



ただ、向いていないからといって単純に資産運用を選択肢から外すのはとてももったいないことです。


例えばFP相談サービスを利用することで、貯蓄するコツやお金を運用することの大切さなどを聞くことで向いているタイプに近づくことが可能です。

資産運用・投資不向きの人①コツコツ貯金することが苦手

資産運用・投資に向いていない人の特徴として、コツコツ貯金することが苦手という点があります。コツコツと貯金するのが苦手な人は、長期的な運用ではなく短期的な運用になりがちです。時間を味方につけることが重要な資産運用では、リスクが大きいかもしれません。

資産運用・投資不向きの人②周囲の意見に流されてしまう

資産運用・投資に向いていない人の特徴として、周囲の意見に流されてしまうという点があります。また周囲の意見に流されてしまう人も気を付けましょう。多くの情報に惑わされることで、資産運用の方向性で頭がいっぱいになり、生活に支障をきたす可能性が高いです。

資産運用・投資不向きの人③お金に無頓着

資産運用・投資に向いていない人の特徴として、お金に無頓着という点があります。「お金はトラブルのもと」「働かずしてお金が稼げる訳がない」と思っている人は、なかなか行動に踏み出すことができません。



資産運用はタイミングも大切です。必要な時にすぐに動ける行動力がなければ機を逃す可能性があります。

資産運用・投資のメリットとデメリット


こちらの項目では

  • メリット
  • デメリット

についてそれぞれ解説します。 


資産運用のメリットは大きく、今の時代にはぜひ検討していただきたいところです。しかしデメリットと感じる点もあるため注意しなければいけません。


両者を天秤にかけ、資産運用をすべきかどうかしっかり吟味しましょう

資産運用・投資のメリット

資産運用のメリット

  • 将来のための資産を準備できる
  • 複利効果でお金を増やすことができる 
  • 不労所得を得ることができる

将来のための資産を準備できる

将来のために資金を準備できるという点は重要です。

日本は少子高齢化社会です。

今後、昔と同じような経済成長が期待できるとは言い難い状況にあります。

将来について「老後2000万円問題」が話題になるように、何もしなければ多くの人が思い描く生活を送れなくなる可能性があるのです。

自分の将来は自分で守る、そのための方法の1つが資産運用です。

iDeCoやNISAに対する非課税枠や保険の活用は老後のことはもちろん、ライフプランに必要な教育費なども計画的に形成できます。

複利効果でお金を増やすことができる

複利とは、毎回最初に投資をした金額(元本)に利息が組み込まれ、それに対してさらに利息が付くことです。複利の計算方法は「複利=元本×(1+年利)^n」(n=運用年数)です。



たとえば、最初に投資をした金額(元本)が100万円、年利が5%だとすると、利息は1年目は5万円、2年目は5.25万円、3年目は5.5125万円です。



複利は、運用益が元本に組み込まれ、元本が毎年増え続け、再投資になる仕組みです。

不労所得を得ることができる

不労所得を得ることができるのも、メリットの1つです。

株式の配当や不動産の家賃など資産運用をすることで、日々の生活の助けになるでしょう。

資産運用・投資のデメリット

資産運用・投資のデメリット
  • 元本割れを起こす可能性がある 
  • 資産運用に時間を費やす必要がある
  • 常に最新の情報を入手する必要がある

元本割れを起こす可能性がある

基本的に元本の保証はされません。そのため運用状況によってはマイナスになる可能性もあります。具体的に、投資は元本変動型にあたります。 


たとえば。投資信託は、いろんな人から集めた資金をファンドマネージャーという投資のプロが決まった方針に従って株や不動産、債券など値動きのあるものに投資を行い利益を狙う商品です。



資金を出せばあとは、ファンドマネージャーが自動的に運用してくれるので、簡単二運用ができます。ファンドマネージャーが運用した成果に応じて、利益を得ることができます。 


投資がうまくいけば高い収益を狙うことができますが、その反対に上手くいかなければ収益どころか元本割れしてしまうリスクがあります。

資産運用に時間を費やす必要がある

お金を増やそうとするとやはり時間を要します。その間に次々出てくる情報を手にいれなけれはいけないため手間がかかるのも事実です。投資の基本的原則として、短期間運用では元本割れの確率が高く、長期間運用では利益が出る確率が高くなります。


そのため、長期的に資産運用・投資と付き合っていく必要があります。1ヶ月や1年で行うものではなく、最低でも5年から資産運用・投資と付き合っていくことが重要です。

常に最新の情報を入手する必要がある

資産運用・投資は基本的に常に最新の情報を入手する必要があります。そのため、次々出てくる情報を手にいれなけれはいけないため手間がかかるのも事実です。積立式の資産運用・投資方法では投資信託会社に任せてしまえば、投資の専門家が自分の代わりに投資をしてくれますが、専門家と言えど必ず100%利益を保証できるものではありません。


自分で単発で資産運用・投資をする場合は、常に最新の情報を入手し、自分の知識と経験のもとに投資をします。

資産運用・投資のデメリットを克服する方法


上記であげたような資産運用のデメリットを克服する方法5選

  • 少額投資から始める
  • 投資先や投資手法を複数に分ける
  • 投資のプロやAIに任せる
  • 余裕資金で長期運用する
  • 迷ったらプロに相談する
を紹介します。

デメリットはしかるべき方法をとることで多くはカバーできます。

特に「損をする可能性がある」という点は、みなさん気になる点かと思います。絶対に損をしない方法はありませんが、損を抑える方法はあるので参考にしてくださいね。

方法①少額投資から始める

まずは少額投資から始めてみることをおすすめします。


いきなり大きな金額を投資し失敗した場合、その後の資産運用に対するモチベーションを上げるのが難しくなります。


しかし少額であれば損失も許容できますし、実践的な勉強も可能です。


積み立てNISAであれば、運用会社によりますが100円から購入できますので初めての方にもおすすめです。


少額購入する銘柄はどれにするか迷ったら、「日本株式」は検討してみると良いでしょう。


株式は変動が大きめ、なおかつ自国のことですので、なぜ今日はプラスになったのかマイナスになったのかがつかみやすいのが特徴です。


積み立てNISAに関心がある方は、つみたてnisaは20年後いくら利益が出る?利益を最大化する方法も紹介の記事をご覧ください。

方法②投資先や投資手法を複数に分ける

分散投資」は、リスクを抑えるための最もポピュラーな方法です。


例えば株式に100万円の投資を行うとします。


A社にすべて投資した場合、万が一倒産した場合は0円に近くなる可能性も否めません。


しかし100万円をA社に50万円、B社に50万円と分けていたとしたらどうでしょうか。


仮にA社が倒産したとしても、B社が20万円の利益をだせばマイナス値は30万円で済みます。


1つの投資先だと、リターンも大きいですがリスクも大きくなります。


投資先の国を分散、投資手段を分散、通貨を分散などを上手に行いましょう。

方法③投資のプロやAIに任せる

運用したいけど、自分の知識では不安という方は投資のプロやAIに任せるという手もあります。


なかでも投資信託はプロが一定の方針に基づいて運用するため、初心者の資産運用にも適しています。


多少の手数料はかかりますが、

  • 株式
  • 債券
  • 不動産
など投資先は幅広く、自分のライフスタイルにあった選択が可能です。


詳しくは資産運用の初心者必見!投資信託がおすすめな理由をプロが徹底解説!の記事をぜひ参考にしてみてください。


またロボアドバイザーを利用すれば、銘柄選択などに煩わされることなく効率的な資産運用ができる可能性があります。


こちらはリスクの許容範囲に合わせてAIが自動で運用してくれます(アドバイスのみもあり)。AIが決めてくれるため、情報に流されることなく投資者の負担が少ないのが特徴です。


どちらも、知識や情報に基づき運用してくれますが必ずプラスになる訳ではないということは覚えておきましょう


自分の資産をいくら、どのように預けるかはやはり投資者自身なので運用検討には力をいれましょう。

方法④余裕資金で長期運用する


資産は余裕資金長期的に運用するのが基本です。


お金を増やしたいからと、過剰に投資してしまうと本当に使いたいときにマイナスになっている、解約できないなどのトラブルを生みます。


自分の持っている資産をすべて把握し、運用に回せる資金がいくらか確認しましょう。


ちなみにだいたいの目安として表にまとめました。


目安概要
生活防衛費半年分収入 急に収入がなくなっても次の収入源を獲得するまでにつなぎ資金として預貯金にしておく
予備資金5年以内に使う予定の資金から生活防衛費を引いたもの
定期預金・MMFや個人向け国債などで中期的な安全運用
余裕資金5年以内に使う予定のない資金収益をかせぐために働きに出るお金。増やすためにリスク商品の購入や投資

ただし、余裕資金については5年内に使う予定がない資金でも、用途が決まっているのであればそちらも除外しましょう(小学校入学時の費用など)。


そして実際に資産運用を行う際は長期的な目線で臨みましょう。


長期的な運用は

  • 複利効果が高くなりやすい
  • リスクコントロールがしやすく、安心
  • 時間を取られない
などのメリットがあります。

複利とは元本とその元本につく利息の両方に、新たな利息がつくことです。長い時間がたつほど元本と利息がどんどん増えていきます。

また株式投資や投資信託を行う場合は、変動が平均化され安定的な運用を行うことができます。

短期的な目線よりも、長期的な目線で見た方がプラスが大きくなる可能性が高いのです。

こちらについてはみずほ銀行の時間を味方につける「長期投資」とは?メリットとともに解説!の記事に例も掲載されていますので詳しく知りたい方は読んでみてくださいね。

方法⑤迷ったらプロに相談する

資産運用に迷った場合はプロに相談するのが解決への近道です。


自分で勉強していても、どうしても「この仕組みが分からない」「結局自分にあった資産運用方法はなんなのか」と迷う場合がでてくると思います。


そんな時にはお金のプロに相談してみましょう。


専門性の高いスタッフが基本的な知識だけでなく、あなたのライフプランに合わせて適切な資産運用方法のアドバイスをくれます。


公的制度なども踏まえて提案してくれるため、自分では思いつかないようなことも教えてくれますよ。


相談窓口がいっぱいあってどこが良いのか分からない、という方には「マネーキャリア」がおすすめです。


全国対応で何度でも相談は無料、スマホ一つで簡単に相談できます。契約件数は12,000件以上にのぼり、顧客満足度は驚きの93%を誇っている信頼できるFP相談窓口です。


ぜひ困った時は相談してみてくださいね。

資産運用・投資に失敗しないためのポイント


資産運用に失敗しないためのポイント3点

  • 短期的な成果を求めない
  • 理解できないものに手を出さない
  • 他人の言いなりにならない
を紹介します。

こちらのポイントを押えることで、必ずではありませんが大きな失敗を回避しやすくなります。

運用を始める際にはぜひ頭にいれておいてくださいね。

ポイント①短期的な成果を求めない

資産運用は将来の資産を形成するためには長期的な視点が必要です。


「1年で倍にしたい!」など短期的な成果を求めるものではありません。


劇的に増やすには、多額の資金を変動幅が大きいものに掛ける必要があります。プラスに大きく振れる可能性があるものは、同様にマイナスに大きく振れる可能性もあります。


短期目線だと大きなリスクをとることになるのです。


一般的には10年以上はみていただきたいですし(仮に保険で資産運用をする場合、10年以降に元本が戻ることが多いです)、できれば20年は欲しい所です。


そのため資産運用は、できるだけ若いうちから始めた方が有利です。


始めようと思った時にすばやく行動に移せるかが重要となります。

ポイント②理解できないものに手を出さない

理解できないものには手を出さないこともポイントです。


投資商品はさまざまです。理解しやすいものから、複雑なものまで多くの取扱いがあります。


投資先に対して

  • どのようなリスクがあるのか
  • 株式や為替など、どの部分が価格変動に関係するのか

が、説明できるものを選びましょう。


そしてそのリスクが許容できるものかを考えてみてください。


この点をしっかり押さえておかなければ、詐欺まがいの商品に引っかかってしまうおそれがあります。

ポイント③他人の言いなりにならない

他人の言いなりにならないことも大切です。


さまざまな人から話を聞く、ネットで情報を収集することは大事です。しかし最終的な判断は自分でしなければならず、人のせいにはできません


この方法がおすすめと言われても、自分で納得できない部分があればもう少し検討すべきです。


自分で決めた運用であれば、損をしたとしても納得ができます


一方、納得できなかったのに他人の意見を実行した場合、損をした場合「やっぱりやるんじゃなかった」「失敗した」という気持ちが強くなります。

資産運用・投資やめとけ論についてのまとめ

資産運用に対する「やめとけ」論についてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。


資産運用は実際にあるリスクと、勘違いから「やめとけ」という意見もあります。


しかし、資産運用は将来の資産を形成するためには重要で、メリットもたくさんあります


今回の記事で紹介したデメリット克服方法や、失敗しないための方法を参考にぜひ一度検討することをおすすめします。


もし資産運用についてさらに詳しく知りたい、自分に合った資産運用方法が知りたいという方がいましたら、「マネーキャリア」をはじめとするお金のプロに相談してみると良いでしょう。


現在は感染症の影響で外出しにくくなっていますが、マネーキャリアはスマホでいつでもどこからでも相談ができます。


「やめとけ」という意見を鵜呑みにせず、まずは行動してみましょう。きっと将来の助けになるはずです。

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