証券口座開設の審査基準とは?どんな人が審査に落ちる?【徹底解説】

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証券口座開設には審査基準があります。審査に落ちる人とはどういった人なのでしょうか。実は審査基準は証券会社ごとに違いがあります。ここでは証券口座開設の審査基準や審査に落ちる人、審査基準に関するよくある質問、証券口座の正しい選び方について徹底解説していきます。



▼この記事を読んで欲しい人  

  • 証券口座開設の審査基準について知りたい人
  • 証券口座開設の審査に落ちる人について知りたい人
  • そもそも審査に通らないことがあるのか知りたい人

内容をまとめると

  • 証券口座開設の審査基準は証券会社各社によって違いがある
  • 審査に落ちる人は審査基準を満たせなかった人、満たせていても落ちる場合もある
  • 信用取引口座やFX口座の開設は通常の証券口座開設より審査が厳しくなる
  • 審査に落ちても再度口座開設を申し込むことは可能
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証券口座開設の審査基準はどうなっているのか【3つの基準で解説】


投資に関心を持ったけど何から始めればいいのかわからないという人もいるのではないでしょうか?


政府が「貯蓄から投資へ」のスローガンを掲げ、老後2000万円問題なども浮上したことから、老若男女に投資や資産形成への関心が高まっています。


証券口座開設の審査基準は以下のとおりです。

  1. 全証券会社に共通審査基準 
  2. 多くの証券会社の共通審査基準
  3. 一部証券会社の審査基準


投資にはまず、証券口座が必要です。

証券口座とは、投資信託や株式などを売買するために必要となる口座のことです。


証券口座開設は難しいように思われがちですが、簡単な手続きで始められるようになっています。現在では、スマホのみで手続きが完了する証券会社もあり、スムーズに始めることができます。


口座の選択によっては納税なども証券会社に任せることが可能です。証券口座の手続きは簡単ですが、誰でも口座開設が可能というわけではありません。


証券会社では、審査基準に沿って口座開設の審査を行っています。投資を始めるために証券口座を開設したいけど、審査が不安という人もいるのではないでしょうか。



口座開設の審査基準は、証券会社によっても変わってきます

証券会社各社で独自に設定している項目もあるため注意しましょう。

①全証券会社に共通審査基準

券口座開設の審査基準のうち、全証券会社の共通審査基準は以下の2つです。

  • 暴力団関係者でないこと
  • 本人申し込みであること

全証券会社に共通する審査基準1つ目は「暴力団関係者でないこと」です。暴力団などの反社会的勢力の関係者である場合、証券口座を開設することができません。


その理由は、マネーロンダリングや詐欺に悪用される場合が多いためです。


マネーロンダリングとは、資金洗浄のことをいいます。脱税や麻薬取引などの犯罪行為によって不正に得た資金を、架空口座や他人名義の金融機関口座などを利用し、転々と送金などで資金の移動を繰り返したり株などを購入することで資金の出所をわからなくし、正当な手段で得たお金と見せかけ捜査機関の検挙などを逃れようとする行為のこと。この行為は法律で禁止とされています。


もし仮に自身の身分を隠して口座開設することができたとしても、反社会的勢力であることが判明した場合には即座に口座が凍結されます。


全証券会社に共通する審査基準2つ目は「本人申し込みであること」です。本人以外の申し込みによる証券口座の開設はできません。


理由としては、相場操縦やなりすましなどの犯罪を防止するためです。申込者が本人かどうか確認するために、必ず本人確認書類の提出を求められます

②多くの証券会社の共通審査基準

証券口座開設の審査基準のうち、多くの証券会社の共通審査基準は以下の2つです。

  • 金融商品取引業者の役員や従業員でないこと
  • 日本国内に在住していること

多くの証券会社に共通する審査基準1つ目は「金融商品取引業者の役員や従業員でないこと」です。金融商品取引業者とは、金融商品取引法に規定された金融商品を取り扱うために金融庁に申請や登録された業者のことを指します。


証券会社や投資信託委託会社などが該当し、これらの金融商品取引業者は証券口座を開設することができません。その理由は、金融商品取引業者の役員や従業員は一般人と比べ、投資の有益な情報を得やすい立場にあるからです。


明確に禁止とされていませんが、上記のような理由があるため証券会社が禁止しています。日本証券業協会でも、証券会社や銀行の役員や従業員が証券口座を開設し取引することを禁止していたため金融業界で働いている人は審査に落ちる可能性が高いと言えます。


多くの証券会社に共通する審査基準2つ目は「日本国内に在住していること」です。


基本的に多くの証券会社では、口座開設を行うにあたって日本国内に在住する人といった条件を定めています。そのため、日本国内に在住している人しか口座開設ができません。


証券会社の中には日本国内に在住していなくても口座を開設できる場合もあります。しかし、国などにより制限があるため、居住先の証券会社の口座を開設を検討した方が良いと言えるでしょう。


転勤などで居住地が海外に変わる場合は、証券会社に事前の手続きが必要になります。

③一部証券会社の審査基準

証券口座開設の審査基準のうち、一部証券会社の共通審査基準は以下の2つです。

  • 勤務先
  • 年齢(満20歳以上であることなど)
  • 投資商品のリスクを理解していること

一部証券会社に共通する審査基1つ目は「勤務先」です。証券会社によっては、証券会社や銀行などの金融機関に勤めている人は証券口座開設ができない場合があります。また、世帯主が他の証券会社へ勤めている家族も口座開設を断られる場合もあります


一部証券会社に共通する審査基準2つ目は「年齢」です。
証券会社によっては口座の開設に年齢制限を設けている場合があります。主に満20歳以上であることと定められていることが多く、中には70歳までなど上限を設けている証券会社もあります。


未成年者の証券口座を開設したい場合、代理として親権者が申し込みをすることで開設をすることが可能な場合もあります。


一部証券会社に共通する審査基準3つ目は「投資商品のリスクを理解していること」です。投資にはリスクがつきものです。価格は常に変動するため多くの資金を失う可能性もあり、リスクを減らすため自身で管理を行わなければなりません。


そのため、一部の証券会社では口座開設の際に投資の経験を確認します。さらに、口座開設時には自身で重要事項説明書を読み、株の取引とはどういったものか、どういったリスクが想定されるのかなど理解する必要があります


株などの取引はリスクが高いため注意喚起の意味も込めて審査基準としている証券会社もあります。


証券会社により独自の審査基準を設けている場合があるのでチェックしてみましょう。

証券口座開設の審査に落ちる人


証券口座開設の審査基準には、全証券会社に共通審査基準、多くの証券会社に共通審査基準、一部証券会社に共通審査基準の
3つの基準がありました。


審査基準を満たさない場合は証券口座の開設ができません。全証券会社や多くの証券会社の審査基準は満たしているけど、一部証券会社の審査が通るか不安という人もいるのではないでしょうか。


証券口座開設の審査に落ちる人とは具体的にどういった人なのでしょう。


審査基準を満たしていれば、証券口座の開設は特別審査が厳しいものではありません。審査基準を公開している証券会社もあるため、対策することも可能です。


ここでは、証券口座開設の審査に落ちる人について詳しく見てみましょう。

  1. 確実に審査で落ちる人
  2. 証券会社によって審査に落ちる可能性がが高い人

また、実際に公開されている審査基準について、楽天証券とSBI証券を例に挙げて説明していきます。

①確実に審査で落ちる人

証券口座開設の審査に確実に落ちる人は以下の人です。

  • 暴力団員やその関係者
  • 国際テロリスト等の反社会的勢力

暴力団・暴力団員やその関係者、国際テロリスト等の反社会的勢力は口座開設ができないため、確実に審査で落ちます。その理由は、近年違法な取引などで証券口座が使用されるケースが増えたためです。


関係者であることを隠して口座開設したとしても、後から該当者であることが判明した場合、利用停止などの措置が取られます。

②証券会社によって審査に落ちる可能性がが高い人

証券会社によって口座開設の審査に落ちる可能性が高い人は以下の人です。

  • 金融業者の役員や従業員
  • 銀行・保険会社の役員や従業員

金融商品を取り扱う職業の人は、証券口座開設の審査に落ちる可能性が高いです。


金融商品取引法の条件が揃う可能性のある立場の人の利用を許可しないことがあるためです。主な会社として、証券会社、投資コンサルタント、FX専業会社が挙げられます。


証券会社によっては不動産会社や貿易会社が該当する場合もあります。

楽天証券の審査に落ちる理由


楽天証券の審査基準は以下の通りです。

  • 日本国内に在住していること
  • 暴力団員・暴力団関係者などの反社会的勢力でないこと
  • 申込者が本人であること

上記に当てはまらない人は楽天証券の口座開設の審査に落ちます。しかし、これらの審査基準に該当していても、審査に落ちてしまうことがあります。


審査に落ちた理由は楽天証券から届くメールで知ることができます。記載手順に対応することで再度審査申し込みが可能な場合もあります


楽天証券は、日本国内に在住している人しか口座開設ができません。もし海外転勤などで移住先が変わる場合は、別途所定の書面の提出が必要になります。


暴力団員・暴力団関係者などの反社会的勢力の場合も口座開設ができません。仮に口座開設ができたとしても関係者であることが判明すれば口座は即座に解約され、楽天証券で提供しているサービスも利用できなくなります。


また、楽天証券ではマネーロンダリングや相場操縦などの犯罪防止のため、本人以外からの申し込みによる口座開設もできません。夫婦間や友人などからの申し込みは仮借名口座に該当します。

SBI証券の審査に落ちる理由


SBI証券の審査基準は以下の通りです。

  • 日本国内に在住していること
  • 証券会社に就職していないこと
  • 暴力団員・暴力団関係者などの反社会的勢力でないこと
  • 申込者が本人であること

上記に当てはまらない人はSBI証券の口座開設の審査に落ちます。


SBI証券は日本国内に在住している人以外は口座開設ができません。そのため、基本的には居住先の口座を開設するのが良いでしょう。


他の証券会社に勤めている場合にも口座開設ができません。金融商品取引法としては禁止されていませんが、SBI証券では開設を受け付けないとされています。


暴力団員・暴力団関係者などの反社会的勢力に該当する場合も、証券口座を悪用する可能性があると見なされ口座開設ができません。


また、SBI証券は本人以外の申し込みによる口座開設もできません。未成年者の親が子の名義で口座を申し込むこともできないため、その場合は未成年口座を検討しましょう。夫婦間や友人などからの申込みは仮借名口座に該当します。

証券口座開設に審査がある理由は?


証券口座開設の際に審査をするのは、主に以下の2つの理由があります。

  • 犯罪防止
  • 顧客資産を保護し、リスクの高い取引で大きな損失を防ぐため

証券口座開設の際に審査をする理由1つ目は、「犯罪防止」のためです。口座開設をする際には、本人確認を行うことが法令で義務付けられてます


口座の名義人と投資などの取引をする人が一致しない口座は、マネーロンダリングなどの犯罪行為へ使用される可能性が高くなります。申込者本人の情報をしっかりと確認することで、犯罪行為への使用を防止しています。


証券口座開設の際に審査をする理由2つ目は、「顧客資産を保護し、リスクの高い取引で大きな損失を防ぐため」です。株式投資は元本保証がされない高リスク取引であり、顧客が大きなリスクを負うことがあります。


値幅の制限があるとはいえ、自身で判断し、リスクコントロールも自身で行う必要があります。そのため、証券会社では株式投資が高リスクであるという注意喚起をし、顧客が大きな損失を受けないよう配慮しています。

信用取引口座開設の審査基準とは?【別途審査が必要】


証券会社では、信用取引口座を開設することもできます。信用取引とは、証券会社に一定以上の担保を預け、証券会社からお金や売買に必要な株式などを借りて行う取引のことです。 現金や株式がなくても取引可能という特徴があります。


信用取引口座開設には、別途審査が必要になります。信用取引は、現金や株式などを担保にすることで、合計金額の約3倍の金額の取引ができるようになります。


通常の取引よりも利益や損失大きくため、適切な投資判断可能か審査されるのです。信用取引口座開設の審査は、通常の証券口座とは審査基準が異なります


証券会社にもよりますが、主に以下のような内容が審査基準です。

  • 投資経験があること
  • 金融商品仲介業務に従事していないこと
  • 投資の知識があること
  • 資金力が十分にあること
  • 常時連絡がとれること など

上記の条件などを満たせない場合、口座開設の審査に落ちてしまいます。

SBI証券の信用取引口座開設の審査基準

SBI証券の信用取引口座開設の審査基準は以下の通りです。

  • 75歳未満の成人であること(未成年は開設不可)※75歳以上の成人であっても80歳未満の場合は、別途申請することで開設可能な場合もあります。
  • 当社と常時連絡がとれること
  • 信用取引のルール、「信用取引口座設定約諾書」、「信用取引に関する覚書」及び「信用取引の契約締結前交付書面」を十分に理解していること
  • 証券知識及び十分な金融資産があること
  • 株式の投資経験があること
  • 既に当社で総合口座を開設していること
  • 金融機関に勤務していないこと
  • 金融商品仲介業を営んでいないこと
  • 金融商品仲介業務に従事していないこと
  • 金融商品仲介業を営んでいないこと
  • 金融商品仲介業務に従事していないこと
  • 証券担保ローン(コムストックローン・SBI証券またはSBISL証券担保ローン)を契約していないこと
  • FX株券担保サービスを申し込んでいないこと

※参考文献:SBI証券


SBI証券の信用取引口座開設には、一定の投資知識、経験、資力が必要になります。そのため条件を満たせなかった場合には信用取引口座開設の審査に落ちてしまいます。

楽天証券の信用取引口座開設の審査基準

楽天証券の信用取引口座開設の審査基準は以下の通りです。

  • 当社の総合取引口座または法人口座を開設していること
  • インターネットが使用できる環境にあること
  • 自身のメールアドレスを持っていること
  • 登録電話番号に間違いがなく、常時連絡をとれること
  • 他社を含めて信用取引または一定の現物株式取引の投資経験があること
  • 金融資産が100万円以上あること
  • 80歳未満であること

※参考文献:楽天証券


楽天証券の信用取引口座の審査は、内容によっては電話で面接をする場合もあります。上記の取引基準を満たしていても必ず審査が通るというわけではないので注意が必要です。

FX口座開設の審査基準とは?【証券会社による変わることがある】


証券会社でFX口座を開設する場合にも審査基準があります。FXとは、外国為替保証金取引のことで、外貨に投資する商品です。


基本的に、証券会社でFX口座を開設するためには通常の証券口座開設の審査基準を満たしている必要があります


FX口座の開設には、年齢や年収を重視する審査があります。また、投資資金が余剰資金かどうかも重視されます。


FXの取引は、株の信用取引以上に大きいため、非常にハイリスクで投資資金以上の損失を出してしまう可能性があります。そのため、

証券会社はその資金が生活資金や借金でないかをチェックするために余剰資金かどうか審査で判断するのです。


余剰資金でないと判断されると、口座開設は証券会社にとってもリスクのため断られる可能性が高くなります。

SBI証券のFX口座開設の審査基準

SBI証券のFX口座開設の審査基準は以下の通りです。

  • 75歳未満の成人であること(未成年は開設不可)※75 歳以上であっても80 歳未満の場合は、別途申請することで開設可能な場合もあります。
  • 当社から常時連絡がとれること
  • 外国為替保証金取引のルール、「外国為替保証金取引の契約締結前交付書面」及び「外国為替保証金取引約款」を十分に理解していること
  • 十分な金融資産及び証券知識があること
  • 当社で既に総合取引口座を開設していること
  • その他当社が定める基準を満たしていること

FX口座開設は自己申告であり、電話による確認も基本的にはありません。しかし、ギャンブル目的の利用の場合は、利用許可が得られない可能性があります

【証券口座別】開設の審査にかかる日数比較一覧

証券口座を開設したい場合、できるだけ早く開設したいという方も多いはずです。証券口座の開設の審査には、どのくらいの日数がかかるのでしょうか。


証券口座別の開設の審査にかかる日数は以下の通りです。


ネット申込郵送申込
SBI証券最短翌営業日10日程度以上
楽天証券翌営業日以降非対応
LINE証券最短翌営業日非対応
マネックス証券最短翌営業日1週間から10日程度
SMBC日興証券最短当日最短9日
GMOクリック証券最短2営業日後非対応
DMM.com証券最短当日5日程度以上
松井証券最短当日最短1週間

多くの証券会社が詳細の審査日数を公表していません。ネット申込の場合、最短当日から数日で審査が終わる証券会社が多いので、おおよその目安で申し込みをするのが良いでしょう。

証券口座開設の審査基準に関するよくある質問


証券口座を開設するには、証券会社が設ける審査基準をクリアすることが条件です。

証券会社を申し込んだ人の中には以下のような人もいるのではないでしょうか。

  • 証券口座開設に申込したけど審査に落ちてしまった
  • 証券口座を開設したいけど自分の今の条件では落ちそうで心配

審査に落ちてしまった後や証券会社が明記している以外の条件などが気になります。


ここでは、証券口座開設の審査基準に関するよくある質問について5つまとめています。

  1. 楽天証券の審査に落ちた理由の確認はどうすればできますか
  2. 証券口座の審査に落ちたあと再申し込みが可能ですか
  3. 証券口座開設の審査に落ちたらどうすればいいですか
  4. 学生は証券口座の審査は通りませんか
  5. 審査が早い証券会社はどこですか

楽天証券の審査に落ちた理由の確認はどうすればできますか

楽天証券の場合、証券口座開設の審査に落ちた理由は楽天証券から届くメールに記載されています。入力情報や書類の不備で審査が通らなかった場合は、メールに記載されてある手順で対応することで再度審査の申し込みが可能です。


楽天証券の審査に落ちた理由の例としては以下のようなものがあります。

  • 未成年
  • 過去にクレジット会社で遅延や延滞をした など

金融資産が乏しく取引の余裕がないと見なされた可能性があります。審査に落ちた理由を楽天証券からのメールでしっかり確認してみましょう。

証券口座の審査に落ちたあと再申し込みが可能ですか

証券口座開設の審査に落ちてもその後の再申し込みは可能です。


しかし、証券会社によって審査基準が違うため、再度確認してから申し込むのがいいでしょう。


年収や就業形態、保有する金融資産などが理由で審査に落ちた場合は、改善して再度申し込むことで
審査に通る可能性があります
。どの程度の改善かは証券会社によって違うため、自分のタイミングで申し込みをしてみるのが良いでしょう。 

証券口座開設の審査に落ちたらどうすればいいですか

証券口座開設の審査に落ちてしまってもクレジットカードのように信用情報などに影響はなく、社会的にマイナスになることもありません。他の証券会社の口座開設を申し込むことも可能です。


審査基準は証券会社によって独自に設けられているため、1つの証券会社の審査に落ちても他の証券会社ならば
通る可能性も十分にあります


どうしても証券口座を開設したい場合は、再申し込みをするか、他の証券会社の申し込みを検討すると良いでしょう。

学生は証券口座の審査は通りませんか

学生という理由で証券口座開設の審査が通らないということはありません。学生でも証券口座の開設ができます


証券会社の多くは満20歳以上であれば通常の証券口座開設が可能です。また、20歳未満の未成年で口座を開設したい場合は、「未成年口座」の開設が可能な証券会社もあります。


このように証券会社によっては満20歳以上と20歳未満の未成年では開設できる口座が違うため、自分の年齢に合った口座を確認して申し込むようにしましょう。

審査が早い証券会社はどこですか

審査スピードが早いのは、DMM 株です。


最短翌営業日や最短2営業日後の口座開設が可能という証券会社が多い中、DMM 株は当日審査完了です。スマホを使用してマイナンバーと個人確認書類を提出するサービスを利用することで、最短当日に口座開設ができます。


最短0日という早さで証券口座の開設ができる証券会社は少ないため、審査完了のスピード重視の人にはおすすめです。

口座選び間違ってない?正しい証券口座の選び方4つ


投資を始める時の口座選びは重要です。自分にとって最適な証券口座を選ぶには何に気を付ければいいのでしょうか。


口座選びの際には、証券会社によって買える金融商品や手数料大きく異なるため、よく確認する必要があります。証券会社は数が多く、自分の投資スタイルと合った証券口座を見つけるのは難しいのではないかと考える人もいるでしょう。


しかし、ポイントを押さえれば自分に合った証券会社を見つけることは可能で、投資を充実させることもできるのです。


ここでは、正しい証券口座の選び方4つについて詳しく解説していきます。

  1. 信頼性や安全性が高いか
  2. 手数料や取引コストは低いか
  3. 取扱商品数は豊富か
  4. 分析ツールや情報量は充実しているか

選び方①信頼性や安全性が高いか

正しい証券口座選び方1つ目のポイントは「信頼性や安全性が高いか」です。


証券会社といってもその数は多くあります。知名度も高く、実績がある証券会社であれば信頼性や安全性も比較的高いと言えます。


証券会社の信頼性や安全性が高いか知りたい時は、口座開設数や自己資本規制比率などの情報を見ると良いでしょう。口座開設数や自己資本規制比率は各証券会社のホームページで公表されている場合があります。


自己資本規制比率とは、金融商品取引業者の経営の財務の健全性を測る指標のことを指しています。自己資本規制比率を見ることで、その証券会社の安全性を判断することもできます


自己資本規制比率が高いほどリスクに対する許容度が高く、財務の健全性が高いため、参考にすると良いでしょう。

選び方②手数料や取引コストは低いか

正しい証券口座の選び方2つ目のポイントは「手数料や取引コストは低いか」です。


投資をするならばなるべく取引コストは抑えたいです。投資をする際には、取引手数料がかかってきます。


取引手数料は、株を売買する際やお金を入出金する際にかかります。また、口座管理料なども手数料として差し引かれます。


例えば株を取引して利益が場合、手数料は利益から差し引かれるためコストになります。手数料が高いほど利益が目減りしていくため、なるべく手数料が安い証券会社を選ぶのが良いでしょう。


また、取引の種類によって手数料が異なります。手数料が無料の場合もあるため、取引方法や手数料金額などをしっかりと確認して証券口座を選択することが大切です。

選び方③取扱商品数は豊富か

正しい証券口座の選び方3つ目のポイントは「手数料や取引コストは低いか」です。


証券会社によって取扱商品数や取り扱っている金融商品は異なります。証券口座を選ぶ上で、取扱商品数が多いことは一つの選択肢になります。


自分がどのような商品に投資したいのかによって選ぶ証券会社が違ってくるため、自分の投資したい商品と証券会社の取扱商品をしっかりと確認しましょう。


取扱商品数が豊富かは、今後の投資にも関わってきます。自分の投資している商品の利益が出ない場合、別の投資商品を選びたいということがあるでしょう。


その際、取扱商品数が少なければ、利益が出る投資商品を選べる可能性が低くなってしまいます。そのため、できるだけ取扱商品数が多い証券会社の口座を選ぶのが良いと言えます。

選び方④分析ツールや情報量は充実しているか

正しい証券口座の選び方4つ目のポイントは「分析ツールや情報量は充実しているか」です。


分析ツールや情報量の充実は投資する人にとってサポート的な役割を担ってくれます。そのため、できるだけ充実したものを選びたいです。


分析ツールは主に以下の3つを確認しましょう。

  • ツール機能の豊富さ
  • 操作の使用感
  • 投資目的

上記を考慮して選ぶことで自分の扱いやすい分析ツールにも出会いやすくなります。証券会社各社によって分析ツールや情報量の多さには違いがあるため、できるだけ中身をしっかり確認しましょう。


分析ツールや情報量が豊富であれば、どのような投資商品を選べばいいのか決めやすくなります。自分の投資の方針も定まりやすくなるでしょう。

まとめ:ネット証券に関する悩みならまずマネーキャリアで無料相談!

今回は証券口座の審査基準について知りたい人に向けて、証券口座の審査基準や審査に落ちる人、正しい証券口座の選び方などについて解説しました。


証券口座開設の審査基準は、証券会社各社によって違いがあります。そのため、1つの証券会社の審査に落ちても他の証券会社でなら審査が通る場合もあるため、審査基準をしっかりと確認してみましょう。


証券口座開設の審査基準やネット証券について疑問や不安がある人は、マネーキャリアの無料相談を利用するのがおすすめです。マネーキャリアでは、ネット証券に関するお悩みをプロに時間や場所を選ばずオンラインで何度でも相談ができます。


LINE経由で簡単に予約もできるため、ぜひマネーキャリアにネット証券について相談してみましょう。

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