更新日:2022/04/25
1000万円を作る資産運用と1000万円で始める資産運用をダブル解説
1000万円を基準に、これから1000万円を貯めたい方や、1000万円を元金として資産を増やしたい方へ向けて、貯蓄方法や運用方法について解説します。1000万円運用した場合の利率別シミュレーションや節税制度についても紹介するのでぜひ参考にしてください。
内容をまとめると
- 1000万円を早く貯めるには節税制度を利用しながら積立投資がおすすめ
- 1000万円の資産運用は利回り1%で約220万円、10%で約5727万円
- 資産運用は、ライフプランの作成から無理のないポートフォリオを組み分散投資が大切
- 資産運用方法に迷ったらマネーキャリアへ無料相談!
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目次を使って気になるところから読みましょう!
- 20~60代で1000万円貯めている人の割合
- ①一人暮らしで1000万円貯めている人の割合
- ②二人以上世帯で1000万円貯めている人の割合
- 1000万円を月3万円の資産運用で貯めるのにかかる時間
- ①普通預金では27年9か月
- ②利回り3%で資産運用できれば20年4か月
- 1000万円を目指す資産運用なら積立投資がおすすめ
- 1000万円を目指す資産運用で利用すべき節税制度3選
- 節税制度①NISA
- 節税制度②iDeCo
- 節税制度③ふるさと納税
- 1000万円貯まっても取り崩し始めると簡単に減ってしまう
- 1000万円の資産運用で得られる利益のシミュレーション
- 1000万円からのおすすめ資産運用
- おすすめ①株式投資
- おすすめ②債券投資
- おすすめ③不動産投資
- おすすめ④ロボアドバイザー
- おすすめ⑤コモディティ投資
- 1000万円を資産運用する際の注意点
- 注意点①ライフプランを決める
- 注意点②預貯金分と資産運用分に分ける
- 注意点③分散投資する
- 注意点④無理のないポートフォリオを組む
- 注意点⑤ハイリターンを狙いすぎない
- 1000万円を狙う人も1000万円から増やしたい人も迷ったらプロに相談
- 1000万円の資産運用に関するまとめ
目次
20~60代で1000万円貯めている人の割合
老後の資金として2000万円は必要といわれる時代になり、資産を運用しながら資産形成したいという方が増えました。
中には、
といった、資産を増やすことに興味がありつつも、その方法について具体的にどのようなものがあるのか知りたいという方が増えています。
そこで今回は、1000万円を目安に「これから貯蓄していきたい方」と「1000万円を増やしたい方」へ、貯蓄方法から運用方法までご紹介します。
1000万円を運用した際のシミュレーションや節税制度についても触れていくので、自分に最適な資産形成方法を知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。
まずは、全国的に1000万円の貯蓄がある方について、
- 単独世帯で1000万円の貯蓄がある方
- 二人以上世帯で1000万円の貯蓄がある方
①一人暮らしで1000万円貯めている人の割合
一人暮らしの単身世帯で1000万円の貯金がある年代別の割合は以下のようになります。
年代 | 割合 |
---|---|
20代 | 1.7% |
30代 | 9.1% |
40代 | 17.3% |
50代 | 20.2% |
60代 | 32.2% |
参考:知るぽると「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成19年以降)」
20代は、働き始めたばかりの方や学生も多く、1000万円もの貯金がある方は1.7%とほんのわずかであることが分かります。
年齢が上がるにつれて割合が増えていきますが、退職時期にあたる60代では32.2%と決して高くない割合であり、老後を考えるのであれば不安に感じる方が多いのではないでしょうか。
②二人以上世帯で1000万円貯めている人の割合
次に、二人以上世帯で1000万円の貯金がある方の割合を見ていきましょう。
年代 | 割合 |
---|---|
20代 | 4.0% |
30代 | 20.4% |
40代 | 32.7% |
50代 | 42.0% |
60代 | 46.7% |
参考:知るぽると「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成19年以降)」
20代の1000万円を貯金している方の割合は、単身世帯に比べ4.0%と倍以上増えています。共働きであったり、子供の教育費など積極的に貯蓄を意識している世帯が多いことも考えられます。
また、60代では46.7%と増えますが全体の半数には届かず、老後の資金は2000万円必要となるとまだまだ足りないと感じてしまう方が多いのではないでしょうか。
全体的に単世帯よりも二人以上世帯の方が1000万円の貯金がある割合が多いですが、数字で見るとどの世代も50%を超えません。
住居の購入資金であったり、教育資金、老後の資金などライフイベントを考えると、自分の貯蓄額に不安を感じてしまう方も少なくないでしょう。
1000万円を月3万円の資産運用で貯めるのにかかる時間
1000万円を貯めるにはどれくらいの期間が必要なのでしょうか。
そこで、コツコツと貯金した場合と運用した場合のシミュレーションをした結果、以下のようになりました。
- 普通預金への貯金・・・27年9ヶ月
- 利回り3%で運用・・・20年4ヶ月
詳しく見ていきましょう。
①普通預金では27年9か月
毎月3万円を普通預金で貯蓄した場合、1000万円を貯めるには27.9年かかり、5万円貯蓄したとしても16.7年となります。
普通預金よりも比較的金利が高い積立貯金で貯蓄した場合、金利0.2%では27.1年かかり、いずれも長い時間が必要です。
老後の資金にと20~40代の方が貯めるには預金への貯蓄も可能ですが、教育資金や住宅購入資金を目的とした貯蓄には向かない方法といえます。
また、50~60代の方が老後の資金にと考えた場合であっても、預金への貯蓄で1000万円を貯めるのは難しいといえるのではないでしょうか。
②利回り3%で資産運用できれば20年4か月
では、資産運用で1000万円を貯める場合を確認していきましょう。
毎月3万円を利回り3.0%で運用した場合、1000万円貯まるまでの積立て期間は20.4年かかります。
以下は21年積立てた場合のシミュレーション結果です。
金額 | |
---|---|
総積立額 | 7,560,000円 |
運用益 | 2,904,726円 |
合計 | 10,464,726円 |
参考:野村証券「みらい電卓」
普通預金で貯蓄していくよりも、積立て期間は短く運用益が入ることで総積立額が抑えられます。
1000万円を目指す資産運用なら積立投資がおすすめ
結論からいえば、「積立投資」で1000万円を貯めるのがおすすめです。
これから1000万円を貯めるとなると、節約して貯金を思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、先述したように毎月3万円を貯金したとしても、1000万円の目標を達成するには約28年もかかります。
資産運用であれば、目標達成までの期間が貯金に比べ短くなる可能性があるため、できるだけ早い期間で目標を達成したい方には資産運用がベストといえます。
ただし、運用なのであくまで「可能性」であり元本割れのリスクがあるのは否めません。
そこでおすすめなのが、毎月一定額を積立てて資産運用していく「積立投資」です。
資産運用の際に考えられるリスクは、「毎月一定額」を「継続的」に積立てる「ドルコスト平均法」で運用していくことによって低減できます。
ドルコスト平均法とは、毎月の投資額を一定にすることで、価格が低いときは多く、高いときは少なく購入することで、一定期間の価格を平均化する手法です。
また、長期的に運用することで仮に価格が下がり損失が発生したとしても、時間の経過とともにその損失をカバーし、運用利益を得るための時間があります。
そのため、1000万円を資産運用で目指すのであれば、長期的な積立投資がおすすめなのです。
1000万円を目指す資産運用で利用すべき節税制度3選
1000万円を目標とした資産運用の場合、おすすめしたい「節税制度」があります。
- NISA・・・最大600万円の非課税枠がある
- iDeCo・・・運用中の掛金や運用利益が非課税
- ふるさと納税・・・住民税や所得税を抑えられる
運用によって得た利益には、税金が発生します。しかし、中には条件つきではあるものの節税効果が期待できるため、節約という面も含めて利用を検討していきましょう。
節税制度①NISA
NISAは、少額から投資を始める方に始まった税制優遇制度です。専用のNISA口座を開設し毎年120万円までの運用資金によって得た「分配金」や「譲渡益」が非課税となります。
メリット | デメリット |
---|---|
・分配金や譲渡益が非課税 ・非課税期間は5年間 | ・非課税期間終了後は課税対象 ・非課税投資総額は最大600万円 ・NISA口座はひとり1口座まで |
NISAの非課税期間は5年間です。
仮に、120万円を2021年に投資した場合、それにより得た利益は2025年まで非課税であり、2026年以降は課税対象となります。
投資年 | 非課税終了年 | 課税対象年 |
---|---|---|
2021年 | 2025年 | 2026年 |
2022年 | 2026年 | 2027年 |
2023年 | 2027年 | 2028年 |
2024年 | 2028年 | 2029年 |
このように、非課税対象となる投資額が年間120万円、5年間のみ有効となるため、非課税投資総額は最大600万円までです。
課税対象となった場合、運用益には20.315%もの税金が発生します。
そのため、非課税期間が終了とともに、翌年の非課税投資枠にへ移動するロールオーバーや、NISAではない課税口座への移動、もしくは売却するといった選択が必要です。
節税制度②iDeCo
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、基本的に老後の年金を目的に資産形成するための税制優遇制度です。
メリット | デメリット |
---|---|
・老後の資産形成ができる ・運用益は全て非課税 ・掛金は全額所得控除対象 | ・元本割れもある ・原則60歳まで引き出せない ・掛金の上限が決められている |
iDeCoの掛金の下限は5,000円、上限は12,000~68,000円となり職業や被保険者号数によって異なります。
原則60歳まで引き出せないなどデメリットもありますが、一方で掛金が全て所得控除の対象であるため、老後の資金を準備しながら税制優遇も受けられます。
また、iDeCoで得た運用益は非課税であることや、そのまま運用資金に回るため投資額が増えより効率的に運用できます。
節税制度③ふるさと納税
ふるさと納税は、自分の好きな自治体に寄付することでお礼の品(返礼品)を受け取れる制度です。
メリット | デメリット |
---|---|
・返礼品を受け取れる ・翌年の住民税や所得税から控除 ・全国各地の名産品を堪能できる | ・手数料年2,000円かかる ・寄付できる上限額が所得等によって決まる ・手続きが必要 |
ふるさと納税の仕組みとしては、来年支払う予定だった住民税などを「寄付」として先に全国の自治体に支払うことで、その自治体の名産品をお礼として受け取ります。
支払った寄付金は、2000円の手数料をのぞき翌年の住民税や所得税から控除されるため、資産運用とは直接関係なく節税効果はありませんが節約という面で注目しましょう。
確定申告やワンストップ特例制度での申請は必要ですが、払わなければならない税金に返礼品というおまけがついてくると考えると大変お得ではないでしょうか。
1000万円貯まっても取り崩し始めると簡単に減ってしまう
例えば、老後の資金として1000万円を用意していたとします。年金の補填にと、取り崩していった場合、月額でいえばどれくらいの金額になるのか見ていきましょう。
利回り1%で20年間運用した場合、取り崩せる金額は月額46000円(※)です。思ったよりも月額が少ないと感じる方が多いのではないでしょうか。
1000万円という金額で見れば高額に感じてしまいますが、実際に毎月取り崩すとなると簡単になくなってしまいます。
今後、高齢化社会が進み年金がままならない状況になることも考えられます。また、人生100年時代といわれている日本では、老後の資金の補填として1000万円では心もとなく感じてしまうでしょう。
そのため、1000万円の資金があったとしても安心せず、より多く資産を形成することを考える必要があるのです。
(※)MORNINGSTAR「投資信託 取り崩し受け取り金額シミュレーション」
1000万円の資産運用で得られる利益のシミュレーション
では、1000万円の運用資金で得られる利益がどれくらいなのでしょうか。
より多くの運用利益を期待したい場合、1000万円を取り崩さず、運用利益もそのまま運用資金に回す「複利運用」での運用がおすすめです。
1000万円を10年、20年運用した場合の資産を利回り別にシミュレーションしました。
利回り | 10年 | 20年 |
---|---|---|
1% | 11,046,221円 | 12,201,900円 |
3% | 13,439,164円 | 18,061,112円 |
5% | 16,288,946円 | 26,532,977円 |
10% | 25,937,425円 | 67,274,999円 |
参考:野村証券「みらい電卓」
1%の利回りでは20年間運用したとしても約1220万円にしかなりません。20年間で約220万円の利益しか生み出さないことになります。
しかし、利回り10%では約6727万円、運用利益では5727万円にもなります。
複利運用は、運用利益がまた利益を生む「複利効果」があるため、毎年利益を受け取り元本だけで運用する「単利運用」よりも、多くの資産形成が期待できます。
1000万円からのおすすめ資産運用
ここからは、1000万円から資産運用する場合のおすすめの運用方法ついて、メリット・デメリットを含め具体的に紹介します。
- ハイリスク・ハイリターンの「株式投資」
- 元本割れをできるだけ防ぎたいなら「債券投資」
- 安定した収入に「不動産投資」
- ほったらかし運用ができる「ロボアドバイザー」
- リスクヘッジの運用方法として「コモディティ投資」
1000万円というまとまった資産があるからこそおすすできる運用方法なので、ぜひ参考にしてください。
おすすめ①株式投資
株式投資は、株式を購入し売買することで利益を得るほか、株を保有していることで得られる配当金や株主優待を受けられる運用方法です。
メリット | デメリット |
---|---|
・配当金と売却益の2つで資産形成が可能 ・株主優待がある | ・元本割れの可能性が高い ・価格変動のリスクがある ・ある程度まとまった投資額が必要 |
投資信託などさまざまな運用方法の中でも、「ハイリスク・ハイリターン」の運用方法です。
株式投資は、数万円以上などある程度まとまった資金を必要とし、価格変動の影響を強く受けます。
極端な例ですが、昨日1万円の価格が翌日に1000円まで下がってしまうこともあり、簡単に9000円の損失になってしまいます。逆に、1万円であったものが10万円になり9万円の利益を生むこともあります。
株式投資は、投資額が大きければ大きいほど、大きな損失と利益を生むため油断できません。
とはいえ、株を保有しているだけで割引や商品を受け取れる「株主優待」を実施している企業もあり、運用利益の他にお得感も感じられる運用方法です。
おすすめ②債券投資
債券投資とは、企業や国の債券を購入し利子を運用利益とする運用方法です。
メリット | デメリット |
---|---|
・預金よりも金利が高い ・定期的に利息を受け取れる ・比較的安定した運用 | ・満期がある ・売却時に元本割れもある |
債券投資は、元本割れのリスクが少なく預金するよりも高い金利で利息が受け取れることにあります。
債券を購入した後は、ほったらかしても定期的に利息を受け取れ、満期を迎えると「額面金額」が償還されます。
ただし、購入した債券の企業が破綻してしまうと利息が受け取れず元本割れの可能性もあります。そういったリスクを低減したい場合は、国が発行する国債がおすすめです。
リスクが低く、安定した資産運用を考えるのであれば、銀行預金よりも金利の高い債券投資も検討しましょう。
おすすめ③不動産投資
不動産投資とは、その名の通りアパートやビル、土地など不動産を所有し借主から家賃としての収入を得るほか、不動産の売買などで利益を得る投資方法です。
メリット | デメリット |
---|---|
・安定した運用利益が期待できる ・所得税の節税効果が期待できる | ・初期投資額が大きい ・ローンを組む必要も ・売却に手間取ることも |
賃貸不動産を自分で購入し、入居者から賃貸料を得ることで安定した収入につながりやすいのが大きなメリットです
しかし、空室問題などが起きると収入がなくなり、ローンの返済が難しくなるといったデメリットも発生します。
不動産投資は、1000万円の資金ではローンを組む方が多く、借り手や買い手がいなければ成り立たない運用方法です。そのため、常にリスクはあります。
おすすめ④ロボアドバイザー
自動で資産運用を進めてくれる「ロボアドバイザー」は、専門的知識がなくても利用できる資産運用サービスです。
メリット | デメリット |
---|---|
・専門的知識不要 ・自分に合った運用方法を選んでくれる ・ほったらかしでも運用可能 | ・手数料がある |
ロボアドバイザーには「アドバイス型」と「投資一任型」があります。
アドバイス型は投資先選定や、運用の方針などのアドバイスのみを行い、自分で運用するタイプです。ある程度自分で判断し、アドバイスをもらいながら運用していきたいという方におすすめです。
投資一任型は、投資先の選定はもちろん運用まですべてを行ってくれます。時間が空いたときに運用状況を確認するだけと、初心者の方も安心して資産運用できるサービスです。
ロボアドバイザーによって、手数料やサービスが異なります。
おすすめ⑤コモディティ投資
コモディティ投資とは、主に「モノ」に対して投資する運用方法です。
メリット | デメリット |
---|---|
・リスクヘッジに有効 ・インフレ対策が可能 | ・需給バランスや生産量、天候などの影響を受けやすい ・価格変動が読みにくい ・為替リスクがある ・保有しているだけでは利益がない |
コモディティ投資の対象は、金や原油、麦や家畜、コーヒーなどといった「商品」が対象です。天候や需給バランス、政治的影響を受けやすいのが特徴です。
特に、インフレに強く物価が上昇すると共に利益も上がりやすい傾向があります。
そのため、運用という面では分散投資先のひとつであり、株式投資に加えコモディティ投資をするなどリスクヘッジとして投資している方も多いです。
株式や不動産投資とは違い、基本的に商品を保有しているだけでは利益を産まないため、主とする投資先としては向かない傾向にあります。
ほかの運用方法と合わせて利用するのがおすすめです。
1000万円を資産運用する際の注意点
1000万円を運用する前に、知っておいて欲しい注意点が5つあります。
- ライフプランを決める
- 預貯金分と資産運用分に分ける
- 分散投資する
- 無理のないポートフォリオを組む
- ハイリターンを狙いすぎない
それぞれについて解説するので、確認していきましょう。
注意点①ライフプランを決める
資産運用を考えたときに、「ライフプラン」を決めることが大切です。
ライフプランとは生涯設計であり、結婚や出産、住宅購入、子供の入学・卒業、退職時期など人生の大きなイベントの計画を立てることをいいます。
そのうえで、「運用目的」「目標資産額」「毎月の積立可能額」などといった資産形成に必要なプランを立てます。
目標資産額や、毎月の積立可能額は資産運用に欠かせない情報です。その目標を達成するために必要な期間をシミュレーションすることもでき、計画的な運用に役立ちます。
注意点②預貯金分と資産運用分に分ける
1000万円の資産があるといっても、総資産であるなら全てを資産運用に回すのは危険です。
現状の資産を算出し、どの程度なら資産運用に回せるのか検討しましょう。
投資は、どの方法であっても元本割れのリスクあります。もしものときにのために、預貯金分と資産運用分に分けておくことが大切です。
注意点③分散投資する
投資の基本は「分散投資」です。
投資は必ず利益がでるとは限らず、元本割れのリスクがあります。そのリスクをいかに低減して運用するかが大切です。
そのためには、さまざまな運用方法を組み合わせて投資し、投資先をひとつに絞らないようにしましょう。
注意点④無理のないポートフォリオを組む
無理のない「ポートフォリオ」を組むことが大切です。
ポートフォリオとは、運用先の組み合わせや比率をきめた運用計画書のようなものであり、分散投資には必要なものです。
分散投資の基本は、「現金・金融商品(株や債券)・不動産」の3つに分散させます。しかし、先が読みにくいなど苦手な投資先がある場合は、無理に投資する必要はありません。
自分に合った無理のないポートフォリオの作成が大切です。
注意点⑤ハイリターンを狙いすぎない
資産を運用すると、どうしてもリターンが気になってしまうものです。利益を狙うばかりに、株式に集中投資してしまい、結果リスクの方が大きかったということはよくあります。
リターンの大きさとリスクの大きさは背中合わせです。
資産の運用は、長期的かつリスクの許容範囲も考えながら行うようにしましょう。
1000万円を狙う人も1000万円から増やしたい人も迷ったらプロに相談
1000万円を目指す運用方法も、1000万円をさらに増やす運用方法も数多くあります。できるだけ自分に合った運用方法をと考えても
といった不安や迷いを感じる方は少なくありません。
そこでおすすめなのが、お金のプロであるマネーキャリアへの相談です。
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オンライン相談も可能なので、全国どこにいてもインターネット環境さえあれば簡単に相談できます。
資産運用に不安や迷いがある方は、ぜひマネーキャリアで解消しましょう!
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