IPO投資でも失敗することはあるの?失敗しないためにすべきこととは

一般的に成功確率が高いと言われるIPO投資ですが、中には失敗してしまう人も一定数いるようです。儲けが出やすいとされているから自分もやってみると損した、、なんて経験はしたくないですよね。ここではよくある失敗例を紹介し、IPO投資での失敗を避ける方法を考察します。

IPO投資で失敗することはある?

IPO投資は、高い確率で利益が出せるので、初心者でも成功しやすいとよく言われますが、失敗してしまう人も一定数はいるようです。


成功しやすいのであればやってみたいけれど、失敗例やリスク・デメリットも気になる、そんな人は多いのではないでしょうか。


せっかくIPO投資をやるからには、失敗はしたくないですよね。


そこで、この記事では、

  • IPO投資でよくある失敗やリスク
  • IPO投資で失敗する人の特徴
  • IPO銘柄の分析方法
  • IPO申込みを続ける上で必要なこと
  • IPO投資で成功するためのポイント
について、解説していきます。

この記事を読んでいただければ、IPO投資でよくある失敗やリスクが分かり、成功するために必要な作業やポイントが分かると思います。

ぜひ最後までご覧ください。


IPO投資にも失敗やリスクはある!

一般的に成功確率が高いと言われるIPO投資ですが、投資の世界では、「絶対」という言葉は通用しないので、IPO投資でも失敗リスクが発生する可能性はあります。


ここでは、IPO投資でよくある3つの失敗例をご紹介し、その原因や改善すべきポイントを解説していきます。

  • 失敗例1:IPO抽選に当選できない3つの原因
  • 失敗例2:IPOに申込み続けることができない2つの要因
  • 失敗例3:IPO投資で損失が出てしまう2つの原因

よくある失敗その1:IPO抽選に全く当選しなかった

IPO抽選に何度も参加しているけれど、全く当選できないという意見がよく聞かれます。


その原因には、以下のようなことが考えられます。


①複数の証券会社から申込みをしていない

IPO抽選は証券会社ごとに実施するため、1社だけではなく、複数社の証券口座から申込みができます。


申込む証券口座が多いほど当選確率は上がるので、なるべく多くの証券会社に口座を開設して申込むことがポイントになります。


また、家族に協力してもらい、複数人で申込みを行うことも当選確率を上げる上では有効です。


②主幹事の証券会社から申し込みをしていない

IPOの抽選方法は完全平等抽選ではありません。


IPOの主幹事および幹事の証券会社から申込みをすると、当選確率が高くなります。


主幹事証券会社とは、企業が新規上場する際に様々なサポートを行う証券会社(幹事証券会社)のうち、中心的な役割を果たす証券会社のことです。


通常、この主幹事と幹事、さらに主幹事や幹事から販売を委託された委託幹事が、そのIPO株の取り扱い証券会社となります。


売り出されるIPO株は、取り扱い証券会社ごとに割り当てられ、割当数の80%~90%を主幹事が占めることが多いため、主幹事会社からのIPO申込みが圧倒的に有利になります。


ネット証券の多くは完全平等抽選を実施していますが、対面系証券会社は主幹事や幹事になることが多いです。


そして、懇意にしている上得意客に対して、IPOを優先的に当選させている傾向があるようです。


対面系証券会社と懇意にしている人は、IPOの相談を持ちかけてみると有利になるかもしれません。


③IPO投資を行う資金力が小さい

IPO投資を行う場合は、最低100万円以上自己資金を用意しておくのが良いでしょう。 


50万円でも可能ですが、IPOへ申込める機会は少なくなります。


200万円あれば当選確率は格段に大きくなります。


以上のように、IPO当選のためには、申込み口座数を増やして、自己資金を最大限に活用することがポイントとなります。

よくある失敗その2:IPOに申込み続けることが出来なかった

IPOは高い値上がりを期待できることから、抽選倍率が高くなることが多く、自分は当選するはずがないと諦めてしまう人も多いようです。


IPOに申込み続けることができない要因は、以下のようなことが挙げられます。


①諦めずに申込みを続ける忍耐力不足

IPOに当選するには、諦めずにコツコツを申込みを続ける忍耐力が必要です。


簡単には当選しませんが、根気よく続けていると、当選する確率が高い銘柄に出会うチャンスに恵まれます。


IPO投資で成功するのは、申込みを続けられる忍耐力と根気がある人です。


②当選確率が向上する方法を知らない

先に述べたように、当選確率を上げるためには、複数口座からの申込み、主幹事証券口座からの申込み、資金活用などが重要なポイントになります。


複数の証券会社の口座開設資金移動など地味な作業が必要となりますが、このやり方を面倒と思わずに実行できるかどうかがIPO投資の成功・失敗の分かれ目になります。


IPO投資が上手くできないから、もうやめたいと思っている人は、原点に戻って申込みを続ける忍耐力と当選確率が上がる方法を再確認してみましょう。

よくある失敗その3:IPO投資で損失が出た

IPO株は、証券取引所の厳しい審査をクリアしていて、高い値上がりを見込めることから、安全かつ確実に儲けられると過度な期待を寄せてしまう人がいます。


しかし、投資の世界には絶対はなく、予想に反してIPO投資で損失を出してしまう場合もあります。


その原因には、以下のようなことが挙げられます。


①公開価格を割るような不人気銘柄を掴んでしまった

IPO株の中には、公開価格を割るような不人気銘柄もあり、申込むと簡単に当選できてしまいます。


そのようなIPO株を取得すると、思うような値上がりが期待できず、損失を出す可能性もあります。


当選したIPO株の購入をやめたい場合、多くの証券会社では購入辞退が可能ですが、証券会社によっては購入辞退ができないところもあるので、注意が必要です。


IPOだからと安易に手を出さず、自分の目で対象銘柄をしっかりとチェックすることが大切です。


②初値売却を行わず保有しているうちに株価が下落

IPO株は上場初日の初値で売却するのが一般的ですが、さらなる値上がりを期待して、売却せずに保有し続けた結果、株価が下落して損失が出るという失敗も良く見られます。


初値後のIPO株は値動きが激しく、株価は乱高下するので、売却タイミングを掴むのは簡単ではありません。


IPO初心者は、IPO投資で起こりうる損失やリスク・デメリットを理解し、対象銘柄をしっかりとチェックした上で、IPO投資に取り掛かるようにしましょう。

IPO投資で失敗する人によく見られる共通点

IPO投資で失敗する人によく見られる共通点は、以下の2点です。

  1. IPO株の分析が不十分である
  2. 申込みを続ける忍耐力が欠けている 

1の「IPO株の分析」については、インターネットで情報収集・分析ができるので、チェックするべき情報をご紹介します。


2の「申込みを続ける忍耐力」については、 根気よく申込みを続けていると、当たりやすく人気のIPO株が登場するチャンスがあることを具体的な例と共にご紹介します。

銘柄の分析を怠っている

IPO投資を行う上では、IPO株の詳細情報を事前に収集・分析しておくことが重要です。


インターネット上の投資ポータルサイトや個人のブログなどで、対象銘柄について以下の情報をチェックしておきましょう。

  • 初値予想とその後の分析
  • 人気度・注目度
  • 企業の業種・事業内容・強みなど
  • 収益性・将来性
  • 公募割れの可能性

当選するまで申し込み続けるという忍耐力が足りていない

IPOに当選することは容易ではありませんが、当選するまで申込みを諦めないくらいの気持ちで忍耐強く取り組むことが大切です。


このやり方を続けているうちに、思わぬチャンスが舞い込んでくることがあります。


例えば、2015年に日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生命の郵政グループ3社が新規上場を果たし、大型・人気IPOとして大きな注目を集めました。


日本郵政グループ3社の株式は、想定価格に基づいた売出し総額が約1.4兆円弱と大規模で、当選確率も高く、抜群の知名度から確実に値上がりを見込めると大人気になりました。


日本郵政IPO株の主幹事証券会社は11社、元引受取引参加者は61社と数多く、大手証券からネット証券まで、個人投資家にIPO株を販売しようという勢いで、大きな盛り上がりを見せました。


数年あるいは数十年待っていると、このような大型・人気のIPO株が登場するチャンスもあるので、IPO投資にはやはり忍耐強さが不可欠と言えます。 

IPO投資で成功するために知っておきたいこと

IPO投資の失敗例や原因について解説してきましたが、成功するためのポイントも押さえておきましょう。


成功のポイント1つ目は、東証マザーズへ上場する小型株であることです。


東証1部に上場するIPO株は、大型・有名銘柄が多いのに対して、東証マザーズへ上場するIPO株は、小型銘柄が多いです。


東証1部の大型IPOは、公募段階での発行株数が多く、上場当日に売りに出される株数も膨大な数に上り、値動きが重い傾向があります。


一方、マザーズの小型IPOは、公募段階での発行株数が少なく、初値高騰することが多いので、狙い目となります。 


成功のポイント2つ目は、業績アップが期待できる業種であることです。


マザーズの小型IPOでよく見られるのは、クラウド・スマホアプリ・インバウンド・ヘルスケア・金融などのテーマ関連株です。


これらは、今後も成長の見込みがあり、業績アップが期待できることから、初値後も株価が順調に推移する可能性があります。


一方、業績への期待が低い業種や人気のない銘柄は、初値後に急落して株価が伸び悩むケースが多いので、注意が必要です。


成功のポイント3つ目は、ベンチャーキャピタルの保有比率が低いことです。


ベンチャーキャピタルは上場前の企業にIPO投資をして、上場後に株式を売り抜けることで利益を出しています。


ベンチャーキャピタル保有比率が高めだと、初値が高くても、その後大量に株式が売却される可能性があり、株価が暴落する場合があります。

まとめ:IPO投資の失敗例と対処法

IPO投資の失敗例や原因について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • 複数口座から申込むとIPO当選しやすくなる
  • 主幹事の証券会社から申込みを行う
  • 自己資金を多く用意する
  • 銘柄の詳細情報を事前に収集・分析する
  • 当選するまで忍耐強く申込みを続ける
  • IPOで成功するためのポイントを押さえる

でした。


IPOは失敗例も見られるますが、当選さえすれば利益が出やすく、ローリスク・ハイリターンであることには間違いありません。


みなさんもこれを機に、IPO投資に取り組むことを考えてみてはいかがですか?


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