更新日:2022/03/29
10万からの資産運用で大きく増やす方法を解説【初心者必見】
10万円から資産運用を始めることはできるでしょうか。以前はお金持ちのものという印象が強かった資産運用も、最近は少額でも資産運用しやすくなっています。ここでは、10万円程度またはそれ未満で資産運用を考える人のために、様々な方法を解説します。
内容をまとめると
- 10万円未満で資産運用をしているのは9.2%
- 10万円未満でも株式、投資信託、ETFなど様々な資産運用ができる
- 毎月1万円の資産運用なら株式投資より投資信託
- 1万円以下でも始められる資産運用がある
- マネーキャリアなら資産運用に関するFP相談が何度でも無料!
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目次を使って気になるところから読みましょう!
- 資産運用していて保有資産10万円未満の人は9.2%
- 10万円以内でできるおすすめ資産運用法を紹介
- おすすめ①株式投資
- おすすめ②仮想通貨投資
- おすすめ③投資信託
- おすすめ④ETF
- おすすめ⑤ロボアドバイザー
- おすすめ⑥FX
- 10万円から始める資産運用法それぞれのメリット
- 株式投資のメリット
- 仮想通貨投資のメリット
- 投資信託のメリット
- ETFのメリット
- ロボアドバイザーのメリット
- FXのメリット
- 10万円から始める資産運用法それぞれのデメリット
- 株式投資のデメリット
- 仮想通貨投資のデメリット
- 投資信託のデメリット
- ETFのデメリット
- ロボアドバイザーのデメリット
- FXのデメリット
- 1万円以下で始める資産運用
- 1万円以下の資産運用①ポイント投資
- 1万円以下の資産運用②投資信託
- 1万円以下の資産運用③米国株
- 毎月1万円の資産運用なら株式投資より投資信託
- 3万円で作る資産運用ポートフォリオの事例
- ポートフォリオ①インデックスファンド100%からスタート
- ポートフォリオ②なじみやすい米国株で構成
- ポートフォリオ③米国ETFで値動きの勉強から始める
- 10万円以下で買える株主優待銘柄で資産運用する際の注目点
- 注目点①配当を出しているか
- 注目点②優待は使いやすいか
- 10万円の資産運用で出る利益をシミュレーション
- シミュレーション①利回り0.01%
- シミュレーション②利回り0.05%
- シミュレーション③利回り1%
- シミュレーション④利回り3%
- 10万円から資産運用する際に利用すべき制度
- 制度①つみたてNISA
- 制度②iDeCo
- 資産運用で10万円を100万円にする方法
- 方法①節約上手になる
- 方法②高利回りの投資を選択する
- 10万円からの資産運用でリスクを減らすための考え方
- 資産の分散
- 時間の分散
- 地域の分散
- 長期投資
- 10万円から資産運用する場合の注意点
- 注意点①リスクを理解する
- 注意点②生活資金を投じない
- 注意点③甘い話には乗らない
- 10万円からの資産運用をプロの助言で成功させよう
- 10万円から資産運用する方法や課題についてのまとめ
目次
資産運用していて保有資産10万円未満の人は9.2%
資産運用はお金持ちがやるもの、という思い込みを持っている人はいませんか?
証券投資に関する全国調査(平成30年|日本証券業協会)によると、資産運用をしている人の40%程度が300万円以上の金融商品を保有しており、保有額10万円未満の人は9.2%しかいません。
たしかに、資産運用は資産が多いほうが有利であり、少額の運用で大きな利益を生み出すことは難しいです。
それでも、10万円あれば手が届く資産運用は数多くあります。
本記事では、
- 10万円以内でできるおすすめの資産運用6つ
- それぞれのメリット・デメリット
- 1万円以下で始められる資産運用
- 10万円から得られる利益のシミュレーション
10万円以内でできるおすすめ資産運用法を紹介
10万円以内でできるおすすめの資産運用は、6つあります。
- おすすめ①株式投資
- おすすめ②仮想通貨投資
- おすすめ③投資信託
- おすすめ④ETF
- おすすめ⑤ロボアドバイザー
- おすすめ⑥FX
おすすめ①株式投資
以前はまとまった資金が必要と言われていた株式投資も、現在は1株単位で購入できるようになったためおすすめです。
株式とは、企業が広く出資を募るためのもので、始まりは1602年のオランダ東インド会社までさかのぼります。
以前は株券という紙が発行されていました。
投資家(出資者)は、会社の収益から見返り(会社の成長による価値向上や配当)を受け取る代わりに、会社が倒産した場合は出資金の全てを失います。
株式は、お金の貸し借りとは根本的に異なり、会社と投資家双方にメリットが生まれる仕組みです。
- 株式による出資金は借金にならないため、会社は決まった期日に返さなくていい
- 投資家は、会社の成長次第で債券や預金よりはるかに高いリターンを得られる
- マネックス証券
- SBIネオモバイル証券
- LINE証券
おすすめ②仮想通貨投資
数々の億り人を生んだとも言われる仮想通貨。
価値の裏付けがない新しい分野ですが、大きな利益が期待できる投資でもあります。
仮想通貨は、ブロックチェーンという暗号化技術を用いた、中央銀行などの管理者がいない通貨です。元々は通貨同士の両替コストなどを軽減させる目的で作られましたが、完全に投資対象になっています。
仮想通貨として有名なのはビットコインですが、仮想通貨の種類は2000以上です。
ビットコイン以外の仮想通貨はアルトコインとも呼ばれます。
おすすめ③投資信託
株式や債券などの商品を複数組み合わせたセット商品を、投資の世界では投資信託と呼んでいます。
いくら少額投資で分散ができると言っても、個人ができる分散は5銘柄~20銘柄程度が限界です。これ以上の銘柄数を個人で管理するのは煩雑な上に、分散させるだけの資金が足りません。
この問題を解決するのが投資信託であり、ファンドマネージャーが投資家から広く資金を集め、60銘柄~100銘柄程度に分散投資してくれます。
個人で株式や債券を買うのに比べ、倒産や経営悪化などのリスクがより軽減されます。
おすすめ④ETF
ETFは、Expert Traded Fundsの略称で、上場投資信託と呼ばれます。
株式市場に上場されている投資信託、と覚えておけばいいです。
上場していない投資信託は1日に1回しか値段がつきません。
すなわち、リアルタイムで買えません。
ETFなら、株式市場に上場しているのでリアルタイムでの売買が可能です。
企業の株式を売買しているのと同じ感覚で売買できます。
米国ETFが投資先として人気がありますが、日本にもETFは複数存在します。
おすすめ⑤ロボアドバイザー
「自分に合った投資が分からない!」という人にピッタリなのがロボアドバイザーです。
簡単な質問に答えるだけで、おすすめのポートフォリオを選定してくれます。
ロボアドバイザーは、大きくわけると下記2種類です。
- 投資一任型:アドバイス通りに買い付けをするだけで全て自動でやってくれる
- アドバイス型:あくまでポートフォリオのアドバイスのみ
おすすめ⑥FX
FXという名前は聞いたことがある人が多いと思います。
正式にはForeign Exchange、外国為替証拠金取引と呼ばれています。
端的に言えば、ドル/円など2カ国の通貨を取引することです。
FXで取引する2カ国の通貨を通貨ペアと呼び、様々な組み合わせがあります。
日本の投資家がよく取引している通貨ペアは下記の通りです。
- ユーロ/ドル
- ドル/円
- ユーロ/円
- 豪ドル/円
- トルコリラ/円
- 南アフリカランド/円
10万円から始める資産運用法それぞれのメリット
10万円から始める資産運用6つのそれぞれのメリットをご紹介します。
- メリット①株式投資
- メリット②仮想通貨投資
- メリット③投資信託
- メリット④ETF
- メリット⑤ロボアドバイザー
- メリット⑥FX
株式投資のメリット
株式投資のメリットは、下記の通りです。
- 伝統的な投資手法としてきちんと法整備されており、公平に取引できる
- 投資目的に応じて様々な投資手法を選びやすい
- キャピタルゲイン(値上がり益)狙いの短期投資
- キャピタルゲイン(値上がり益)狙いの中長期投資
- インカムゲイン(配当収益)狙いの中長期投資
- 優待狙いの中長期投資
仮想通貨投資のメリット
仮想通貨のメリットは、下記の通りです。
- 値動きが大きいため、短期で大きな利益を狙える
- 1通貨未満(0.01ビットコインなど)でも取引できる
- 将来的には決済通貨として様々な場面で使える可能性もある
投資信託のメリット
投資信託のメリットは、下記の通りです。
- 手間なく分散投資できる
- 最小100円単位からの投資が可能で、お小遣い程度の金額から投資できる
- 投資利益が年間40万円×20年分非課税になるつみたてNISAで購入できる
ETFのメリット
ETFのメリットは、下記の通りです。
- 投資信託と比べて信託報酬(手数料)が安い
- 米国の優秀なETFに投資できる
- 投資信託:年0.0968%(eMAXIS Slim米国株式)
- ETF:年0.03%(VOO)
ロボアドバイザーのメリット
ロボアドバイザーのメリットは、下記の通りです。
- 何もかもおまかせできる
- スマホから簡単に投資できる
FXのメリット
FXのメリットは、下記の通りです。
- レバレッジの倍率を簡単に調整できる
- 少額で大きな利益を得られる
- 通貨ペアによってはスワップポイントが毎日得られる
10万円から始める資産運用法それぞれのデメリット
10万円から始める資産運用6つのそれぞれのデメリットをご紹介します。
- デメリット①株式投資
- デメリット②仮想通貨投資
- デメリット③投資信託
- デメリット④ETF
- デメリット⑤ロボアドバイザー
- デメリット⑥FX
株式投資のデメリット
株式投資のデメリットは、下記の通りです。
- 10万円程度では得られる利益が限られる
- 金額的にほとんど100株単位で買えないため、リアルタイムでは買えない
仮想通貨投資のデメリット
仮想通貨のデメリットは、下記の通りです。
- ハッキングによる流出リスクがある
- 利確すると雑所得扱いになり、最高税率は55%(仮想通貨以外は20.315%)
投資信託のデメリット
投資信託のデメリットは、下記の通りです。
- 信託報酬(手数料)が高すぎるボッタクリ投信がある
- 仮に運用が下手な投資信託を買ってしまったら修正が効かない
- 分散されているので大きな利益は望みにくい
- 買付手数料無料、信託報酬は最大でも0.5%程度
- ネット証券で買える
ETFのデメリット
ETFのデメリットは、ほぼ投資信託のデメリットと変わりません。
ただし、米国ETFを購入する場合は税制面のデメリットがある点は注意が必要です。
米国ETFは、少なからず配当金が支払われます。米国は日本と異なり、年4回払いが一般的です。
本来、日本なら20.315%の課税がされるだけで済みますが、米国ETFの配当金は、米国で10%課税されて、更に日本で20.315%課税されてしまいます。
これを二重課税と言います。
二重課税は取り戻すことが出来ますが、確定申告をしなければいけません。
一度覚えれば簡単ですが、毎年わずかなお金のために確定申告をするのは手間ですし、時間的コストもかかります。
「たかだか数百円のために確定申告したくない!」と思う人は米国ETFをやらない方がいいでしょう。
ロボアドバイザーのデメリット
ロボアドバイザーのデメリットは、下記の通りです。
- 手数料が高め(年1%程度)
- おまかせなので融通が効かない
- 何年やっても投資経験にならない
FXのデメリット
FXのデメリットは、下記の通りです。
- 高レバレッジ取引は少しの為替変動で大損するリスクがある
- 強制ロスカットがある
- まれに証拠金がマイナスになることがある
1万円以下で始める資産運用
1万円以下でも始められる資産運用を3つ紹介します。
- ①ポイント投資
- ②投資信託
- ③米国株
1万円以下の資産運用①ポイント投資
ポイント投資なら、元手が0円でもポイントさえあれば投資できます。
下記のような人にはおすすめです。
- 手元に余裕資金が全くない
- 使っていないポイントがある
- どうしても現金を減らしたくない
- Tポイント:SBIネオモバイル証券で日本株やFXへ投資
- 楽天ポイント:楽天証券で日本株や投資信託へ投資
1万円以下の資産運用②投資信託
投資信託は、最低100円単位からの買付が可能です。
銀行や店舗型証券会社では1万円単位しか対応していない場合もありますので、可能な限りネット証券で買いましょう。
ネット証券で買える投資信託の大半は、買付手数料は無料です。
割高な手数料で損することもありません。
1万円以下の資産運用③米国株
米国株は、日本株と異なる点が多いです。
- 1株単位で購入できる(日本株は100株)
- ストップ高・ストップ安がない(日本株はある)
- GAFAMなどのメガベンチャー企業が多数存在する(日本株はほとんどない)
毎月1万円の資産運用なら株式投資より投資信託
様々な投資手法をご紹介しましたが、毎月1万円程度の投資金額なら投資信託が無難です。
理由は下記の通りです。
- つみたてNISAが使える
- 1万円では1株単位でも買えない株が多い
- 2021年現在の相場なら、投資信託でもそこそこのリターンが見込める
3万円で作る資産運用ポートフォリオの事例
ここで、月3万円投資すると仮定して資産運用ポートフォリオを紹介します。
- ポートフォリオ①インデックスファンド100%からスタート
- ポートフォリオ②なじみやすい米国株で構成
- ポートフォリオ③米国ETFで値動きの勉強から始める
ポートフォリオ①インデックスファンド100%からスタート
最もわかりやすいのは、インデックス投資信託1本で済ますポートフォリオです。
全世界の株式に投資する投資信託なら、世界経済の成長に連動して資産も増えていきます。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)がおすすめです。
ポートフォリオ②なじみやすい米国株で構成
日本人でも知っているような、なじみのある米国株でポートフォリオを組んでもよいでしょう。
たとえば、下記のように3銘柄程度にわけて投資します。
- Apple(AAPL)
- P&G(PG)
- コカ・コーラ(KO)
ポートフォリオ③米国ETFで値動きの勉強から始める
米国ETFに投資する方法もあります。
米国の代表的なETFは下記の通りです。
- VOO(S&P500に連動)
- QQQ(NASDAQに連動)
10万円以下で買える株主優待銘柄で資産運用する際の注目点
個人投資家に人気がある投資に、株主優待が挙げられます。
株主優待は日本独自の制度で、配当以外に下記のようなものを投資家へ配ります。
- 自社商品券・割引券
- 食事券
- クオカード
- カタログギフト
- 自社商品
- ①配当を出しているか
- ②優待は使いやすいか
注目点①配当を出しているか
配当が0円で、優待のみ出し続けている企業は注意が必要です。
既に赤字に転落しているなど、業績が悪い会社がほとんどです。
にも関わらず優待を出し続けているのは、個人投資家が一斉に売らないようにつなぎとめていると思われます。
このような企業は、業績が回復しない限り優待はだんだんと改悪されていくでしょう。
実際に、外食チェーンの株主優待は軒並み改悪されています。
今株価が安いからといって安易に飛びつくと、優待の改悪で株価が暴落し、思わぬ損失を招く危険もあります。
注目点②優待は使いやすいか
優待が使いやすいかどうかも要チェックです。
使えるお店が近くになければ意味がありませんし、モノをもらっても使わなければ意味がありません。
また、株主優待には長期保有のみの制度もあります。
会社により様々ですが、1年以上を目安に優待を増やしたり、1年以上の投資家だけに優待を渡したりします。
株主優待を調べれば必ず載っていますが、下の方に注意書きで記載されていることが多いため、見逃さないようにしましょう。
10万円の資産運用で出る利益をシミュレーション
10万円の資産運用で出る年間利益をシミュレーションしてみましょう。
- シミュレーション①利回り0.01%
- シミュレーション②利回り0.05%
- シミュレーション③利回り1%
- シミュレーション④利回り3%
シミュレーション①利回り0.01%
普通預金で運用した場合を想定しています。
ただし、2021年11月現在、大手銀行の普通預金金利は0.001%。
0.01%は、ネット銀行でようやく達成できる利回りです。
10万円投資した場合の利益は税引前でも10円にしかなりません。
税引後は約8円です。
シミュレーション②利回り0.05%
個人向け国債で運用した場合を想定しています。
現在は最低利率の0.05%です。
10万円投資した場合の利益は、税引前50円です。
こちらも税金が引かれますので、税引後は約40円になります。
シミュレーション③利回り1%
投資信託などで運用し、かなり低い利回りにとどまった場合を想定しています。
10万円投資した場合の税引前利益は1000円になります。
税引後は約800円です。
シミュレーション④利回り3%
投資信託などで運用し、安定的な利回りだった場合を想定しています。
10万円投資した場合の税引前利益は3000円になります。
税引後は約2400円です。
10万円から資産運用する際に利用すべき制度
10万円の資産運用では、節税などの制度による影響は小さいですが、将来的に増えていくことも考えて、利用すべき制度を紹介します。
- ①つみたてNISA
- ②iDeCo
制度①つみたてNISA
つみたてNISAは、国が用意した少額積み立て投資の優遇制度です。
年間40万円までの投資信託積み立て×20年分、合計800万円までの投資信託から得られた利益が非課税になります。
20年経過後も、続けて投資し続けることが可能です。
続けて投資した場合も、20年間で含み益となった分は非課税です。
また、つみたてNISAは金融庁の厳正なる選定で、下記のようなボッタクリ投信は除かれています。
- 手数料や信託報酬がやたらと高い投信
- 毎月分配型の投信
また、レバレッジ型投信など長期保有に適さないものも除かれています。
そのため、初心者でも安心して利用できる制度です。
制度②iDeCo
iDeCoは、個人型確定拠出年金の略称で、国が用意した私的年金制度です。
自営業者、会社員、公務員、専業主婦(夫)により限度額が月1.2万円~6.8万円と異なります。
iDeCoの特徴は下記の通りです。
- 掛金が全額所得控除になる
- 60歳まで原則解約不可(障害になった場合や死亡した場合は引き出せる)
- 受取時も控除が使える(退職控除or公的年金等控除)
- 運用益は非課税
- つみたてNISAと異なり口座管理手数料がかかる
資産運用で10万円を100万円にする方法
資産運用で10万円を100万円にすることも不可能ではありません。
実際に10万円を100万円にしている人がとっている方法を紹介します。
- ①節約上手である
- ②高利回りの投資を選択している
方法①節約上手になる
資産運用で増やしている人は、実は節約上手です。
そもそも、投資資金として10万円は十分ではありません。
資産運用では含み損を抱える場面もあるので、余裕資金をある程度確保しておかなければ冷静に運用できません。
そのために、節約は必須です。
- 格安SIM
- 料金の安い電力会社・ガス会社への契約変更
- 保険の見直し
- 家賃の安い場所への住み替え
方法②高利回りの投資を選択する
高利回りの投資で資産運用をしなければ、10万円が100万円まで増えるわけがありません。リスクは承知の上で、株式などに投資しています。
実際に、2021年初頭に10万円ビットコインを買えば、11月現在の評価額はおよそ60万円です。株式でも、10倍は難しくても2倍程度の上昇なら複数社見受けられます。
このように、リスクを恐れずに儲けられそうな商品に投資することで100万円に到達できます。
10万円からの資産運用でリスクを減らすための考え方
10万円からの資産運用でリスクを軽減するための考え方も紹介します。
- 資産の分散
- 時間の分散
- 地域の分散
- 長期投資
資産の分散
複数資産へ分散しておくことで、リスクを軽減できます。
最も単純な分散方法は、資産全体の半分だけを株に投資し、残り半分は預金にしておくことです。
株が暴落した際は、残していた預金の一部を株式の購入に充てれば、将来的に株価が回復した時に利益が得られます。
時間の分散
購入、売却のタイミングを分散させることによる軽減方法もあります。
つみたてNISAは、まさしく時間の分散を推奨している制度です。
20年以上投資すれば、よほどひどい商品を選ばない限り利益が出る可能性は高いです。
それでも、大金を投資した直後に暴落するリスクがないとは言えません。
そのようなリスクは、毎月分散して購入することで軽減できます。
これをドルコスト平均法と呼びます。
地域の分散
海外に投資することで地域分散し、リスクを軽減する方法もあります。
特に、私たちは日本人なので、日本以外の国へ投資することでリスク分散できます。
むしろ、投資に関しては日本以外をメインにした方がよいでしょう。
日本で働く以上、私たちは日本経済の影響を受けてしまうからです。
給料が上がらない状況では、中長期的に見て株価が上がるとは思えません。
日本は、個別の企業で投資する魅力があったとしても、全体としては投資不適格です。
先進国ならアメリカ、新興国ならインドなど、有望な国は数多くあります。
長期投資
長期投資によるリスク軽減もできます。
短期投資にありがちな、突発的な事象による暴落を低減できます。
リーマンショック級の急落も、アメリカは5年以内で復活し、その後コロナショックまで上昇しました。
日本も時間はかかりましたが、現在の日経平均株価はリーマンショック前をはるかに上回っています。
長期投資にとって、短期的な暴落はノイズ程度のものになります。
10万円から資産運用する場合の注意点
10万円から資産運用する場合の注意点についてもお伝えします。
- ①リスクを理解する
- ②生活資金を投じない
- ③甘い話には乗らない
注意点①リスクを理解する
リスクを正しく理解しましょう。
仮想通貨や株は、上昇局面では大きく資産が増えますが、下落局面では容赦なく急落します。
高いリターンは、高いリスクの裏返しです。
例外はありません。
注意点②生活資金を投じない
投資の原則は、余剰資金で行うことです。
生活資金を投じてはいけません。
生活資金で投資をすると、含み損を抱えた際に冷静な判断ができなくなります。
また、急にお金が必要になったら売却するしかありません。
これでは、資産を増やすことができなくなってしまいます。
注意点③甘い話には乗らない
投資の世界に甘い話はありません。
高リターンで低リスクなんてありえません。
そのような商品は、下記のように疑ってかかってください。
- そもそも詐欺商品ではないか?(ポンジ・スキーム)
- 高リターンの理由は?
- 本当に低リスクか?(意図的に隠している場合もある)
10万円からの資産運用をプロの助言で成功させよう
10万円の資産運用で分からないことがあるなら、迷わずプロに相談すべきです。
「プロの相談って、お金がかかりそう」と思っている人が多いかもしれませんが、マネーキャリアのFP相談なら何度でも無料です。
FP(ファイナンシャルプランナー)はお金のプロです。
資産運用はもちろん、下記相談も受けています。
- 家計相談
- 保険の見直し
- 住宅ローンなどの相談
10万円から資産運用する方法や課題についてのまとめ
本記事では、10万円からの資産運用について解説しました。
- 10万円からできる投資手法6つ
- それぞれのメリット・デメリット
- 1万円からできる投資3つ
- 投資信託がおすすめできる理由
- 資産運用の注意点
▼この記事を読んでわかること