更新日:2023/12/14
【最新版】積立NISAで月3000円毎月積立したら将来いくら増える?
・つみたてNISAは月3000円でも意味がある?
・つみたてNISAで月3000円積立したらどれくらい増える?
内容をまとめると
- 月3000円を20年間投資した場合、利益は約26.5万円
- 多くの銀行では月1000円から、ネット証券では月100円から積立投資ができる
- 少額の積立投資は、リスクを抑えて投資経験を積むことができる
- しかし、投資効率が悪く得られるリターンが小さいというデメリットがある
- 将来目指す投資額を決めるにはリスク許容度を把握し、月収の15%以内にする
- マネーキャリアは相談申込が40,000件以上、相談満足度93%でFPの質が高い国内最大級の無料相談サービスです!
- つみたてNISAを始めたい人
- 投資を少額から始めたらどうなるか、気になっている人
- 低リスクな投資方法を知りたい人
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 積立NISAで月3000円ずつ積み立てると将来いくらになる?
- 月3000円を利回り3%で10年の場合:運用合計41.9万円
- 月3000円を利回り3%で20年の場合:運用合計98.5万円
- 月3000円を利回り3%で30年の場合:運用合計174.8万円
- 積立NISAで人気の投資金額ランキング
- 人気の投資金額ランキング【第1位】3万円以上
- 人気の投資金額ランキング【第2位】1万円以下
- 人気の投資金額ランキング【第3位】2万円以下
- 3000円でも始められる?何円単位で積み立てられるのかケース別に解説!
- ケース①多くの銀行は「1000円以上1000円単位」
- ケース②ネット証券は「100円以上1円単位」
- 「月3000円投資」をはじめるメリット3選:少額で低リスク
- 「月3000円投資」のメリット①リスクが小さいため初心者でも始めやすい
- 「月3000円投資」のメリット②「先取り貯蓄」できる
- 「月3000円投資」のメリット③少額から投資経験を積める
- 「月3000円投資」をはじめるメリット3選:リターンが低い
- 「月3000円投資」のデメリット①少額だと投資効率が悪い
- 「月3000円投資」のデメリット②リターンが小さい
- 「月3000円投資」のデメリット③健全な危機感を持たないと投資感覚は磨かれない
- 積立NISAで月3000円投資が慣れてきたらもっと投資してみよう
- ポイント①自分の「リスク許容度」を把握しておく
- ポイント②投資は収入の15%にする
- ポイント③投資以外の資産を月収7.5か月分作る
- 月3000円からはじめる積立NISAでおすすめの証券会社3選【リスク別】
- おすすめ①低リスク:三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
- おすすめ②中リスク:eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)、REIT(不動産投資信託)
- おすすめ③高リスク:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- まとめ:月3000円で積立NISAをはじめるならマネーキャリアに相談
- まずは自分の資産運用状況を確認しよう
- 自分に合ったベストな売却を知るために、専門家に相談しよう
- オススメの専門家はマネーキャリア
- まとめ:資産形成の相談はマネーキャリアへ!
- 月々3000円投資する際におすすめの本2選
- 本①「はじめての人のための3000円投資生活」
- 本②「貯金感覚でできる3000円投資生活デラックス」
目次
積立NISAで月3000円ずつ積み立てると将来いくらになる?
金融庁では資産運用シミュレーションを実施しています。
10年、20年、30年の推移を参考にみてみましょう。
投資を始めてみたいけど、まとまった金額を用立てるのは難しいので少額で始められる積立NISAを検討している方が多くいます。
通常、投資で得た運用益は約20%の税金が課税されます。しかし、積立NISAであればこの約20%の税金が非課税になるので、運用益を手元に多く残すことができます。少額の投資では得られる利益の額が大きくないので、非課税で運用益を多く手元に残せるのはうれしいですね。
月3000円ほどであれば、食費を節約したり、固定費を見直すなど簡単な方法で捻出しやすい金額ですね。月3000円を積み立てると、将来いくらになるのでしょうか?
▼ポイント
- 月3000円を利回り3%で10年の場合:運用合計41.9万円
- 月3000円を利回り3%で20年の場合:運用合計98.5万円
- 月3000円を利回り3%で30年の場合:運用合計174.8万円
月3000円を利回り3%で10年の場合:運用合計41.9万円
※参考文献:金融庁
積立NISAで毎月3,000円ずつ、利回り3%で10年間積み立てた場合をシミュレーションします。
年利3%で運用できた場合、最終的な運用額は41.9万円となります。
元本の合計が36万円なので、約5.9万円の運用益が得られます。
※これはあくまで金融庁の資産運用シミュレーションをもとにした例であり、運用を保障するものではありません
月3000円を利回り3%で20年の場合:運用合計98.5万円
※参考文献:金融庁
積立NISAで毎月3,000円ずつ、利回り3%で20年間積み立てた場合をシミュレーションします。
年利3%で運用できた場合、最終的な運用額は約98.5万円となります。
元本の合計が72万円なので、約26.5万円の運用益が得られます。
※これはあくまで金融庁の資産運用シミュレーションをもとにした例であり、運用を保障するものではありません
月3000円を利回り3%で30年の場合:運用合計174.8万円
※参考文献:金融庁
積立NISAで毎月3,000円ずつ、利回り3%で30年間積み立てた場合をシミュレーションします。
年利3%で運用できた場合、最終的な運用額は174.8万円となります。 元本の合計が108万円なので、約66.8万円の運用益が得られます。積立NISAの場合、20年以上の運用になると、運用益が課税の対象になるので、注意が必要です。
※これはあくまで金融庁の資産運用シミュレーションをもとにした例であり、運用を保障するものではありません
積立NISAで人気の投資金額ランキング
積立NISAで人気の投資金額第1位は3万円以上です。
非課税枠までぎりぎり使いたいという人が多いようです。
投資額をいくらにするか悩んでいる方は、他の人たちがいくらくらい積み立てているのか気になるかと思います。投資額は自分の状況に合わせて決めるものですが、他の人たちの額も参考にしたいですよね。ここでは積立NISAの投資金額ランキングを紹介します。
▼ポイント
- 【1位】3万円以上
- 【2位】1万円以下
- 【3位】2万円以下
人気の投資金額ランキング【第1位】3万円以上
積立NISA投資金額ランキング1位は「3万円以上」です。積立NISAの非課税枠は、毎月の上限額は約3万3000円なので、3万円以上ということは積立NISAの非課税枠ギリギリで投資している方が半数以上のようです。
1年間で使い切れなかった非課税枠は翌年に持ち越すことができません。通常約20%かかる税金が非課税になるお得な枠なので、使い切っている方が多くいるようです。
人気の投資金額ランキング【第2位】1万円以下
積立NISA投資金額ランキング2位は「1万円以下」です。 非課税枠ギリギリまで投資している方が多い一方、少額からでも始められるというメリットを生かして、少額で投資している方が多いという結果になりました。
積立NISAは投資初心者の人に特におすすめの制度です。積立NISAが初めての投資なので、とりあえず少額から始めてみているという方も多いようです。
人気の投資金額ランキング【第3位】2万円以下
積立NISA投資金額ランキング3位は「2万円以下」です。こちらは1万円超2万円以下の投資額になります。
家計の状況や自分のリスク許容度から、毎月の非課税枠を使いきれるほどの投資はできなくても、少しずつでも長期的な資産形成にお金を回している人も多いようです。
3000円でも始められる?何円単位で積み立てられるのかケース別に解説!
積立投資に初めてチャレンジするとき、「リスクが怖いので、とにかく少額から始めたい」と考える方も多くいます。積立額が少ないとリターンはあまり多くないですが、初めての投資は不安があるので、少しでもリスクを減らしたいと思うようです。
それでは、積立投資は月いくらから何円単位で積み立てられるのでしょうか?
ここではケース別に積み立てられる額を紹介します。
ケース①多くの銀行は「1000円以上1000円単位」
多くの銀行では「1000円以上1000円単位」での積立設定が可能です。
積立NISAの場合、年間40万円が上限になります。そのため、毎月1000円から3万3000円で、1000円単位での設定が可能です。
毎月3000円の投資も不安という場合は、1000円から始めてみるのもいいですね。1000円という少額でも、毎月1000円を20年間運用した場合、年利1%で運用できれば約2.6万円の運用益を得られます。
超低金利時代の現代では、銀行預金で毎月1000円を積み立ててもほぼ利息は付きません。少額でも積立投資にチャレンジしてみることをおすすめします。
ケース②ネット証券は「100円以上1円単位」
多くの銀行では「1000円以上1000円単位」で積立設定が出来ますが、SBI証券や楽天証券といったネット証券の場合、「100円以上1円単位」という、細かい金額設定をすることが出来ます。
積立NISAの上限額を踏まえると、毎月100円から3万3333円まで投資できることになります。
ネット証券を利用すると細かい金額設定ができるので、より手軽に投資にチャレンジすることが出来ます。少額から投資にチャレンジしてみたい方や、相場下落時にハラハラしたくない方、投資のタイミングに悩みたくない方にはおすすめです。
「月3000円投資」をはじめるメリット3選:少額で低リスク
毎月少額から積立投資をする、「月3000円投資」にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
こちらでは「月3000円投資」のメリットを3つ解説します。
- リスクが小さいため初心者でも始めやすい
- 「先取り貯蓄」できる
- 少額から投資経験を積める
低リスクで投資経験を積める「月3000円投資」のメリットについて紹介していきます。投資に挑戦したいけどためらっている方は是非参考にしてください。
「月3000円投資」のメリット①リスクが小さいため初心者でも始めやすい
「月3000円投資」の1つ目のメリットは、リスクが小さいため初心者でも始めやすいということです。
投資というと、個別の株を買って株価上昇時に売る「株式投資」とイメージする人も多いと思います。株式投資はまとまった資金が必要になり、株価下落時のリスクも大きいため、「投資は怖いもの」というイメージが根強くあります。
しかし、月3000円の投資の場合、このリスクを下げることが出来ます。100万円投資した場合、暴落が来て30%のマイナスになった際は30万円の損失になります。これが1000円の投資なら、同じ30%のマイナスでも300円の損失で済みます。少額の投資なので、マイナスになる額も小さいのがメリットです。
また、月3000円投資は毎月コツコツ投資し続けることで、ドルコスト平均法の手法を使って資産形成をすることが出来ます。
ドルコスト平均法は、商品の価格変動があれば購入する口数を変動させ、毎月の購入金額は一定にします。この手法で金融商品を購入し続けた場合、価格が低いときの購入量は多くなり、価格が高いときの購入量は少なくなります。そのため、全体の平均購入単価を平準化させることができるので、長期的な資産形成を行っていく上で有効な方法のひとつと言われています。
「月3000円投資」のメリット②「先取り貯蓄」できる
メリットの2つ目は、「月3000円投資」であれば、先取り貯蓄が出来るということです。
「毎月3000円を投資に回す」と決めることで、この3000円が先取り貯蓄としての役割を果たします。貯蓄をする時、その月の家計費の残りを貯蓄しようと思ってもなかなか貯まりません。あらかじめ貯蓄分を先取りし、その分は無かったものとして生活をすることで、残りのお金の中でやりくりせざるを得なくなり、お金が貯まっていくようになります。
しかし、日々の家計にゆとりがない人が大きな金額を先取り貯蓄することは難しいと言えます。あまり大きな額を先取りし、家計費が少なくなってしまったためにやりくりができず、結局先取りした貯蓄分に手を付けるということはよくあります。
月3000円であれば、食費を少し見直したり固定費を見直すことで捻出できる金額です。「月3000円投資」は無理なく先取り貯蓄をするのにおすすめです。
「月3000円投資」のメリット③少額から投資経験を積める
3つ目のメリットは、少額から投資経験を積めることです。
確かに高額から投資を始めれば、見込める運用益も多くなりますが、その分リスクが大きいのも事実です。そのため、初めての投資はリスクの小さい少額から始めたいという方が多いです。
投資は、とにかく少額からでも始めて、価格の上げ下げを体験することが大切です。実際に自分のお金が動いていることを実感することで、株式市場や世界の経済状況にも関心が出ます。世の情勢にアンテナを張ることで新しい世界が広がって、お金に対する考え方が変わります。
投資に慣れてくれば、積立金額を増やしていくこともできます。例えば、月3000円から始めても、1年ごとに1000円ずつ投資額をアップすれば、30年後には総投資額630万円に対して利益は258万円、総資産額は888万円にまで増加します。
投資経験を積むには「月3000円投資」はいいきっかけになるので、投資初心者の方にはおすすめです。
「月3000円投資」をはじめるメリット3選:リターンが低い
上の項では「月3000円投資」のメリットを3点紹介しました。それではデメリットはあるのでしょうか?
「月3000円投資」のデメリットはこちらの3つが言われています。
- 少額だと投資効率が悪い
- リターンが小さい
- 健全な危機感を持たないと投資感覚は磨かれない
魅力的なメリットがある「月3000円投資」ですが、デメリットも把握した上で自分に合っているか判断しましょう。
「月3000円投資」のデメリット①少額だと投資効率が悪い
そもそも、少額の投資は投資効率が悪いというデメリットがあります。
投資信託を購入する場合、手数料が必要になる商品が多くあります。少額投資の場合、結果的にこの手数料が割高になってしまうことが多く、投資効率が悪くなってしまいます。
売買のたびに売買手数料はかかってしまいますが、購入した商品を長く持つことで1年あたりの売買手数料コスト負担率は抑えることが出来ます。一度購入した投資信託はすぐに売却をせず、長期運用をしていきましょう。
積立NISAの場合、手数料が低水準に抑えられている商品や、手数料がかからない商品もあります。少額投資の場合は特にコスト管理も意識して、商品を選びましょう。
「月3000円投資」のデメリット②リターンが小さい
少額投資はリスクを抑えて投資ができるという反面、リターンが小さいというデメリットもあります。
月3.3万円を20年間、年利3%で運用した場合、運用額は約1083.3万円となり、運用益は約291.3万円になります。運用益で300万円弱のリターンはとても魅力的ですね。
しかし、月3000円を20年間投資した場合、年利3%で運用できたとしても運用額は約98.5万円となり、運用益は約26.5万円です。20年間の運用益と考えると、リターンが小さいと考える方も多いでしょう。
少額投資は低リスクですがリターンも小さいということも踏まえ、自分のリスク方針に合わせて投資方法を選ぶといいでしょう。
「月3000円投資」のデメリット③健全な危機感を持たないと投資感覚は磨かれない
「月3000円投資」のメリットに、少額から投資経験を積めるということをお伝えしました。しかし、とにもかくにも「月3000円投資」を始めれば投資の知識が身につくわけではありません。
「月3000円投資」はきっかけでしかなく、投資に対してどのように向き合うかは自分次第です。少額だからと言って投資する商品を適当に選んだり、運用益を確認せず放置したりしていると、投資の勉強になりません。株式市場や世界の経済状況にも関心を持ちましょう。
投資について理解を深めることで新しい世界が見えてきます。例えば、積立投資をしている人が株価や投資信託商品の価格が急落した時、投資についてよく分かっていない人は焦って売却してしまうことがあります。しかし、自分の行っている投資についてよく理解していれば、焦らずに済みます。積立型投資にとって株価暴落は、低い価格で積み増しが出来る格好のチャンスだからです。
このように、少額投資を始めた後も、投資について理解を深めたり、世の中にアンテナを張る必要があります。健全な危機感を持たないと投資感覚は磨かれないので、注意が必要です。
積立NISAで月3000円投資が慣れてきたらもっと投資してみよう
「少額投資と言っても、ずっと3000円の投資で良いの?」と思っている方もいると思います。投資額をどのように決めるべきか悩んでしまいますよね。
ここでは将来目指す投資額を決めるポイントを3つ解説していきます。
- 自分の「リスク許容度」を把握しておく
- 投資は収入の15%にする
- 投資以外の資産を月収7.5か月分作る
投資額の決め方に悩んでいる方は是非参考にしてください。
ポイント①自分の「リスク許容度」を把握しておく
まず、投資額を決めるためには自分の「リスク許容度」を把握しましょう。
リスク許容度というのは、「どれくらいの損失まで自分が我慢できるか」ということです。これはどれだけ儲けられるかよりも大切なことです。
資産形成のために行う投資ですが、投資は値動きがあるため常にリスクが伴います。積立投資はリスクを抑えた投資手法と言われていますが、それでもリスクがあることを忘れてはいけません。
リスク許容度を考える時にはこちらのポイントが大切になります。
- 年齢(時間):資金が必要な時期までに長く運用できる人の方が、損失がでたとしてもカバーする時間がある
- 家族構成:家族が少ない人は家族が多い人に比べて支出が少ないので、投資に回せるお金が比較的多い傾向にある
- 資産・年収:年収が多かったり資産規模が大きいと、投資に回せるお金が比較的多い
- 性格・経験:他の要素でリスク許容度が大きくても、資産が目減りすることに抵抗感がある等
リスク許容度は自分の資産や気持ちの余裕度と言えます。自分のリスク許容度はどれくらいか、しっかり把握しておきましょう。
ポイント②投資は収入の15%にする
投資に回す予算は、収入の15%に収めるようにしましょう。
1か月の収入を100としたときの理想の割合は、
- 生活のために必要な「消費」が70%
- ぜいたくやムダ遣いなどの「浪費」が5%
- 将来への備えや自分のための「投資」が25%
と言われています。この投資のうち、貯金や投資に15%、自己投資に10%を回せるようになるのがベストとです。
月収が30万円だとすると、投資にまわせるのは4.5万円になりますね。自分の収入や家計を見て、この割合を参考に投資額を決めましょう。
ポイント③投資以外の資産を月収7.5か月分作る
3000円投資をスタートしたら、利益を増やすことや月々の投資額を引き上げることよりも先に、投資以外の資産を月収7.5か月分作るようにしましょう。
何か緊急事態があり、収入が途絶えてしまった時に必要な生活費を「生活防衛資金」といいます。この生活防衛資金として月収の半年分と、いざというときに使えるように月収の1.5か月分、合わせて7.5か月分の資金を投資以外の資産で確保しておきましょう。
安定的な投資手法でも、価格変動があるため資産が減少する可能性があります。投資ではなく、銀行預金などで生活防衛資金を確保しておくことが必要です。これを確保しないまま投資額を増やすと、万が一運用がマイナスになった時に生活が立ち行かなくなる恐れがあります。
毎月、収入の15%を貯蓄するとしたら、投資する3000円以外は貯金に回して、まずは最低でも月収7.5か月分の資産をつくりましょう。
家計の見直しや投資について心配がある時は、マネーキャリアの無料FP相談を利用しましょう。お金のプロであるFPが、何度でも無料で相談に乗ってくれて、あなたに合わせたアドバイスをしてくれます。
月3000円からはじめる積立NISAでおすすめの証券会社3選【リスク別】
「月3000円投資」を始めると決意したものの、どこに投資すればいいのか分からないと悩んでいる方も多いと思います。
ここではリスク別に、3000円の投資先におすすめの銘柄3つを紹介します。
- 低リスク:三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
- 中リスク:eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)、REIT(不動産投資信託)
- 高リスク:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
1つの銘柄に3000円を投資してもいいですし、リスク分散のために1000円ずつ3銘柄に投資するのもいいですね。あなたのリスク許容度に合わせて銘柄を選びましょう。
おすすめ①低リスク:三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
三井住友のDC年金バランス30(債券重点型)は、全資産の55%を国内債券で運用する安定型の銘柄になります。
こちらの銘柄は購入・売却時の手数料が無料で、運用管理費用も0.2376%と、かなり低くなっています。元々が確定拠出年金専用ファンドだったため、コスト面でかなり優遇されています。
債券が多い投資信託は値動きが小さく、ローリスク・ローリターンで安定的な運用ができることが特徴です。
基本的な資産配分は、
- 国内株式:20%
- 国内債券:55%
- 外国株式:10%
- 外国債券:10%
となっていて、円建ての資産を中心とした構成となっています。
外貨建ての資産は為替リスクもあるため、資産を守りつつ安定的なリターンを得たい方におすすめの銘柄です。
おすすめ②中リスク:eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)、REIT(不動産投資信託)
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は、人気の「eMAXIS Slim」シリーズのバランスファンドで、8資産均等型の中で最も信託報酬が低い商品のひとつです。
この銘柄で投資している8資産はこちらになります。
- 国内株式
- 先進国株式
- 新興国株式
- 国内債券
- 先進国債券
- 新興国債券
- 国内リート
- 先進国リート
この8資産に12.5%ずつ均等に投資しています。積極的な運用をする株式と安定的な運用の債券をバランスよく組み入れています。
この銘柄は、市場規模の大きい「先進国株式」や「先進国債券」と「リート」や「新興国債券」のような市場規模が小さい投資対象を同じ割合で組み入れているため、賛否両論のある銘柄です。
しかし8資産均等配分を行うことで、常に割安な資産へ機械的に投資していけるメリットもあります。運用コストが業界最低水準コストなのもあり、投資家の方々から評判の良い銘柄です。
おすすめ③高リスク:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、国内・海外先進国・新興国すべてを含む「全世界の株式」を投資対象とするインデックスファンドです。
インデックスファンドというのは、株価指数などの指標に連動した運用を目指す投資信託のことで、アクティブ運用を目指すファンドに比べて、信託報酬や手数料などのコストが安いというメリットがあります。
投資対象は国内、海外先進国、新興国と全世界の株式なので、この1本に投資するだけで全世界への株式投資を完結させられます。投資の過去の実績は分かっても、未来のことは誰もわかりません。これから先、どこの国や地域が盛り上がっていくのか分からないので、世界中に投資をすることが最も無難といえます。
また、投資信託は経済の移り変わりに合わせて、プロのファンドマネージャーが各地域へ投資する割合、組み入れ銘柄をファンド内で自動的に入れ替えていきます。
株式運用なので債券と比べると値動きも大きくリスクがある商品ですが、全世界への投資をプロに任せられるので、とても人気の銘柄です。
まとめ:月3000円で積立NISAをはじめるならマネーキャリアに相談
月3000円で積立NISA運用をする方法についてお伝えしてきましたが、自分に合ったベストな運用をどうやって総合的に判断すればよいのでしょうか。人それぞれライフイベントや投資金額が異なる中、自分にベストな運用を選択する方法を解説をします。
▼ポイント
- まずは自分の資産運用状況を確認しよう
- 自分に合ったベストな売却を知るために、専門家に相談しよう
- オススメの専門家はマネーキャリア
まずは自分の資産運用状況を確認しよう
今後の運用をよりよくしていくためには、まずは現状を把握し、そのあとに分析・改善点の施策をしていく必要があります。ご自身の運用しているNISAの運用益の上下を確認してみましょう。当初の購入金額より、保有商品が値下がりしているのか値上がりしているのか、上下している場合はどのタイミングで上下したかなどです。
自分の運用状況を、少なくても月1回程度、定期的に記録するようにしましょう。オススメの記録方法はExcelです。
自分に合ったベストな売却を知るために、専門家に相談しよう
自分にとってよりよい資産運用を実現するために、専門家に相談する際にも、専門家選びのポイントがあります。専門家へ相談する時のポイントは以下の通りです。
専門性を確認する
悩みの種類に合った専門家を選びましょう。例えば、心理的な問題なら心理カウンセラー、法的な問題なら弁護士といった具体的な専門家がいます。 今回の場合は、お金の問題であるのでお金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談しましょう。
信頼性と資格
専門家の信頼性や資格を確認しましょう。公式な資格や認定を持っているかどうかを確認すると安心です。 FP(ファイナンシャルプランナー)の中でもスタンダードである「FP技能士」の1~3級は国家資格です。
実績と経験
過去の実績や経験を調査し、他のクライアントからの評判やレビューをチェックすると、専門家の信頼性がわかります。
コミュニケーション
相談の際、専門家とのコミュニケーションが円滑で理解しやすいかどうかを確認します。自分の悩みをしっかり理解してくれるかどうかが重要です。 Webオンライン上で相談が完了するのか、LINEが使えるのか、ZOOMが使えるのか、直接面談は可能なのか等、自分にあったコミュニケーションがあるのかを確認しましょう
料金体系
相談にかかる料金体系や費用を明確に理解しましょう。予算に合った専門家を選ぶことが大切です。
相性の確認
自分と専門家の相性が良いかどうかを感じることも重要です。相手に対して安心感や信頼感を感じられるかを考慮してください。
▼ポイント
- 国家資格などの専門性を確認
- 評価やレビューを確認して実績と経験を確認
- LINE相談や対面相談など自分に合った方法があるか確認
- 自分の予算にあった料金体系を確認
- 安心と信頼のある専門家と長く付き合っていくのも◎
オススメの専門家はマネーキャリア
専門家へ相談するときのポイントをお伝えしましたが、上記の条件をすべて満たすお悩み相談ツールが「マネーキャリア」です。
専門性を確認する
お金のプロであるFP(国家資格)がご相談にのります。お悩みの内容に合わせて専門性の高いFPをご紹介します。気軽な家計相談からライフプランの作成まで担当のFPが親身に対応します。
信頼性と資格
担当専門家のプロフィールは面談前に送付します。FPは国家資格です。事前に、担当専門家の信頼性と資格が確認ができます。マネーキャリア独自のスコアロジックでFPを評価。
スコアの低いFPは対応しないため、安心して相談できます。
実績と経験
相談申込は40,000件、顧客満足度98.6%です。70社以上の金融コンサルタント会社と提携し、その中でトップクラスの専門性と満足度を兼ね備えたFPのみがマネーキャリアで対応
コミュニケーション
LINE、ZOOM、対面でのご相談も好きなものを選択が可能です。時間や場所を選ばず、ご自宅にいながらオンラインでもご相談が可能です。
料金体系
マネーキャリアは、何度相談しても無料です。納得のいくまで何度でもご相談ください。約半数の方が3回以上ご相談されています。
相性の確認
一人一人のお金の悩みを解決して、様々なキャリアを歩むサポートをしていきます。約3,000人のFPと連携しており、個人のライフスタイル・ライフプランに合った専門家と繋がることができます。
【※関連記事はこちら!】
▼ポイント
- マネーキャリアは、国家資格を持った約3,000人のFPと連携
- マネーキャリアは、評価の高いFPのみを紹介
- マネーキャリアは、相談申込40,000件、顧客満足度98.6%
- マネーキャリアは、LINE、ZOOM、対面でのご相談が可能
- マネーキャリアは、何度相談しても無料
- マネーキャリアは、個人のライフスタイル・プランに合った専門家と繋がれる
まとめ:資産形成の相談はマネーキャリアへ!
いかがでしたでしょうか?こちらの記事では少額の積立投資について紹介しました。少額の積立投資は、リスクを抑えて投資経験を積むことができ、投資初心者にはおすすめの手法です。しかしその反面、投資効率が悪く得られるリターンが小さいというデメリットもあります。
少額投資を成功させるには、世の経済情勢にアンテナを張って、投資感覚を磨いていくことが大切です。 投資や資産形成について相談したい方には、マネーキャリアの無料FP相談がおすすめです。
FPは投資や資産形成だけではなく、家計の見直し相談などのアドバイスもしてくれます。「投資を始めたいけど、いくらから始めたらいいのか」「貯蓄や投資に回すお金をどうやって捻出したらいいのか」など、あなたの家計状況も踏まえながら相談に乗ってくれます。
マネーキャリアの無料FP相談で資産形成の悩みを解決しましょう!
月々3000円投資する際におすすめの本2選
投資に関する情報を得る場合、インターネットは情報量が豊富で、情報へのアクセスも簡単です。しかし、ネット上の情報は個人的な見解が強いものもあり、真偽を判断しづらいものも多くあります。
投資に関する情報を探す場合、ネット上の情報だけではなく、出版されている本からも情報を得ることをおすすめします。
ここでは月3000円投資を始めたい方へおすすめの本を2冊紹介します。
- 「はじめての人のための3000円投資生活」横山光昭・著
- 「貯金感覚でできる3000円投資生活デラックス」横山光昭・著
投資を始めようと思っている方は、ぜひ読んでみてください。
本①「はじめての人のための3000円投資生活」
「はじめての人のための3000円投資生活」は、家計再生コンサルタント・FPとして活動されている横山光昭さんの本です。
こちらの本では、
- まず家計を管理し、支出をおさえて、お金の余裕をつくる。
- 貯金をする。
- お金について学んだうえで、投資を始める。
というステップをおすすめしています。
しかし、必要な生活防衛資金を一から貯蓄で貯める間の時間、投資をすることができずロスしてしまいます。投資というのは適切な投資信託を選べば、基本的には長く持てば持つほど複利の効果で効果で利益が出ます。少しでも早くに投資を始めることが資産形成には効果的です。
そのため、この本では貯蓄をしながら月々3000円という無理のない金額で投資を始めることをおすすめしています。
他にも、おすすめの投資先や、投資とお金の使い方の注意点など資産形成の基礎をまとめた構成になっています。投資を始めたいと思っている方の最初の一冊におすすめの本です。
本②「貯金感覚でできる3000円投資生活デラックス」
「貯金感覚でできる3000円投資生活デラックス」は上記で紹介した「はじめての人のための3000円投資生活」のデラックス版という位置づけの本です。
前作が発売されてから3年後に発売され、「人生100年時代」「老後2000万円問題」など、近年話題になったキーワードと、その対策についても書かれています。
前作を読んだ上でこちらの本を読むと、より分かりやすく、新しい情報を得ることができます。