更新日:2022/04/04
【初心者でも必ず分かる】NISAのおすすめ証券会社・ファンドを比較!
これからNISAを始める人のために、NISA口座を開設するまでのポイントを紹介します!口座を開く証券会社を比較するポイントから、対面型とネット証券の違いに触れつつ、各証券会社の特徴、最後におすすめのファンドまで紹介します。プロの相談を受けることもおすすめです。
- NISAで投資を始めてみたい人
- 各証券会社の違いとそれぞれのメリットついて知りたい人
- 証券会社を選ぶ際のポイントを知りたい人
- 銀行と証券会社とネット証券のどこで解説するか悩んでいる人
- ファンドを選ぶポイントを知りたい人
- おすすめのファンドを知りたい人
内容をまとめると
- NISA口座を開設する際に気を付けなければならないポイント3つ
- NISA口座を開設する証券会社を選ぶ時のポイント5つ
- これからNISA口座を開設するならネット証券がおすすめ!
- 各大手証券会社の特徴を解説
- NISA口座で購入するファンドを選ぶ際に抑えるべきポイント4つ
- ファンドはローコストかつ分散投資できるETFがおすすめ!
- NISAの運用で困ったらマネーキャリアで無料相談がおすすめ!
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 【基礎から解説】NISAで口座を解説する際のポイント3つ
- 基本①NISA専用の口座を用意しなければならない
- 基本②NISA口座は一度開設すると1年間変更することができない
- 基本③証券会社によって取扱商品や手数料が異なる
- NISA・つみたてNISAの利用者に聞いた!証券会社を選ぶポイント
- 【前提知識】証券会社を比較するためにチェックすべきポイント5点
- ポイント①商品の豊富さ(特に国内株式、海外株式、ETF)
- ポイント②「毎日(毎営業日)」「毎週」の積立ができるか
- ポイント③ポイントが貯まる&使えるか
- ポイント④値上がりの可能性の高さ
- ポイント⑤銀行引落しの有無
- どこ得?ネット証券を5つのチェックポイントから徹底比較!
- 比較ポイント①商品本数:楽天証券がおすすめ
- 比較ポイント②積立頻度の種類:SBI証券がおすすめ
- 比較ポイント③ポイントサービス:楽天・SBI証券がおすすめ
- 比較ポイント④値上がり可能性:SBI証券がおすすめ
- 比較ポイント⑤銀行引き落とし:楽天・SBI・松井証券がおすすめ
- おすすめ証券会社①SBI証券
- 特徴①ネット証券では日本株の個人取引シェアNo.1
- 特徴②日本株の売買手数料が無料、海外ETFの買付手数料も無料
- 特徴③全ての投信、投信積立が原則ノーロード(買付手数料無料)
- 参考:「NISA・投信土日専用デスク」で週末でも対応
- おすすめ証券会社②マネックス証券
- 特徴①日本株の売買手数料が無料
- 特徴②外国株の取り扱い銘柄数が多い
- 特徴③購入時手数料が無料(ノーロード)
- おすすめ証券会社③楽天証券
- 特徴①日本株の売買手数料や、海外ETFの買付手数料が無料
- 特徴②全ての投資信託の販売手数料が無料
- 特徴③ポイントプログラムが充実している
- おすすめ証券会社④松井証券
- 特徴①日本株の売買手数料が無料
- 特徴②全ての投資信託の販売手数料が無料
- 特徴③情報ツール類が充実
- おすすめ証券会社⑤野村証券
- 特徴①口座数とNISA申込口座数が国内No.1
- 特徴②「野村ネット&コール」を使うと売買手数料がお得に
- 特徴③投資情報や銘柄分析レポートが豊富
- 参考:どっちを選ぶ?ネット証券と対面型金融機関の違い2つ
- 違い①最低積み立て金額の低さ
- 違い②取り扱い商品の豊富さ
- 参考:NISA・つみたてNISAのおすすめファンド5選
- おすすめファンド①SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- おすすめファンド② eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- おすすめファンド③ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックス・ファンド
- おすすめファンド④三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- おすすめファンド⑤楽天・全米株式インデックス・ファンド
- まとめ:NISAの相談ならマネーキャリアがおすすめ!
目次
【基礎から解説】NISAで口座を解説する際のポイント3つ
投資に関心がある人なら、NISAという制度を一度は耳にしたことがあると思います。
今回は、「NISAを使ってお得に投資を始めたい!」という人のための解説になります。
さて、実際にNISA口座の開設をするポイントについて説明する前に、NISAという制度についておさらいしておきましょう。
NISAとは、毎年120万円までの範囲額で購入した有価証券(株や証券をイメージしてください)から発生した利益に対して最長5年間、非課税になる制度です。
一般口座で取引した場合、売却や配当などで発生した利益に対して、所得税と住民税で合計約20%が税金として徴収されてしまいます。
さて、このようにお得な制度であるNISAですが、実際に初めての方が運用を開始するまでに、押さえておくべき3つの基本的なポイントがあります。
- NISA専用の口座を用意しなければならない
- NISA口座は一度開設すると1年間変更することができない
- 証券会社によって取扱商品や手数料が異なる
今回はこれらのポイントについて、個別に解説していきます。
この記事を読んで、NISA投資を始めるための準備をしていきましょう!
基本①NISA専用の口座を用意しなければならない
まず、普通の証券口座でなく、NISA専用の口座を用意する必要があるというのがポイントです。
非課税のメリットを受けられるのはNISA口座で購入した証券だけであり、一般口座で購入すると、発生した利益に通常通り約20%の税金が課せられます。
実際、証券口座を開設して資産運用を行っている人は、かなり高い確率でNISA口座も開設しているという調査結果があります。
株式会社ZUUが2021年4月に証券口座保有者500人に行った調査では、証券口座を保有している人のうち70%以上もの人がNISA口座を保有している、または保有していたという結果でした。
基本②NISA口座は一度開設すると1年間変更することができない
1つ目のポイントを読んで、「みんながNISAで運用しているなら、さっそく自分もやってみよう!」と思った方も多いでしょう。
ここで、2つ目の重要なポイントを押さえておく必要があります。
NISA口座は一度開設すると、1年間変更することができないということです。
ある1つの証券会社でNISA口座を開設した場合、最低1年間はその証券会社で取引を続ける必要があります。
つまり、開設する金融機関の選び方が非常に重要となります。
なぜ重要なのか、そして合わない証券会社を選んでしまうリスクについて、この後紹介していきます。
基本③証券会社によって取扱商品や手数料が異なる
最後のポイントとして、証券会社を慎重に選ぶべき理由を紹介します。
証券会社によって取扱商品や商品取引時の手数料が異なるのです。
基本的に、NISAやつみたてNISA(積立NISA)では、口座の開設や維持に手数料はかかりません。
これはどの銀行や証券会社を選んでも原則同じです。
しかし、開設した口座でどんな商品を選ぶことができるのかは、その証券会社の取り扱っている有価証券の品ぞろえ次第です。
例えばつみたてNISAでは、制度上208本の投資信託が対象となっていますが、ある金融機関でそのすべてを取り扱っている保証はありません。
また、証券を売買する際には一定の手数料が発生しますが、その手数料の額の大きさは、同じ商品を買うとしても、金融機関ごとに異なります。
さらに、証券会社や銀行はより多くの人に新しく口座開設してもらうために競争していますから、「買付手数料無料」や「現金プレゼント」など、「NISA用キャンペーン」をそれぞれ独自に打っている場合もあります。
事前にきちんと調べておかないと、「ほかの証券会社を見てみたらそちらのほうが圧倒的にお得だった!」という失敗をしやすいのです。
NISA・つみたてNISAの利用者に聞いた!証券会社を選ぶポイント
さて、そうはいっても証券会社はたくさんありますし、調べているうちに聞いたことがないような会社も出てくるでしょう。
それぞれ比較してメリット・デメリットを考えなくてはいけないとなると、考えることが多くて大変ですよね。
そこで、ご読者の方々の悩みを解決する参考となるよう、実際につみたてNISAを利用している人の声から証券会社を選ぶポイントについて紹介します。
株式会社ZUUの調査によると、選ぶポイントで得票数が多かったトップ3は以下のようになりました。
- 【1位】買い付け手数料の安さ
- 【2位】取り扱い商品数の豊富さ
- 【3位】ポイント投資が可能か否か
【前提知識】証券会社を比較するためにチェックすべきポイント5点
それでは、先ほどのランキングに入っていなかった視点も含めて、証券会社を比較する上での基本的なポイントを紹介します。
ポイントは全部で5つです。
- 商品の豊富さ(特に国内株式、海外株式、ETF)
- 「毎日(毎営業日)」「毎週」の積立ができるか
- ポイントが貯まる&使えるか
- 値上がりの可能性の高さ
- 銀行引落しの有無
ポイント①商品の豊富さ(特に国内株式、海外株式、ETF)
1つ目のポイントは、選ぶことができる商品の種類の豊富さです。
投資で成功するために一番大切な点は、きちんと自分の投資方針を考えたうえで、自分に合った商品を見つけて、そこに投資することです。
国内株式、海外株式、ETFなど、各証券の取り扱いは金融機関ごとに異なります。
初心者の方であるほど、取り扱いの種類の幅は気にかけるべきです。
ポイント②「毎日(毎営業日)」「毎週」の積立ができるか
2つ目のポイントは、毎日、毎週の積み立てができるかという点です。
投資のスタイルは人によって、その人の中でもタイミングによって異なります。
一般的に、積み立ての頻度(タイミング)は、例えば「1月25日」「2月25日」……といったように、「毎月」で設定している金融機関が多いです。
それはつまり、それ以上の細かい指定ができないということでもあります。
積み立ての頻度を細かく調整することによって、
- 積立の頻度にバリエーションを持たせる
- 投資するタイミングをさらに細かく分散して、高値づかみのリスクを避ける
ポイント③ポイントが貯まる&使えるか
3つ目のポイントとして、各金融機関のポイントを有効活用できるか否か、という点があります。
金融機関の中には、投資信託の保有残高に応じて一定期間ごとにポイントが付与されたり、そのポイントを積み立て投資に回すことができるサービスを展開している会社もあります。
当然、このサービスを行っていない会社と比較した場合、お得に資産運用を継続することができます。
このポイントサービスの仕組み(付与される条件、使える対象など)や、投資信託の保有残高に対してもらえるポイントの割合であるポイントの付与率は、金融機関ごとに異なります。
この点をしっかり押さえることによって、証券会社選びの時点でお得にスタートを切ることができるのです。
ポイント④値上がりの可能性の高さ
4つ目のポイントは、「値上がりの可能性が高い株」を買うことができるか否かです。
読者の皆様は、IPOという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
IPOとは新規公開株のことで、これまで一般の人が買うことができなかった企業の株の初売りのことです。
みなさんがイメージしている株価は、市場に公開された後に買い手と売り手の需要と供給のバランスの結果値動きしているものです。
しかしIPOを買う際は、株式市場の需給で決まる通常の株価ではなく、証券会社が決めたそのスタート地点の価格(公募価格)で買うことができます。
一般的に、公募価格から株価は強く上昇していく傾向がありますから、これを購入することができるか否かで最終的な利益に大きな違いが生まれます。
特にNISA口座の場合、損益通算ができないという特性があるので、このポイントによる影響が大きいことになります。
損益通算とは、一般口座での年間を通して徴収された税金(発生した利益に対する約20%の税金のこと)のうち取りすぎた分を還付する仕組みです。そのため、そもそも利益に対して税金が課せられないNISAには適用されません。
「損失が出ても、損益通算で利益が出た時の税金が軽くなるから、リスク覚悟でたくさん取引しよう」という考え方は、NISAではうまくいかないとおいうことです。
ポイント⑤銀行引落しの有無
最後の5つ目のポイントは、銀行引き落としの有無です。
普段使いの普通預金口座から自動引落しで積み立てることができれば、わざわざ専門の銀行口座をつくったり、そこにお金を振り込んだりといった手間を省くことができます。
投資活動を続けるうえで、余計な手間がかからないという点は大きなポイントです。
特にNISAはでは、非課税期間を活用するためには長期間継続して投資を続けることになり、手間がかかるとそのうち管理がおっくうになってしまうケースがよくあります。
将来の自分の投資モチベーションを保つために、銀行引き落としの有無は必ずチェックするようにしましょう。
どこ得?ネット証券を5つのチェックポイントから徹底比較!
ここからは、実際にどのネット証券がおすすめなのかを解説していきます。
「そもそもなぜネット証券なの?」と思われる方もいらっしゃると思いますので、ネット証券全体の対面型の証券会社・銀行と比較した際のメリットを紹介します。
- 実店舗がないため人件費がかからず、そのぶん取引手数料が安い。
- 最低積み立て額が100円と安く、また入金額も1円単位で指定可能なところが多い。
対面店舗にもメリットはありますが、今から新しく始める方にはネット証券のこれらのメリットが大きいです。
さて、ネット証券のメリットがお分かりいただけたところで、選ぶ際のチェックポイント5つと、それに基づいたおすすめの証券会社を紹介していきます。
- 商品本数:楽天証券がおすすめ
- 積立頻度の種類:SBI証券がおすすめ
- ポイントサービス:楽天・SBI証券がおすすめ
- 値上がり可能性:SBI証券がおすすめ
- 銀行引き落とし:楽天・SBI・松井証券がおすすめ
比較ポイント①商品本数:楽天証券がおすすめ
ポイントの一つ目である商品本数、つまり取り扱っている商品の種類の多さで選ぶなら、楽天証券がおすすめです!
楽天証券では、つみたてNISAで選べる投資信託の種類が180種類以上あり、大手ネット証券のなかでは最大級の品ぞろえとなっております。
もちろん、NISAや一般口座で選べる投資信託や株の種類も豊富で、充実した検索機能もありますので、自分に合った投資対象を見つけやすい環境になっております。
自分できちんと納得できる投資対象を探して選びたい方は、楽天証券で探してみるのがおすすめです。
比較ポイント②積立頻度の種類:SBI証券がおすすめ
2つ目ポイントである積立頻度の種類(選択肢)の多さを大事にしたい方は、SBI証券がおすすめです。
SBI証券では、積立頻度は「毎日(毎営業日)」「毎週」「毎月」の3タイプから選ぶことができます。
特に、日単位で選ぶことができる証券会社はなかなかありません。
分散投資を細かく行うことで、購入価格の変動リスクを抑えたい方なら、SBI証券がおすすめです。
ネット証券ならではの手数料の安さも、細かい分散投資に向いているポイントの一つです。
比較ポイント③ポイントサービス:楽天・SBI証券がおすすめ
ポイントサービスで選ぶなら、楽天証券、SBI証券の2つの会社ともにおすすめです。
楽天証券では、投資信託を保有すると、月間保有残高に応じて最低50万円以上から、20〜800ポイントが貯まります。
たとえばつみたてNISAの保有残高50万円の場合、月20ポイント貯まります。
貯まるポイントは「楽天証券ポイント」か「楽天ポイント」のどちらかから選べます。
SBI証券は投資信託でTポイントやPontaポイント、dポイントが貯まるのが魅力です。
通常銘柄は、つみたてNISAの月間保有残高に応じて0.1%~0.2%の割合でポイントが付与されます。
SBIプレミアムチョイス銘柄になると、つみたてNISAの月間保有残高に応じて0.15%~0.25%のポイントが付与されます。
つみたてNISAの利用でTポイントやPontaポイント、dポイントが貯まるのは、他の金融機関にはないメリットです。
比較ポイント④値上がり可能性:SBI証券がおすすめ
値上がり可能性、より具体的に言うならIPOの獲得のしやすさで選びたい人には、SBI証券がおすすめです。
さきほど説明したように、IPOは獲得できれば値上がりする可能性が歴史的にかなり高い証券です。
しかし、それゆえに投資家たちから人気が高いIPOを買うには、購入段階よりも前に抽選を潜り抜ける必要があり、当選するにはたくさんの機会で抽選に参加しなければなりません。
SBI証券なら、IPO銘柄の取り扱い数が最大級であることはもちろん、NISAで買う証券の対象にIPO銘柄を指定することができます。
IPOの取り扱いが多く、かつNISA口座にIPO銘柄を指定できる証券会社は、ネット証券ではかなり珍しい存在です。
値上がりによる利益を狙う人は、SBI証券を検討してみましょう。
比較ポイント⑤銀行引き落とし:楽天・SBI・松井証券がおすすめ
最後に、銀行引き落としの利便性で選ぶなら、楽天証券、SBI証券、松井証券がおすすめです。
これら三社の証券会社なら、全国450以上の銀行の引き落としに対応しています。
これを読んでいる方が使っている銀行口座がどの金融機関であっても、基本的には問題なく引き落とし口座として登録することができるのです。
証券会社によってはわざわざ専用の現行口座を作る必要のある証券会社もありますから、利便性を重視したい、振り込みの手間をかけたくないという方はこの3社がおすすめです。
おすすめ証券会社①SBI証券
さて、ここまでポイント別におすすめの証券会社をまとめてきました。
「メリットはわかったけど、結局どこがいいの?」という読者の方のために、ここからはおすすめの証券会社について紹介・解説します。
1つ目の紹介はSBI証券です。
- ネット証券では日本株の個人取引シェアNo.1
- 日本株の売買手数料が無料、海外ETFの買付手数料も無料
- 全ての投信、投信積立が原則ノーロード(買付手数料無料)
特徴①ネット証券では日本株の個人取引シェアNo.1
まず一つ目にして最大の特徴として、SBI証券はネット証券の中で日本株の個人取引シェアNo.1という点が挙げられます。
多くの人が利用しているということは、それだけ口コミや体験談が充実しているということになり、利用する上でも安心感がありますよね。
操作や仕組みの点で困ったことがあれば、ネットで検索すればスムーズに解決できる可能性が高いです。
また、当然ですが顧客に選ばれる理由があってこそのシェアNo1ですから、サービスも充実していると言えるでしょう。
特徴②日本株の売買手数料が無料、海外ETFの買付手数料も無料
2つ目の特徴として、手数料の圧倒的な安さが挙げられます。
SBI証券なら、日本株の売買手数料が無料、海外ETFの買付手数料も無料です。
一般の証券会社では、株式や投資信託を購入する際に一定の手数料が発生します。
購入金額ごとに手数料の割合が決まっており、少額での購入となると手数料が割高になるケースがほとんどです。
そのため一般の証券会社では、少額で長期にわたって投資するつみたて投資の場合、日本株をその対象とすることは推奨されません。
頻繁に売買した場合、手数料が積み重なってしまい利益がほとんど出ないというケースもあります。
また、海外ETFは、優良な商品であっても手数料が高いケースが多く、通常の証券会社ではなかなか手を出しづらい領域です。
SBI証券なら、日本株の売買と海外ETFの購入を手数料を気にすることなく行うことができるのです。
特徴③全ての投信、投信積立が原則ノーロード(買付手数料無料)
3つ目の特徴は、全ての投信、投信積立が原則ノーロードという点です。
ノーロードとは、購入時に必要な買付手数料が不要な商品のことです。
投資信託は、一般的に購入時に買い付け手数料として2%前後を別に支払う必要があります。
この手数料は買い付け額が大きくなるほど安くなりますが、1000万円以下の単位で購入する場合はおおよそ2%前後の水準となります、
少額投資を高い頻度で続ける積み立て型の投資の場合、このような手数料の取られ方をしてしまうと、利益が非常に出にくくなってしまいます。
SBI証券の全ての投信、投信積立が原則ノーロードというポイントは、少額投資を始めたいという人にピッタリなのです。
参考:「NISA・投信土日専用デスク」で週末でも対応
最後にもう一つ、SBI証券のうれしいポイントとして、カスタマーサービスセンターに「NISA・投信土日専用デスク」があり週末も問い合わせに対応している点があります。
平日は仕事でなかなか投資に割く時間がないという方も多いと思います。
それでも、自分の大切なお金に関する話ですから、気になった点が生まれたら先延ばしにしておきたくないですよね。
SBI証券なら土日もサービスデスクが対応していますので、週末の時間があるタイミングで疑問点を解消することができます。
おすすめ証券会社②マネックス証券
おすすめの証券会社の2つ目は、マネックス証券です。
さきほどのポイント別のおすすめには登場しませんでしたが、こちらはある程度自分で調べていて、自分に合ったスタイルで投資したいという人に人気の高いネット証券です。
知らなかった方、マネックス証券で口座を開くことを検討している方はぜひ、この先で特徴について解説していますので読み進めてください。
特徴①日本株の売買手数料が無料
一つ目の特徴は、NISA口座での日本株の売買手数料が無料になるという点です。
それに加えて、海外株や海外ETFについても、購入時の手数料は全額キャッシュバックされるため、実質無料となっております。
手数料は長期で運用して取引が積み重なると大変大きな額になってきます。
株式をメインにNISAを始めたいという人なら、マネックス証券のこの特徴は非常に大きなメリットとなるでしょう。
特徴②外国株の取り扱い銘柄数が多い
2つ目の特徴として、外国株の取り扱い銘柄数が多いという点があります。
マネックス証券では、米国株は4900銘柄以上、中国株は2600銘柄以上がNISA口座でも購入することができます。
外国株での資産運用を考えた場合、有望な株を見つけることはもちろんですが、その株を取り扱っている日本の証券会社があるかどうかもかなり重要な問題となります。
NISA投資で外国株にチャレンジしようと考えている人にとって、取り扱い銘柄数はかなり大きなポイントとなるでしょう。
特徴③購入時手数料が無料(ノーロード)
最後3つ目の特徴は、購入時手数料が無料という点です。
マネックス証券では、投資信託はNISA口座での取引や「投信つみたて」を含めて、すべて購入時手数料が無料です。
一般的な投資信託の購入時手数料は、少額では2~3%程度です。
せっかく良い投資信託を見つけても、購入時手数料が高すぎて手が出せないという場合もあります。
マネックス証券なら購入時手数料が無料なので、純粋に自分でよいと思った銘柄に投資できるのです。
おすすめ証券会社③楽天証券
3つ目のおすすめ証券会社は楽天証券です。
もともと最大手の1つとして有名ですし、楽天グループとして電気・ガスや携帯キャリアなどのインフラ、通信販売などでもすでに利用している人も多いかと思います。
楽天グループとしての強みを生かせるようなメリットがありますので、こちらについても紹介していきます。
特徴①日本株の売買手数料や、海外ETFの買付手数料が無料
まず1つ目に、日本株の売買手数料や、海外ETFの買付手数料が無料というポイントがあります。
身近な日本株や、分散投資を目的とした海外ETFの購入を検討している人にとっては、ぜひ押さえておきたいポイントです。
ただし一点注意として、海外ETFについての売却時の手数料は必要という点は押さえておいてください。
特徴②全ての投資信託の販売手数料が無料
2つ目のポイントは、全ての投資信託の販売手数料が無料という点です。
やはりネット証券だけあって、手数料の安さは他に引けをとりません。
少額で長期間、積み立て投資をしたいという方にはピッタリなポイントです。
さらに楽天証券では、投資信託の残高に応じてポイントがもらえたり、楽天市場の買い物でポイントアップも可能と、日々の生活で生かせるポイントシステムとの連携が充実しているのもうれしい点です。
特徴③ポイントプログラムが充実している
3つ目のポイントはやはり、楽天グループならではのポイントプログラムの充実です。
日々の生活で楽天のインフラやショッピングを利用している人なら、この点はかなり魅力的なポイントになるでしょう。
特に、楽天証券ではクレジットカードでの積み立ても可能となっています。(これ自体はSBI証券でも可能です)
楽天カードを使って毎年、満額までつみたてNISAをクレカ積立すると想定すると、4000ポイントほどを貯めることができます。
資産運用での利回りに加えて、このような日々の生活への還元があるのはうれしいポイントですね。
おすすめ証券会社④松井証券
4つ目のおすすめ証券会社は、松井証券です。
松井証券のポイントは、ネット証券ならではの安い手数料に加えて投資のための情報収集に役立つ情報ツール類がとても充実しているという点です。
自分で納得のいく投資対象に投資したいという方にはぜひおすすめしたい証券会社です。
具体的なポイントを見ていきましょう。
特徴①日本株の売買手数料が無料
まず一つ目のポイントは、日本株の売買手数料が無料というところです。
経済ニュースのでの情報をもとにトレードをこまめに行いたいという方なら、売買のたびに手数料が発生しているとその分利益が減ってしまいますから、このポイントは外せないでしょう。
松井証券なら、日本株に限定されるものの、情勢を見て素早くノーコストでトレードを行うことができます。
特徴②全ての投資信託の販売手数料が無料
2つ目に、すべての投資信託の販売手数料が無料という特徴があります。
投資信託を選ぶ際に、パフォーマンスがよくても手数料が高く購入を迷ってしまうケースはよくあります。
松井証券なら、投資信託はすべて手数料が無料なので純粋にパフォーマンスとリスクを比較したうえで手数料を考慮せず購入できるのです。
特徴③情報ツール類が充実
最後に、松井証券の最大のセールスポイントとして、情報ツール類が充実している点が挙げられます。
松井証券では、強力な銘柄スクリーニング機能を持つ「QUICK情報」や高機能ロボアドバイザー「投信工房」が無料で利用できます。
QUICK情報は、各原料の値上がり情報などの経済ニュースを参考にしつつ、購入する銘柄を検索・比較する際には非常に強力な武器になります。
投信工房はAIによるアドバイザリー機能であり、投資方針を決める際の判断材料として感情に左右されずに冷静に投資判断を下すことができます。
投資についてある程度知識がある人、もしくは自分でしっかりと考えて投資したいひとに松井証券はぜひおすすめです。
おすすめ証券会社⑤野村証券
最後にお勧めしたいのは、対面型証券会社の最大手である野村證券です。
ここまで、取引手数料が安いという優位性のあるネット証券を紹介してきましたが、対面型の証券にもそれならではのメリットがあり、そのメリットを重視する人も多くいます。
それではさっそく、そのメリットを具体的に見ていきましょう。
特徴①口座数とNISA申込口座数が国内No.1
まず一つ目の特徴は、口座数とNISA申込口座数が国内No.1という点です。
証券業界最大手ですから、やはりお金を預けるうえでの安心感はポイントとなります。
野村証券は、1925年設立の大手老舗総合証券です。
長年人々に愛されてサービスを継続している総合証券ですから、証券取引におけるあらゆるサポートが充実しているのが大きな魅力です。
特徴②「野村ネット&コール」を使うと売買手数料がお得に
さて、対面証券でどうしても気になるのは売買時の手数料です。
2つ目のポイントは、この手数料に関するポイントになります。
野村證券でも対面型の例にもれず、NISA口座でも一般口座と同じ売買手数料が必要ですが、インターネット取引用の口座「野村ネット&コール」を利用すると、店頭での窓口取引にくらべて売買手数料が大幅にお得になります。
さらに、対面型証券が手数料をとる理由の一因に各店舗を維持するための人件費がありますが、これは裏を返せば、運用について実店舗で直接相談できるメリットにもなります。
野村證券は日本全国に対面店舗を有していますので、つみたてNISAで分からないことがあってネットや電話で問題解決が難しいような場合でも、お住まい近くの実店舗で直接相談することができるので安心です。
特徴③投資情報や銘柄分析レポートが豊富
3つ目の特徴は、投資情報や銘柄分析レポートが豊富な点です。
野村證券だけでなく野村グループ全体で有している、世界的に見て優秀なアナリストたちが発信する金融情報や分析レポートを参照できるようになるのは、非常に大きなメリットです。
また、取り扱う商品は厳選された7本のみとなっているのもポイントです。
たった7本といっても、「外国株式」「国内株式」「バランス型」のインデックスファンド、「割安株投資」「成長株投資」のアクティブファンドとそれぞれのジャンルからおすすめのファンドが選ばれています。
ネット証券でありがちな「たくさん種類はあるけど、結局どれがよいのかわからない」という人々の問題を、対面でのコンサルティングと厳選された商品によってスムーズに解決できるのです。
参考:どっちを選ぶ?ネット証券と対面型金融機関の違い2つ
さて、ここまでネット証券と対面型金融機関(先ほど挙げた中では野村證券のみがこちらにあたります)の2つを紹介してきましたが、そのどちらにもメリットがあることはお分かりいただけたと思います。
ここで、対面型金融機関のなかでも証券会社と銀行の違いについて確認しておきます。
銀行のメリットは、銀行口座との結びつきが強く口座をすでに持っていれば、窓口での相談も受けながらスムーズに投資を始められることです。
既存の口座以上に口座を増やしたくなく、あまり手間をかけずに始めたいという方には銀行もおすすめできます。
しかし逆に、その点をあまり重要視しない方でしたら、証券会社、特にネット証券のほうがおすすめできます。
手数料の安さは運用して利益を得るためには避けては通れないポイントになりますので、
- すでに株取引をしている人
- 今後、株取引を考えている人
- 最低積み立て金額の低さ
- 取り扱い商品の豊富さ
違い①最低積み立て金額の低さ
まず、最低積み立て金額の低さについて解説します。
一般的な対面型の金融機関では、最低積立額を毎月1000円、3000円、5000円から1000円単位で設定できることが多いです。
一方、一部のネット証券では毎月100円から、1円単位で積み立てすることができます。
例えばつみたてNISAでは、最長20年間もの長い期間、月ごとに分散して積み立て投資を継続するスタイルの投資になります。
毎月無理のない積立額を設定できる金融機関(証券会社)なら、安心して継続することができますね。
少額かつ柔軟な積み立て額を設定したい方なら、ネット証券のほうが魅力的になるでしょう。
違い②取り扱い商品の豊富さ
続いて2つ目の違いとして、取り扱い商品の豊富さが挙げられます。
特に対面店舗を中心とする銀行など、取扱ラインナップが少ない金融機関を選んだ場合、店頭で相談することはできますが、自分が買いたい商品が買えないといった事態が発生することもあり得ます。
その点、つみたてNISAの対象商品の品ぞろえが豊富なネット証券なら、自分の納得がいくまで商品を検索し、選ぶことができます。
自分で買いたい商品をしっかり調査したうえで選びたいという方は、まずは取り扱い商品の種類が豊富かどうかをチェックしてみましょう。
参考:NISA・つみたてNISAのおすすめファンド5選
さて、ここまで各証券会社についておすすめを紹介してきましたが、実際に投資を始めるとして、商品(ファンド)はどのように選べばよいのでしょうか。
投資に正解はなく、投資の目的や目標額、運用期間などその人によって正解は異なりますので、まだはっきりとしていない人はその点から書き出して整理してみましょう。
そのうえで、ファンドを選ぶ際のポイントは以下の4つになります。
- 純総資産額
- 分配金の頻度
- 信託報酬
- 利回りの高さ
それそれについて簡単に解説します。
まずファンドの純総資産額は、投資家からそのファンドに投資されたお金の総額、つまりそのファンドの人気度を測る際の指標になります。
この額が小さすぎると、分散投資ができていないというリスクも考えられます。
続いては分配金の頻度についてです。
分配金とは、ファンドから定期的に支払われるお金のことです。
このお金はファンドに投資した投資家自身の資金から拠出されるため、分配された分の投資資金は減ることになります。
投資資金が減ると、その分利回りから得られるリターンは小さくなってしまうため、この額を抑えると長期的に資産を伸ばしやすいです。
信託報酬とは、保有しているファンドの資産額に対して年間で発生する手数料のことであり、この分だけ投資している資金から年次で徴収されることになります。
購入にあたって目論見書に記載してあるはずなので、必ずチェックしておきましょう。
最後に、当然ですが利回りの高さが重要です。
利回りとは、分配金とファンド本体の値上がり(キャピタルゲイン)を含めた最終的な年間の利益のことであり、最終的に必要な手数料がここから引かれることで実質利回りという呼び方をされます。
取り上げる期間や計算方法で値が異なるため評価が難しく、冷静に見る必要があります。
これらに基づいて、おすすめのファンドを紹介していきます。
おすすめファンド①SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
1つ目のおすすめファンドは、SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンドです。
これは、米国の代表的な株価指数である「S&P500(円換算ベース)」の値動きに連動する投資成果を目指し、毎決算時ごとに分配を行う分配型のファンドです。
このファンドに投資すると、米国の主要業種を代表する500企業に投資するのと同等の成果が得られます。
いわゆるETFの一つであり、分散が効いておりかつ手数料も安い(信託報酬は0.0938%程度)です。
分配金が発生するため長期的な成長に少しブレーキがかかるものの、裏を返せば少しずつ手元にお金が戻ってくる安心感もあると言えます。
純資産は4,208億6,400万円と超大手規模のファンドであり、投資初心者の方からある程度の経験者の方まで、幅広くお勧めできる商品になります。
おすすめファンド② eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
おすすめファンドの2つ目は、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスです。
こちらは、日本以外の先進国22カ国へと投資する、MSCIコクサイ・インデックスというETFと連動した投資成果を目指すインデックスファンドです。
投資対象としては、約68%をアメリカのインデックスが占めているので、米国株式市場の影響を強く受けることになります。
日本で働いている方にとっては、労働賃金を日本円で受け取りつつ、投資によって日本以外の国に分散投資することで、トータルで見て世界の先進国全体に分散投資できていることになります。
信託報酬は0.10989%と、こちらも比較的安い分類となります。
また、総資産額は573億9,400万円程度ですが、現状右肩上がりで増えています。
急速に投資家の注目を集めているファンドだと言えるでしょう。
おすすめファンド③ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックス・ファンド
おすすめファンドの3つ目は、ニッセイ外国株式インデックス・ファンドです。
こちらは、先ほど紹介したeMAXIS Slim 先進国株式インデックスとほぼ同様のスキームで運用しています。
アメリカを中心に日本以外の先進国22カ国へと投資する、MSCIコクサイ・インデックスというETFと連動した投資成果を目指すインデックスファンドです。
それぞれ取り扱っている金融機関が異なりますので、もしこのタイプのファンドを探しているようでしたら、開設を検討している証券会社での購入ができるほうを選択するとよいです。
こちらの総資産額は1,299億2100万円、信託報酬は0.10989%です。
総資産額で比較すると、ややこちらのほうがメジャーなファンドだと言えるでしょう。
おすすめファンド④三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
4つ目のおすすめファンドは、三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)です。
こちらは、アメリカの主要株価指数であるS&P500指数(※配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果を目指し、毎決算時ごとに分配を行うファンドです。
ただし、信託財産の成長を優先するので、分配は抑制する方針となっています。
最初に触れたように、分配金を抑制する分投資資産を大きく保つことができるので、将来的なリターンが増えることが期待できます。
こちらのファンドの信託報酬は0.0968%と安く設定されている上に、純資産は8,694億100万円と超大手クラスのファンドとなっております。
アメリカの安定した経済成長に期待している方にお勧めのファンドです。
おすすめファンド⑤楽天・全米株式インデックス・ファンド
最後5つ目のおすすめは、楽天・全米株式インデックス・ファンドです。
米国市場全体を示す指数である、CRSP USトータル・マーケット・インデックスという指数に連動した値動きをする運用をとっています。
米国株式の4000銘柄がほぼすべて投資対象となるファンドであり、アメリカ市場が落ち込んだ場合には影響を強く受けることになる一方、S&P500に選出されないグロース株(規模は小さいが急成長している株)も含めて投資することができる利点もあります。
純資産は570億8800万円であり、信託報酬は0.172%と他のインデックスファンドに比べるとやや高めですが、それでも他の一般的なファンドよりはかなり安い水準です。
小規模な企業を含めたアメリカ全体の経済成長に期待している方にお勧めです。
まとめ:NISAの相談ならマネーキャリアがおすすめ!
長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただいた方なら、NISAを始めるにあたっての証券会社の選び方からファンドの選び方まで、一通り抑えることができたはずです。
1つのこれといった正解はなく、証券会社、投資先ファンドはどれにもメリットとデメリットが存在し、それらを理解したうえで自分に合ったものを見つけることが最善になります。
自分がどのようなスタイルに合っているかわからないという方や、もっと比較対象を増やして検討したいという方は、是非プロに相談してみてください。
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