マネックス証券の手数料は高い?米国株の手数料が違う?【手数料比較】

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マネックス証券の手数料を、国内株・米国株・投資信託など商品ごとに大手証券会社と比較して、高いのか安いのかをまとめました。マネックス証券の手数料以外の特徴も紹介します。また、証券口座開設で比較するべきポイントについても解説します。



▼この記事を読んで欲しい人  

  • マネックス証券の口座開設を検討している方
  • マネックス証券の手数料が高いのか知りたい方
  • 米国株の手数料が知りたい方

内容をまとめると

  • マネックス証券の取引毎手数料コース、米国株、投資信託の手数料は安め
  • 米国株手数料は約定金額の0.495%、また買付時の為替取引料0円とかなり有利
  • 証券口座選びは手数料、商品数、投資情報の充実など様々なポイントで比較すべき
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目次を使って気になるところから読みましょう!

マネックス証券の手数料は高い?【手数料比較】


株取引や投資信託を始めるにあたって、毎回かかる手数料は気になりますよね。証券会社によって手数料が違うので、どこで口座を開設するか迷ってしまいます。


今回は証券会社の中でマネックス証券に注目して手数料を比較しました(2022年5月現在)。マネックス証券は、SBI証券や楽天証券と並ぶ大手証券会社です。手数料は取引のスタイルや株の種類によって違います。


まずは、国内株の取引コースに着目して手数料を見ていきましょう。マネックス証券の取引コースはこちらです。

  • 取引毎手数料コース(国内現物取引)
  • 信用取引
  • 1日定額手数料コース(国内現物取引+信用取引)

また、証券会社選びでは手数料以外にも、会社の特徴や強み、ターゲット層など様々な観点から選ぶ必要があります。


この記事ではマネックス証券の強みやデメリットも紹介します。


実際の口座開設の方法も解説するので、マネックス証券で口座を開きたいと考えている方はぜひご覧ください。

手数料比較①取引毎手数料コース【国内現物取引】

取引毎手数料コースでは、1回の株取引ごとに手数料がかかります。


マネックス証券の手数料は以下の通りです。1回の取引でいくらの金額をかけるかによって手数料が変わります。


1注文の約定金額手数料
5万円以下50円(税込55円)
5万円超10万円以下90円(税込99円)
10万円超20万円以下105円(税込115円)
50万円超100万円以下487円(税込535円)
100万円超150万円以下582円(税込640円)
150万円超3000万円以下921円(税込1013円)


この手数料は、SBI証券や楽天証券と並び証券会社の中でも最低水準となっています。今まではマネックス証券が少し高めでしたが、2022年3月に同水準まで引き下げられました。


そのため、取引毎手数料コースを選ぶのであればマネックス証券はおすすめといえるでしょう。


このコースは、少額から投資をしてみたい方や、1日の取引回数が限られる人に向いています。


手数料比較②信用取引

続いて、マネックス証券の信用取引の手数料も見ていきます。

1注文の約定金額手数料
10万円以下90円(税込99円)
10万円~20万円以下135円(税込148円)
20万円~50万円以下180円(税込198円)
50万円~350円(税込385円)


こちらも、他の証券会社と比較すると大体同じです。

信用取引については松井証券は50万まで0円、SMBC日興証券やSBIネオトレード証券は取引額にかかわらず0円など、より優遇されている会社もあります。


そのため信用取引がメインであれば、手数料に関しては別の証券会社を検討してもよいでしょう。

手数料比較③1日定額手数料コース 【国内現物取引+信用取引】

続いて、1日定額手数料コースを見ていきます。こちらは1日の合計で総額いくら使ったか、その約定金額に対して加算されるコースです。金額は現物取引と信用取引の合算になります。


マネックス証券の手数料はこちらです。

1日の約定金額手数料
100万円以下500円(税込550円)
100万円超、300万円毎2,500円(税込2,750円)


基本はこの金額ですが、月間で取引をする頻度が高いとさらに安くなります。300万円ごとの売買が21回以上になると税込2,475円、121回目からは1,815円です。


しかし、こちらはマネックス証券は最安値ではありません。SBI証券や楽天証券では100万円以下は0円になっています。そのため1日定額コースに入るのであれば、別の証券会社を検討してもよいでしょう。

マネックス証券は米国株の手数料が違う?【米国株手数料】


ここまで、マネックス証券と他の証券会社の国内株手数料を比較しました。


しかし、株取引には外国株もあります。マネックス証券では、米国株と中国株を扱っており、それぞれで手数料が変わります。


次は、米国株の手数料を比較してみます。


マネックス証券の手数料はこちらの式で計算できます。

約定代金×税込0.495%

たとえば、1米ドル100円で計算してみると、約定金額が1万円(100米ドル)で49.5円、50万円(5,000米ドル)では2,200円(22米ドル)といった具合です。


くわえて米国株ではドルを使うので、こちらを円貨で購入したり、逆にドルに戻して売却したりする際には、本来為替手数料が必要になります。


しかし、マネックス証券の為替手数料はたいへんお得です。買付時は無料、売却時も25銭となっています(2022年5月現在)。


米国株を扱っているSBI証券、楽天証券と比較すると3社とも手数料は同じですが、為替手数料に関しては、他社は買付時も25銭かかります。


そのため米国株の手数料は、マネックス証券が少し有利です。

口座開設数で見る大手ネット証券4社の手数料比較一覧


では、ここまでの手数料比較を表にまとめます。


取引毎手数料コース

10万円以下20万円以下
マネックス証券99円115円
SBI証券99円115円
楽天証券99円115円
SMBC日興証券137円198円
auカブコム証券99円198円


信用取引

10万円以下20万円以下
マネックス証券99円148円
SBI証券99円
148円
楽天証券99円148円
SMBC日興証券0円0円
auカブコム証券99円148円



1日定額コース(SMBC、auカブコムは該当コースなし)

100万円以下200万円以下
マネックス証券550円2,750円
SBI証券0円1,278円
楽天証券0円2,200円
SMBC日興証券--
auカブコム証券--


米国株(手数料)

料率最低~最高額
マネックス証券0.495%0米ドル~22米ドル
SBI証券0.495% 0米ドル~22米ドル
楽天証券0.495% 0米ドル~22米ドル
SMBC日興証券0.2%+1.265%規定なし
auカブコム証券0.495% 0米ドル~22米ドル


米国株(為替取引料)

買付売却
マネックス証券0円25銭
SBI証券25銭25銭
楽天証券25銭25銭
SMBC日興証券50銭50銭
auカブコム証券20銭20銭


マネックス証券のデメリット


株取引でかかる手数料は、どの商品にするか、どれくらいの頻度で売買するか、金額はいくらか、また日本株か外国株かによって各社で違います。


そのため、自分はどの取引を中心に行いたいか、実際に口座を開設する前にある程度シミュレーションして、証券会社を決めるとよいと思います。


次は、マネックス証券と他の証券会社を、手数料以外の観点からも比較します。


証券会社選びには手数料以外にも取引のしやすさや取り扱い株の数など、総括して検討することが必要です。


各社で強みや弱みが違うので、様々な観点から比較して選んでいきましょう。


ここでは、各社と比較した際のマネックス証券の特徴を解説します。

外国株の取扱いは米国株と中国株の2つのみである

マネックス証券のデメリットは外国株の取扱が少ない点です。

マネックス証券の外国株は、様々な観点から強いといわれているものの、国の取り扱い自体は少なく米国株と中国株のみです。そのため、他の国の外国株を買うことはできません。


たとえば、経済成長が著しいインドやブラジル、東南アジア諸国などの株です。このような新興国は今後も経済が伸びるといわれており投資する人も増えていますが、購入ができないのです。


特にシンガポールやマレーシアなどのASEAN加入の東南アジア諸国は、SBI証券や楽天証券など他の証券会社では取り扱いをしています。


そのため、もしアメリカや中国以外の株が買いたいのであれば、マネックス証券ではないほうがよいでしょう。

マネックス証券のメリットを5つで解説!


マネックス証券のデメリットを解説しました。次は、各証券会社と比較した際のメリットについて紹介します。


具体的には以下の5つです。

  1. 100円or1株から少額投資ができる
  2. 投資信託とiDecoの投資コストが低い
  3. 投資情報が充実している
  4. 米国株の商品数が豊富である
  5. IPOの当選確率が公平である
マネックス証券は、少額から投資することができ、投資信託のコストも安いので、初心者や現在の資金が少ない方でも始めやすい証券会社です。


初心者から経験者まで、投資する際に知っておきたい投資情報も充実しています。


また、先ほども少し書きましたが「米国株ならマネックス」といわれるくらい、米国株取引にはメリットが大きい証券会社でもあります。


そして、新規公開株であるIPOの当選確率も公平なので、投資金額や経験に関係なく挑戦しやすいです。


ここからは、さらに具体的に各項目について解説していきます。

メリット①100円or1株から少額投資ができる

マネックス証券は、手元のお金が少なくても投資が始めやすいです。なぜなら、100円や1株など、少ない金額で投資を始められるからです。


投資信託については最低金額100円から始めることができます。ネット証券の中には同じく最低金額が安い会社もありますが、一般的には1万円程度からが多いです。


また、投資信託以外にワン株という単元未満株も扱っています。


株式は通常100株単位での購入となるので100株未満は購入できませんが、単元未満株なら1株から買えます。


通常なら最低でも数万円くらいかかってしまいますし、人気の高い会社の株はさらに金額が必要です。


しかし、ワン株なら手元にお金が少なくても購入できます。人気が高く株価が高い会社の株が持ちやすいことも利点です。

メリット②投資信託とiDecoの投資コストが低い

先ほどの投資信託に加え、iDecoの投資コストも低いので、これらで投資を始めたい方にはマネックス証券はおすすめの選択肢です。


投資信託にはNISAつみたてNISAも含まれており、全銘柄で買付申込の手数料が無料です。また、NISAではさらに国内株の売買手数料も0円となります。


iDecoでは、月々の掛け金や口座の総額にかかわらず運営管理手数料が0円です。


投資信託で積み立てていく場合は、少ない資金や余剰分のお金で始める方も多いですから、投資コストが低いことは大きなメリットです。


また、NISAやiDecoには税制優遇制度もあるので、コストを下げてさらにお得に運用していきたいですね。

メリット③投資情報が充実している

マネックス証券は自社の投資情報が充実しているので、投資をしながら勉強もしていきたいという方におすすめできます。


マネックス証券は、オウンドメディア「マネクリ」を持っています。


マネクリは、投資の初心者から経験者まで役立つ、お金や投資に関する情報が多く掲載されているサイトです。


今後の株式市場の展望や銘柄分析レポート、人気アナリストのコラムなどもあり、読み応えは抜群です。


情報がありすぎてよくわからないという初心者の方にも、マネクリには初心者というカテゴリーがあるのでやさしいです。


そのほか資産運用のセミナーも定期的に開かれているなど投資情報が充実しているので、実際の投資に役立ちます。

メリット④米国株の商品数が豊富である

マネックス証券は米国株の商品数が豊富で、5000種類以上あります(2022年1月時点)。


この数字は、主要ネット証券会社の中でもかなり豊富です。有名企業から上場したばかりの新しい会社まで、多くの銘柄から選べます。


マネックス証券では簡単にできる投資家からの銘柄追加要望も受け付けているので、おそらく今後も商品数は増えるでしょう。


くわえて、時間外取引がしやすいこともマネックス証券の利点です。市場取引時間と時間外取引時間の合計で最大12時間も取引することができます。


また、源泉徴収を代行してもらえる特定口座を使って米国株の取引ができるので、確定申告の手間がかかりません。


このように、米国株に投資したい方にとっては、マネックス証券は商品数や様々な点でメリットがあります。

メリット⑤IPOの当選確率が公平である

マネックス証券のIPO抽選権は、すべての人に1票が与えられています。そのため当選確率が公平です。


IPOとは新規公開株のことで、未上場の株式を新規に上場させることです。


このような銘柄は、今後伸びることが予想されるので利益が得やすく、手数料も無料です。この株を買えるのが、抽選で選ばれた人です。


IPO抽選権は、過去の取引実績や購入数に応じて割り当てられる証券会社もあります。


そうなると、長い投資経験や潤沢な資金がないとなかなか当たりませんし、そもそも抽選に参加できないこともあります。


しかし、マネックス証券の場合はIPOの当選確率が公平なので、全ての人にチャンスがあります。


投資を始めたばかりの人や、資金が少ない人でも当選を狙えることがメリットです。

マネックス証券はどんな人におすすめ?


マネックス証券は先ほどのメリットで述べた通り、投資情報が充実しています。ですから、勉強しながら投資技術を磨きたい方にはおすすめです。


たとえ初心者であっても知識がつけられますし、少額から投資できるので、比較的参入しやすい証券会社でもあります。


米国株に強みがあるので、米国株中心の投資スタイルを確立したい方にもおすすめです。手数料の安さ、銘柄の多さ、取引対応時間の長さなどから、使いやすい証券会社といえるでしょう。


そのほかに、マネックス証券は仮想通貨取引をする方や、興味がある方にもおすすめです。マネックス証券は、マネックスビットコインサービスを使って、仮想通貨にも投資できるからです。


主要証券会社で、仮想通貨投資ができるところはほとんどありません。口座も通常の取引とまとめられて便利なので、仮想通貨取引がしてみたい方はマネックス証券で口座を開くとよいでしょう。

マネックス証券の口座開設の手順を6つで解説!


マネックス証券はスマホやパソコンから簡単に口座開設ができます


ここでは、スマホ口座開設手続きを具体的に解説します。


簡単な流れは以下の通りです。

  1. マネックス証券のサイトにアクセスし、「今すぐ口座開設」を選択
  2. メールアドレスの登録
  3. 基本情報入力
  4. 口座の納税方式設定
  5. 本人確認書類の提出→審査
  6. 審査通過後、取引開始

まず、マネックス証券サイトに入り、「今すぐ口座開設」のボタンを選択します。


申込方法をオンラインか郵送か選べるのでオンラインを選択し、規約が出てくるのでチェックします。そして、メールアドレスを入力します。


氏名や住所など基本情報を入力します。


口座の納税方式を設定します。特に事情がなければ「特定口座の開設」を選び、「源泉徴収あり」にしましょう。マネックス証券が確定申告を代行してくれるので便利です。


本人確認書類をそろえてアップロードします。必要な書類は、マイナンバーカードか、マイナンバーの通知カードと運転免許証のセットです。どちらも原本となるので注意しましょう。


そのほかに、自分の顔写真も確認書類として提出します。ネット銀行の三菱UFJを使用している方は、三菱UFJダイレクトにログインすれば必要ありません。


マネックス証券の審査が通過すれば手続きは終了で、取引が始められます。

マネックス証券のその他の手数料比較一覧


ここからは、マネックス証券のその他の手数料(ワン株・中国株・投資信託)を各証券会社と比較していきます。


まずは表で一覧を示します。


ワン株(単元未満株)

買付売却
マネックス証券0円約定金額の0.55%
最低手数料52円
SBI証券キャッシュバック込実質0円約定金額の0.55%

最低手数料52円
楽天証券--
SMBC日興証券0円(スプレッド方式)0円(スプレッド方式)
auカブコム証券約定金額の0.55%

最低手数料52円
約定金額の0.55%

最低手数料52円


中国株(1香港ドル14円で試算)

料率最低~最高
マネックス証券0.275%49.5香港ドル~495香港ドル
(約693円~6930円)
SBI証券0.286%51.7香港ドル~517香港ドル
(約723円~7238円)
楽天証券0.55%550円~5,500円
SMBC日興証券0.825%55.0香港ドル~
(約770円~)
auカブコム証券--


投資信託

買付手数料
マネックス証券0円
SBI証券原則0円
楽天証券0円
SMBC証券銘柄による
auカブコム証券0円


手数料プラン①ワン株(単元未満株)

まずは、ワン株(単元未満株)です。


マネックス証券の手数料は、買付時は無料、売却時は約定代金の0.55%かかります。最低手数料は52円です。


投資商品の中に単元未満株がある会社は限られていますが、中でもマネックス証券は最低水準です。特に買付時は無料でコストがかからずお得です。


SMBC日興証券も0円ですが、そのかわりにスプレッド方式を採用しており、売買価格の差で金額を調整しています。そのため、実質的には無料ではありません。


また、マネックス証券は保有株数に応じて配当金や株主優待が受けられます。通常の場合だと配当金はもらえますが株主優待の権利はないため、少し有利です。


そのためワン株を購入するのであれば、マネックス証券はお得といえるでしょう。

手数料プラン②中国株取引

マネックス証券の中国株手数料の料率は、約定代金の税込0.275%です。


手数料の最低価格と上限価格は香港ドルで示されているので、そのときの為替相場によって変わりますが、仮に1香港ドル14円で計算すると約693円~6930円となります。


0.275%という料率は証券会社の中でもかなりお得です。そのため、中国株を手数料で比較するとマネックス証券は選択肢に入るでしょう。


また、中国株の取り扱い銘柄は約2000種類あり種類も豊富です。


中国も今後の経済成長が期待できる国なので投資するメリットはあると思います。しかし、中国株が買える証券会社は米国株と比べると少ないです。


ですから、中国株を選べてしかも取扱銘柄もたくさんあることも、手数料に加えて大きなメリットです。

手数料プラン③投資信託

最後は投資信託です。投資信託の手数料は、主に買付時の手数料と保有している間の管理費があります。


管理費は銘柄によって違うので、ここでは比較しやすい買付手数料を見ていきましょう。


マネックス証券は買付手数料0円でお得です。通常はこちらも銘柄ごとに決まった買付手数料がかかるのですが、マネックス証券はすべて無料としています。


また、投資信託の保有残高に対してマネックスポイントがもらえます。このポイントは手数料に充てたり、仮想通貨の購入に使えたりします。Amazonギフト券やマイルと交換して旅行に使うことも可能です。


そのため、手数料に関していえばマネックス証券は安く、証券会社の中でもお得です。

【失敗しない】ネット証券を選ぶ4つの比較ポイントを解説!


マネックス証券について、様々な観点から解説しました。


ここからはもう少し視野を広げて、はじめて証券会社を選ぶときの比較ポイントを解説します。


株の売買や長期積立などで資産を育てるにあたっては、長く証券会社と付き合っていくことになります。そのためどこの会社を選ぶかは重要です。


一度口座を開いてしまうと、そこからの乗り換えは手間がかかりますし、損してしまうことも多いのです。


ですから、自分に合っているかを見極めるために慎重に幅広い観点から選んでいく必要があります。


しかし、特にはじめて口座を開く場合は難しい部分やわからないことも多いと思います。場合によってはお金のプロへ無料相談を検討してもよいでしょう。  


比較すべきポイントを簡単にあげていきます。

  • 信頼性や安全性は高いか
  • 手数料は格安か
  • 投資商品数は豊富か
  • 分析ツールや投資情報が充実しているか

証券会社によって強みや弱みが違うため、比較するポイントにおいてどこが自分にとって一番重要なのかも考えてみてください。

比較ポイント①信頼性や安全性が高いか

まず、信頼性や安全性が高いかどうかです。ネット証券は顔が見えませんし、実店舗もありません。ネットでの取引になるので、セキュリティが万全かどうかも重要です。


目に見えない信頼性を測るのはなかなか難しいですが、一つの指針として口座開設数をチェックするのはどうでしょうか。


口座開設数が多ければ、それだけユーザーから選ばれているということになりますし、悪い評判も少ないと仮定はできます。


また、会社の自己資本比率をチェックしてもよいでしょう。これは、会社の資本のうち自社が占める割合のことを指します。この比率が大きいほうがリスクが少なく、経営が安定していると読み取れます。


口座開設数や自己資本比率は各会社のホームページで確認可能です。

比較ポイント②手数料が格安か

取引にかかる手数料も、証券会社を選ぶ点では大きな観点になります。手数料はただの損失になるため、できるだけ減らしておきたいところです。


もともとネット証券の強みは、通常の店舗型証券会社と比べて手数料が安いことです。ですから、その強みを最大限に生かすためにもより格安なところを選んだほうがお得です。


解説した通り、どの投資商品を選ぶか、またどれくらいの価格帯で投資していくかによって手数料が安い会社は変わります。


そのため、自分が投資したい商品や投資スタイルをシミュレーションして、手数料を各社検討していくことが必要です。

比較ポイント③投資商品数は豊富か

自分が投資したい商品を選ぶときには、商品の多さで選択肢が増えます。そのため、商品数は重要です。


特に株の売買で利益を得たい場合は選べる商品が多いと、国ごとの景気変動や会社の業績など状況による株価の変化に合わせて臨機応変に対応できます。


一方で、まだ投資をはじめたばかりの方は、種類が少なくても構わないと思うかもしれません。


しかし、投資の勉強や実際に投資を行っていくうちに、もっと商品を検討したい、幅を広げたいと考えるようになることも多いです。しかし、その時にそもそも商品の取り扱いがなければ投資できないのです。


投資商品の数は利益を出すうえで重要なので、国内株、外国株、投資信託などそれぞれの商品数で比較していくとよいでしょう。

比較ポイント④分析ツールや投資情報が充実しているか

良い投資商品を見極めて利益を出していくために、市場変動や銘柄の分析ツールであったり、投資情報が充実していたりするかも重要です。会社によっては、独自の分析ツールやサイトを持っているところもあります。


特に、長いスパンで投資を積み立てていきながら利益の上昇を見込む場合、最初の銘柄選びは大事です。


銘柄の選択が利益に直結しますし、取引数もそう多くはならないので、ある意味手数料よりも分析力が強いかどうかが、得するための大きなポイントになるでしょう。


チャート分析ソフトや銘柄の検索機能などが充実しており、良い銘柄を探しやすい証券会社を選ぶとよいです。

証券口座選びのお悩みの方はマネーキャリアで無料相談!


今回は、マネックス証券の手数料や証券会社の選び方について解説しました。


簡単にまとめます。

  • マネックス証券の取引毎手数料コースや米国株投資手数料は、大手の中でも安め
  • 1日定額コースは、他の証券会社のほうが安い
  • マネックス証券は米国株が強く、米国株商品数も豊富
  • 少額投資や投資信託のコストの少なさ、投資情報の充実から初心者にもおすすめ
  • 証券会社選びは手数料以外にも商品数や分析力など幅広い観点から検討が必要
証券口座選びではつい手数料が気になってしまいますが、様々な観点で比較していく必要があります。


証券口座選びでは、ぜひマネーキャリアの無料相談もご検討ください。経験豊富なFPが市場やお客様の状況など様々な観点を考慮し、最適なご提案をいたします。


スマホから簡単に申し込みでき、オンライン相談にも対応しています。ぜひお気軽にご相談ください。

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