つみたてNISAはS&P500だけでいい?おすすめファンドや向いている人を紹介

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つみたて(積立)NISAで人気のS&P500とはどのようなファンドなのでしょうか。S&P500とは一体何なのか、意味や特徴を説明しながら、S&P500に連動したおすすめファンドと証券会社をご紹介します。

▼この記事を読んで欲しい人
  • S&P500の意味について知りたい人
  • S&P500に連動したおすすめファンドを知りたい人
  • S&P500ファンドに投資できるおすすめの証券会社を知りたい人

内容をまとめると

  • S&P500とは米国の株価指標でアップルやアマゾンなどの有名企業で構成されている
  • eMAXIS SlimシリーズなどS&P500に連動したインデックスファンドがおすすめ
  • SBI証券、楽天証券、松井証券ならS&P500ファンドにも投資できる
  • はじめての積立NISAは証券会社選びが肝心
  • 証券会社とファンド選びに迷ったらお金のプロのFPにきくのが安心安全
  • 積立NISAで心配事がある人はLINE予約できて顧客満足度93%のマネーキャリアの無料相談がおすすめ
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つみたてNISAはS&P500だけでいい?



つみたてNISAはS&P500だけでも問題ありません!


S&P500はアメリカの主要企業に投資をする代表的な指数で、業界として1企業としても成長期待のあるところに投資をします。


アップルやマイクロソフト、アマゾンなど収益基盤が安定している企業に投資をするので、成長を期待しながら安心して投資を行うことが可能です。


1点注意しておきたいのが、S&P500は株式のみで構成されているため、リスクは高めということは覚えておきましょう。


基本的にS&P500だけでも問題ありませんが、もし株式だけで不安ということであれば別の投資信託と併せ持ちをすることもおすすめします。

S&P500とは米国の代表的な株価指数


つみたてNISAを検討している方は「S&P500」というワードを何度も目にしていると思います。

ニュースや経済の番組でよく耳にする言葉だけど、正直意味がよくわからない…という人もいるかもしれません。

S&P500とは、NYダウやNASDAQと並び米国の代表的な株価指数のひとつです。

米国株式を幅広くカバーし、500の主要銘柄を指標化しているため、米国市場の動きを色濃く反映しているのが特徴です。

つみたてNISAの人気ファンドランキングでもよく登場するS&P500。もう少し深掘りしてみたいと思います。
  • S&P500の構成上位10銘柄
  • S&P500の構成銘柄の業種比率 

それではひとつずつ見ていきましょう。

S&P500の構成上位10銘柄

S&P500には、一体どのような銘柄が組み入れられているのでしょうか。
S&P500のトップ10銘柄を具体的に見ていきましょう。構成比率が多い順にリストアップすると下記のようになります。
銘柄名業種
アップル情報技術 
マイクロソフト情報技術 
アマゾン・ドットコム一般消費財・サービス 
アルファベット クラスA
(グーグル)
通信 
テスラ
一般消費財・サービス 
アルファベット クラスC
(グーグル)
通信 
バークシャー・ハサウェイ 金融 
ジョンソン&ジョンソンヘルスケア 
ユナイテッドヘルス・グループ ヘルスケア 
メタ・プラットフォームズ
通信 
参考:Black Rock 2022年5月10日

見ていただくとわかるとおり、GAFA(Google、Apple、Facebook=現meta、Amazon)をはじめとした有名企業が上位を占めています。S&P500は優良企業が凝縮された株価指標であることがわかります。

S&P500指数は、年に4回ほど銘柄入れ替えがあり、定期的に構成銘柄がリフレッシュされています。

S&P500の構成銘柄の業種比率

S&P500の構成銘柄はどのような業種が多いのでしょうか。
業種保有比率(%)
情報技術 27.32
ヘルスケア 14.13
金融 10.98
一般消費財・サービス 10.88
通信 8.84
資本財・サービス 7.83
生活必需品 6.88
エネルギー 4.38
公益事業 2.93
素材2.72

不動産 
2.7

キャッシュ、
デリバティブ等
0.3 

参考:Black Rock 2022/5/6


先ほど銘柄別に見たときもグーグルやアップルなどのIT企業が多い印象がありましたが、業種別のデータを見ても情報技術の割合が約3割弱と非常に大きいことがわかります。


コロナ禍で医薬品のニーズも高まりヘルスケア領域の割合も高くなっています。

S&P500に連動するおすすめファンド


S&P500のような株価指数(インデックス)に連動するファンドのことをインデックスファンドと言います。

インデックスファンドは、指標に連動するため動きがわかりやすい、運用コストが抑えられ手数料が低めということから、投資入門編としておすすめのファンドです。

また、S&P500に連なる動きのファンドを一本選ぶだけで、多種多様な株に分散投資していることになります。分散投資は投資リスクを軽減します。インデックスファンドを選ぶこと自体が投資リスク対策になっています。

S&P500関連のおすすめファンドをご紹介しましょう。
  1.  eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  2.  SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド
  3.  iFree S&P500インデックス 

それではひとつずつ解説していきます。

① eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

 eMAXIS Slim(イーマクシススリム)は、低コストで人気のあるインデックスファンドのシリーズです。
項目 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
購入時手数料
解約時手数料
0円
0円

運用管理費用

(信託報酬)
(税込)

0.0968%
運用方針S&P500の変動率に連動した運用
米国株式への投資
為替ヘッジなし
販売会社岩井コスモ証券/auカブコム証券/SMBC日興証券/SBI証券/岡三証券/CONNECT/GMOクリック証券/フィデリティ証券/ほくほくTT証券/松井証券/マネックス証券/丸三証券/水戸証券/LINE証券/楽天証券/あおぞら銀行/三十三銀行/スター銀行/千葉銀行/PayPay銀行/三菱UFJ銀行/三菱UFJ信託銀行

※2022年5月現在の情報です。


MAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、信託報酬が0.0968%と非常に低く設定されており、たとえば100万円購入した場合、 

100万円 × 0.0968% =968円

968円が信託報酬(運用コスト)となります。


ファンドを選ぶときは運用コストの低いものを選ぶことも重要なポイントになります。

② SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド

SBI・V・S&P500 インデックス・ファンドもとても信託報酬が安くコスパのよいファンドです。 先述のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)も非常に低コストですが、SBI・V・S&P500 インデックス・ファンドはさらに安く0.0938%となっています。


運用コストは小さい数字ですが、ずっと支払い続ける費用のため、軽く見てはいけません。0.00何パーセントのわずかな差でも、長い運用ではとても大きな違いになってきます。


取扱いの販売会社が7少なめなのが残念なところですが、運用コストの低さはファンドを選ぶうえで非常に大きなメリットになります。

項目SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド
購入時手数料
解約時手数料
0円
0円
運用管理費用
(信託報酬)
(税込)
0.0938%
運用方針S&P500の変動率に連動した運用
ETF(上場投資信託証券)への投資
為替ヘッジなし
販売会社あかつき証券/SMBC日興証券/SBI証券/auカブコム証券/岡三証券/マネックス証券/佐賀銀行 

※2022年5月現在の情報です。

③ iFree S&P500インデックス

大和アセットマネジメントのiFree S&P500インデックスは、信託報酬が先の2ファンドよりも少し高め(0.2475%)ではあるものの、販売会社が多い点が特徴です。
項目iFree S&P500インデックス
購入時手数料
解約時手数料
0円
0円
運用管理費用
(信託報酬)
(税込)
0.2475%
運用方針S&P500の変動率に連動した運用
米国株式への投資
為替ヘッジなし
販売会社アイザワ証券/岩井コスモ証券/SMBC日興証券/SBI証券/auカブコム証券/岡三証券/岡三にいがた証券/OKB証券/九州FG証券/きらぼしライフデザイン証券/静岡東海証券/証券ジャパン/GMOクリック証券/全国信用協同組合連合会/大和証券/第四北越証券/東海東京証券/東洋証券/西日本シティTT証券/西村証券/ほくほくTT証券/北洋証券/松井証券/マネックス証券/丸三証券/むさし証券/楽天証券/ワイエム証券/イオン銀行/愛媛銀行/大垣共立銀行/香川銀行/北九州銀行/きらぼし銀行/高知銀行/静岡銀行/静岡中央銀行/清水銀行/仙台銀行/大光銀行/千葉興業銀行/中京銀行/徳島大正銀行/鳥取銀行/トマト銀行/富山第一銀行/長崎銀行/長野銀行/名古屋銀行/西日本シティ銀行/百五銀行/北洋銀行/三菱UFJ銀行/三菱UFJ信託銀行/宮崎銀行/武蔵野銀行/もみじ銀行/山口銀行/信金中央金庫(お問い合わせは各信用金庫へ)

※2022年5月現在の情報です。


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【基礎知識】つみたてNISAとは


S&P500のインデックスファンドに投資するなら、つみたてNISAがおすすめです。簡単に言うと税金がお得になる制度で、長期間積み立てることで分散投資効果も得られます。

つみたてNISAを利用するには、基本的なしくみ、非課税枠、非課税期間など内容を最低限知っておく必要があります。

  • つみたてNISAの概要
  • つみたてNISAがおすすめの人 

つみたてNISAとは何か、基本のキから解説していきましょう。

つみたてNISAの概要

投資をして得られた利益には約20%の税金がかかりますが、一定範囲まで非課税にするというのがNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)という制度です。


例えば投資で10万円の利益が出たとしましょう。約2万円が税引され、純粋な利益は8万円になりますが、NISAで投資すれば、2万円引かれずにすみます。


NISAには3種類(一般、つみたて、ジュニア)があります。一般NISA、ジュニアNISAは一括買付・積立の両方可能ですが、つみたてNISAは積立のみが可能で、そのかわり非課税期間が20年間と長めの設定になっています。

項目つみたてNISA
対象年齢20歳以上
年間
非課税投資枠
40万円
非課税となる
期間
max 20年間
非課税対象投資信託等での運用益
(金融庁指定の商品のみ)
(株式投資はできない)


そのほかつみたてNISAの特徴として

  1. 積立金額を設定し、毎日、毎月など定期的に積み立てる
  2. いつでも換金できる
  3. 一般NISA・つみたてNISAのどちらか選択(併用NG)

などがあります。


つみたてNISAの対象となる商品(投資信託)は、手数料が安いものが選ばれているので、初心者にもはじめやすいファンドです。


つみたてNISAで長期的に投資をすることで分散投資となり、投資リスクを抑えることができます。

つみたてNISAがおすすめの人

つみたてNISAはこんな方におすすめの投資スタイルです。

  1. ある程度貯金がある人 
  2. 株式投資に興味がない人

1.ある程度貯金がある人

投資リスクをふまえると、家計に余力のあることが望まれます。将来的にイレギュラーな出費も発生するでしょうから、ある程度の預貯金はあったうえで投資をするのが賢明です。

2.株式投資に興味がない人

つみたてNISAの投資対象は投資信託です。株式投資ができません。株のトレードをやってみたい、株式の売買がしたい、株主優待を受けたいような人は、一般NISAを選びましょう。


上の2点に該当する人であれば、どんな世代の方でもつみたてNISAはおすすめです。

若い方であれば、長期になるほど分散投資になり、リターンも得やすくなります。

中高年の場合、老後を見据えてつみたてNISAを活用するのもよいでしょう。iDeCo(個人型確定拠出年金)との併用ももちろん可能です。

S&P500に連動するファンドを買い付けできるおすすめネット証券会社


NISAをはじめるにはNISA口座を作るところから始めます。またNISA口座は1人1口座です。同時にいくつも作ることができません。

つまり、証券会社選びがとても重要になります。証券会社にもカラーがあり微妙に少しずつ違います。じゅうぶん吟味したうえで証券会社を選び、あとで後悔することのないようにしましょう。

今回は、S&P500に連動するファンドを買い付けできるおすすめの証券会社を3つご紹介します。

  1. SBI証券
  2. 楽天証券
  3. 松井証券

ではひとつずつ解説していきましょう。

① SBI証券

ネット証券最大手のSBI証券は株式取引個人取引No.1シェアを持つ人気の証券会社です。
項目SBI証券
取扱い銘柄数179本
積立頻度毎日、毎週、毎月
最低積立額100円
つみたて額による
ポイント付与

Tポイント

 Pontaポイント 

dポイント 

(銘柄・期間により0.02~0.25%)

クレジットカード払い
(貯まるポイント)
三井住友カード

(Vポイント)
ポイント投資Tポイント
Pontaポイント 
※2022年5月現在の情報。タカシマヤカード、東急カードでSBI証券を使ったつみたて投資サービスもあり。

取扱い商品が豊富で、



つみたて頻度が「毎日、毎週、毎月」の3パターンあり自由に選べるのもメリットのひとつです。 

積立投資することで付与されるポイントはTポイント、Pontaポイント、dポイント
積立の支払いはクレジットカードも可能で、その利用によるポイントも貯められるため、ダブルでポイントを貯められます。

また、SBI証券は投資に関するレクチャー動画を数多く提供していたり、つみたてNISAのシミュレーションができるWEBページもあったりするなど、初心者にもおすすめの証券会社になります。

② 楽天証券

楽天証券は楽天グループの証券会社で、楽天グループを利用している人にとってメリットの多い証券会社です。

項目楽天証券
取扱い銘柄数181本
積立頻度毎日、毎月
最低積立額100円
積立額による
ポイント付与
楽天ポイント
(10~500ポイント)
クレジットカード払い
(貯まるポイント)
楽天カード
(楽天ポイント)
ポイント投資楽天ポイント

※2022年5月現在の情報です。


楽天証券は積立NISAの対象ファンドが多く、業界トップクラスを誇ります。つみたて頻度は「毎月」以外に「毎日」も選択可能です。


楽天で貯めたポイントを使って投資することもでき、楽天カードで支払いをすると楽天ポイントが貯まります。


現在クレジットカードの還元率は1%ですが、2022年9月をめどに還元率が変更になり、取得できるポイントが低くなるため注意が必要です。S&P500のインデックスファンドなどは還元率が0.2%程度に変更になる予定です。

③ 松井証券

松井証券は創業100年以上の老舗の証券会社であり、かつ日本で初めてネット取引を導入した会社でもあります。

項目 松井証券
取扱い銘柄数173本
積立頻度毎月
最低積立額100円
積立額による
ポイント付与 
特定銘柄に
一定比率で付与
クレジットカード払い
(貯まるポイント)
MATSUI SECURITIES CARD
(松井証券ポイント)
ポイント投資松井証券ポイント

松井証券はユーザーサポートが手厚く、

  • フリーダイヤルでの電話対応がある
  • パソコン画面を共有しながら電話でサポートしてくれる

ネット操作が苦手な人やパソコンに不慣れな人にも安心な体制が整っています。


積立額によるポイント付与は特定銘柄のみで、S&P500関連のファンドでポイント付与はありませんが、MATSUI SECURITIES CARDによる支払いでポイントが貯まり、ポイントを使った投資も可能です。

つみたてNISAが不安ならお金のプロに相談


つみたてNISAが気になっている人は、調べれば調べるほど投資のリスクについても気になっていると思います。


つみたてNISAをはじめるにあたって不安のある人は、お金のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)に相談することをおすすめします。FPは中立的な立場から、投資の必要性やあなたに合った投資スタイルをアドバイスしてくれます。


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まとめ:FPに無料相談してつみたてNISAを始めよう


S&P500について今回の内容をまとめると下記のようになります。

  • S&P500は米国の代表的な株式指標のひとつ
  • S&P500はGAFAをはじめとした優良企業で構成されている
  • S&P500ファンドをやるならSBI証券、楽天証券、松井証券がおすすめ

投資というのはリスク分散がとても重要です。その点ではS&P500ファンドで積立NISAをするということは、

  • S&P500への投資(銘柄の分散)
  • 月々の積立(時間の分散)

という2タイプのリスク分散をふまえた投資で、実は投資入門としてぴったりの投資方法なのです。


とはいえ、初めての投資では不安なことも多いと思います。そんなときはお金のプロであるFPに相談してみましょう。


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