更新日:2023/02/07
つみたてNISAはS&P500だけでいい?おすすめファンドや向いている人を紹介
つみたて(積立)NISAで人気のS&P500とはどのようなファンドなのでしょうか。S&P500とは一体何なのか、意味や特徴を説明しながら、S&P500に連動したおすすめファンドと証券会社をご紹介します。
- S&P500の意味について知りたい人
- S&P500に連動したおすすめファンドを知りたい人
- S&P500ファンドに投資できるおすすめの証券会社を知りたい人
内容をまとめると
- S&P500とは米国の株価指標でアップルやアマゾンなどの有名企業で構成されている
- eMAXIS SlimシリーズなどS&P500に連動したインデックスファンドがおすすめ
- SBI証券、楽天証券、松井証券ならS&P500ファンドにも投資できる
- はじめての積立NISAは証券会社選びが肝心
- 証券会社とファンド選びに迷ったらお金のプロのFPにきくのが安心安全
- 積立NISAで心配事がある人はLINE予約できて顧客満足度93%のマネーキャリアの無料相談がおすすめ
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目次を使って気になるところから読みましょう!
- つみたてNISAはS&P500だけでいい?
- S&P500とは米国の代表的な株価指数
- S&P500の構成上位10銘柄
- S&P500の構成銘柄の業種比率
- S&P500に連動するおすすめファンド
- ① eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- ② SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド
- ③ iFree S&P500インデックス
- 【基礎知識】つみたてNISAとは
- つみたてNISAの概要
- つみたてNISAがおすすめの人
- S&P500に連動するファンドを買い付けできるおすすめネット証券会社
- ① SBI証券
- ② 楽天証券
- ③ 松井証券
- つみたてNISAが不安ならお金のプロに相談
- まとめ:FPに無料相談してつみたてNISAを始めよう
目次
つみたてNISAはS&P500だけでいい?
つみたてNISAはS&P500だけでも問題ありません!
S&P500はアメリカの主要企業に投資をする代表的な指数で、業界として1企業としても成長期待のあるところに投資をします。
アップルやマイクロソフト、アマゾンなど収益基盤が安定している企業に投資をするので、成長を期待しながら安心して投資を行うことが可能です。
1点注意しておきたいのが、S&P500は株式のみで構成されているため、リスクは高めということは覚えておきましょう。
基本的にS&P500だけでも問題ありませんが、もし株式だけで不安ということであれば別の投資信託と併せ持ちをすることもおすすめします。
S&P500とは米国の代表的な株価指数
つみたてNISAを検討している方は「S&P500」というワードを何度も目にしていると思います。
- S&P500の構成上位10銘柄
- S&P500の構成銘柄の業種比率
それではひとつずつ見ていきましょう。
S&P500の構成上位10銘柄
銘柄名 | 業種 |
---|---|
アップル | 情報技術 |
マイクロソフト | 情報技術 |
アマゾン・ドットコム | 一般消費財・サービス |
アルファベット クラスA (グーグル) | 通信 |
テスラ | 一般消費財・サービス |
アルファベット クラスC (グーグル) | 通信 |
バークシャー・ハサウェイ | 金融 |
ジョンソン&ジョンソン | ヘルスケア |
ユナイテッドヘルス・グループ | ヘルスケア |
メタ・プラットフォームズ | 通信 |
S&P500の構成銘柄の業種比率
業種 | 保有比率(%) |
---|---|
情報技術 | 27.32 |
ヘルスケア | 14.13 |
金融 | 10.98 |
一般消費財・サービス | 10.88 |
通信 | 8.84 |
資本財・サービス | 7.83 |
生活必需品 | 6.88 |
エネルギー | 4.38 |
公益事業 | 2.93 |
素材 | 2.72 |
不動産 | 2.7 |
キャッシュ、 デリバティブ等 | 0.3 |
参考:Black Rock 2022/5/6
先ほど銘柄別に見たときもグーグルやアップルなどのIT企業が多い印象がありましたが、業種別のデータを見ても情報技術の割合が約3割弱と非常に大きいことがわかります。
コロナ禍で医薬品のニーズも高まりヘルスケア領域の割合も高くなっています。
S&P500に連動するおすすめファンド
S&P500のような株価指数(インデックス)に連動するファンドのことをインデックスファンドと言います。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド
- iFree S&P500インデックス
それではひとつずつ解説していきます。
① eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
項目 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
---|---|
購入時手数料 解約時手数料 | 0円 0円 |
運用管理費用 (信託報酬) | 0.0968% |
運用方針 | S&P500の変動率に連動した運用 米国株式への投資 為替ヘッジなし |
販売会社 | 岩井コスモ証券/auカブコム証券/SMBC日興証券/SBI証券/岡三証券/CONNECT/GMOクリック証券/フィデリティ証券/ほくほくTT証券/松井証券/マネックス証券/丸三証券/水戸証券/LINE証券/楽天証券/あおぞら銀行/三十三銀行/スター銀行/千葉銀行/PayPay銀行/三菱UFJ銀行/三菱UFJ信託銀行 |
※2022年5月現在の情報です。
MAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、信託報酬が0.0968%と非常に低く設定されており、たとえば100万円購入した場合、
100万円 × 0.0968% =968円
968円が信託報酬(運用コスト)となります。
ファンドを選ぶときは運用コストの低いものを選ぶことも重要なポイントになります。
② SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンドもとても信託報酬が安くコスパのよいファンドです。 先述のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)も非常に低コストですが、SBI・V・S&P500 インデックス・ファンドはさらに安く0.0938%となっています。
運用コストは小さい数字ですが、ずっと支払い続ける費用のため、軽く見てはいけません。0.00何パーセントのわずかな差でも、長い運用ではとても大きな違いになってきます。
取扱いの販売会社が7少なめなのが残念なところですが、運用コストの低さはファンドを選ぶうえで非常に大きなメリットになります。
項目 | SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド |
---|---|
購入時手数料 解約時手数料 | 0円 0円 |
運用管理費用 (信託報酬) (税込) | 0.0938% |
運用方針 | S&P500の変動率に連動した運用 ETF(上場投資信託証券)への投資 為替ヘッジなし |
販売会社 | あかつき証券/SMBC日興証券/SBI証券/auカブコム証券/岡三証券/マネックス証券/佐賀銀行 |
※2022年5月現在の情報です。
③ iFree S&P500インデックス
項目 | iFree S&P500インデックス |
---|---|
購入時手数料 解約時手数料 | 0円 0円 |
運用管理費用 (信託報酬) (税込) | 0.2475% |
運用方針 | S&P500の変動率に連動した運用 米国株式への投資 為替ヘッジなし |
販売会社 | アイザワ証券/岩井コスモ証券/SMBC日興証券/SBI証券/auカブコム証券/岡三証券/岡三にいがた証券/OKB証券/九州FG証券/きらぼしライフデザイン証券/静岡東海証券/証券ジャパン/GMOクリック証券/全国信用協同組合連合会/大和証券/第四北越証券/東海東京証券/東洋証券/西日本シティTT証券/西村証券/ほくほくTT証券/北洋証券/松井証券/マネックス証券/丸三証券/むさし証券/楽天証券/ワイエム証券/イオン銀行/愛媛銀行/大垣共立銀行/香川銀行/北九州銀行/きらぼし銀行/高知銀行/静岡銀行/静岡中央銀行/清水銀行/仙台銀行/大光銀行/千葉興業銀行/中京銀行/徳島大正銀行/鳥取銀行/トマト銀行/富山第一銀行/長崎銀行/長野銀行/名古屋銀行/西日本シティ銀行/百五銀行/北洋銀行/三菱UFJ銀行/三菱UFJ信託銀行/宮崎銀行/武蔵野銀行/もみじ銀行/山口銀行/信金中央金庫(お問い合わせは各信用金庫へ) |
※2022年5月現在の情報です。
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【基礎知識】つみたてNISAとは
S&P500のインデックスファンドに投資するなら、つみたてNISAがおすすめです。簡単に言うと税金がお得になる制度で、長期間積み立てることで分散投資効果も得られます。
- つみたてNISAの概要
- つみたてNISAがおすすめの人
つみたてNISAとは何か、基本のキから解説していきましょう。
つみたてNISAの概要
投資をして得られた利益には約20%の税金がかかりますが、一定範囲まで非課税にするというのがNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)という制度です。
例えば投資で10万円の利益が出たとしましょう。約2万円が税引され、純粋な利益は8万円になりますが、NISAで投資すれば、2万円引かれずにすみます。
NISAには3種類(一般、つみたて、ジュニア)があります。一般NISA、ジュニアNISAは一括買付・積立の両方可能ですが、つみたてNISAは積立のみが可能で、そのかわり非課税期間が20年間と長めの設定になっています。
項目 | つみたてNISA |
---|---|
対象年齢 | 20歳以上 |
年間 非課税投資枠 | 40万円 |
非課税となる 期間 | max 20年間 |
非課税対象 | 投資信託等での運用益 (金融庁指定の商品のみ) (株式投資はできない) |
そのほかつみたてNISAの特徴として
- 積立金額を設定し、毎日、毎月など定期的に積み立てる
- いつでも換金できる
- 一般NISA・つみたてNISAのどちらか選択(併用NG)
などがあります。
つみたてNISAの対象となる商品(投資信託)は、手数料が安いものが選ばれているので、初心者にもはじめやすいファンドです。
つみたてNISAで長期的に投資をすることで分散投資となり、投資リスクを抑えることができます。
つみたてNISAがおすすめの人
つみたてNISAはこんな方におすすめの投資スタイルです。
- ある程度貯金がある人
- 株式投資に興味がない人
1.ある程度貯金がある人
投資リスクをふまえると、家計に余力のあることが望まれます。将来的にイレギュラーな出費も発生するでしょうから、ある程度の預貯金はあったうえで投資をするのが賢明です。
2.株式投資に興味がない人
つみたてNISAの投資対象は投資信託です。株式投資ができません。株のトレードをやってみたい、株式の売買がしたい、株主優待を受けたいような人は、一般NISAを選びましょう。
上の2点に該当する人であれば、どんな世代の方でもつみたてNISAはおすすめです。
若い方であれば、長期になるほど分散投資になり、リターンも得やすくなります。
中高年の場合、老後を見据えてつみたてNISAを活用するのもよいでしょう。iDeCo(個人型確定拠出年金)との併用ももちろん可能です。
S&P500に連動するファンドを買い付けできるおすすめネット証券会社
NISAをはじめるにはNISA口座を作るところから始めます。またNISA口座は1人1口座です。同時にいくつも作ることができません。
- SBI証券
- 楽天証券
- 松井証券
ではひとつずつ解説していきましょう。
① SBI証券
項目 | SBI証券 |
---|---|
取扱い銘柄数 | 179本 |
積立頻度 | 毎日、毎週、毎月 |
最低積立額 | 100円 |
つみたて額による ポイント付与 | Tポイント Pontaポイント dポイント (銘柄・期間により0.02~0.25%) |
クレジットカード払い (貯まるポイント) | 三井住友カード (Vポイント) |
ポイント投資 | Tポイント Pontaポイント |
つみたて頻度が「毎日、毎週、毎月」の3パターンあり自由に選べるのもメリットのひとつです。
② 楽天証券
楽天証券は楽天グループの証券会社で、楽天グループを利用している人にとってメリットの多い証券会社です。
項目 | 楽天証券 |
---|---|
取扱い銘柄数 | 181本 |
積立頻度 | 毎日、毎月 |
最低積立額 | 100円 |
積立額による ポイント付与 | 楽天ポイント (10~500ポイント) |
クレジットカード払い (貯まるポイント) | 楽天カード (楽天ポイント) |
ポイント投資 | 楽天ポイント |
※2022年5月現在の情報です。
楽天証券は積立NISAの対象ファンドが多く、業界トップクラスを誇ります。つみたて頻度は「毎月」以外に「毎日」も選択可能です。
楽天で貯めたポイントを使って投資することもでき、楽天カードで支払いをすると楽天ポイントが貯まります。
現在クレジットカードの還元率は1%ですが、2022年9月をめどに還元率が変更になり、取得できるポイントが低くなるため注意が必要です。S&P500のインデックスファンドなどは還元率が0.2%程度に変更になる予定です。
③ 松井証券
松井証券は創業100年以上の老舗の証券会社であり、かつ日本で初めてネット取引を導入した会社でもあります。
項目 | 松井証券 |
---|---|
取扱い銘柄数 | 173本 |
積立頻度 | 毎月 |
最低積立額 | 100円 |
積立額による ポイント付与 | 特定銘柄に 一定比率で付与 |
クレジットカード払い (貯まるポイント) | MATSUI SECURITIES CARD (松井証券ポイント) |
ポイント投資 | 松井証券ポイント |
松井証券はユーザーサポートが手厚く、
- フリーダイヤルでの電話対応がある
- パソコン画面を共有しながら電話でサポートしてくれる
ネット操作が苦手な人やパソコンに不慣れな人にも安心な体制が整っています。
積立額によるポイント付与は特定銘柄のみで、S&P500関連のファンドでポイント付与はありませんが、MATSUI SECURITIES CARDによる支払いでポイントが貯まり、ポイントを使った投資も可能です。
つみたてNISAが不安ならお金のプロに相談
つみたてNISAが気になっている人は、調べれば調べるほど投資のリスクについても気になっていると思います。
つみたてNISAをはじめるにあたって不安のある人は、お金のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)に相談することをおすすめします。FPは中立的な立場から、投資の必要性やあなたに合った投資スタイルをアドバイスしてくれます。
「つみたてNISAに興味はあるけれど不安も同じくらいある」という方は顧客満足度93%のマネーキャリアの無料相談を利用してみてください。
まずはつみたてNISAに関する情報収集から。メリット・デメリットをしっかり把握してから、NISAをやる・やらないを決めても遅くはありません。
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まとめ:FPに無料相談してつみたてNISAを始めよう
S&P500について今回の内容をまとめると下記のようになります。
- S&P500は米国の代表的な株式指標のひとつ
- S&P500はGAFAをはじめとした優良企業で構成されている
- S&P500ファンドをやるならSBI証券、楽天証券、松井証券がおすすめ
投資というのはリスク分散がとても重要です。その点ではS&P500ファンドで積立NISAをするということは、
- S&P500への投資(銘柄の分散)
- 月々の積立(時間の分散)
という2タイプのリスク分散をふまえた投資で、実は投資入門としてぴったりの投資方法なのです。
とはいえ、初めての投資では不安なことも多いと思います。そんなときはお金のプロであるFPに相談してみましょう。
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