NISAの口座は夫婦別々に持つべき?夫から専業主婦への贈与は非課税?

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・将来に向けて資産形成を夫婦でしていきたい


・NISAは夫婦で別々にした方が良い?

このような方向けにNISA口座を別々で持つべきなのか詳しく解説していくので、ぜひご覧ください。

内容をまとめると

  • 夫婦でNISAを利用すると非課税枠を多く利用できる
  • 夫婦で分散投資をしてリスクを抑えることができる
  • 夫から専業主婦への贈与税はかからない
  • iDeCoとのダブル口座も有効活用できる
  • マネーキャリア相談申込が40,000件以上、相談満足度93%でFPの質が高い国内最大級の無料相談サービスです!
▼この記事を読んでほしい人
  • 夫婦で将来にむけて資産運用に興味がある方
  • NISAを始めようと思っている方
  • 夫婦で投資を始める方

【必ず知っておきたい】夫婦でNISAを利用する際の基本知識3つ



NISAには、一定額をまとめて投資する一般的なNISAと、毎月一定額を積み立てて投資するつみたてNISAがあります。


夫婦でNISAを利用する際にはつみたてNISAを利用すると相性がとても良いです。


つみたてNISAの特徴は大きく以下の3点です。

  • 通常運用益(利益)への20.315%の税金が非課税になる
  • 20歳以上の日本在住の方なら誰でも利用することができる
  • 年間最大40万円(3.3万円/月)×最長20年間=合計最大800万円までNISAとして利用できる 

また、つみたてNISAを夫婦で利用する際の基本知識を説明します。


基本知識となる概要は以下の3点です。

  1. 夫婦で一人一口座、自分の名義でしか開設できない
  2. 専業主婦でも共働きでも、贈与税はかからない
  3. 扶養家族であるかどうかは要件ではない
それでは、具体的に見ていきましょう。


基本① 夫婦で一人一口座、自分の名義でしか開設できない

夫婦でNISAを利用するには口座を夫婦で分ける必要があります。 


NISA口座の開設は証券会社一社でしか作ることができず、一口座しか作ることができません。そのため夫婦で同じ口座を使って2人分の投資をすることができないのです。

また、当然ですが自分の名義でしか口座を作ることは出来ません。


つみたてNISAは1人で年間最大40万円までしか利用することができません。


夫婦で将来の資産形成をするのにNISAを最大限に活用する為には、同じ口座を利用することは出来ないので、夫婦で分けるように別々で口座を開設しましょう。

基本② 専業主婦でも共働きでも、贈与税はかからない

つみたてNISA分の投資額を贈与しても、贈与税はかかりません。


夫婦で投資をする際は、夫の収入から投資資金を出して投資をする方も多いです。 その際には、夫から妻へお金を渡すことになり贈与になります。

贈与をした際には年間110万円を超える贈与に対して贈与税がかかってきてしまいますが、つみたてNISAの場合は年間最大の利用可能額が40万円と決まっていますので贈与税はかかりません。


一般のNISAである年間限度額の120万円を贈与した場合は110万円から10万円が超えてしまうので贈与税がかかってしまうことに注意はしておきましょう。


これは妻が専業主婦であっても共働きであっても変わらないため、つみたてNISAを利用するにあたり贈与税の心配は不要です。

基本③ 扶養家族であるかどうかは要件ではない

NISAを夫婦で利用して投資をするのに扶養家族であるかどうかは問題になりません。


例えば、夫は一般的な年収があり、妻も共働きで年収300万円ほどあったとします。

その場合は、妻は夫の扶養家族に入れず所得税なども免除は無く支払わなければいけません。


しかし夫婦でNISA口座を作るうえでは収入や扶養家族といった条件は全くないです。

一人一口座で家族の条件などは問われないので、マイナンバーと本人確認書類さえあれば誰でもNISA口座を作ることができます。


口座開設には少し時間がかかる場合もあるので、夫婦でNISAの利用を考えている場合はまずNISA口座を作っておくといいでしょう。

夫婦でそれぞれ複数口座を持つ際のメリット4つ



夫婦でNISAを利用する際の基本知識を説明してきました。


次に夫婦でNISA口座を複数持つことのメリットについて具体的に説明していきます。

メリットについては主に以下の4点です。

  1. 非課税枠が2倍になる
  2. 投資商品を分けることで、簡単に分散投資ができる
  3. 目的別に口座を作ることができる
  4. 受け取ることができる優待も2倍
それでは、1~4のそれぞれメリットを具体的に見ていきましょう。

メリット① 非課税枠が2倍になる

1人でNISAを活用している時よりも、夫婦でNISAを利用することによりNISAの非課税枠が2倍になります。


1人のつみたてNISA利用可能額が、年間最大40万円×最長20年間=合計最大800万円までですので、これを基本に以下にまとめます。

  • 年間最大の利用可能額→40万円(3.3万円/月)×2人分=80万円(6.6万円/月)
  • 最長20年間
  • 合計最大の利用可能額→800万円×2人分=1600万円
このように、いたって単純計算ですが夫婦でNISAを利用する場合には利用可能額が2倍になる事によりメリットになる非課税の枠も単純に2倍です。

最終的には最大1600万円分の投資額に対して20.315%の税金が非課税となるのでかなり大きなメリットになります。


例えば、1600万円の投資額に対して30%の利益は480万円の利益になり、この利益に対する税金20.315%は約320万円になりますが、この97万円の税金が非課税になりその分が手元に多く残ることになります。


以上から、非課税枠を夫婦で最大限に活かすことが大事なことがわかります。

メリット② 投資商品を分けることで、簡単に分散投資ができる

夫婦でNISAを利用して投資をする際には、投資対象の商品を違うものにするのが良いでしょう。


投資の基本として分散投資をするとリスクを減らし安定的な値上がりを期待できます。

一つの商品だけに投資をすると、その一つの商品が何かしらの理由で値下がりした際にはカバーが出来なくなります。


そこで、夫婦で投資対象の商品を違うものに投資をすることにより、投資先が分散されて一人の投資商品が値下がりしてももう片方の投資商品でカバーをすることができリスクを半減することができます。


また、つみたてNISAでは基本は投資信託への投資となり少しずつ投資額を増やしていくので資金や時間の分散にもなり、投資先の分散とあわせてリスクを抑えることがでるので一石二鳥です。

メリット③ 目的別に口座を作ることができる 

夫婦でつみたてNISAをするにはそれぞれの目標設定を別々で設定することができます。

例えば、以下のような目的です。

  • 夫は住宅資金の積立を目的としてつみたてNISAを活用する
  • 妻は子供の教育費の積立を目的としてつみたてNISAを活用する
このように夫婦で一緒にNISAで資産形成するからと言って目的も一緒でなければいけないわけではございません。

また、それを可能にするのが以下の点にあります。

  • 夫婦それぞれで別々の口座を使用しているため目的も別々にできる
  • つみたてNISAは最長20年であっていつでも投資商品を売却することができる
  • 好きなタイミングでお金をおろせる

以上から、夫婦で目的の役割を別々に決めて現状の報告をしながら資産形成をするのも、楽しみながら投資をすることができて夫婦のコミュニケーションの一つにもなります。

メリット④ 受け取ることができる優待も2倍

夫婦で投資をしていると受け取ることができる株主優待なども2倍になります。

また、子供の名前でできるジュニアNISAも利用している場合は子供の人数分も含めた優待を受けることができます。


投資をしていると、投資対象商品により異なりますが株主優待を受けることができるものがあります。

例えば、商品券や食事券、物品など様々ですが、基本的には投資額に応じてではなく一定額の投資をしている人に優待する、としているところが多いです。

また、投資信託の分配金なども投資額が増えるとその分得られる分配金額が多くなります。


このように投資人数が多くなれば多くなるほど株主優待は多くもらえ、投資額が増えれば増えるほど分配金を多くもらえます。


そういった投資商品を夫婦やジュニアNISAで積極的に狙っていくのも良いでしょう。

参考:iDeCoとのダブル口座も有効



NISAと同じくらい夫婦でしておくと将来の資産形成になるものがiDeCoです。


iDeCoとは、加入は任意であり公的年金と併せて受給する事を目的とした私的年金です。

加入の申込や掛金の拠出、運用の全てを自分で行い、 掛金とその運用益との合計額をもとに公的年金と併せて給付を受け取ることができます。


また、NISAとおなじように掛け金について上限があります。

  • 会社員は12,000円~23,000円
  • 専業主婦は月2万3000円
  • 自営業・フリーランスでは月6万8000円
のようになっています。


従って、iDeCoで23,000円/月を積み立てて「iDeCo年間27万6千円つみたてNISA40万円合計67万6千円を年間で積み立てることができて、夫婦でNISAとiDeCoをする事により年間135万2千円まで積み立てが可能です。

20年間積み立てることを考えると2704万円を積み立てることができて更に運用益も加わり、老後2000万円問題もクリアすることができます。


また、ここまでは出来なくても夫はiDeCo、妻はNISAのように積立をした場合は基本的には収入が高い夫の所得税が節税されてお得に積み立てることができます。

NISAとつみたてNISAどちらを選ぶべき?選択のポイント3つ



それでは、ここまでつみたてNISAを基本にして夫婦で利用するメリットなどをお伝えしてきましたが一般NISAとつみたてNISAはどのように違うのでしょうか?

違いを比較していきましょう。


【基本比較】

年間利用可能額利用期間最大利用可能額
NISA年間最大120万円最長5年間最大600万円
つみたてNISA年間最大40万円最長20年間最大800万円

【運用方法】

運用方法
NISA年間120万円まで投資額とタイミングを自由に投資することが可能
つみたてNISA基本的には年間40万円(3.3万円/月)を積み立て投資する

【投資対象】

投資先対象商品
NISA株や投資信託などの幅広い投資が可能
つみたてNISA金融庁の要件を満たした投資信託などに限られる

以上が一般的なNISAとつみたてNISAの違いです。

これを参考にして自分がどちらにあっているのかをそれぞれ具体的に見ていきましょう。

ポイント① 株をNISA口座で投資したい場合は「一般のNISA」

一般のNISAで投資するのが向いている方は、まとまった資金があり自分の自由なタイミングで株式投資をしたい方が向いています。


一般のNISAのメリットとして以下の3点があげられます。

  • 年間120万円までで自分の自由なタイミングで投資が出来る
  • つみたてNISAより短期で大きな投資が出来る
  • 自分の好きな株式などの固有銘柄へ投資が出来る
   この他にも、固有銘柄によって株主優待や分配金などの付随する利益は企業によって様々ですので、自分が欲しいと思う優待などを狙って株式投資をしたい方にとっても向いています。


 そして、一般のNISAは2024年から「新NISA」として2階建ての構造に変わります。

一階部分がつみたて部分となり2階部分が現行NISAと同じ形になります。

現行のNISAと新NISAの比較を以下にまとめます。 


 【基本比較】

年間利用可能額期間最大利用可能額
現行NISA120万円5年間600万円
新NISA2階:102万円
1階:20万円
5年間610万円

【運用比較】

運用方法
現行NISA年間120万円まで投資額とタイミングを自由に株などへ投資が可能
新NISA2階:年間102万円まで投資額とタイミングを自由に株などへ投資が可能
1階:年間20万円まで金融庁の要件を満たした投資信託などにつみたて投資が可能

また、新NISAにより原則は1階の積立部分と2階の一般NISA部分は同時に行う必要がありますが、2024年までにNISA口座を持っている人や株式投資の経験がある人は2階部分のみの利用が可能になります。

ポイント② 長く投資したい場合は「つみたてNISA」

中長期的にリスクを抑えて少しずつ投資額を増やしていきたい方は「つみたてNISA」が向いています。


「つみたてNISA」のメリットとして以下の3点があげられます。

  • 年間40万円までを少しずつ積み立てを行いリスクを分散することができる
  • 最長20年間の非課税期間があり一般のNISAより長期投資が出来る
  • 金融庁の要件を満たしている投資信託などに限定されており安心できる

これから新たに資産を運用して資金を作っていきたい方や、まとまった資金は一般の課税口座で運用してNISAは積立目的で運用したい方にとってはとても良い制度です。


低金利の時代なので、積み立てはつみたてNISAをかつようするのがいいでしょう。

ポイント③ 一般NISAとつみたてNISAは1年に1回変更できる

NISAの運用方法を変更したい場合は1年に1回の変更が可能です。

一般→つみたて、または、つみたて→一般と切り替えることができます。


逆に言うと1年に1回しか変更が出来ないのでタイミングを逃すとまた1年間変更することができなくなってしまいます。


変更のタイミングは基本的には10月1日で、前年の10月1日から当年の9月30日までに手続きが必要です。

また、切り替えたい年の1月1日から切替前のNISAで買い付けをすると、その年は変更ができなくなります。


1月1日から買い付けを行っていなくて、NISAの種類を変更したい場合は投資目的に合わせて変更するのもいいでしょう。

切り替える年の8月ごろまでにはどうするかを決めて、9/30までに証券会社で必要な手続きを完了させてください。

【共働き・専業主婦世帯別】投資の元手資金は誰から出す?



ここまで、夫婦でNISAを利用する際の基本や種類、運用方法などを説明してきました。

ここからは実際に夫婦でNISAを始めていくと仮定して気になる点を考えていきましょいう。


まず初めに考えなくてはいけないのが投資の元手資金をどうするかです。

夫婦それぞれで投資資金を出すのか、または、どちらか片方の収入から投資資金を出すのか。


パターンによって以下に参考をまとめました。

  1. 【共働き世帯】夫婦それぞれ自分の収入から投資をする
  2. 【専業主婦世帯】妻は夫から元手資金をもらって投資をする
  • 参考:パートナーへ元手資金を渡しても、贈与税はかからない
それでは、具体的に見ていきましょう。

ケース①【共働き世帯】夫婦それぞれ自分の収入から投資をする

共働き世帯の夫婦で投資をする際には、夫婦それぞれ自分の収入から投資をするのが一般的です。

それぞれに収入があり、つみたてNISAの月間積立額は3.3万円が上限ですので、夫婦それぞれの収入から3.3万円以下で積み立てることができます。


ただし、妻の方がパート勤務であり金銭的に積立額を抑えたい場合や、妻の収入を生活費にあてており夫の収入が多く残るといった場合などは、月間積立額を1万円におさえたり夫の収入から贈与をしてもかまいません。


それぞれの家庭事情に合った形で、無理だけはせずに将来の資産形成のために積み立てていくことが大切です。

ケース②【専業主婦世帯】妻は夫から元手資金をもらって投資をする

妻が専業主婦である世帯の夫婦で投資をするは、夫の収入から贈与を受けて夫婦で投資をすることが一般的です。

当然ですが、妻には収入がないので夫婦としての資産形成を考えるには夫の収入で考えなければいけません。

夫から妻へつみたてNISAの年間上限額40万円までの範囲で贈与して妻の分を投資します。


ただし、つみたてNISAは一括投資は出来ず、基本は毎月の積立になります。

例えば、一括で夫から妻へ40万円を贈与したとしてもそれを毎月3.3万円ずつ積み立てていかなければいけないことには注意をしましょう。


一般のNISAなら非課税枠の120万円のうち110万円までは贈与税がかからず、一括投資もできますね。


こちらについても、投資の種類や投資額、贈与額など家庭事情に合った形で、無理だけはせずに将来の資産形成のために積み立てていくことが大切です。

参考:パートナーへ元手資金を渡しても、贈与税はかからない

前項でも説明しましたが、もう一度まとめると夫婦間のみならず贈与は110万円を超えた贈与に対して贈与税が課せられます。


  • 一般のNISAであれば年間利用限度額の120万円のうち110万円までが贈与非課税
  • つみたてNISAであれば年間利用限度額の40万円までが贈与非課税
  • 加えて80万円までのジュニアNISAも年間利用限度額の全額が贈与非課税
で投資の元手資金を移動することができます。


ただし、投資の元手資金以外の贈与と合算して年間110万円までが非課税になりますので、投資の元手資金に関する贈与と他の贈与で110万円を超えないようにする注意は必要ですね。

どうやってパートナーを説得する?効果的な説得のための3ステップ


NISA口座は一人一口座で自分名義の口座しか作ることは出来ないので、夫婦で投資をしたい人はパートナーの協力を求めなければいけません。


そこで、夫婦で協力してNISAを活用して将来の資産形成を考えて投資するように説得しなければいけません。


その際は以下の項目を訴えると良いでしょう。

  1. 資産形成をすることで得られる豊かな未来を提示
  2. 積み立てるお金をどのように用意するかを計画
  3. 口座を作ってもらうことの意義を説明

以上の項目をパートナーに理解してもらうために、それぞれ具体的に見ていきましょう。

ステップ① 資産形成をすることで得られる豊かな未来を提示

まずは夫婦で資産形成をすることにより明るい未来があることについて訴えます。

人は目的のない事に対しては行動をすることは出来ず、目的のために対策や思考を巡らせて行動をすることができる心理があります。


「お金を一緒にいくら貯めたい」と言うよりも「~のために一緒にお金を貯めたい」「一緒に資産形成をすることによって~ができるね」といったように目的を提示する方が説得がしやすいです。


例えば、目的は以下のようなものがあります。

  • 住む場所などの生活スタイル
  • マイホームの購入
  • 子供の将来を考えた学費などの貯蓄
  • 趣味や娯楽などチャレンジしてみたい夢
  • 老後2000万円の積立
これはあくまでも一例ですが、夫婦で持てる共通する目的を探してNISAを活用して将来の資産形成の必要性を訴えましょう。

ステップ② 積み立てるお金をどのように用意するかを計画

目的が理解してもらえたら、次は投資の元手資金をどのようにするかを話さなければいけません。

元手資金については前にも説明しておりますがもう一度まとめます。


【共働き世帯】

  • 夫婦それぞれの収入から元手資金をだす
  • どちらかの収入が生活費の大部分を負担する場合は投資額の調整や贈与をする
  • 妻がパートで扶養家族内で収まる場合は投資額の調整や夫の収入から贈与をする
【専業主婦の場合】

  • 夫の収入から元手資金の贈与をして投資額の調整をする

また、元手資金を準備するにあたりボーナスの活用や節約の方法などを夫婦で具体的に話し合うと良いでしょう。


余談ですが、夫婦で協力して投資をする際には結婚する前の個人的な預貯金は出来るだけ使わない方が良いでしょう。


結婚前のお金は個人の財産であり夫婦のお金ではありません。

結婚してからのお金とは意味が違いますので注意してください。

ステップ③ 口座を作ってもらうことの意義を説明

投資の元手資金について具体的な方法が決まれば、あとはパートナーにNISA口座を作ってもらう必要があります。


そもそも口座が無ければ夫婦での投資はできません。

そして本人しか作れないのでパートナー自身で作る必要があります。


そこで、口座を作ってもらう際の説明としては以下のポイントを伝えましょう。

  • NISAは通常運用益にたいしてかかる20.315%の税金が非課税になりお得
  • 将来の資産形成のために口座を作る必要がある
  • NISAで投資を始めるには一般口座とは別にNISA口座が必要
以上の3点を説明してパートナーに口座を作ってもらうようにしてください。


夫婦の口座が揃えばNISAを活用してようやく将来のための資産形成がスタートです。

ポートフォリオ(資産配分)に迷ったら「おまかせNISA」を活用しよう

NISA口座を作ったばかりの方や投資を始めたばかりの方は「おまかせNISA」がおすすめです。

「おまかせNISA」とは簡単に言うと自動に銘柄を選んで買い付けなどを行ってくれるもいのであり、以下のような悩みがある方にとって非常に最適です。

  • 銘柄をどのように選べばいいのかが分からない
  • まだ決算書や銘柄の経営状況などが分析できない
  • 売買のタイミングに戸惑う
このような悩みを持っていられる方は、おまかせNISAを活用しましょう。


それでは、おまかせNISAの具体的な仕組みについて見ていきましょう。

「おまかせNISA」とは?診断の上で金融商品の買い付けをしてくれるサービス

「おまかせNISA」とは、一般のNISAを利用して 日本に居住している方が利用できます。

そして、ロボアドバイザーのウェルスナビの口座開設が必要です。


ウェルスナビの「おまかせNISA」を利用すると以下のようなことを自動的にしてくれます。


【おまかせNISA】

  • 世界約50カ国11,000銘柄の金融商品を自動的に選定しポートフォリオを形成する
  • 複数の投資対象を選定するのでリスクを分散することができる
  • 商品ごとの購入額を決定する
  • 一括か積立の選択、若しくは組み合わせも可能
  • 決定した内容で適切なタイミングで購入する
以上のことを自動でしてくれます。

せっかく夫婦で投資をするなら、自分で調べて自分で選んで自分で購入すると利益が出たときの喜びが倍増するためそちらをおすすめします。
しかし、やはりやり始めの時は決算書の読み方や投資先の保有割合の決定など難しいことが多いのも事実です。

そういった方には、信用できるプロへ相談するか、若しくは相談する時間も無いようでしたら「おまかせNISA」で投資をまかせるのがいいですね。

NISA・つみたてNISAの不安や疑問はマネーキャリアへ!



今回は夫婦でNISAを利用する際の基本とメリット、運用方法、周辺知識などについて説明してきました。しかし、始めたばかりではリスクが安定している投資先の選定や一番良いタイミングなど分からない方も多いのではないでしょうか。


マネーキャリアでは無料で投資の基本からプロへ相談することが可能で、以下の点により選ばれています。 

  1. 無料で何度でも相談できること
  2. 相談満足度93%で実際に相談をされた方から高評価
  3. LINE経由で簡単に予約でき、オンライン相談にも対応していること
まずは夫婦でのNISA活用方法、そして投資方法などについて、夫婦で一緒にお金のプロへ気軽に直接相談をしてみるのをおすすめします。

NISAや投資について新たな発見があるかもしれません。

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