更新日:2024/03/20
【2024年最新版】三井住友信託銀行の新NISA・投資信託の評判・口コミは?投資信託おすすめランキング
「三井住友信託銀行で新NISA口座の開設をおすすめされたけど、評判はどうなの?」「他の金融機関と比較すると何がメリットなの?」そんな疑問ありますよね。
- 用途に合わせた資産運用の種類が豊富
- 資産運用に対して知識面での手厚いサポート
- 信託に特化した銀行だから、取扱商品数が他の銀行に比べて多い
- 三井住友信託銀行のメリット・デメリット
- 他の銀行との手数料の比較
- 無料で何度も相談できる専門家窓口の「マネーキャリア」
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 三井住友信託銀行の新NISA・投資信託の評判・口コミは?
- 三井住友信託銀行のおすすめポイントは?
- 手数料
- 取扱商品数
- 相談窓口
- 三井住友信託銀行の投資信託の手数料は高い?
- 三井住友信託銀行の手数料の評判は本当?
- 大手証券会社と手数料を比較してみた
- 取扱商品数が少ないデメリット
- 三井住友信託銀行の新NISA・投資信託のメリット:NISAの選択肢が少ないので初心者でも迷いにくい
- 三井住友信託銀行の新NISA・投資信託デメリット
- NISAで選べる投資信託が6種類しかない
- 三井住友信託銀行と大手SBI証券の手数料を比較
- 投資信託以外に投資することができない
- 三井住友信託銀行の新NISA・投資信託がおすすめな人
- ①三井住友信託銀行に口座を持っている人
- ②新しく証券会社の口座を作るのは面倒だという人
- ③口座開設の早さや対人対応を重視したい人
- ④NISAの信託報酬はあまり気にしないという人
- ⑤商品数が多すぎると選べない人
- 三井住友信託銀行の投資信託リターンおすすめランキング
- 新NISAに最適の金融機関を比較するならマネーキャリアに相談
- 三井住友信託銀行の特徴
- どこの金融機関でNISA口座を開設するのがおすすめ?
- 金融機関の比較検討は、マネーキャリアで無料相談
目次
三井住友信託銀行の新NISA・投資信託の評判・口コミは?
三井住友信託銀行のおすすめポイントは?
- 用途に合わせた資産運用の種類が豊富
- 資産運用に対して知識面での手厚いサポート
- 信託に特化した銀行だから、取扱商品数が他の銀行に比べて多い
手数料
三井住友信託銀行で取り扱っている、NISA対応可能商品は、購入手数料が無料です。
信託報酬は0・09%から1.7%までとかなり幅があり、平均的に高い傾向にあります。
ファンド名 | 購入手数料 | 信託報酬 |
---|---|---|
キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用) | なし | 1.078% |
SMT 世界経済インデックス・オープン(債券シフト型) | なし | 0.495% |
世界経済インデックスファンド | なし | 0.55% |
My SMT S&P500インデックス(ノーロード) | なし | 0.0968% |
取扱商品数
三井住友信託銀行の取り扱い商品数は、全ての資産運用では104件です。
NISAつみたて投資枠対象ファンドは12件です。
取扱商品数が5件だけの銀行も多いなか、NISA対象ファンドが12件もあるのは、他銀と比較して品ぞろえがあるといえます。三井住友信託銀行は名前の通り、信託に注力した銀行なので、資産運用に特化した銀行です。
三井住友信託銀行の特徴に、「インターネット専用ファンド」「新規取り扱いファンド」など、さまざまな用途に合わせて検索できる機能があります。
相談窓口
▼三井住友信託銀行の相談窓口
- 土・日・祝日や17:00以降も営業
- オンラインでの相談も可能
- 近くの店舗で対面で相談が可能
電話番号はなく、webでの来店受付からのみ相談を受け付けています
三井住友信託銀行の投資信託の手数料は高い?
三井住友信託銀行の手数料の評判は本当?
投資信託を購入する際には、証券会社や銀行に「購入時手数料(買付手数料)」を支払います。この手数料の金額は購入方法や、購入する証券会社や銀行によってさまざまです。
そのなかでも三井住友信託銀行の投資信託の手数料は高いという評判ですが、それは本当なのでしょうか?
大手証券会社と手数料を比較してみた
実際はどうなのかを検証してみるために、ネット証券の最大手であるSBI証券と比較してみました。
三井住友信託銀行とネット証券の最大手であるSBI証券の投資信託商品を3つピックアップして、購入時の手数料を表にしてそれぞれ比較してみたものが以下のとおりです。
ファンド名 | 三井住友信託銀行 | SBI証券 |
---|---|---|
コア投資戦略ファンド | 1.65% | なし |
グローバル・インカム&プラス | 2.20% | なし |
毎月分配パッケージファンド | 3.30% | なし |
表を見てもらえれば分かるように、SBI証券は基本的に購入時の手数料が無料です。それに対して、三井住友信託銀行は高いもので手数料が3%を超える商品もあります。
このことからも、評判どおり三井住友信託銀行の購入時手数料は、SBI証券と比較してすべて高くなっていることが分かります。
三井住友信託銀行でも、NISAの全商品や、投信自動積立の一部商品は購入時の手数料が無料となっています。しかし、SBI証券と比べると種類が少ないというのが現状です。
そのため、三井住友信託銀行の投資信託で購入時の手数料がかからないものを選択しようと思ったときには、必然的に商品の選択肢も狭まってしまいます。
様々な商品の中からじっくりと比較検討して、できるだけ評判の良い投資信託の商品を選びたいという方にとっては、選択肢の少ない三井住友信託銀行は手数料が高くなるため儲かりにくいと考えられます。
取扱商品数が少ないデメリット
三井住友信託銀行でも、NISAの全商品や、投信自動積立の一部商品は購入時の手数料が無料となっています。しかし、SBI証券と比べると種類が少ないというのが現状です。
そのため、三井住友信託銀行の投資信託で購入時の手数料がかからないものを選択しようと思ったときには、必然的に商品の選択肢も狭まってしまいます。
様々な商品の中からじっくりと比較検討して、できるだけ評判の良い投資信託の商品を選びたいという方にとっては、選択肢の少ない三井住友信託銀行は手数料が高くなるため儲かりにくいと考えられます。
三井住友信託銀行の新NISA・投資信託のメリット:NISAの選択肢が少ないので初心者でも迷いにくい
三井住友信託銀行のNISAは金融庁がチョイスした膨大な数の商品の中から、さらに厳選されたものだけに絞り込まれています。
そのため、初心者でもどれを選べばいいか迷わずにすむというメリットがあります。
NISAは金融庁が定めた厳しい基準をクリアしたうえで、そのなかでも厳選された低コストの投資信託・EFT商品のみが対象となっていて、その数は全部で181種類。
しかし商品の選択肢があまりにも多すぎると、投資経験の少ない初心者の方にとっては、どの商品を選んだら良いのか迷ってしまって、調べるだけでもかなり時間がかかってしまいます。
選択肢が少ないということは、あれこれ比較検討するのにも時間をかけたり、余計なことを考える労力をかけたりせずにすむので、これは大きなメリットです。
これなら初心者でも選びやすいので「どれを選べばいいのかわからない」と迷ってしまうことなく安心して投資することができますよね。
三井住友信託銀行の新NISA・投資信託デメリット
NISAで選べる投資信託が6種類しかない
三井住友信託銀行のデメリットは、NISAで選べる投資信託が以下の6種類しかないという点です。
【バランス】
- SMT世界経済インデックス・オープン(債券シフト型)
- 世界経済インデックスファンド
- SMT世界経済インデックス・オープン(株式シフト型)
【全世界株式】
- 全世界株式インデックス・ファンド
【米国株式】
- 米国株式インデックス・ファンド
【日本株式】
- SMT JPX日経インデックス400・オープン
現在、金融庁が指定しているNISAの対象商品数は181本あり、SBI証券は179本、楽天証券では181本という豊富なラインナップになっています。
これに対し、三井住友信託銀行の対象商品の選択肢がわずか6個しかないというのは圧倒的に少ないという事がわかります。
選択肢が少ないという事は、必然的に運用実績が一番いい商品や「信託報酬」が一番低い商品を選ベる可能性が低くなるという事です。
「信託報酬」とは、投資をしている間にかかる費用のことで、投資中のお金から毎日引かれていくことになります。この信託報酬ができるだけ低い商品を選ぶことが重要となってくるのです。
三井住友信託銀行と大手SBI証券の手数料を比較
▼三井住友信託銀行のNISAの信託報酬安い順一覧
ファンド名 | 信託報酬 |
---|---|
SMT JPX日経インデックス400・オープン | 0.407% |
SMT世界経済インデックス・オープン(債券シフト型) | 0.495% |
米国株式インデックス・ファンド | 0.495% |
全世界株式インデックス・ファンド | 0.528% |
世界経済インデックスファンド | 0.55% |
SMT世界経済インデックス・オープン(株式シフト型) | 0.605% |
もちろん、上記の「NISA対象銘柄」は金融庁が定めた条件をクリアしている銘柄ばかりなので決して評判が悪いというわけではありません。しかし、ベストな選択肢であるか言えば、一概にそうとも言えないのです。
なぜなら、NISAは長期にわたって運用することを目的としているので、その運用期間中に発生するコストとなる信託報酬をどれだけ安く抑えられるかが重要になってくるからなのです。
▼信託報酬が一番安いSBI証券のSBI・V・全米株式インデックス・ファンド(通称SBI・V・全米株式)
ファンド名 | 信託報酬 |
---|---|
SBI資産設計オープン | 0.55% |
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | 0.0938% |
SBI資産設計オープン(つみたてNISA対応型)の信託報酬0.55%と較べると、約0.46%もの差があることがわかります。
小さな差だと思うかもしれませんが、長期にわたる運用ではこのわずかなコスト差が大きな影響を与えることになります。
たとえば、つみたてNISAの年間上限額である40万円を投資した場合、1年で約1,840円の差が出ます。
40万円×0.46%=1,840円
つみたてNISAの非課税期間は最大20年間です。この20年で考えるとコストの差は約3万6,800円まで広がります。
1,840円×20年=36,800円
投資信託は常に価格が変動しますので、実際は上記のような単純な計算どおりにはなりませんが、わずか0.46%の信託報酬差が運用結果に及ぼす影響の大きさについておわかりいただけたかと思います。投資信託以外に投資することができない
三井住友信託銀行では、投資信託以外の投資が出来ないこともデメリットです。
NISAのような投資信託は最初は少額で比較的少ないリスクで始められると評判です。そのため、投資の勉強のための最初のステップとして始める人も多いのではないでしょうか。
しかし、新NISAをきっかけに投資信託を始めて投資の勉強を進めていくうちに「株や債券も始めてみたい」と思うようになるかもしれません。
新NISAはあくまでも投資のはじめの一歩で、将来的には本格的な株や債券への投資を考えているという方は、銀行における投資信託口座の開設はおすすめできません。
なぜなら、銀行の口座では株や債券に投資することはできないため、証券会社の口座を新たに開設する必要があるからです。
そうなると口座開設や資金移動、複数の口座の管理など後から何かと手間がかかってしまうため、最初から証券会社で新NISAを始めておくことを検討しておきましょう。
▼証券会社ごとに手数料が異なったり、強い銘柄が異なりますので、金融機関で口座を開設する前には専門家にご相談ください。
70社以上の金融コンサルタント会社と連携している「マネーキャリア」では、お金の専門家であるFPが、無料でNISAに関するご相談を承っています。
マネーキャリアへのご相談は下のボタンから可能です。
三井住友信託銀行の新NISA・投資信託がおすすめな人
三井住友信託銀行での投資信託・NISAがおすすめな人は、次の5つのうちどれか1つ以上に当てはまる人です。
- 三井住友信託銀行に口座を持っている
- 新しく証券会社の口座を作るのは面倒だ
- 口座開設の早さや対人対応を重視したい
- 信託報酬はあまり気にしない
- 商品数が多すぎると選べない
①三井住友信託銀行に口座を持っている人
②新しく証券会社の口座を作るのは面倒だという人
③口座開設の早さや対人対応を重視したい人
④NISAの信託報酬はあまり気にしないという人
⑤商品数が多すぎると選べない人
三井住友信託銀行の取り扱う商品では、証券会社と較べると取り扱い商品が少なく、手数料も高い傾向があります。
いちばん運用成績が良く、できるだけ信託報酬が安くて評判が良い商品に投資したいというのであれば、口座があるからという理由で安易に決めてしまわずに、取り扱い商品が豊富な証券会社で、よりあなたの投資スタイルに合う商品を吟味してみることをおすすめします。
三井住友信託銀行の投資信託リターンおすすめランキング
投資信託で商品を選ぶ際には「トータルリターン」も重要視しなくてはいけません。
ファンド名 | トータルリターン |
---|---|
米国株式インデックス・ファンド | 18.38% |
全世界株式インデックス・ファンド | 9.47% |
世界経済インデックスファンド | 3.67% |
SMT世界経済インデックス・オープン(株式シフト型) | 3.56% |
SMT JPX日経インデックス400・オープン | 2.07% |
SMT世界経済インデックス・オープン(債券シフト型) | 1.79% |
表を見てもらえればわかるように、米国株式インデックス・ファンドのトータルリターンが18.38%と最も高くなっています。
単純にトータルリターンが高いからというだけでなく、その商品の評判や信託報酬などの手数料とのバランスも考えたうえでご自身の投資信託のスタイルに合わせた商品を選択することが重要です。
新NISAに最適の金融機関を比較するならマネーキャリアに相談
三井住友信託銀行の特徴
▼三井住友信託銀行の特徴
- 用途に合わせた資産運用の種類が豊富
- 資産運用に対して知識面での手厚いサポート
- 信託に特化した銀行だから、取扱商品数が他の銀行に比べて多い
どこの金融機関でNISA口座を開設するのがおすすめ?
今回は、三井住友信託銀行の投資信託・NISAの評判や口コミ、メリットやデメリットを解説しました。
商品数の充実度と手数料・信託報酬の安さにおいては、残念ながら銀行はネット証券に敵いません。しかし、投資信託の種類が少ないことはメリットにもデメリットにもなります。
これから安心して投資をしていきたいという投資初心者の方には三井住友信託銀行の投資信託・NISAがおすすめですが、
将来的に本格的な投資をするつもりならば証券会社がおすすめです。
▼証券会社の比較は専門家にご相談ください。
金融機関ごとのホームページを見てみると、全く様式が違うことがわかります。「実は相談できるサービスがあったのに、ホームページの仕組みから、相談することができなかった」「実は手数料が他社と比べて高いのに、手数料が安く見えるようにホームページが作られていた」ということがあります。
証券会社のサービス・商品の比較は、多くの金融コンサルタント会社と連携している「マネーキャリア」にご相談ください。70社以上と連携をしているため、多くの金融機関の「比較」が可能です。お客様にとっていちばんよいプランを一緒に比較していくことができます。