更新日:2021/12/14
初心者でも株式投資で資産運用できる!始め方や失敗しない方法も
資産運用は株式投資がおすすめ!長期的な運用で配当金や株主優待などの特典も魅力的な株式投資のメリット・デメリットをまとめました。初心者が参入しやすいように始め方や失敗しない方法も解説します。投資信託との比較もしているので、どっちかで迷っている人もチェック!
- 資産運用に株式投資を加えるか迷っている人
- 株式投資を始めようとしている人
- 株式投資と投資信託はどっちが資産運用に向いているのか知りたい人
内容をまとめると
- 資産運用で株式投資を始める前に証券会社で口座を開設する。
- 株式投資は売却益の他に、配当金や株主優待、株主総会での議決権が得られる。
- 株式投資は長期的な期間で分散投資するのがベスト。
- お金について疑問や悩みがあればマネーキャリアに相談!
- 顧客満足度93%のお金のプロに無料で何度でも相談(オンライン含む)できる!
目次を使って気になるところから読みましょう!
株式投資とは
株式投資とは株式会社が発行する株式を買い、売買することで利益を狙う投資です。
株式投資の始め方
株式投資を始めるには株式を買うための口座が必要になります。先に株式売買するまでの手順をまとめると以下のようになります。
- 証券会社にて口座を開設
- 開設した口座にお金を入金
- 株式の購入(売却)
証券会社で口座を開設する理由は、それが株式や債券などの売買の仲介を専門としているからです。
証券口座は窓口のある店舗(支店)やWEB上でやりとりをするネット証券口座があります。ポイントをまとめると以下のようになります。
- 窓口のある店舗は手数料が高めですが、担当者がつくので疑問や悩みを相談できる。
- ネット証券は自分で手続きする必要があるが、手数料の安さに定評がある。
ちなみに、証券口座の開設には免許証やマイナンバーカードなどが必要となり、審査を経た上で手続きへ進めます。
口座の開設ができたら銘柄選びに入ります。銘柄は将来成長しそうなものや比較的安いものなど、選ぶポイントは人それぞれで異なります。
また、短い期間で売買をして利益を狙うのか、長い期間保有して株価が上がり続けるのを待つのか投資の方針も同様です。
銘柄が決まったら投資しますが、注文は成行(なりゆき)と指値(さしね)の二種類あり、特徴は以下の通りです。
- 成行は価格を指定せずに現在の価格で発注する注文。
- 指値は売買したい発注価格を指定する注文。
株式投資と投資信託の違い
資産運用における投資は株式投資の他に投資信託や債券、FXなどがあります。
ここでは株式投資と投資信託を例にどのように違うのか比較してみます。
項目 | 株式投資 | 投資信託 |
---|---|---|
運用 | 本人 | ファンドマネージャー |
投資金額 | 数万円~ | 数千円~ |
取引価格 | リアルタイム | ブラインド |
手数料 | 売買手数料 | 売買手数料・信託報酬 |
リスク | 高い | 低い |
株主優待券 | あり | なし |
運用からみると株式投資は本人が銘柄選びから売買まで行い、株価の値動きや企業の活動などをチェックする必要があります。
一方で、投資信託はファンドマネージャーといわれる運用のプロに任せるので、株式投資のように情報収集しなくとも運用できます。
投資金額は株式投資だと基本100株単位での購入になるので割高となりますが、投資信託は分散投資での購入なので安く投資できるのが特徴です。
取引価格は株式投資は市場が空いている時間で取引できますが、投資信託は前日の基準価格で取引しなければなりません。
手数料はどっちも売買するとかかりますが、投資信託は運用や管理を任せるため別に信託報酬といわれる費用が発生します。
リスクに関しては株式投資は値動きが激しくなる可能性があるので、投資信託の方がいろいろな銘柄に投資する分リスクの低い商品といえます。
ちなみに、投資金額で補足しておくと、株式はLINE証券のようなスマホ証券だと1株数百円から買えます。投資信託はつみたての場合は安いと数百円から可能です。
資産運用での株式投資のメリット
老後は年金だけでは生計を立てるのが難しいので、本業に加えて資産運用で貯蓄をつくるのが重要になってきます。
有効な手段となるのが株式投資で、以下のようなメリットがあります。
- 配当金がもらえる
- 売却益を得られる
- 株主優待を受けられる
- 購入した株の企業の株主総会に参加できる
これから上記4点を順番に解説します。
メリット①配当金が受け取れる
株式投資のメリット1点目は配当金がもらえることです。
株式を発行している企業が本業で利益を出していると、その一部を配当金として投資家に還元します。
金額は業績次第で好調であれば配当金の増加に期待でき、不調であれば最悪配当金がもらえません。
もらえるのは日本だと年に1、2回ですが、中には配当金がない企業もある点に注意してください。
具体的な金額は 日本取引所グループのデータによると、東京証券取引所第一部市場に上場する有配会社の平均利回りが1.92%(2021年11月時点)となっています。
100万円投資した場合、配当金は19,200円もらえることになります。
気をつけてほしい点として、配当金をもらうには「権利確定日」の3日前までに株を保有する必要があります。
メリット②売却益を得ることができる
メリット③株主優待を受けることができる
株式投資のメリット3点目は株主優待を受けられることです。
株主優待をもらうには株式の保有数や保有年数など条件があるので、購入するときはその点を把握しておかねばなりません。
中には株式の保有数で特典がアップする銘柄もあります。そんな株主優待の種類は以下のようにいろいろあります。
- ギフト券
- 割引券
- 食べ物
- 企業の自社商品など
イオングループの株主優待ではオーナズカードが与えられ買い物する度に恩恵が受けられます。
保有する株式が100~3,000株以上で、買い物の合計金額に対して3~7%の返金率が段階的に設定されています。年2回返金してもらえるのが特徴です。
他には割引券では日本航空の株主優待に国内線50%割引があります。
このように株主優待は株式を保有することでいろいろな特典に期待できます。
メリット④購入した株の企業の意思決定に参加できる
株式投資をするメリット4点目は購入した株の企業の意思決定に参加できることです。
企業が今後どのように活動していくのか、経営やお金の管理体制などに意見できます。
たとえば、株式会社では代表取締役が企業の経営方針を決めていると考える人は少なくないでしょう。
しかし、株式の保有数が多い株主であれば企業経営の改善や、代表取締役の選任などができるのです。
株式の保有数は1単元株、つまり100株から議決権が一つ与えられます。
以下のように株式の保有数次第では企業の意思決定に深く関与できます。
- 1/3超えで定款の変更や譲渡などの特別決議の拒否
- 1/2超えで取締役の選任や解任など
このように、株主になると企業の議決に参加できるので、企業の発展に貢献できる可能性があるのです。
資産運用での株式投資のデメリット
株式投資には配当金や株主優待などのメリットがありましたが。
ただ、初心者にとってはスタートから一人で運用するため何かと不便になります。
株式投資どころか資産運用も初めてであれば尚更不安に感じるところでしょう。
そんな株式投資の問題点もあらかじめ把握しておくとリスクへの備えになります。
そこで知っておきたいデメリットを以下2点でまとめました。
- リスクの高い投資になる可能性がある
- 自分で運用しなければならない
株式投資はリターンに期待できますが、リスクもそれなりにある種類になります。
なので、資産運用として始める前に抑えてほしいデメリットを順番に解説します。
デメリット①大きな損失が出る可能性がある
デメリット②自分で選んで運用していく必要がある
株式投資のデメリット2点目は自分で選んで運用していく必要があるところです。
投資信託との比較でご紹介しましたが、こちらは投資信託の種類を選ぶと運用はファンドマネージャーが代わりにやってくれます。
一方で、株式投資は銘柄選びから運用まで自分でしなければならないので、銘柄や発行元の情報収集が必須になります。
また、市場の値動きや政治・経済などのチェックも欠かせません。
一人で運用する場合は株式投資に関する知識や勉強が必要になるので、時間や労力がかかることになります。
このように述べると株式投資は難しいと思うかもしれませんが、全部いっぺんに実行する必要はないのです。
銘柄選びや売るタイミングなど、大事なポイントを抑えながら運用すると次第に慣れてくるはずです。
資産運用で失敗を避ける方法
資産運用は将来の生活を見据えてお金を増やすためにするので、誰しも失敗は避けたいところでしょう。
株式投資を優位に進めるにはリスクの少ない運用方法を取る必要があります。
リスクを避けるには以下のような方法が有効となります。
- 長期投資
- 分散投資
- 積立投資
いずれも資産運用で失敗を避けるために重要な方法なので順番に解説します。
方法①長期投資
資産運用で失敗を避ける方法1点目は長期投資です。
株価の値上がりに期待して投資する方法で、年単位で運用するタイプになります。
長期のスパンで運用するため以下のようなメリットが生まれます。
- 保有年数が増えるたびに複利に期待できる
- 株主優待の特典が増える可能性がある
- ドルコスト平均法で積立しやすくなる
長期投資とは逆に短期投資がありますが、これは数日から数週間のスパンで取引するタイプです。
株価の急な変動に対応しやすいですが、取引回数が多いため手数料がネックになります。
また、常に株価の動きに気を配る必要があるので、本業がおろそかになるリスクがあります。
以上から長期投資はリスクの少ない運用方法といえるでしょう。
方法②分散投資
- 種類の異なる複数の商品への投資
- 投資する時期をバラバラにする
方法③積立投資
資産運用で失敗を避ける方法3点目は積立投資です。
一気に買うのではなく、コツコツと積み重ねるように投資する方法になります。
先ほども述べましたが、一気に投資すると値段が高い状態で株式を買うリスクがあります。
それに対して積立であれば毎月決まった金額を投資することで値段が高いときは少なく、安いときは多く買えます。
これはドルコスト平均法といわれる方法で、高値で買うリスクを減らす効果に期待できます。
ただ、一気に投資する分と比較すると、複数回に分けて投資するため手数料がかかります。
それでも積立投資は失敗を避けるのに有効な方法といえます。
株式投資をする際にはマネーキャリアでの相談がおすすめ
資産運用する上で株式投資はリターンに期待できる反面、リスクもそれなりにある投資になります。
初心者や投資経験の浅い人は少額でのスタート、身近な企業の銘柄に投資するなどリスクの少ない方法で運用するのが得策です。
そのため、株式投資をスムーズに進めるためのプランが重要になってきます。
株式投資は一人でこなす必要がありますが、誰にも相談できない訳ではありません。
もし資産運用に株式投資を加えるか迷っているならば、マネーキャリアに相談してはいかがでしょうか。
顧客満足度93%のお金のプロが無料で何度でも対応してくれます。お金を払わずに何度でも相談できるので、納得できるまで話し合いが可能です。
また、オンライン対応もしているので、出かけるのが面倒な人や忙しい人にも利用しやすいサービスになります。
少しでも疑問や悩みがあれば迷わずに相談しましょう。
初心者が資産運用で株式投資をする方法についてのまとめ
初心者が資産運用で株式投資をする方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
株式投資の利益は売却益だけではなく、株式を保有することで配当金や株主優待などの特典がありました。
株主優待に関しては買い物や食事、旅行などいろいろなジャンルがあるので、自分が欲しいものがあればその銘柄に投資するといいでしょう。
ただ、特典だけで銘柄を選ぶと肝心のお金を失う可能性もあるので、銘柄選びは発行元の企業や株価などチェックした上で投資する必要があります。
株式投資はリターンが望める反面、初期費用が比較的大きいので値動きや売るタイミングに気をつけるのが重要です。
株式投資初心者や不安な人はスマホ証券で1株から小額投資するか、疑似投資アプリで経験を積むのも一つの方法です。
これから株式投資をするのであれば、まずは証券口座の開設をしなければならないので店舗かネット証券で登録を済ませましょう。
資産運用は定年後の生活を支えるための資金になるので、当記事を参考にやって良かったといえる株式投資にしてください。