新NISAのつみたて投資枠でおすすめの銘柄は?選ぶ際のポイントも解説

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新NISAのつみたて投資枠の銘柄に「おすすめはどれ?」「選ぶポイントがわからない」と悩まれる方は多いのではないでしょうか。


▼新NISAのつみたて投資枠のおすすめの銘柄

銘柄名利回り(年率)
iTrustインド株式44.36%
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
42.61%
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)40.33%
(2024年3月6日現在)

▼銘柄を選ぶポイント
  • 地域・国別に選ぶ
  • 高配当が期待できる銘柄で選ぶ
  • リスク度合いで銘柄を選ぶ
  • 運用方法で選ぶ
この記事では、おすすめの銘柄と銘柄を選ぶときのポイントを解説します。

自分に合った新NISAの運用方法を知るなら、無料で専門家に相談できる「マネーキャリア」がおすすめです。目標から逆算したプラン設計と、メリットデメリットを比較した最適な資産形成方法の提案をします。専門家による無料の新NISA相談窓口は下のボタンからお問い合わせ可能です。

新NISAでおすすめの積立投資枠銘柄を比較

新NISAのつみたて投資枠の銘柄を比較します。

1年間の利回りと手数料を目安におすすめを紹介します。

銘柄名利回り(年率)手数料
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)34.87%0.05775%
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)42.61%0.09372%
eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)37.39%0.143%
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)40.33%0.162%
iTrustインド株式44.36%0.9828%

(2024年3月6日現在)

新NISAの「成長投資枠のおすすめ銘柄」はこちら

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の過去直近3年間の運用実績は下記の通りです。2021年10月ごろから2023年3月ごろまでは横ばい傾向が続いたものの、2023年4月以降から右肩上がりの傾向であることがわかります。


eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)運用実績

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)運用実績

※出典:楽天証券



eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の特徴

  • 大型株、中型株の3000銘柄を超える株価指数に連動した値動きを目指す
  • アメリカや日本などの先進国と中国やインドなどの新興国など合計47か国に投資
  • 為替ヘッジの影響を受ける
全世界の株式に分散投資できるため、この投資信託一つで世界全体の成長を取り込めることが期待できる銘柄です。また、低コストであるため、長期的な運用に適しています。

▼この投資信託の手数料


年率
購入時手数料なし
信託財産留保額なし
運用管理費用
0.05775%



▼この投資信託の委託会社の情報
委託会社三菱UFJアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者関東財務局長(金商)第404号
設立年月日1985年8月1日
資本金20億円
運用投資信託財産の合計純資産総額28兆5,759億円(2023年10月31日時点)

※2024年3月6日時点
※参考:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)(交付目論見書)

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の過去直近3年間の運用実績は下記の通りです。こちらも2021年10月ごろから2023年3月ごろまでは横ばい傾向が続いたものの、2023年4月以降から右肩上がりの傾向であることがわかります。


eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)運用実績

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)運用実績

 ※出典:楽天証券

▼eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の特徴

  • S&P500種指数に連動した値動きを目指す
  • 米国株式市場全体の約80%の時価総額比率を占めている
  • 為替ヘッジの影響を受ける

米国市場の時価総額上位500社に分散投資できる投資信託です。AppleやMicrosoftなどのアメリカの大企業の株を保有できるため、アメリカ企業の成長を取り込むことが期待できます。


▼この投資信託の手数料

年率
購入時手数料なし
信託財産留保額なし
運用管理費用 0.09372%



▼この投資信託の委託会社の情報
委託会社三菱UFJアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者関東財務局長(金商)第404号
設立年月日1985年8月1日
資本金20億円
運用投資信託財産の合計純資産総額28兆5,759億円(2023年10月31日時点)

※2024年3月6日時点

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)の過去直近3年間の運用実績は下記の通りです。2022年3月ごろから2023年1月ごろまで横ばい傾向にあり、その後2023年2月ごろから右肩上がりの傾向にあることがわかります。

 

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)運用実績

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)運用実績

 ※出典:楽天証券


▼eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)の特徴

  • 東証株価指数(TOPIX)に連動した値動きを目指す
  • 日本の上場株式の約2200銘柄
  • 為替ヘッジの影響を受けない
トヨタや、NTTなどを含む日本企業を代表する大手2200社に分散投資できるため、日本全体の成長を取り込むことが期待できる投資信託です。

▼この投資信託の手数料

年率
購入時手数料なし
信託財産留保額なし
運用管理費用0.143%


▼この投資信託の委託会社の情報
委託会社三菱UFJ信託銀行株式会社
金融商品取引業者関東財務局長(金商)第404号
設立年月日1985年8月1日 
資本金20億円 
運用投資信託財産の合計純資産総額28兆5,759億円(2023年10月31日時点)

※2024年3月6日時点
※参考:eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)(交付目論見書)

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)の過去直近3年間の運用実績は下記の通りです。

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)運用実績

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)運用実績 


 ※出典:楽天証券

▼楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)の特徴

  • 米国市場の上場企業全体の株価指数(CRSP)に連動した値動きを目指す
  • アメリカの大型株から小型株の約4,000銘柄をほぼ網羅して投資
  • 為替ヘッジの影響を受ける
米国市場の上場株式全体の4,000銘柄を網羅しているため、アメリカ企業全体に分散投資が可能です。大型から小型株まで網羅することにより、アメリカ企業の成長を取り込むことが期待できる投資信託です。

▼この投資信託の手数料

年率
購入時手数料なし
信託財産留保額なし
運用管理費用0.162%


▼この投資信託の委託会社の情報

委託会社楽天投信投資顧問株式会社 
金融商品取引業者関東財務局長(金商)第1724号
設立年月日2006年12月28日
資本金1億5千万円
運用投資信託財産の合計純資産総額1兆8,016億7,500万円(2023年7月末時点)

※2024年3月6日時点

iTrustインド株式

iTrustインド株式の過去直近3年間の運用実績は下記の通りです。 

iTrustインド株式運用実績

iTrustインド株式運用実績

 ※出典:楽天証券


▼iTrustインド株式の特徴

  • 中長期的に成長が期待できるインド企業の株式に投資
  • 個別企業の成長性や財務状況に応じて分析し、収益性が低い企業を除外した銘柄を選定
  • 為替ヘッジの影響を受ける
特定の指数に連動するインデックスファンドではなく、1つ1つの企業を分析して銘柄を選定しているので、高い収益性が目指せる投資信託です。また、手数料が高めなアクティブファンドの中で、最低水準の手数料となっています。

▼この投資信託の手数料

年率
購入時手数料なし
信託財産留保額なし
運用管理費用0.9828%


▼この投資信託の委託会社の情報

委託会社ピクテ・ジャパン株式会社
金融商品取引業者関東財務局長(金商)第380号
設立年月日1986年12月1日 
資本金2億円
運用投資信託財産の合計純資産総額2兆5,344億円(2023年10月末時点)

※2024年3月6日時点

※参考:iTrustインド株式(交付目論見書)

新NISAの積立投資枠で投資できる銘柄は?

新NISAのつみたて投資枠で投資できる銘柄は、合計282本です。大きく分けると次のような種類に投資できます。


▼新NISAの積立投資枠で投資できる銘柄

  • 上場投資信託(ETF)
  • 公募投資信託

順番に詳しく解説します。

上場投資信託(ETF)

上場投資信託(ETF)とは、上場した金融商品の投資信託といわれます。しかし、通常の投資信託は1日1回算出される基準価額でしか取引できないのに対し、上場投資信託は株式と同じように相場の動きを見ながら売買できます。


また、金融庁が定めたつみたて投資枠のETFの銘柄は全部で8本です。

▼上場投資信託(ETF)の特徴

  • 分散投資が簡単にできる
  • 費用が安い
  • 値動きがわかりやすい
  • リアルタイムでいつでも売買できる
上場投資信託(ETF)には次のような種類があります。

国内籍ETFの指数外国籍ETFの指数
国内・海外株式国内・海外株式
国内・海外債券国内・海外債券
J-REIT(リート)・海外REIT(リート)J-REIT(リート)・海外REIT(リート)
コモディティ(商品)コモディティ(商品)
レバレッジ型・インバース型レバレッジ型・インバース型

公募投資信託の基準価格とどれくらいから買えるか(売買単位)は商品によって異なりますが、以下の通りです。
基準価格数百円から数万円、約70%の銘柄が2万以下
売買単位1口、10口、100口など

上場投資信託(ETF)の代表的なファンドは以下の通りです。
ファンド名利回り(1年)手数料
 iシェアーズ・コア S&P 500 ETF26.27%0.03%
iFreeETF JPX 日経40039.25%0.198%
上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本 31.92% 0.264%

※2024年3月6日時点
※参考:つみたて投資枠対象商品届出一覧(金融庁)

公募投資信託

公募投資信託とは、銀行や証券会社を通じて、広く一般的に公募する投資信託のことです。証券会社や銀行で購入できるような投資信託は全て公募投資信託です。

  • プロの投資家による運用
  • 種類が豊富
  • 少額から購入可能
  • 手軽に分散投資
公募投資信託には次のような種類があります。

株式投信公社債投信
運用対象株式国債や社債
リスク高め低め

公募投資信託の基準価格とどれくらいから買えるか(売買単位)は商品によって異なりますが、以下の通りです。

基準価格数千円から数万円
売買単位1万円以上1円単位、または1万口以上1口単位

公募投資信託の代表的なファンドは以下の通りです。

ファンド名利回り(1年)手数料
年金積立 Jグロース34.01%0.902%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス16.77%0.1518%
楽天・S&P500インデックス・ファンド34.71%0.077%

※2024年3月6日時点

※参考:つみたて投資枠対象商品届出一覧(金融庁)


【地域別編】新NISAの積立投資枠の銘柄はどう選ぶ?

新NISAのつみたて投資枠の銘柄を地域別で選ぶポイントを解説します。国内投資信託と海外投資信託で分類され、海外の中でも、先進国や新興国で分類されます。地域によって、リスクやリターンが変わってくるので、それぞれの特色を順番に詳しく解説します。


▼【地域別編】新NISAの積立投資枠の銘柄はどう選ぶ?


  • 国内投資信託を選ぶ|日本投資信託
  • 海外投資信託を選ぶ|先進国・新興国
  • 国内と海外の総合型投資信託を選ぶ


国内投資信託を選ぶ|日本投資信託

日本投資信託とは、日本の法律に基づき日本で設定された投資信託のことです。投資収益が、実質的に国内の資産を源泉とするものは、国内投資信託を指します。


そのため、日本国内の景気が良くなると恩恵を受けやすいと言えるでしょう。そして、GDPがプラスになっていると景気が良いとされているので、GDPを確認しながら考えてみるといいでしょう。


GDP推移

GDP推移

※出典:内閣府(国民経済計算(GDP統計))


日本投資信託の代表的なファンドは以下の通りです。

ファンド名利回り(1年)手数料
eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)32.27%0.143%
iFree TOPIXインデックス32.18%0.154%
たわらノーロード日経225
35.35%0.143%

※2024年3月6日時点

※参考:つみたて投資枠対象商品届出一覧(金融庁)


海外投資信託を選ぶ|先進国・新興国

海外投資信託とは、海外の法律に基づき海外で設定された投資信託のことです。投資する地域には、北欧やEUなどの先進国とアジアや中南米などの新興国に大別されます。


投資する地域や国の経済状況により、株価が変動するリスクがあり、先進国はそのリスクが低く、新興国は高いのが一般的です。また、GDPについて考えると、先進国に比べ、新興国の方が、GDPは高い傾向にあります。

先進国・新興国のGDP

先進国・新興国のGDP

※出典:IMF世界経済見通し

先進国株式と新興国株式の推移

先進国株式と新興国株式の推移

※出典:SBI岡三アセットマネジメント


海外投資信託の代表的なファンドは以下の通りです。

ファンド名利回り(1年)手数料
たわらノーロード先進国株式35.44%0.09889%
iFree 新興国株式インデックス15.30%0.374%
eMAXIS Slim新興国株式インデックス8.69%0.1518%

※2024年3月6日時点

※参考:つみたて投資枠対象商品届出一覧(金融庁)

国内と海外の総合型投資信託を選ぶ

国内と海外の総合型投資信託とは、日本とそれ以外国に投資する投資信託のことです。一般的に特定の国や地域に投資することはリスクが高いです。


その理由は、投資した地域の政治や経済状況などの変化により、証券市場や為替市場で暴落が生じた場合、投資した資産の価値が下がるリスクがあるためです。

総合型投資信託で日本とそれ以外国に分散投資することで、資産の価値が下がるリスクを下げられます。

ファンド名利回り(1年)信託報酬
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)34.87%0.05775%
  全世界株式インデックス・ファンド34.42%0.528%
世界6資産分散ファンド20.04% 0.5445%

※2024年3月6日時点

【銘柄の特徴編】新NISAの積立投資枠の銘柄はどう選ぶ?

新NISAのつみたて投資枠の銘柄を特徴で選ぶポイントを解説します。選ぶポイントは以下の通りです。


▼【銘柄の特徴編】新NISAの積立投資枠の銘柄はどう選ぶ?

  • 高配当が期待できる銘柄で選ぶ
  • リスク度合いで銘柄を選ぶ
  • 運用方法で選ぶ
  • 各種指数で銘柄を選ぶ

それぞれ順番に詳しく解説します。  

高配当が期待できる銘柄で選ぶ

高配当が期待できる銘柄は高配当株と呼ばれ、株価に対して高い配当がもらえることが期待されている銘柄のことです。同様に高いリターンが見込める「成長株」と言われる銘柄もあるが、成長株は安定性が低く、リスクが高い傾向にあります。


つみたて投資枠で中長期的に資産形成する場合、高配当株の方が適していると言えるでしょう。

高配当が期待できる代表的な銘柄は以下の通りです。

ファンド名利回り信託報酬
iFreeNEXT FANG+インデックス101.40%0.7755%
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス66.28%0.495%
日経平均高配当利回り株ファンド51.47%0.693%

参考:つみたて投資枠対象商品届出一覧(金融庁)

リスク度合いで銘柄選ぶ

リスクが高いというのは、危ないということではなく、振れ幅が大きいことを指します。そのため、リスク度合いにより、リターンも変わってきます。


ハイリスクハイリターンは主に株式で、ローリスクローリターンは債券などになります。そして、その中間になるのが、分散投資している投資信託となります。


つみたて投資枠をどういったリスクで積立ていくか、リスク度合いで選ぶことができるでしょう。


リスク度合いの異なる代表的なつみたて投資枠で投資可能な銘柄は以下の通りです。

ファンド名リスク度合い利回り(1年)信託報酬
iFreeNEXT FANG+インデックス高い101.40%0.7755%
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)中間34.87%0.05775%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 低い21.68%0.154%

参考:つみたて投資枠対象商品届出一覧(金融庁)

運用方法で選ぶ

つみたて投資枠で投資できる銘柄は以下の2種類の運用方法があります。

  • インデックスファンド
  • アクティブファンド
インデックスファンドとは、特定の指数に連動した運用を目指す運用方法です。東証株価指数(TOPIX)や、S&P500などの代表的な指数があります。

アクティブファンドとは、運用会社が独自の分析を行い、基準を上回る運用を目指す運用方法です。

運用方法の異なる代表的なつみたて投資枠で投資可能な銘柄は以下の通りです。

ファンド名運用方法利回り(1年)信託報酬
たわらノーロード全世界株式インデックスファンド32.10%0.1133%
ひふみプラスアクティブファンド25.81%1.078%
日経平均高配当利回り株ファンドアクティブファンド51.47%0.693%

参考:つみたて投資枠対象商品届出一覧(金融庁)

各種指標で銘柄を選ぶ

各指標で銘柄を選ぶ場合、以下の2種類の指標を参考にしましょう。

  • PER:市場が企業成長や利益にどれだけの期待を寄せているか(目安:15倍)
  • PBR:企業の資産内容や財務状態をもとに株価水準を測る指標(目安:1倍)
両方とも株価の妥当性を評価したものであり、目安より低ければ割安高ければ割高となります。

新NISAの成長投資枠を活用するのにおすすめの証券会社

新NISAを使って投資するためには、NISA口座を開設しなければなりません。この章で、NISA口座を開設し、つみたて投資枠を活用するのにおすすめの証券会社を取扱商品数や、手数料、相談の充実度と合わせて解説します。


▼おすすめの証券会社(スマホの方は右にスクロールできます)

証券会社名取扱商品数手数料公式サイト
松井証券223本購入時手数料は無料(信託報酬は銘柄による)
松井証券
野村證券19本購入時手数料は無料(信託報酬は銘柄による)野村證券
大和証券43本購入時手数料は無料(信託報酬や管理費は銘柄による)大和証券 
※2024年3月6日現在

松井証券


▼松井証券の特徴

  • 取扱銘柄数223本と多い
  • サポートが充実
  • 100円からつみたて可能
松井証券のおすすめポイントはつみたて投資枠の銘柄数が223本と多いところです。金融庁が新NISAのつみたて投資枠で指定している銘柄は282本であるため、全体の80%を網羅しています。

また、「わからないことがすぐ聞けるチャットが便利」や「電話がつながりやすく、対応が丁寧」などの口コミが多いです。さらに100円から投資できるため、初心者も気軽に始められます。

取扱商品数手数料相談の充実度
松井証券223本無料高い

※2024年3月6日現在

野村證券


▼野村證券の特徴

  • 取扱銘柄が7本と厳選されている
  • 「野村スリーゼロ先進国株式投信」は手数料がかからない
  • 窓口や電話でのNISA口座申込の受付が可能
野村證券のおすすめポイントは銘柄数が7本と厳選されているため、迷いにくいところです。

さらに、「野村スリーゼロ先進国株式投信」は手数料がかからないためおすすめです。
しかし、手数料がかからないのは「2030年12月31日」までなので注意が必要です。

野村證券で新NISAを始める場合、窓口や電話での申込も可能であるため、インターネットが苦手な人にもおすすめです。

取扱商品数手数料相談の充実度
野村證券7本無料高い
※2024年3月6日現在

大和証券



▼大和証券の特徴

  • 銘柄診断が便利
  • つみたて投資枠にETFがある
  • NISA以外の投資信託が豊富
大和証券のおすすめポイントは銘柄診断で6つの質問に答えるだけで、自分に合った投資銘柄を診断してくれるので、参考になります。

また、つみたて投資枠に7本のETF銘柄があるため、積立しながら高配当金を狙えます。また、NISA以外の投資信託を豊富に取り扱っているため、NISA以外の商品を気軽に試すことができます。

他の投資信託にも興味がある人は、ぜひ取扱銘柄を確認してみてください。

取扱銘柄手数料相談の充実度
大和証券36本無料良し悪しがある

※2024年3月6日現在

新NISAでおすすめの積立投資枠に関してよくある質問

新NISAでおすすめのつみたて投資枠に関してよくある質問を解説します。つみたて投資枠をよく理解して、不安のない状態で資産形成をしましょう。


よくある質問は以下の通りです。

  • 新NISAのつみたて投資枠は一括投資ができますか?
  • 新NISAで積立投資をはじめるにはどうしたらいいですか?
  • 新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠では別の金融機関で口座を開設できますか?

新NISAのつみたて投資枠では一括投資ができますか?

可能ですが、不向きでしょう。その理由として、つみたて投資枠の利用方法は基本的に積立頻度や積立額を設定する必要があるためです。

さらに、つみたて投資枠は年間120万円、月間は10万円に制限されます。

一括投資をしたい場合は、成長投資枠がおすすめです。年間240万円まで利用できます。

新NISAで積立投資をはじめるにはどうしたらいいですか?

上記のおすすめ金融機関にて口座開設を行うことで、つみたて投資が可能です。

一般的な手順は以下の通りです。

  1. 口座開設申し込み
  2. 本人確認書類の提出
  3. 審査
  4. 口座開設完了通知を受け取る
  5. 口座に入金
  6. 銘柄を決め積立設定をする

新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠では別の金融機関で口座を開設できますか?

つみたて投資枠と成長投資枠を別々の金融機関で口座を開設することはできません。新NISAの口座は1人1口座と決まっています。


別の金融機関で新NISA口座を開設したい場合は、以下の手順にて変更が可能です。

  1. 変更前金融機関で変更の申し込み
  2. 変更先の金融機関の口座開設
  3. 勘定廃止通知書や本人確認書類などを変更先に送る
  4. 変更完了
なお、金融機関を変更するには、変更したい年の前年10月1日から当年9月末までに「廃止通知書」を提出し、手続きを完了していただく必要があります。

新NISAをはじめるなら専門家のマネーキャリアに相談

この記事では新NISAのつみたて投資枠のおすすめ銘柄とその選ぶポイントについて解説しました。

おすすめの銘柄は以下の通りです。

ファンド名利回り(年率)手数料
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)34.87%0.05775%
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)42.61%0.09372%
eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)37.39%0.143%
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)40.33%0.162%
iTrustインド株式
44.36%0.9828%

そして、銘柄を選ぶポイントは、運用方法やリスク度合いを目安に銘柄を選ぶといいでしょう。


とはいえ、「本当に自分に合っている銘柄か不安」「長期的に運用するとなると不安」そんな人は少なくないでしょう。

不安なことは専門家に聞くことがおすすめです。マネーキャリアは国家資格FPに無料相談ができます。

銘柄が違うだけで4300万円の運用益の差が出ることも

銘柄が違うだけで運用益に差が出ることがあります。下記の条件で金融庁の「資産運用シミュレーション」を使って比較してみましょう。


  • 銘柄:eMAXIS 新興国株式インデックス
  • 5年間平均利回り:7.22%
  • 毎月の積立額:3万円
  • 積立期間:20年間

新興国株式インデックスの運用益シミュレーション

新興国の運用益シミュレーション




  • 銘柄:eMAXIS 全世界株式インデックス
  • 5年間平均利回り:16.98%
  • 毎月の積立額:3万円
  • 積立期間:20年間


全世界株式インデックスの運用益シミュレーション

全世界株式インデックスの運用益シミュレーション


同じ元本と積立期間でも、銘柄が違うだけで、運用益の差は4300万円となりました。運用益の差は利回りにより生じます。


損をしないためには、利回りが大きい銘柄を選ぶ必要がありますが、投資初心者にとって未来の利回りを予測することは難しいでしょう。利回りの予測には、過去の膨大なデータから分析し、銘柄の各指数を調査するなど、専門知識が不可欠となります。


銘柄の運用益の差で将来後悔しないためにも、経験と実績のある投資のプロに相談しましょう。

10年、20年と長期間付き合っていく資産運用だからこそ専門家に相談を

新NISAのつみたて投資枠で資産形成をする場合、長期的に投資信託を運用していくことで、運用益を増やしていきます。

10年、20年と自身の判断で資産運用していくことになると「家族が増えてお金が足りるか不安」や「マイホーム買いたいけど、取り崩した方がいいの?」などの不安や、疑問がでてくるかもしれません。

将来、不安になり後悔しないためにも、FP資格を持った専門家に相談しましょう。
新NISAの相談先でベストな窓口の選び方とは?

おすすめの専門家は国家資格FPに無料で相談できる「マネーキャリア」


新NISAをはじめるなら、お金の専門家の「マネーキャリア」に相談しましょう。

▼マネーキャリアの特徴

  • 無料で相談できる
  • 相談員のFP取得率100%で質が高い
  • お金のことを全面的に相談できる
無料で専門家に相談でき、資産形成も含めた将来的なライフプランも相談できます。
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