更新日:2021/11/24
月20万稼げる資産運用でライフスタイルを豊かにする方法を解説
資産運用で月20万円稼げれば、生活を豊かにできます。しかし、実際に資産運用で月20万円も稼ぐことはできるのでしょうか。本記事ではリスク別の月20万円稼げる資産運用法や、税制優遇制度、資産運用のメリット・注意点などを解説します。
内容をまとめると
- 資産運用で月20万円稼ぐことは可能
- 資産運用は余裕資金で行い、税制優遇制度も活用する!
- リターンが大きい投資ほどリスクも高いため注意が必要
- 資産運用で月20万円を稼ぎたいなら、お金のプロへの相談がおすすめ!
- マネーキャリアなら、お金のプロに無料相談が可能
- 予約から面談までオンラインだから、スマホひとつで利用できる!
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 資産運用で月20万円を稼ぐのは可能
- 月20万円稼げる資産運用①FX自動売買
- FX自動売買の概要
- FX自動売買のメリット
- FX自動売買のデメリット
- 月20万円稼げる資産運用②ロボアドバイザー
- ロボアドバイザーの概要
- ロボアドバイザーのメリット
- ロボアドバイザーのデメリット
- 月20万円稼げる中級者向けの資産運用法
- 中級者向けの資産運用①株式投資
- 中級者向けの資産運用②投資信託
- 月20万円の収入を得る上級者向けの資産運用法なら不動産投資
- 不動産投資のメリット
- 不動産投資のデメリット
- ローリスクで月20万円を目指す資産運用
- ローリスクの資産運用①外貨預金
- ローリスクの資産運用②預金
- ローリスクの資産運用③債券投資
- ローリスクの資産運用④金投資
- ミドルリスクで月20万円を実現する資産運用
- ミドルリスクの資産運用①ETF
- ミドルリスクの資産運用②REIT
- ミドルリスクの資産運用③外貨MMF
- ハイリスクだが月20万円を得られる資産運用
- ハイリスクの資産運用①先物取引
- ハイリスクの資産運用②FX
- 配当で月20万円が入る高配当株の選び方
- 高配当株の選び方①安定した利益を出している企業を選ぶ
- 高配当株の選び方②稼いだお金を分配している企業を選ぶ
- 月20万円を目指す投資初心者に向けた資産運用の心得
- 心得①投資は余裕資金で行う
- 心得②投資商品を分散する
- 心得③最初は小さい金額から始める
- 心得④投資の勉強をする
- 心得⑤長期の運用でリスクを減らす
- 月20万円の資産運用に利用すべき3つの制度
- 制度①NISA
- 制度②つみたてNISA
- 制度③iDeCo
- 資産運用を始める3つのメリット
- メリット①元本が大きく増える可能性がある
- メリット②税金の優遇制度が使える
- メリット③配当金や株主優待が受けられる可能性がある
- 資産運用をする際の2つの注意点
- 注意点①元本割れのリスクがある
- 注意点②投資知識を身に付けるのに時間や費用がかかる
- 資産運用で月20万円以上目指すならプロに相談
- 月20万円稼ぐ資産運用についてのまとめ
目次
資産運用で月20万円を稼ぐのは可能
資産運用で月20万円が稼げれば、贅沢さえしなければ資産運用の収入だけで生活ができます。
また、「老後2000万円問題」を始めとした将来の不安も、月20万円の収入があれば解決可能です。
資産運用で月20万円を得るには、いくつかの方法が考えられます。
初心者向けの例としては以下のとおりです。
- FX自動売買
- ロボアドバイザー
他にも暗号資産やポイント投資などが挙げられます。
続いて、中級者向けの例としては以下のとおりです。
- 株式投資
- 投資信託
月20万円稼げる資産運用①FX自動売買
外国為替取引を行うFXは、「初心者には難しい」「ハイリスクハイリターン」といったイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
一言でFXと言っても、大きく分けて、裁量取引と自動売買の2種類があります。
自分で取引を行う裁量取引の場合は、知識や時間が必要です。
一方自動売買であれば、時間も知識もほとんど必要ないため、初心者でも無理なく始められます。
FX自動売買の特徴をまとめると以下のとおりです。
- FX自動売買とは、自分の設定したルールに基づいて、システムが自動で売買をするFX手法
- FX自動売買なら、精神的負担が少なく、時間や知識のない人でも始めやすい
- 自動売買のアルゴリズムは万能ではないため、思ったように利益が出せない場合もある
本章では、FX自動取引の概要やメリット・デメリットを詳しく解説します。
FX自動売買の概要
FX自動売買とは、自分の設定したルールに基づいて、システムが自動で売買をするFX手法です。
通常のFXでは、リアルタイムな値動きを察知し、取引を行う必要があります。
そのため、常に相場の動きをチェックしていないと、タイミングを逃す可能性が高いです。
一方FX自動売買を活用する場合、
- どんな条件・タイミングで売るか・買うか
- どんな条件・タイミングで利益を確定するか・損切りするか
といった条件を設定すれば、あとはシステム側で自動取引をしてくれるため、売買のタイミングを逃すことがありません。
そのため、時間に余裕のない人や知識が少ない資産運用初心者でも、比較的利益が出しやすいです。
FX自動売買のメリット
FX自動売買のメリットは以下のとおりです。
- 精神的な負担が少ない
- 時間がない人でもできる
- 知識がない人でも始めやすい
通常のFXの取引では、今後のレートを予測したり、現在の相場は高いのか安いのか判断したりする必要があります。
したがって、取引の際には恐怖心や不安などが重なり、精神的な負担が大きくなりがちです。
また、市場は24時間開いているため、チャートやレートの確認に時間を要します。
会社員などでなかなかチェックする時間が取れないと、チャンスを逃す可能性が高いです。
一方FX自動売買であれば、システムが機械的に取引をしてくれるため、精神的な負担はかなり少ないですし、時間に縛られることもありません。
FX自動売買には開発型・設定型と選択型がありますが、選択型であれば他の人が考えたルールで取引ができるため、FXの知識がない人でも気軽に始められます。
FX自動売買のデメリット
FX自動売買のデメリットは以下のとおりです。
- 自動売買のアルゴリズムは万能ではない
- 自動売買のアルゴリズムも永遠ではない
自動売買では、特定の相場に対して強く設定することができます。
一方で、あらゆる相場に強く設定することはできません。
そのため、ユーザー側で得意な相場や通貨を分散して調整する必要があります。
また、運用成績の良い手法には多くの人が集まります。
人気が集中した場合は相場に影響を与えることがしばしばあるため、本来の狙い通りの取引ができない可能性がある点に注意しましょう。
月20万円稼げる資産運用②ロボアドバイザー
資産運用では株式や投資信託などへの投資を行うこともあります。
しかし銘柄選びや安定した運用などが、難しいと感じる人もいるのではないでしょうか。
AIが運用の手伝いをしてくれるロボアドバイザーなら、資産運用初心者であっても簡単に運用可能です。
ロボアドバイザーの特徴をまとめると以下のとおりです。
- 投資家に代わって、資産運用の手伝いや自動運用を行ってくれる
- 時間や手間がかからず、低コストで運用できる
- 短期間で利益を出すのは困難で、元本割れリスクがある
本章ではロボアドバイザーについて、概要やメリット・デメリットを解説します。
ロボアドバイザーの概要
ロボアドバイザーとは、投資家に代わって、資産運用の手伝いや自動運用を行ってくれるシステムです。
システムとしては、「アドバイス型」と「投資一任型」に大別されます。
アドバイス型は、リスク許容度に合った資産配分を提案してもらう方法で、最終的な決定権は投資家自身に委ねられます。
一方投資1人型は、提案から運用まで全てを一任可能です。
資金の追加や出金をした場合も、システムが自動で資産のバランスを調整してくれます。
ポートフォリオを自分で考えたり、自分で運用するのが難しいと感じたりする人は、ロボアドバイザーの活用がおすすめです。
ロボアドバイザーのメリット
ロボアドバイザーのメリットは以下のとおりです。
- 運用に時間や手間をかけずにできる
- 手数料が安い
- 100円からの少額投資が可能
ロボアドバイザーは運用を自動で行うため、相場の動向をチェックしたり、投資先の情報を収集したりする手間がかかりません。
そのため、知識や時間がない人でも始めやすいです。
また、AIが運用を行うため人件費がかからない分、手数料も1%程度と安めに設定されています。
100円からの少額投資ができるため、資金の少ない投資初心者でも、気軽に始めることが可能です。
ロボアドバイザーのデメリット
ロバアドバイザーのデメリットは以下のとおりです。
- 短期間では利益が出ない
- 元本割れを起こす可能性がある
ロボアドバイザーは、あくまで長期的に利益を増やすことを目的としています。
そのため、始めてすぐに利益を出すのは困難です。
少額からコツコツ資産運用をしたい人には向いていますが、短期的に利益を出したい人には向いていません。
また、元本保証がないため、運用成績次第では元本割れを起こすリスクがあります。
ただし、元本割れはロボアドバイザーに限らず、資産運用ではしばしばあり得ることです。
資産運用である程度の利益を出そうと思ったら、元本割れのリスクは付きものであることを、念頭に置いておきましょう。
月20万円稼げる中級者向けの資産運用法
投資に対して時間がかけられる人は、中級者向けの方法に挑戦してみましょう。
中級者向けの方法なら、元手があればハイリターンも期待できます。
月20万円稼げる中級者向けの資産運用法は以下のとおりです。
- 株式投資
- 投資信託
本章では上記2つの方法について、それぞれ解説します。
中級者向けの資産運用①株式投資
株式投資とは、有望企業などの株式を購入し、価格が上がったタイミングで売却して利益を得る方法です。
主なメリットは以下のとおりです。
- 売却益・配当金・株主優待の3つの利益がある
- 短期的に大きな利益が出せる可能性がある
株式投資では株式を売却した際の売却益はもちろんのこと、保有数や保有期間などに応じて、配当金や株主優待が得られる場合があります。
また、購入後に株価が急上昇すれば、売却時に大きな利益が得られる可能性があります。
一方、デメリットは以下のとおりです。
- 社会情勢や経済の動向を常にチェックする必要がある
- 投資額が大きい
- 価格変動により損失が発生する可能性がある
株式投資の場合、これから価格の上がりそうな株式を購入する必要があります。
そのためには、社会情勢や経済の動向などのチェックが欠かせません。
また、日本国内の株式は100株単位が基本なため、最初にまとまった資金が必要です。
上手くいけば大きな利益が出る一方で、価格が下がり損失が発生するリスクもあります。
株式投資を行う際は、知識や時間を確保した上で取り組みましょう。
中級者向けの資産運用②投資信託
投資信託とは、投資家から集めた資金を元にプロが運用し、発生した利益を投資家に還元する方法です。
主なメリットは以下のとおりです。
- プロに運用が任せられる
- 少額からの投資ができる
- 分散投資でリスクが低減
投資信託はプロが運用を行う上に、少額からの投資が可能なため、初心者であっても気軽に始められます。
また、運用のプロが地域や種類などを分散して投資するため、比較的低リスクな運用ができます。
一方、デメリットは以下のとおりです。
- 運用コストがかかる
- 元本保証がない
投資信託では信託報酬などのコストがかかります。
あまりに高コストの投資信託を利用すると、利益よりもコストの方が高くなる可能性があるため注意が必要です。
また、いくら低リスクな方法と行っても、運用状況によっては元本割れリスクがある点にも注意しましょう。
月20万円の収入を得る上級者向けの資産運用法なら不動産投資
月20万円を稼ぎたい上級者向けの資産運用法としては、不動産投資が挙げられます。
不動産投資とは、不動産物件を購入して第三者に貸し出し、家賃収入を得る資産運用法です。
メリット・デメリットをまとめると以下のとおりです。
- ローンの返済が終われば資産が手元に残る
- 生命保険代わりや税金対策としても有効
- 空室・家賃滞納や、不動産価値の下落、金利の上昇によりキャッシュフローが悪化する可能性がある
不動産投資では上手く行けば高い収益性を期待できる一方で、思ったようにローン返済が進まずに、生活に影響が出る可能性があります。
本章ではそんな不動産投資のメリット・デメリットを、それぞれより詳しく解説します。
不動産投資のメリット
不動産投資のメリットは以下のとおりです。
- ローンの返済が終われば資産が手元に残る
- 生命保険の代わりになる
- 税金対策ができる
不動産投資では、ローンの返済が終われば家賃収入がそのまま不労所得となります。
今後の日本では年金が不足すると言われていることから、家賃収入は老後の大きな助けとなるでしょう。
仮にローン返済中に死亡・高度障害状態になった場合は「団体信用生命保険」が下り、以降はローン返済の必要がなくなることから、生命保険の代わりとしても活用できます。
他にも不動産投資では、減価償却による節税や相続税対策など、税金対策としても有効です。
不動産投資のデメリット
不動産投資のデメリットは以下のとおりです。
- 空室・家賃滞納が発生する可能性がある
- 不動産の価格が下落する可能性がある
- ローンの金利が変動する可能性がある
家賃収入を目的とした不動産投資では、空室や家賃滞納により家賃収入が入ってこないリスクがあります。
また、不動産価値の下落や金利の上昇により、キャッシュフローが悪化する恐れがあります。
したがって、不動産投資を行う際は上記のようなリスクを予見し、余裕を持った資金計画を組むことが重要です。
事前に不動産投資についての知識を深め、物件選びや不動産会社選びなども慎重に行いましょう。
ローリスクで月20万円を目指す資産運用
資産運用で月20万円を稼ぎたくても、リスクを取るのは怖いと感じる人も多いことでしょう。
リスクを取らずに資産運用で20万円を目指すことはできるのでしょうか。
ローリスクな資産運用法の例は以下のとおりです。
- 外貨預金
- 預金
- 債券投資
- 金投資
本章では、上記の資産運用法についてそれぞれ解説します。
一般的にローリスクな資産運用法の場合、リターンはあっても非常に少ないです。
そのため、基本的には資産形成のひとつとして活用しましょう。
ローリスクの資産運用①外貨預金
外貨預金とは、日本円を「米ドル」や「ユーロ」などの外国の通貨に換えて、預金をすることです。
外貨預金の最大のメリットは、金利の高さです。
お金を預けると利息が得られる点は、日本円も外貨も共通しています。
しかし、日本では超低金利時代とも言われているように、銀行にお金を預けていてもほとんど利息はつきません。
一方外貨であれば日本円よりも金利が高いことが一般的なため、日本円で預金をするよりも大きな収益性が期待できます。
ただし、日本円と外貨の交換のタイミングには注意が必要です。
外貨預金は為替変動リスクがあるため、交換のタイミングによっては元本割れの恐れがあります。
交換の際は手数料がかかるため、コストがかかる点にも注意しましょう。
ローリスクの資産運用②預金
預金とは、銀行などの金融機関にお金を預ける資産運用法です。
日本の銀行の場合、金融機関が破綻しても元本1000万円までと、その時点までの利息分が保証されます。
そのため、元本保証を受けつつ着実にお金が貯められます。
貯めたお金はATMなどで簡単に引き出すことができるため、緊急時の資金としても有効です。
ただし、日本の場合は銀行に預けていても、ほとんど金利がつきません。
預金を行う場合はあくまで資産形成のひとつとして利用し、他の資産運用法も併用することがおすすめです。
また、口座にお金が入っているとつい使ってしまうという人は、簡単にはお金が引き出せない資産運用商品を活用しましょう。
ローリスクの資産運用③債券投資
債券投資とは、国や地方公共団体、企業が発行する債券を購入する資産運用法です。
国や地方公共団体、企業に対しお金を貸す形となるため、満期を迎えるとお金が返還される仕組みとなっています。
国の発行する個人向け国債は固定金利と変動金利がありますが、年率0.05%の最低金利保証があるため、基本的に元本割れしません。
ただし、利率が低いため社債などと比べると収益性は低いです。
企業の発行する社債は、国債と比べて金利が高い点がメリットです。
しかし、企業の業績による元本割れや、債務不履行による利息の支払遅延などのリスクがある点には注意しましょう。
ローリスクの資産運用④金投資
金投資とは、金を金融資産として保有する資産運用法です。
金は希少な資源のため、無価値になることもありません。
また、金は全世界で価値が共通しているため、世界情勢の変化に強い傾向にあります。
自然災害や紛争などにも強いことから、「有事の金」とも呼ばれています。
安定した資産となる一方で、配当や利子などがないため、ただ保有しているだけでは資産が増えません。
また、現物を手元で管理する場合は、盗難リスクにも備える必要があります。
盗難リスクに備えるには、管理金庫や倉庫での保管を検討しましょう。
管理金庫や倉庫で保管する場合は、管理コストがかかる点にご注意ください。
ミドルリスクで月20万円を実現する資産運用
資産運用では元本割れなど多少のリスクを取ることで、運用が上手く行けばより大きなリターンが期待できます。
ミドルリスクの資産運用法の例は以下のとおりです。
- ETF
- REIT
- 外貨MMF
本章では、上記の資産運用法について、それぞれ解説します。
月20万円の実現により近くためにも、多少のリスクを取ることを検討してみましょう。
ミドルリスクの資産運用①ETF
ETFとは上場投資信託とも呼び、株式と投資信託の両方の性質を持つ金融商品です。
投資信託と同じように投資家から集めたお金をプロが運用するため、分散投資が気軽にできます。
投資信託とは違い信託報酬がない分、保有コストが投資信託よりも安く、長期投資にも向いています。
また、ETFの場合は上場しているため、リアルタイム取引が可能です。
一方で、最低投資額が投資信託よりも大きい点や、積立投資ができない点には注意しましょう。
上場している都合上、将来的に上場廃止になるリスクもあります。
上場廃止リスクを減らすには、預かり資産の多いETFを選択しましょう。
ミドルリスクの資産運用②REIT
REITとは、不動産に特化した投資信託です。
一般的な不動産投資では、不動産物件の購入が必要になります。
そのため、初期コストが高く手を出しにくいイメージが強いのではないでしょうか。
REITであれば、投資家から集めたお金で、運用会社が不動産を運用するため、専門知識やまとまった資金の必要がありません。
複数の不動産に少額ずつ投資したい人は、活用を検討してみましょう。
ただし、相場の変動や災害の影響を受けやすい点には注意が必要です。
このようなリスクにより、分配金が減る可能性があります。
また、運用会社が倒産する恐れもあるため、投資先を選ぶ際は実績などを加味し、慎重に検討しましょう。
ミドルリスクの資産運用③外貨MMF
外貨MMFとは、外貨で運用する投資信託の一種です。
一般的に手数料無料であることが多いため、低コストで運用ができます。
証券会社によっては1000円から始められるため、資産運用を始めたばかりの人でも、気軽に運用が可能です。
金利の高い国の商品を運用すれば、収益性も期待できます。
一方で、価格変動や為替変動により、元本割れする可能性がある点には注意が必要です。
また、債券の支払いが滞る信用リスクもあるため、格付けサイトなどで信用度を確認してから運用しましょう。
ハイリスクだが月20万円を得られる資産運用
ハイリスクな資産運用法であれば、少額の自己資金で非常に大きなリターンが期待できます。
一方でギャンブル性が非常に高いため、一度の取引で大きな損失を受ける可能性があり、最悪の場合は負債を抱えることになるかもしれません。
そのため、リスクの低い資産運用法を並行して行い、余剰資金で取り組みましょう。
ハイリスクな資産運用法の例は以下のとおりです。
- 先物取引
- FX
本章では上記の資産運用法について、それぞれ解説します。
ハイリスクの資産運用①先物取引
先物取引とは、将来の売買についてあらかじめ約束する取引です。
購入する価格や数量をあらかじめ約束し、約束の期日に売買を行います。
先物取引では売買価格が約束されているため、価格変動リスクがありません。
また、予想通りに価格が動けば、少額の投資で大きなリターンが期待できます。
ただし、大きなリターンが得られる反面、予想に反した値動きにより大きな損失が生まれる可能性がある点には注意しましょう。
先物取引では、約束の履行を確実にするために、一定の証拠金を差し入れます。
予想に反した値動きが生じ大きな損失が生まれれば、この証拠金の追加が必要です。
場合によっては大きな証拠金の追加が必要になるため、資産を大幅に減らす結果になるかもしれません。
ハイリスクの資産運用②FX
FXとは、外国為替を取引し、為替差益で利益を得る投資方法です。
FXでは高いレバレッジがかけられるため、少額で非常に大きなリターンが期待できます。
レバレッジとは借り入れを利用することで、わずかな自己資金で大きなリターンを得られる方法です。
また、金利の低い通貨で金利の高い通貨を購入することで、スワップポイントが手に入ります。
スワップポイントは全て利益になるため、スワップポイント目的での投資も可能です。
FXの場合は売りからスタートできるため、価格が下がった場合も利益になる可能性があります。
ただし、レバレッジにより大きな損失が発生する可能性があるため注意が必要です。
例えば25倍のレバレッジで取引した場合は、損失も25倍になります。
また、前述のFX自動売買とは違い、取引は全て自分で行います。
FXは24時間市場が開いているため、いつチャンスが来るか、あるいはいつ大きな損失が発生するかわかりません。
常に市場を確認できる時間の余裕がない場合は、FX自動売買を用いた方が良いでしょう。
配当で月20万円が入る高配当株の選び方
配当収入のみで月20万円を稼ぐなら、高配当株による資産運用がおすすめです。
高配当株とは、配当利回り(一株あたりの年間の配当金÷現在の株価)が高い株式です。
一般的には4%以上が高配当とされています。
高配当株への投資であれば、配当収入のみで月20万円が目指せます。
高配当株の選び方は以下のとおりです。
- きちんと稼げている企業を選ぶ
- 稼いだお金を分配している企業を選ぶ
本章では上記のポイントを詳しく解説します。
高配当株の選び方①安定した利益を出している企業を選ぶ
高配当株の選び方の一つ目は、きちんと稼げている企業を選ぶことです。
高い配当金に魅力を感じて購入しても、業績が悪化すれば減配により配当金が減ってしまうリスクがあります。
そのため、安定して利益を出している企業を選びましょう。
目安としては以下のとおりです。
- 売上高営業利益率10%以上
- 自己資本比率50%以上
- 1株利益・純資産が増加傾向
- PBR1.5倍以下
配当収入狙いの高配当株投資では、企業の財務状況や利益率、将来性などから、安定して配当収入が得られるかを判断して投資しましょう。
高配当株の選び方②稼いだお金を分配している企業を選ぶ
高配当株の選び方の二つ目は、稼いだお金を分配している企業を選ぶことです。
一見高配当に思えても、年々減配傾向にある株式もあります。
配当収入を目的とした高配当株投資では、配当がきちんと分配されるかが非常に重要です。
そのため、投資の際は以下のポイントを確認しましょう。
- 配当性向50%以下
- 配当が増配傾向にあるか
配当性向は純利益からどの程度配当を支払っているかの割合です。
一見高い方が良いように思えますが、配当性向が低い企業の場合は、事業を大きくするために分配せず貯めている可能性があります。
したがって、将来的には増配も期待できるでしょう。
配当収入目的の投資では、配当金が減配傾向にある企業は、収入が減るため避けた方が良いです。
必ず過去の配当実績を確認し、できれば増配傾向にある企業を選びましょう。
月20万円を目指す投資初心者に向けた資産運用の心得
資産運用で月20万円を目指す場合、少なからず失敗のリスクがあります。
少しでも失敗のリスクを減らすためにも、以下のポイントを意識しましょう。
- 投資には余裕資金を使う
- 投資商品の分散をする
- 最初は少額投資から始める
- 投資の勉強をする
- 長期の運用でリスクを軽減
本章では、上記のポイントについてそれぞれ解説します。
心得①投資は余裕資金で行う
資産運用の心得の一つ目は、投資は余裕資金で行うことです。
資産運用は、生活を豊かにするために行います。
生活資金を資産運用に回して、ギリギリの生活になってしまっては本末転倒です。
そのため、投資に回すお金には余裕資金を活用しましょう。
余裕資金とは、生活資金やライフイベントへの備えを確保した上で、手元に残る資金を指します。
投資を行う際は、生活に影響の出ない範囲で取り組みましょう。
心得②投資商品を分散する
資産運用の心得の二つ目は、投資商品を分散することです。
仮に一つの投資商品に資金を集中させた場合、失敗した場合の損失が非常に大きくなります。
そのため、リスクを減らすためには、いくつかの投資商品に資金を分散させることが重要です。
分散させる対象は、商品はもちろんのこと、通貨や地域などを分けることも意識しましょう。
個別の株式投資の場合は、分散させると管理が難しくなるデメリットがありますが、投資信託であれば簡単に分散投資ができます。
心得③最初は小さい金額から始める
資産運用の心得の三つ目は、最初は小さい金額から始めることです。
小さい金額から運用を始めることで、投資に対してのストレスが軽くできます。
投資を行っていくと、少なからず心理的な負担が生じるため、いきなり大金を運用すると大きなストレスにつながります。
また、最初のうちは資産運用の雰囲気を掴む意味でも、少額からのスタートがおすすめです。
元手が小さいうちは少額投資で始め、資産が増えてきたら少しずつ増額していきましょう。
心得④投資の勉強をする
資産運用の心得の四つ目は、投資の勉強をすることです。
資産運用法の中には知識がなくてもできるものもあります。
しかし、月20万円を目指したい場合は、投資の勉強をしなければ成功はおぼつきません。
そのため、運用中の投資や検討している投資についての知識はもちろん、経済の動向や社会情勢にも関心を向けましょう。
勉強方法としては、以下のような方法が挙げられます。
- セミナーを受講
- 投資に関する本を読む
- インターネットで情報を集める
投資に関する知識を深め、より効果的な運用を目指しましょう。
心得⑤長期の運用でリスクを減らす
資産運用の心得の五つ目は、長期の運用でリスクを減らすことです。
株式やFXなど、どの投資商品も相場は上下に動きます。
仮に短期で運用する場合、一度の値動きで資産状況が大きく左右され、心理的な負担も大きいです。
一方長期的な運用をする場合、定期的に一定額を積み立てていくことで、低リスクな運用ができます。
複利効果も期待できるため、低リスクで着実な資産形成が可能です。
月20万円の資産運用に利用すべき3つの制度
資産運用で月20万円を目指す場合、税金面にも注意を払う必要があります。
本章で解説する以下の制度を利用すれば、節税を行いつつ資産運用が可能です。
- NISA
- つみたてNISA
- iDeCo
なお、NISAとつみたてNISAは、どちらか一方にしか加入ができないためご注意ください。
制度①NISA
NISAとは以下のような制度です。
- 株式や投資信託などで得た利益が非課税になる
- 非課税枠は毎年120万円が上限
- 期間は最長5年間
NISAでは上場株式やETF、投資信託などの運用で得た、配当金や譲渡益などが非課税になります。
また、5年目に突入した商品については、ロールオーバーして保有を延長することも可能です。
ただし、NISA以外の口座との損益通算や、繰越控除が適用されない点には注意しましょう。
制度②つみたてNISA
つみたてNISAとは以下のような制度です。
- 株式や投資信託などで得た利益が非課税になる
- 非課税枠は毎年40万円が上限
- 期間は最長20年間
つみたてNISAは少額からの長期・積立・分散投資を支援する制度のため、初心者でも低リスクで運用ができます。
ただし、対象となる商品は、金融庁が認めた一部の投資信託のみです。
商品の選択肢が少ないため、上場株式やETFなどの運用を検討している場合は、一般NISAを活用しましょう。
制度③iDeCo
iDeCoとは、公的年金とは別に自分で運用して準備する年金制度です。
対象となる商品としては、投資信託、保険、定期預金があります。
保険や定期預金であれば、元本を確保しながら老後に向けた資産形成が可能です。
また、運用益が非課税になるほか、受取時も一定額が非課税になるため、税制上のメリットもあります。
ただし、原則60歳までは運用中の資産が引き出せません。
急にまとまった資金が必要になった場合に、融通か効かない点には注意しましょう。
資産運用を始める3つのメリット
資産運用をまだ始めていない人の中には、「貯蓄だけではダメなの?」「資産運用は怖い」と感じる人も多いことでしょう。
しかし、資産運用だからこそ得られるメリットがあります。
資産運用のメリットは以下のとおりです。
- 元本が大きく増える可能性がある
- 税金の優遇制度が使える
- 配当金や株主優待が受けられる可能性がある
本章では、上記で挙げたメリットをそれぞれ解説します。
メリット①元本が大きく増える可能性がある
資産運用をするメリットの一つ目は、元本が大きく増える可能性があることです。
例えば毎月5万円を10年間運用するとします。
日本銀行「預金種類別店頭表示金利の平均年利率等について」によると、定期預金の平均年利率は0.003%です。
この場合、元本600万円に対して利息は893円と、お金はほとんど増えません。
しかし、株式や投資信託などへの投資を行い、年率3%で運用した場合は、元本600万円が最終的に6,987,071円まで増えます。
以上の結果から、ただ貯めるよりも運用をした方が、元本が大きく増える可能性が高いです。
余裕資金がある場合は積極的に資産運用に回しましょう。
メリット②税金の優遇制度が使える
資産運用をするメリットの二つ目は、税金の優遇制度が使えることです。
資産運用の中には、前述の通りNISA、つみたてNISA、iDeCoといった税制優遇制度が使える運用法があります。
節税ができればその分資金に余裕ができるため、より多くのお金を資産運用に回すことが可能です。
資産運用を行う際は税制優遇制度も積極的に活用し、支出を減らして効率的に資産を増やしましょう。
メリット③配当金や株主優待が受けられる可能性がある
資産運用をするメリットの三つ目は、配当金や株主優待が受けられる可能性があることです。
株式投資を行う場合、配当金や株主優待がもらえる場合があります。
配当金が得られれば、その配当金を再投資に回すことで、複利効果が期待可能です。
株主優待では自社製品やお米など、企業によって様々なプレゼントがあります。
値上がり益以外にも得られる利益がある点は、株式投資による資産運用の大きなのひとつ魅力です。
ただし、業績によっては優待廃止になる可能性もあるため、株主優待だけを目的とした投資は避けましょう。
資産運用をする際の2つの注意点
資産運用には多くのメリットがある一方で、少なからずデメリットもあります。
デメリットを理解しないまま運用をすれば、損失を招いてしまうかもしれません。
資産運用の注意点は以下のとおりです。
- 元本割れのリスクがある
- 投資知識を身に付けるのに時間や費用がかかる
本章では、上記で挙げた注意点をそれぞれ解説します。
注意点①元本割れのリスクがある
資産運用の注意点の一つ目は、元本割れのリスクがあることです。
基本的に投資は、リターンが大きいものほどリスクが大きくなります。
したがって、リターンに魅力を感じて運用した結果、元本割れにより資産が減るリスクもあります。
元本割れを避けたい場合は、元本保証のある低リスクな運用法を利用しましょう。
ただし、元本保証のある運用法はリターンも少ないため、月20万円を目指そうと思うと、大きな元手が必要です。
資産運用で月20万円を稼ぎたいのであれば、多少のリスクを想定した上で、余裕資金を活用してください。
注意点②投資知識を身に付けるのに時間や費用がかかる
資産運用の注意点の二つ目は、投資知識を身に付けるのに時間や費用がかかることです。
投資を成功させたいと思ったら、投資に関する知識が欠かせません。
知識を身につけるには一定の時間や費用が必要です。
しかし、すぐに結果がでないからといって、慌てることは禁物です。
「誰でもすぐに大金が手に入る」という方法はありません。
投資は長期的な運用でリスクを減らすこともできるため、ゆっくりと時間をかけて取り組みましょう。
資産運用で月20万円以上目指すならプロに相談
資産運用で月20万円を稼ぐハードルは、決して低くはありません。
知識の乏しい状態で運用すると、損失が発生し手元資金を大きく減らす結果に繋がる可能性があります。
そのため、投資商品の選択や購入のタイミングなどに迷う場合は、プロに相談して解決するのが上策です。
ファイナンシャルプランナーなどのお金のプロであれば、家計状況やリスク許容度などから、適切な資産運用法の提案・アドバイスができます。
マネーキャリアであれば、お金のプロに無料相談が可能です。
予約から面談まで全てオンラインでできるため、スマホひとつで時間や場所を選ばずに利用できます。
資産運用で月20万円以上を目指したい人は、ぜひマネーキャリアへご相談ください。
月20万円稼ぐ資産運用についてのまとめ
資産運用で月20万円を稼ぐ方法を中心に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
資産運用で月20万円を稼げれば、生活の豊さが変わってきます。
ただし、ローリスクな手法では大きな元手が必要になりますし、ハイリスクな手法では損失が生じる可能性があります。
そのため、リスク許容度や家計状況に合った、適切な資産運用を行いましょう。
適切な資産運用方を知りたい場合は、ぜひお金のプロに相談に相談してください。
お金のプロであれば、ひとりひとりに合った資産運用のアドバイスができます。
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資産運用で月20万円の収入を目指したい人は、ぜひお気軽にご相談ください。
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