100万円の資産運用術!心構えからおすすめの投資先まで徹底解説!

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「100万円で資産運用したいけど、どこに投資していいかわからないし、損したくない。」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?この記事では、100万円での資産運用で悩まれている方に対して、おすすめの投資先や、運用する際の注意点について解説していきます。



▼この記事を読んで欲しい人

  • 100万円で資産運用を考えている人
  • 投資先を悩んでいる人
  • 資産運用の際の注意点やおすすめの制度を知りたい人


▼この記事を読んでわかること

  • 100万円あったら資産運用をした方が良い理由
  • 投資先の選び方
  • おすすめの投資先

内容をまとめると

  • 余剰資金で100万円あれば、資産運用すべき!
  • 投資先の選び方のポイントは、「投資金額、運用期間、リスクとリターンのバランス」の3つ
  • 投資初心者が100万円で資産運用するなら、「投資信託、ETF、株式投資」がおすすめ
  • 資産運用に悩んだら、マネーキャリアに相談してみよう!
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100万円あったら資産運用すべき理由


手元に100万円があった場合、どうしますか?
おそらく、銀行に貯金することも思い浮かべる人が多いでしょう。

しかし、現金もノーリスクとは限りません。
状況によっては、普通預金や現金だけで貯蓄していると、損してしまう可能性もあります。

では手元にある100万円をどのようにしたら有効活用できるのでしょうか?
答えは「資産運用」です。

この章では100万円あったら資産運用すべき理由について解説していきます。

  • 預金だと損をしてしまうこともある
  • 運用しやすい金額が100万円
  • 早めの運用がポイント

この記事を読んでいただければ、資産運用の必要性がわかります。
是非最後まで読んでください。

理由①元本保証があっても預金で損をする可能性がある

繰り返しになりますが、現金はノーリスクではありません。


理由は2つあります。

  • 銀行が超低金利であること
  • インフレによって物価が上昇した場合


現在は「超低金利時代」と言われており、メガバンクの普通預金金利は0.001%となっています。


「貯金していてもなかなか貯まりにくいな。」

と感じるのは、この金利のためです。


さらに、現金の価値は一定のものと思いがちですが、実は変動しています。

例を挙げましょう。


あるホテルの宿泊料金が1泊2万円だとします。

100万円あれば、50泊できる計算になりますよね。


ところがホテルの宿泊料金が1泊2,5000円に値上がりしたらどうなりますか?

同じ100万円で、先ほどの半分の25泊しかできなくなります。


つまり、時間の経過とともに25%(20泊分)の現金の価値が下がっているという仕組みです。

上記のようにモノやサービスの値段が上昇する現象を「インフレーション(インフレ)」と呼びます。


経済が正常に推移していれば緩やかなインフレになり、1年あたりの影響はそこまで大きくありません。

しかし、長期的なスパンで見ていくと、影響は大きくなります。


以上から、資産を現金で残しておくことは、ノーリスクで安心なように見えますが、決してノーリスクではないということを覚えておきましょう。

理由②100万円があれば運用しやすい

上記のようにインフレの影響で資産価値の下落を避けるために、インフレ率以上の利回りで資産運用をおすすめします。


100万円あれば、投資先の選択肢も広がります。

100万円で行う投資先の候補の代表例は、こちらです。


  • 債権
  • 投資信託
  • 株式
  • 上場投資信託(ETF)

この4つの中でも、ローリスク・ローリターンな「債権」について説明していきます。

債券とは、国や地方公共団体、企業などが資金調達のために発行する借用証書のことです。

例えば、2021年11月現在個人向け国債は金利の下限が0.05%です。
メガバンクの普通預金金利が0,001%であることを考慮すると、差は歴然ですね。

債権はいつでも売買可能ですが、満期保有することで額面全額受け取れます。
そのため、ローリスク・ローリターンと言われています。

普通預金よりも高い金利で運用出来て、リスクも少ないので、投資初心者や、投資の仕組みを知りたい人におすすめです。

理由③運用は早めに始めた方がよい

資産運用を早めに始めた方が良い理由はこちらです。


  • 複利効果がある
  • 失敗しても時間がある

資産運用を早めに始めた方が良い理由1.複利効果がある

資産運用を例に見ていきましょう。

利息には2種類あります。
  • 単利:投資元本だけに利息が付く
  • 複利:投資元本と元本についた利息に新たな利息が付く
例えば、元本100万円を運用し、1年後に3万円の利息が出たとしましょう。
2年後にはこの利息分5万円を元本に加算、つまり103万円として運用を開始できる仕組みです。

このように、元本と利息の合計を基に資産運用する複利運用は、運用で得た利益を引き出す単純運用よりも利益が増える効果、「複利効果」が期待できます。

資産運用を始める期間が長ければ長いほど、利息が出て元本に加算できるので、複利効果の恩恵が大きくなります。

資産運用を早めに始めた方が良い理由2.失敗しても時間がある

資産運用は、元本保証はありません。
資産が上がる可能性がある一方で、元本割れのリスクもあります。

ただ、早めに運用を始めると、損失分を取り戻せる時間が十分確保できます。
失敗も経験となり、さまざまな投資商品にチャレンジできるでしょう。

手元に資金がある人は、早めの資産運用がおすすめです。

100万円を運用する前に確認すること


「今100万円あるから資産運用しよう」

と安易に考えるのは危険です。


一概に100万円が手元にあれば、資産運用できるとも限りません。

運用しようとしている100万円がどのような資金か確認しておきましょう。


100万円を資産運用する前に確認しておきたいことは、2つです。

  • 運用してもいい100万円か
  • 長期の運用を考えているか

本当に運用してよい100万円か

投資を始める際に大切なことは、当面使用する予定のない「余剰資金」で投資するということです。


例えば貯金額が100万円で、全額投資に回してしまった場合、万が一の出費があった時はどこから捻出しますか?

投資は銀行とは違って、すぐにお金を引き出せるわけではありません。

また、元本割れのリスクもあります。


つまり日常生活を送るうえで余ったお金を、資産運用していくようにしていきましょう。

目安としては、最低でも6か月分の生活費を貯めてから、資産運用を始めたいところです。

長期的な運用を想定しているか

「投資は我慢」

という言葉があるように、投資は長期的な運用をすると、資産を増やせる可能性が上がります。


100万円を元本とした場合のシミュレーションをしてみましょう。

年利は5%とします。


先ほど、利息は2種類あるとお話をしました。

  • 単利:元本のみに利息がつく
  • 複利:元本に利息をつけて新たな元本と出来る

単利の場合、元本のみに利息がつくため、何年経っても毎年の利益は5万円です。
一方複利の場合、1年後には105万円に増えて、105万円の元本からまた運用を始めると、2年後には52,500円の利益になります。

そして20年後には、265万円と大きな金額になってきます。

運用期間をさらに延ばすことで、10万円や100万円を超えるような利益を出すことも夢ではありません。
配当金や利益を投資資金に回して長期運用することで、効率的に資産を増やせることがわかります。

投資先の選び方


100万円あれば、投資先もたくさんあります。

選べる選択肢があるからこそ自分に合った投資先を見つけて、効率よく資産を増やしていきましょう。


この章では投資先の選び方について、3つのポイントを解説していきます。

  • 投資する金額はいくらにするか?
  • 運用期間はどれくらいにするか?
  • リスクとリターンのバランスはどうするか?

投資する金額

投資する金額は、購入する金融商品によって異なります。


ここでは金融商品別の最低投資額をまとめました。

最低投資額とは、資産運用を始める際に必要な金額のことです。


  • 株式:数万円
  • 債権:1万円
  • 投資信託:数百円~数千円
(参照:日本証券業協会)

また、金融商品を購入する際には購入代金の他、別途手数料がかかります。

発生する手数料については、「30代必見!お金がかかる世代におすすめの資産形成・運用術を紹介」に詳しく記載してありますので、是非読んでみてください。

運用期間

「どのくらいの期間資産運用できるのか」

「いつまでに収益が欲しいのか」


運用期間も投資先を選ぶのに大切なポイントです。

なぜなら金融商品によって特徴が異なるです。


例えば、

「5年後のマイホーム購入のため、600万円貯めたい」

と言った場合、長期での運用がメリットである投資信託や株式はあまりおすすめできません。

数年後使うことが決定しているため、収益性に加えて、安全性も考慮した個人向け国債などがおすすめになります。


このように金融商品によってメリット・デメリットが違うので、投資をする前に運用期間や目標金額を決めることが大切です。

リスクとリターンのバランス

100万円があれば投資先を分散できるため、一部リスクが高いものにも挑戦してみるのもおすすめです。


ここではリスクとリターンのバランスについて、3つのタイプを解説していきます。

  • ローリスク・ローリターンのタイプ
  • ミドルリスク・ミドルリターンのタイプ
  • ハイリスク・ハイリターンのタイプ
それぞれ見ていきましょう。

リスクとリターンのバランス1.ローリスク・ローリターンのタイプ

元本割れリスクも少なく、利益も少ない金融商品です。
例として、以下の3つが挙げられます。
  • 定期預金
  • 保険
  • 国債や債券

上記の商品の年利は0~2%です。
資産が大きく増えることは望めませんが、長期で保有している場合、損することはほぼありません。

リスクとリターンのバランス2.ミドルリスク・ミドルリターンのタイプ

以下のような金融商品が当てはまります。
  • 投資信託
  • 株式投資
  • 不動産投資
上記の商品の年利は5~10%程度になるので、それなりの利益を期待できます。

ただ、低リスク・低リターンのタイプのタイプと比べると、元本割れなど損する可能性が大きくなることを頭に入れておきましょう。

リスクとリターンのバランス3.ハイリスク・ハイリターンのタイプ

高い利益が期待できる一方で、損失の可能性がある商品です。
例として、FXが当てはまります。

FXとは、Foreign Exchangeの略で、いわゆる「外国為替」の取引のことを指します。
FXはレバレッジという仕組みを利用すれば、資金の最大25倍もの取引が可能です。

かなりの利益を出すこともできる一方、FXは相場変動が大きいことから損する可能性もあるので注意しましょう。

100万円あるのなら、一部を低リスク・低リターンのタイプに、残りを高リスク・高リターンのタイプに、というように、分散投資もおすすめです。

ただし、いずれの金融商品も、メリット・デメリットをしっかり理解したうえで資産運用しましょう。

おすすめの投資先3選


繰り返しになりますが、100万円あれば、選べる投資先はたくさんあります。
先ほどの「投資先の選び方」を参考に、自分に合った投資先を見つけてくださいね。

また、
「この金融商品にしよう」
と決めても、詳しくわからない方も多いのではないでしょうか。

この章ではおすすめの投資先を3つを詳しく解説します。
  • 投資信託
  • ETF
  • 株式投資

おすすめ①投資信託

投資信託は、投資初心者に最もおすすめしたい商品です。

その理由は、投資信託のメリット3つにあります。


  • 投資のプロが運用してくれる
  • 少額から始められる
  • 商品が多様多種
それぞれのメリットを見ていきます。

投資信託のメリット1.投資のプロが運用してくれる

そもそも投資信託とは、多くの投資家から集めた資金を、資産運用のプロであるファンドマネージャーたちが投資・運用する金融商品のことを指します。

プロが運用してくれるので、仮に投資の知識が全く無かったとしても、効率よく利益を狙えるチャンスがあるということです。

投資信託のメリット2.少額から始められる

「投資」というと、大金を用意しなければならないイメージがある方が多いのではないでしょうか。
実は、積み立て型の投資信託なら、少額からも投資が可能です。
月額1,000円から5,000円、中には100円で購入可能という商品もあるので、投資の仕組みを知りたい初心者の方におすすめです。

投資信託のメリット3.商品が多様多種

投資信託には、株式を中心に投資するものや債券を中心に投資するものなど、商品が多岐にわたります。
さらに商品1本で国内外の株式や債券に分散投資することが可能なので、そのため1つの銘柄が値下がりしても他の銘柄がカバーするなど、リスクを抑えられるメリットがあります。

上記のようなメリットの他、一定の手数料や運用管理費用がかかります。

おすすめ②ETF(上場投資信託)

ETFとはExchange Traded Fundの略で、「上場投資信託」といい、投資信託の一種です。

ETFが「上場投資信託」と呼ばれる理由は、証券取引所に上場している商品が対象だからです。


ETFのメリットはこちら。

  • 保有コストが安い
  • 取引所にてリアルタイムで売買できる
  • 手軽に少額投資と分散投資ができる

ETFのメリット1.保有コストが安い

一般的な投資信託では、投資信託を保有している間はずっと、保有コストが発生します。
この保有コストを「信託報酬」といいます。

利用する金融機関にもよりますが、2017年に投資信託協会が発表した信託報酬の平均は、1,09%です。

投資信託の一部であるETFにももちろん信託報酬がかかるわけですが、かかるコストが安いです。
日本取引所グループによると、年0,06%~0,95%と一般的な投資信託に比べてかなり低水準になっています。
もちろん商品にもよりますが、一般的な投資信託と比べてかなりコストが抑えられることがわかります。

ETFのメリット2.取引所にてリアルタイムで売買できる

ETFは、証券取引所に上場している商品であることから、取引所が開いている時間帯は株式同様、リアルタイムで取引ができます。
つまり、取引所の売買可能時間内であれば、朝の注文は朝の価格で、昼の注文は昼の価格でと市場の時価によって売買ができるということです。

一般的な投資信託は、1日1回などといった基準価額でのみ売買となっています。
どの時間帯に注文しても、投資信託のその日の唯一の基準価格でしか売買ができません。

したがってETFは、常に市場の動向を見ながら運用できるということですね。

ETFのメリット3.手軽に少額投資と分散投資ができる

例えば、株式投資の場合、個別銘柄に投資する際に単元株を購入できるだけの金額が必要となります。
分散投資のために多くの銘柄を同じように購入しようとした場合、購入する分だけまた資金が必要になります。
つまり、莫大なお金がかかるということです。

一方ETFの場合、対象となる資産に幅広く分散投資しているので、投資のリスクを抑えられます。
個別株の投資では数万~数十万円の資金を必要と言われていますが、ETFは数千~数万円程度で購入可能ので、少額からでも投資を始められます。

投資信託よりもメリットがあるように思えるETFですが、常に市場価格を確認しながら自分で売買する必要があるので、ある程度の知識がないと、損してしまう可能性があります。

おすすめ③株式投資

株の値上がりで大きなリターンが得られる可能性がある株式投資のメリットは、なんといっても「配当金や株主優待があること」でしょう。


そもそも株式投資の仕組みは、株式会社が発行する「株式」を購入し、株式を購入した会社により多くの利益を生み出してもらうことで、利益の数%である配当金を狙うことです。


そして、株式を購入すると、株主優待の恩恵を受けられます。


株式優待とは、企業が株主に対してのプレゼントのことです。

例として、自社サービスの商品や割引券などがあります。


2021年11月現在で、株主優待を行っている企業は1,500社以上あります。


ただし、会社がうまくいかなければ、当然配当金の収益は見込めません。

社会情勢などを踏まえて、成長しそうな会社を見定める力が必要です。

資産運用時に活用すべき制度


投資で得た利益には税金がかかることを知っていますか?

税率はなんと、20.315%もかかります。


例えば10万円の儲けが出た場合、2万円は税金で納める形になります。

かなり大きな金額ですよね。


しかし、ある制度を利用すれば、この20.315%が非課税になります。

資産運用時に活用すべき制度の3つをまとめました。

  • NISA
  • つみたてNISA
  • iDeCo

NISA(少額投資非課税制度)

NISAとは一定の期間、投資信託や株などの利益や配当金が非課税になる、個人投資家のための税制優遇制度のことです。


NISAを活用することで通常株式や投資信託などの運用で得た利益にかかる約20%の税金が非課税となります。


NISAの1年間の非課税枠は120万円、非課税期間は最長5年間で、最大600万円の投資額が非課税になります。


5年保有したあとは、3つの選択肢から選びます。

  • 売却する
  • 5年後に与えられるNISA口座枠に移す
  • 特定口座または一般口座に払い出し継続保有する
投資の商品も豊富でどのタイミングでも投資可能なので、ある程度投資に知識があり、短期の株式売買で利益を得たい方におすすめです。

つみたてNISA

つみたてNISAは、中長期的に投資を考えている人向けの税制優遇制度です。

もちろんNISA同様、運用によって得た利益に対して税金がかかりません。


つみたてNISAの商品は金融庁が判断した投資商品のみ取り扱っているので、投資初心者でも安心して投資できます。


つみたてNISAの年間の非課税枠は40万円と、NISAにくらべて少なめですが、非課税期間は20年間と長いです。

最大800万円の投資額が非課税になります。


ただし、NISAと併用はできないので気をつけましょう。

iDeco(個人型確定拠出年金)

iDeCoは、公的年金以外に、自分自身で老後資金を貯める私的年金制度のことです。

iDeCoも、NISAとつみたてNISA同様、運用益が非課税です。


また、iDeCoを利用すると、毎月一定の金額を積み立てていくことになりますが、積み立てた金額は全額所得控除の対象となります。

その結果、課税所得の減少につながることも、iDeCoの大きなメリットです。


さらに、iDeCo受け取りの際にも、控除の恩恵が受けられます。


つまりiDeCoの積み立て時、利益が出たとき、受けとる時の3段階でメリットがあるということですね。


ただし、原則60歳になるまで引き出せないため、急な出費のための十分な資金を確保しておきましょう。

100万円の資産運用で避けるべき投資先3選


100万円でおすすめの投資先を紹介してきましたが、逆に100万円の資産運用で避けるべき投資先もあります。

場合によっては、100万円以上のマイナスが発生すしてかなり損してしまうことも。


この章では100万円の資産運用で避けるべき投資先3つを紹介していきます。

  • FX(外国為替証拠金取引)
  • 仮想通貨
  • 外貨建て保険などの投資性の高い保険

①FX(外国為替証拠金取引)

FXとは外国為替取引のことです。


世界中には様々な通貨が存在しますよね。

例えばアメリカに行った場合に使用する通貨は、米ドルになります。

アメリカでお金を使う場合には、料金所などで日本円を米ドルに交換する必要があります。


この通貨同士を交換することが外国為替取引です。


FXは為替レートの差で利益を得られます。


ニュースで

「現在は1ドル100円です。」

というような話を耳にしたことがあると思います。

その時のドルの価値を表したものが、「為替レート」です。


この為替レートは日々変化していきます。

例えばアメリカで円をドルに両替した時の為替レートが、1ドル100円だったとしましょう。

そして日本に帰国した際に、ドルを円に両替した時の為替レートは1ドル105円だった場合どうなるでしょうか?


すでに100円で買ったはずのドルを、5円高い105円で売ることができ、利益を得るという仕組みです。


FXの魅力として、口座に預けた資金の最大25倍もの取引が可能なレバレッジという仕組みがあります。

高い利益が期待できる一方で、リスクも大きく、為替レートの動向も常に見張っていなければなりません。


そのため100万円の資産運用でFXは、リスクが高すぎるので、あまりおすすめしません。

②仮想通貨

仮想通貨とは、インターネット上で取引される通貨のことです。

暗号資産とも呼ばれており、代表的な仮想通貨にはビットコインやイーサリアムが挙げられます。


仮想通貨は値動きが大きい分、大きな利益を得られる可能性がある一方で、価値が下落すると損失も大きくなります。


また、仮想通貨の保有にはリスクが伴います。

ネット上の取引になるので、ハッキングなどの危険性があり、最悪の場合は資産を失ってしまうことも。


初心者ではリスクが高いので、おすすめできません。

③外貨建て保険などの投資性の高い保険

外貨建て保険とは、保険金額や保険料、解約返戻金を全て外貨で運用します。

全て外貨で運用するため、外貨建て保険は為替の影響を受けるため、メリットにもデメリットにもなります。


例えば、米ドル建て終身保険の保険料184ドルを毎月支払う場合、為替の影響を比較してみましょう。

1ドル120円の場合、以下のようになりました。

184ドル×120円=22,080円

(参照:マニュライフ生命 こだわり外貨終身 30歳男性 保険金額10万ドル 払込期間60歳 2020年10月設計)


一方1ドル80円の場合は、このような結果になりました。

184ドル×80円=14,720円

(参照:マニュライフ生命 こだわり外貨終身 30歳男性 保険金額10万ドル 払込期間60歳 2020年10月設計)


同じ保険内容でも払い込み金額に差が出ることがわかります。

また、保険の受け取り時にも、為替の影響によっては同様の差が出ることがあります。


上記のように、外貨建て保険が為替の影響を受けることで、メリットにもデメリットにもなる理由は、外国為替相場によって為替差益が出る可能性があるからです。


元本割れのリスクも大いにあるので、初心者で100万円での資産運用にはおすすめしません。

100万円で資産運用をする時の注意点

手元に100万円の資金あれば、いろいろな資産運用が可能になります。

だからこそ運用をする前に注意点を抑えてから、資産運用に踏み切りしょう。


資産運用で後悔しないために、ここでは100万円で資産運用するときの注意点3つを解説していきます。

  • 投資先を分散させること
  • 短期で利益を求めないこと
  • 損が出た場合を考えておくこと

投資先を分散させる

100万円全てを1つの金融商品や銘柄のみに投資してしまうのは、値下がりしてしまった場合に、かなりリスクが高くなります。


1つの金融商品や銘柄の値下がりリスクを避けるため、必ず分散投資を行いましょう。


分散投資とは、複数の商品や銘柄に分けて投資することです。

分散投資によって、1つが値下がりしても、他でカバーできるメリットがあります。


複数の商品や銘柄に分散させて投資することで、リスクを回避し、安定した運用を目指せるという仕組みです。

短期で利益を求めない

資産運用は、長期で運用をするだけでもリスクを抑えることができます。

リスクが抑えられて、複利効果が期待できるためです。


金融商品の多くは常に価格が変動しています。

そのため、1~2年の程の短期投資だと、値動きも激しいことから、リスクが大きくなりがちです。


ただし、保有期間が長ければ、価格が再び上がることも期待できます。

5年~10年保有しているとなるとリターンも安定してきて、受けられる複利効果も大きくなります。


「投資は我慢」

という言葉があるほどです。


特に初心者は短期で利益を求めず、長い目で見ていきましょう。

損が出た場合を想定しておく

どんなにローリスク・ローリターンな金融商品でも、失敗しない可能性はありません。


もし損失が出た場合のこともしっかり想定しておくことが大切です。

損失が出た場合、2つの対処法があります。

  • 投資金額を見直す
  • 運用先を組み合わせる

まずは投資金額を見直すことです。
不安に感じる方は、投資額を少なめにしてみてはいかがでしょうか。

続いて、投資の運用先を見直して、組み合わせることです。
ハイリスク・ハイリターンな商品に加えて、ローリスク・ローリターンの商品も加えるなどすると、損失をカバーできる可能性があります。

資産運用していると、必ず損をする時がきます。
焦らずに対処しましょう。

次につなげる100万円投資のコツ


100万円を上手に増やしていくには、とにかく実践して学ぶことが大切です。


資産運用は比較的長期間にわたることが多いので、誰でも一度は失敗することがあるでしょう。

ただ、たとえ失敗したとしても、経験となり糧となり、次に繋がります。


この章では100万円を上手に増やしていくポイントを2つ解説していきます。

  • 少額からできる「積み立て投資」で投資に慣れる
  • 自分で資産運用について勉強する

少額商品で実践を積んで投資に慣れる

投資を始めたばかりだと、わからないことも多く、戸惑うこともあるでしょう。


まずはいきなり100万円を投資するのではなく、少額から始めてみることをおすすめします。

実際に取引を行いながらの方が、学びやすいからです。


少額から始められる商品として、NISAやつみたてNISAなどの投資信託があります。


慣れてきたら株式投資にチャレンジするなど、徐々に高い利益を見込める商品で実践を踏み、賢く資産運用していきましょう。

資産運用について勉強をする

投資商品には、投資信託や株式投資、債券、FXなどたくさんの商品があります。

どの商品を選べばいいのかわからない、と悩む方も多いのではないでしょうか。


どんな投資方法でも、知識があればよりよい資産運用が可能です。


自分でも本やYouTube、またはプロのアドバイスなどを受けて、日々資産運用について勉強していきましょう。


知識は最大の味方になりますよ。

資産運用の方法は千差万別!迷ったらプロに相談!


資産運用の方法はさまざまです。

100万円など運用する金額が大きいほど、損した時のリスクを考えてしまい、どの運用方法が良いのか決められない方も多いのではないでしょうか。


そんな時は、お金のプロである、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのがおすすめです。


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しかも相談は何度でも可能で、何度相談しても無料です!


さらにオンラインでも気軽に相談できるので、是非気軽に利用してみてください。

まとめ:余裕資産100万円を運用して資産をふやそう!


100万円あれば、投資先の幅も広がることから、資産アップも十分狙えるでしょう。

おすすめの投資先はこちらでした。

  • 投資信託
  • 株式投資
  • ETF


ただ、急な出費に備えるため貯金全額を投資に使うのではなく、余剰資金で資産運用をすることも大切です。


資産運用する際は、投資する金額や期間、リスクとリターンのバランスを考えながら、自分に合った資産運用を行い、着実に資産を増やしていきましょう。

ほけんROOMには、他にも読んでいただきたいお金に関する記事がたくさん掲載されていますので、是非ご覧ください。

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