更新日:2024/02/08
新NISA|全自動で資産運用できるウェルスナビを徹底分析
この記事では、資産運用で自動でできるウェルスナビについて解説します。ウェルスナビは、今まで資産運用してきた方はもちろん、運用自体初めてという方も利用しやすいロボアドバイザーです。ウェルスナビの概要や特徴、メリットデメリットも解説するのでぜひ参考にしてください。
内容をまとめると
- ウェルナビは全自動で資産運用をサポートしてくれるロボアドバイザー
- 世界約50カ国、11,000銘柄に分散投資しリスクを低減
- 手数料が1.1%、初期投資額が最低10万円
- スマホ1台で資産運用できるので忙しい方でも挑戦しやすい
- 投資の事前知識がなくても利用できるので初心者にピッタリ!
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 新NISA・資産運用で人気を集めるウェルスナビの概要
- 自動で資産運用できるロボットアドバイザー
- ウェルスナビなら世界50か国に分散投資できる
- 28万人以上が利用する資産運用サービス
- ウェルスナビでの新NISA7つの特徴
- 特徴①長期的な資産形成ができる
- 特徴②個人に合わせたプランを提案してくれる
- 特徴③サービス開始以来高リターンの実績がある
- 特徴④世界全体への分散投資でリスクが軽減される
- 特徴⑤ほぼ全自動で運用してくれる
- 特徴⑥スマホ1台で資産運用できる
- 特徴⑦非課税枠を活用できる「おまかせNISA」
- ウェルスナビによる資産運用の実績
- 実績①5年間のリターンはドル建てで47.8%も
- 実績②円建てでは5年間で最大37.7%のリターン
- ウェルスナビで新NISAをするメリット4つ
- メリット①手軽に資産運用が可能
- メリット②おまかせNISAが利用できる
- メリット③感情に流されずに続けられる
- メリット④税金の負担を軽減するDeTAX機能を搭載
- ウェルスナビで新NISAをするデメリット3つ
- デメリット①手数料が年率1.1%かかる
- デメリット②最低投資金額として10万円必要
- デメリット③元本割れリスクがある
- ウェルスナビで資産運用している人の評判
- 評判①ウェルスナビの良い口コミ
- 評判②ウェルスナビの悪い口コミ
- ウェルスナビのライバルとなる他社ロボアドとの比較
- 比較①ダイワファンドラップ ONLINE
- 比較②FOLIO ROBO PRO
- 比較③SUSTEN(サステン)
- 比較④投信工房
- 比較⑤楽ラップ
- 比較⑥マネックスアドバイザー
- 比較⑦SMBCロボアドバイザー
- 比較⑧Wealth Wing
- 比較⑨THEO+docomo
- 比較⑩ザ・ハイブリッド
- ウェルスナビのおすすめポイント|初心者や多忙な人にぴったりの新NISA
- おすすめポイント①事前知識なしでも始められるので初心者にピッタリ
- おすすめポイント②自動で資産運用してくれるので多忙な人に最適
- おすすめポイント③長期スパンで資産運用を考えるならウェルスナビ
- ウェルスナビでの資産運用は簡単に始められる
- ウェルスナビでの新NISAに不安を感じたらプロに相談
- ウェルスナビの新NISAや特徴についてのまとめ
目次
新NISA・資産運用で人気を集めるウェルスナビの概要
新NISAやiDeCoなど個人向け資産運用商品が出てきたことから、個人で資産形成を検討されている方や、すでに動き出しているという方が増えています。
そのため、最近では資産運用を手軽にできるよう資産運用専門のサービスが注目を集めるようになりました。
数ある資産運用サービスの中でも、特に運用実績で高い評価を受ける資産運用ロボアドバイザーである「ウェルスナビ」について、次のような相談を受けることが増えています。
ウェルスナビは、約50カ国11,000銘柄に分散投資し、「長期・積立・分散」を自動的にサポートしてくれるので、投資に関した高い知識を必要せず資産運用できます。
そこで今回は、ウェルスナビの概要や特徴、メリット・デメリットや資産運用の実績などについて解説します。
他社のロボアドバイザーとの比較やウェルスナビがおすすめな人の特徴についても紹介するので、これから資産形成を検討されている方はぜひ参考にしてください。
まずはウェルスナビの概要について以下の3つの点から見ていきましょう。
- 自動で資産運用できるロボットアドバイザー
- ウェルスナビなら世界50か国に分散投資できる
- 28万人以上が利用する資産運用サービス
自動で資産運用できるロボットアドバイザー
ウェルスナビは、「長期・積立・分散」の資産運用を全自動でサポートしてくれるロボアドバイザーです。
ノーベル賞受賞者の理論に基づいて運用をサポートしてくれるため、投資に関した高度な知識や手間もなく、長期的でグローバルな分散投資ができます。
2020年より上場し、2021年11月の時点で預かり資産が6,000億円を突破しました。
預かり資産、運用利用者数NO.1、機能性や透明性の高さから働く世代に人気を集めています。
ウェルスナビなら世界50か国に分散投資できる
ウェルスナビは、厳選された7つ程度のETF(※1)を通じ、世界約50カ国、11,000銘柄に分散投資が可能です。
これまで世界水準の金融アルゴリズム(※2)は、富裕層など特定の方を対象としたものでした。この世界水準の金融アルゴリズムを一般的に利用し資産運用できるようにしたのがウェルスナビです。
いくつかの質問で目標(ポートフォリオ)を自分で設定するだけで、後は全ての資産運用をすべて自動化されるため、従来のような投資にかかる手間がありません。
(※1)EFT・・・上場投資信託。日経平均株価や東証株価指数、NYダウの影響を受ける投資信託のこと
(※2)金融アルゴリズム・・・・コンピューターにより、自動的に株式等の売買のタイミングや数量を決めて自動的に運用していく取り引きのこと
28万人以上が利用する資産運用サービス
ウェルスナビは、パソコンもしくはスマートフォン1台あれば簡単に利用できるため、20代から50代の働く世代を中心に現在では28万人もの方が利用しています。
運用もすべて自動なので、仕事の休憩時間などすき間時間に資産の状況を確認するだけで資産運用が可能です。常に値動きや売買のタイミングを計る必要はありません。
働きながら、将来に向けた資産運用を手軽にできるので、その利便性も高い評価を得ています。
ウェルスナビでの新NISA7つの特徴
ここからは、ウェルスナビの特徴について紹介していきます。
ウェルスナビには、次の7つの特徴があります。
- 長期的な資産形成ができる
- 個人に合わせたプランを提案してくれる
- サービス開始以来高リターンの実績がある
- 世界全体への分散投資でリスクが軽減される
- ほぼ全自動で運用してくれる
- スマホ1台で資産運用できる
- 非課税枠を活用できる「おまかせNISA」
特徴①長期的な資産形成ができる
ウェルスナビなどのロボアドバイザーは、基本的に「長期的な資産形成」を目的としています。
瞬発的な「ハイリスク・リターン」な投資ではなく、10年から30年といった長期的に利益をすこしずつ積み上げ、結果資産を増やすことにつなげることが目標です。
一時的にマイナスになったとしても、長期的に積立投資をすることで景気の変化などにより最終的にプラスの収益を得られることが期待できるのです。
そのため、ウェルスナビでの資産形成は、子供の教育資金や老後の生活資金などといった少し先の資金の準備を目的とする資産運用に向いているサービスといえます。
特徴②個人に合わせたプランを提案してくれる
ウェルスナビでは、事前診断として以下6つの質問に答えるだけで、利用者個人に合わせた運用プランを提案してくれます。
- 年齢
- 年収
- 預貯金など金融資産
- 毎月の積立額
- 資産運用の目的
- 株が下落した場合の対処法
これらの質問では、投資環境(資産の現状)やリスク許容度などを判断し、資産運用のポートフォリオを作成してくれます。
資産形成の目標を達成するためにどういった運用が適しているのか示してくれるため、資産運用が初めての方もポートフォリオの作成に迷うことがありません。
特徴③サービス開始以来高リターンの実績がある
ウェルスナビの強みは、サービス開始以来、積立投資の運用利益が+30.8%~+60.8%の高リターンである実績にあります。
ウェルスナビは、6つの質問で得たリスク許容度によってリターンが異なります。
例えば、利回りが+30.8%の一番低いリスク許容度「1」の方が、初期投資100万円、累積元本額が307万円とした場合、2016年1月から2021年10月までの運用(円建て)で402万円となり、5年9ヶ月程度の運用期間で95万円ものリターンを得ることになります。
詳しくは、後述の「ウェルスナビによる資産運用の実績」で解説しますのでぜひ参考にしてください。
同じ累積元本額であっても、リスク許容度が高ければたかいほどリターンが大きくなるので、これだけの実績があれば高リターンも期待できます。
特徴④世界全体への分散投資でリスクが軽減される
ウェルスナビは、長期投資・国際投資・分散投資を基本に運用しています。
毎月一定額を積立てながら継続的にドルコスト平均法(※)を用いてリスクを抑えながら「長期投資」をします。
「国際投資」は、どこか特定の地域に偏った投資をしてしまうと、その地域や政治の影響を受けやすいというリスクが発生します。そのため、投資先が特定の地域に偏らないよう地理的に広い範囲で投資をします。
「分散投資」では、投資商品を同じようなジャンルにするのではなく、幅広いジャンルへ投資します。例え幅広い地域の投資商品を購入したとしても、同じジャンルに偏ってしまうと、景気や経済の影響を受けた場合に他の投資商品でカバーできません。
ウェルスナビでは、世界単位の幅広い地域や時間、あらゆるジャンルに投資先を分散させ長期的に運用することで、リスクヘッジしながら資産形成を目指しています。
(※)ドルコスト平均法・・・値動きによって購入数を変動させる投資方法。投資商品が高い時期は購入数を抑え、安い時期には増やす。
特徴⑤ほぼ全自動で運用してくれる
ウェルスナビでは、利用者の投資環境や条件に合った適切なポートフォリオの作成から、金融商品の発注や運用、資産配分の見直しなどを一部自動で行ってくれます。
一部といっても、口座開設手続きと入金を行えば、ロボアドバイザーが自動で運用してくれるため、投資自体が初めてで不安という方も問題なく運用できます。
また、資産の運用自体を「忙しくて自分でできない」「最初から学んで挑戦する時間がない」という方でも挑戦しやすいのが特徴です。
特徴⑥スマホ1台で資産運用できる
ウェルスナビは、スマホ1台あれば資産運用できるサービスです。
始めの口座開設はもちろん、入金や資産の管理、運用状況の確認、積立額の変更などといった手続きは全てスマホでできます。
通勤途中や会社の昼休み、待ち合わせの間などちょっとしたすき間時間で将来の資産形成へ動けるので、手軽に始められるのが魅力的な部分でもあります。
特徴⑦非課税枠を活用できる「おまかせNISA」
ウェルスナビには「おまかせNISA 」という、NISAにある非課税枠120万円を活用し運用できるサービスがあります。
ウェルスナビでおまかせNISA の口座を開設し、積立てもしくは一括での一般NISAへの投資が可能です。おまかせNISA の非課税メリットを最大限に利用できるよう、ウェルスナビで自動的に運用できます。
また、運用のリバランスなど、おまかせNISA とウェルスナビの運用リバランスなどポートフォリオのバランスを調整してくれるので初心者でも安心です。
ウェルスナビによる資産運用の実績
- ドル建て・・・+28.9%~+58.5%
- 円建て・・・+30.8%~+56.8%
実績①5年間のリターンはドル建てで47.8%も
まずは、ドル建てで資産運用した場合の実績から見ていきましょう。
以下の表は、累積元本額が2.75万ドル、運用期間が5年10か月とした場合のウェルスナビの実績です。
リスク許容度 | リターン後の資産評価額 | リターン |
---|---|---|
1 | 3.54万ドル | +28.9% |
2 | 3.82万ドル | +39.1% |
3 | 4.04万ドル | +46.9% |
4 | 4.25万ドル | +54.6% |
5 | 4.35万ドル | +58.5% |
2.75万ドルの累積元本額に対し、たった6年弱の運用で+28.9%~+58.5%、リターン額は0.79万ドル~1.6万ドルです。1ドル100円とした場合、単純に考えて日本円でリターンが79万円~160万円の資産運用実績となります。
実績②円建てでは5年間で最大37.7%のリターン
次に円建てで資産運用した場合を見ていきましょう。
累積元本額が307万円、運用期間が5年10か月とした場合のウェルスナビの実績です。
リスク許容度 | リターン後の資産評価額 | リターン |
---|---|---|
1 | 402万円 | +30.8% |
2 | 433万円 | +41.1% |
3 | 458万円 | +49.0% |
4 | 482万円 | +56.8% |
5 | 494万円 | +60.8% |
307万円の累積元本額に対しリターンは+30.8%~+60.8%、95万円~187万円の運用実績となります。
積極的に運用するリスク許容度「5」の方の場合、単純に6年弱の運用で元本の約1.5倍になると考えると、高い運用実績に定評があるのも頷けます。
ウェルスナビで新NISAをするメリット4つ
ウェルスナビで資産運用をするメリットは、高い運用実績だけではありません。
次のようなメリットにも注目しましょう。
- 手軽に資産運用が可能
- おまかせNISAが利用できる
- 感情に流されずに続けられる
- 税金の負担を軽減するDeTAX機能を搭載
それぞれのメリットを詳しく解説します。
メリット①手軽に資産運用が可能
ウェルスナビのメリットは、なんといってもその手軽さにあります。
iDeCoやつみたてNISAなど出てきたことにより、以前に比べ個人で資産運用するということに対して敷居が低くなりました。しかし、資産運用に対し「難しそう・・・」「手間がかかりそう・・・」などマイナスイメージを持っている方は多いです。
ウェルスナビであれば、口座を開設し資産を預けるだけで自動的に発注からバランスの修正など資産運用に関わる手間のほとんどを担ってくれます。
ポートフォリオの作成もたった6つの質問に答えるだけで提案してくれるので、資産運用の「難しい」「面倒」といったイメージは、ウェルスナビなら払拭できます。
メリット②おまかせNISAが利用できる
NISAの非課税メリットを利用しながら資産運用する「おまかせNISA 」の利用ができるのも、ウェルスナビの魅力のひとつです。
おまかせNISAは、一般NISAを利用し運用するものであり、元本と得た運用利益は毎年120万円まで5年間非課税となります。
ウェルスナビの約50カ国、11,000銘柄で運用しながらNISAの非課税メリットを利用可能です。
メリット③感情に流されずに続けられる
資産運用するということは、必ず元本割れのリスクは発生します。
そのため、自分で資産運用し管理すると「絶対に損をしたくない」「もっともっと利益が欲しい!」などといった感情に流されてしまうといったことがあります。
相場が変るたびにどうしても気になってしまい、感情が一喜一憂してしまうことで疲れきってしまう方も少なくありません。
ウェルスナビのロボアドバイザーであれば、そこに一切の感情はなく全自動で資産運用してくれるため、感情に流されずに平常心でコツコツと審査を増やしていけます。
メリット④税金の負担を軽減するDeTAX機能を搭載
一般的に、資産運用で得た利益は金額により税負担が発生します。そのため、軽減対策も含めて資産運用の知識を高める必要があります。
ウェルスナビには独自の機能として「DeTAX(デタックス)」があり、リターン(分配金・譲渡益)に対する税軽減対策まで対応しています。
DeTAXは、リターンにより生じる税負担に関して自動的に翌年以降に繰り延べられるため、ポートフォリオを維持しつつ税負担まで最適化してくれます。
ウェルスナビで新NISAをするデメリット3つ
どんな資産運用サービスであっても、メリットがあればデメリットもあります。デメリットをよく理解して利用することが大切です。
ウェルスナビの主なデメリットは、以下の3つです。
- 手数料が年率1.1%かかる
- 最低投資金額として10万円必要
- 元本割れリスクがある
上記がどうしてデメリットとなるのか、詳しく見ていきましょう。
デメリット①手数料が年率1.1%かかる
ウェルスナビの利用には、預かり資産に対し年率1.1%(税込)の手数料が発生します。
例えば、預かり資産が100万円の場合、年間11,000円の手数料がかかります。
預かり資産が3000万円を超えた場合、3000万円超えから年率0.55%(税込)の手数料となるため、仮に3,100万円の預かり資金であれば、335,500円が年間手数料です。
手数料が発生しないノーロードの投資信託が増えていることもあり、ウェルスナビの手数料は非常に高いというわけではないものの、手数料の発生はデメリットのひとつといえます。
デメリット②最低投資金額として10万円必要
ウェルスナビは、初めての方も始めやすいものの、初期投資額として最低10万円が必要です。
ウェルスナビを利用されている方の多くは、初期投資額とは別に「自動積立」を利用し、毎月一定額以上(1万円以上)を積立てながら運用しています。
投資信託サービスの中には、100円からなど低額から始められるものがあります。初期投資額として10万円を必要とするのは、ややハードルが高いと感じる方も少なくないでしょう。
資産運用サービスとしては初心者の方でも利用しやすいウェルスナビですが、最初の初期投資額の高さで抵抗を感じてしまう方も少なくないでしょう。
デメリット③元本割れリスクがある
ウェルスナビの高い運用実績について先述しましたが、あくまでも過去のことだと理解しておく必要があります。
値動きのあるリスク商品に投資している限り、元本割れのリスクは常に発生しています。
例え世界NO.1と称される投資実績を持つサービスであっても、これから先の未来で元本割れしないという保証はありません。
運用実績はロボアドバイザーの手腕の証明であり、必ずしもリターンがあると思うのは危険です。
「資産運用と元本割れのリスクはセット」だと意識した上で利用するようにしてください。
ウェルスナビで資産運用している人の評判
ここからは、ウェルスナビを実際に利用している方の評判をご紹介していきます。
主な口コミとしては、以下の通りです。
- 良い口コミ・・・初心者でも簡単、ほったらかしで運用できる
- 悪い口コミ・・・手数料が気になる
実際に使ってみて、ユーザーがどのように感じているのか確認することも大切です。良い口コミ、悪い口コミの両面を見ていきましょう。
評判①ウェルスナビの良い口コミ
ウェルスナビは、スマホ1台あれば自分に合った資産運用を自動的に行ってくれる点が最大のメリットであり、ウェルスナビの魅力ともいえます。
そのため、金融系の専門用語を知らなくても、ロボアドバイザーが自分に合った最適な資産運用してくれる点など、初心者でも挑戦しやすいことを評価している方が多いようです。
30代男性
初心者でも安心
20代女性
金融や投資の知識がなくてもスタートできる
評判②ウェルスナビの悪い口コミ
ウェルスナビのデメリットでもご紹介したように、手数料がかかる点や初期投資額を負担だと評価する方が多いようです。
とはいえ、ほぼ自動で運用してくれる点や多少ほったらかしにできる点の評価を合わせると、高い手数料ではないと判断する方もいます。
20代男性
初期投資額の10万円が負担に感じる
40代女性
手数料は高い?安い?
ウェルスナビのライバルとなる他社ロボアドとの比較
ウェルスナビ以外にも、ロボアドバイザーサービスを提供する会社があります。
そこで、以下の10のサービスとウェルスナビを比較してみましょう。
- ダイワファンドラップ ONLINE
- FOLIO ROBO PRO
- SUSTEN(サステン)
- 投信工房
- 楽ラップ
- マネックスアドバイザー
- SMBCロボアドバイザー
- Wealth Wing
- THEO+docomo
- ザ・ハイブリッド
同じサービスであっても、ロボアドバイザーが出した提案に了承することですべて任せられる「投資一任型」と、ユーザーに最適な投資配分などについてアドバイスだけする「助言型」の違いがあります。
ウェルスナビは「投資一任型」を採用しています。
比較項目 | 内容 |
---|---|
ロボアドの種類 | 投資一任型 |
最低初期投資額 | 10万円 |
運用手数料 | 預かり資金の 3,000万円以下:1.1% 3000万円超:0.55% |
節税機能 | あり |
(※)運用手数料税込表記
他社のロボアドバイザーがどこまで対応しているかもチェックしながら、確認していきましょう。
比較①ダイワファンドラップ ONLINE
【ダイワファンドラップ ONLINEの概要】
比較項目 | 内容 |
---|---|
ロボアドの種類 | 投資一任型 |
最低初期投資額 | 1万円 |
運用手数料 | 契約資産の1.1% |
節税機能 | あり |
(※)運用手数料税込表記
ダイワファンドラップ ONLINEは、大和証券が提供する資産運用ロボアドバイザーサービスです。
ゴールベース資産運用管理手法を用いてユーザーと一緒に長期分散投資しながら運用目標額(ゴール)を目指し資産運用していきます。
毎月の積立額は1万円から始められ、投資一任型なので運用に手間がかかりません。
比較②FOLIO ROBO PRO
【FOLIO ROBO PROの概要】
比較項目 | 内容 |
---|---|
ロボアドの種類 | 投資一任型 |
最低初期投資額 | 10万円 |
運用手数料 | 預かり資金の 3,000万円以下:1.1% 3000万円超:0.55% |
節税機能 | なし |
(※)運用手数料税込表記
FOLIO ROBO PROは独自のリバランス機能を備えたサービスです。
月1回のスパンてユーザーに合わせた最適なバランスを見直しします。このほかに急激な市場の変化に対応した臨時にリバランスする機能があり、いかなる状況でも適切なバランスで運用できるよう工夫されたサービスです。
節税機能がないものの、確定申告不要の特定口座が利用できるのもFOLIO ROBO PROの魅力です。
比較③SUSTEN(サステン)
【SUSTEN(サステン)の概要】
比較項目 | 内容 |
---|---|
ロボアドの種類 | 投資一任型 |
最低初期投資額 | 10万円 |
運用手数料 | 利益に対し1.1/6~1.1/9 |
節税機能 | あり |
(※)運用手数料税込表記
SUSTENの特徴は、成果報酬額の料金形態にあります。
運用は基本的に元本割れのリスクがありますが、SUSTENではリターンが出た場合にその利益にのみ手数料が発生します。
元本割れした場合や預かり資金に対しては手数料が発生せず、投資評価額の最高評価額(HWM)が更新されない限り運用していたとしても手数料がかかりません。
他社の多くは、成果額に関わらず運用資金に対して手数料が発生するため、長期運用する上で利益に対してのみ手数料が発生するのはメリットとして大きいでしょう。
比較④投信工房
【投信工房の概要】
比較項目 | 内容 |
---|---|
ロボアドの種類 | 助言型 |
最低初期投資額 | 100円 |
運用手数料 | 0.38% |
節税機能 | なし |
(※)運用手数料税込表記
松井証券が提供する投信工房は、100円から積立て可能なのでロボアドバイザーサービスの中でも、初期投資資金を気にせず自分に合った運用を始められます。
また、運用手数料も0.38%と他社に比べて抑えられているのも魅力のひとつです。
ただし、助言型なのでウェルスナビのように運用をほったらかしというわけにはいきません。
とはいえ、ポートフォリオの作成や運用方針などはサポートしてもらえるので、特別な金融知識がなくても利用しやすいでしょう。
比較⑤楽ラップ
【楽ラップの概要】
比較項目 | 内容 |
---|---|
ロボアドの種類 | 投資一任型 |
最低初期投資額 | 10万円 |
運用手数料 | 固定報酬型:0.715% 成功報酬型:0.6055+5.5% |
節税機能 | なし |
(※)運用手数料税込表記
楽ラップは、楽天証券が運営するサービスです。
運用手数料を、「固定報酬型」と「成功報酬型」の2つのパターンから選択できます。
固定報酬型では、リターンの有無に関わらず運用残高の最大0.715%、成功報酬型では運用残高に対し最大0.605%+利益へ5.5%の手数料が発生します。
また、値動きが激しくなった場合、投資比率を自動的に下げる機能も搭載されています。大きなリスクを回避することも期待できるでしょう。
比較⑥マネックスアドバイザー
【マネックスアドバイザーの概要】
比較項目 | 内容 |
---|---|
ロボアドの種類 | 助言型 |
最低初期投資額 | 5万円 |
運用手数料 | 0.3% |
節税機能 | なし |
(※)運用手数料税込表記
マネックス証券が運営するマネックスアドバイザーは、「貸株サービス」を利用すると年率0.10%以上の利息を受け取れます。
貸株サービスとは、マネックスアドバイザーで運用する国内のETFをマネックス証券に預けることをいいます。運用利益と、利息で2つの利益を受け取れる可能性があります。
マネックスアドバイザーが提示したポートフォリオに対し、自分の意向を盛り込めるため、他のロボアドバイザーに比べ柔軟な運用が可能です。
比較⑦SMBCロボアドバイザー
【SMBCロボアドバイザーの概要】
比較項目 | 内容 |
---|---|
ロボアドの種類 | 助言型 |
最低初期投資額 | 1万円 |
運用手数料 | 1.007% |
節税機能 | なし |
(※)運用手数料税込表記
三井住友ファイナンシャルグループが提供するSMBCロボアドバイザーは、初期投資額は最低1万円と運用を始めやすい価格であるとともに、積立ても1,000円からと毎月の生活の負担にならずに資産運用可能です。
ウェルスナビのように一般NISAの利用ができるほか、5,000以上の銘柄より専門家からアドバイスを受けながら最適な資産配分比率で運用できます。
比較⑧Wealth Wing
【Wealth Wingの概要】
比較項目 | 内容 |
---|---|
ロボアドの種類 | 投資一任型 |
最低初期投資額 | 15万円 |
運用手数料 | 運用額の0.99% 売却額の1.0% |
節税機能 | なし |
(※)運用手数料税込表記
初期投資額が最低15万円と、ここまでご紹介したロボアドバイザーの中では一番の高額です。
Wealth Wingの特徴は、運用でANAマイルが貯まる点にあります。運用開始6ヶ月までは年率1%、6ヶ月以降は0.1%のマイルが貯まります。
また、投資先は日本株のみにし運用先を絞ったことで高いリターンを狙う運用方法をとっています。
資産運用でANAマイルが貯まることや、投資先をごく限定されているロボアドバイザーは珍しいため特徴的です。
比較⑨THEO+docomo
【THEO+docomoの概要】
比較項目 | 内容 |
---|---|
ロボアドの種類 | 投資一任型 |
最低初期投資額 | 1万円 |
運用手数料 | 0.715%~1.10% |
節税機能 | あり |
(※)運用手数料税込表記
THEO+docomoには、実現損失と実現利益の2パターンで評価益と評価損を相殺する節税機能により自動的に節税対策をしてくれます。
THEO+docomoのポートフォリオは30種類以上のETFで構成し、11,000以上の銘柄から選ぶことで可能な限りリスク回避に努めています。
ウェルスナビほどETFの種類は多くありませんが、多くの銘柄に分散投資することでリスクを低減するのはウェルスナビと同じですね。
また、運用資産額に応じでdポイントを貯められるのも魅力です。
比較⑩ザ・ハイブリッド
【ザ・ハイブリッドの概要】
比較項目 | 内容 |
---|---|
ロボアドの種類 | 投資一任型 |
最低初期投資額 | 1万円 |
運用手数料 | 0.96%~1.00% |
節税機能 | なし |
(※)運用手数料税込表記
ザ・ハイブリッドは、オリジナルのアルゴリズムを利用したポートフォリオの作成だけではなく、フィデリティの運用のプロがモニタリングすることにより高い実績を目指しています。
ザ・ハイブリッドは基本的にアクティブ運用を得意とするロボアドバイザーです。運用先がグローバル株式やグローバルREITなどハイリスク・ハイリターンのものが多いため、積極的に運用していきたい方におすすめです。
ザ・ハイブリッドのコースは、「ネット完結型」と「アドバイス担当者付き」の2つのコースに分けれ、それぞれ手数料が異なります。
ウェルスナビのおすすめポイント|初心者や多忙な人にぴったりの新NISA
ウェルスナビのメリット・デメリットや特徴を踏まえた上で、どういった方にピッタリのロボアドバイザーなのでしょうか。
おすすな方の特徴としては、次の3つがあります。
- 資産運用が初めてという方
- 忙しくで値動きを常に気にしてられない方
- 10年以上の長期運用で資産形成を目指している方
それぞれについて、ウェルスナビのどういった点がピッタリなのか紹介しましょう。
おすすめポイント①事前知識なしでも始められるので初心者にピッタリ
今まで資産運用と縁がなかった初心者の方におすすめな理由は、
- 口座開設と入金をすれば簡単に始められる
- 6つのアンケートでポートフォリオを作成してくれる
- 運用先の選定から運用など基本的に自動で行ってくれる
おすすめポイント②自動で資産運用してくれるので多忙な人に最適
ウェルスナビであれば、日々忙しいという方でも次のような特徴があるので問題なく資産運用ができます。
- 自動積立が可能
- ポートフォリオに応じて自動で買い付け
- 資産運用のチェックがいつでもどこでも可能
株式で運用するイメージとして、常に値動きのチェックが必要というイメージを持っている方も多いでしょう。
ウェルスナビは、口座開設、投資額の入金など基本的な設定が済めば、放置していても自動的にポートフォリオに応じた運用をしてくれます。
また、ウェルスナビでは、値動きのチェックや、売買の見極めなど自動で行ってくれます。そのうえ、スマホさえあればどこにいても時間に関係なく運用状況を確認できるため、仕事が忙しい方でも問題なく資産運用できます。
おすすめポイント③長期スパンで資産運用を考えるならウェルスナビ
ウェルスナビは長期運用を得意とする理由として
- 国内・海外問わず分散投資ができる
- 毎月積立ていくことで一時的な値動きに左右されづらい
- 長期運用すると手数料率が軽減される
ウェルスナビでの資産運用は簡単に始められる
ウェルスナビで資産運用を始めるためには、運転免許証やマイナンバーカードなど本人確認書類を準備し、アプリをダウンロードします。
個人情報の入力し本人確認書類のアップロード後は、次の3つの手続きを済ませるだけと簡単です。
- 6つの質問に答える
- 口座開設
- 初期投資額10万円以上を入金
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- 住信SBIネット銀行
- 三菱UFJ銀行
- ソニー銀行
- イオン銀行
- au自分銀行
ウェルスナビでの新NISAに不安を感じたらプロに相談
ウェルスナビは、運用が初心者の方、資産運用していたものの自分で判断したポートフォリオでは不安を感じている方におすすめのロボアドバイザーです。
サービス開始から飛躍的に実績を伸ばし、高リターンであることからもこれから積極的に運用したい若い世代にも人気があります。
しかし、ウェルスナビは専門知識を持ったプロを相談して決めるのではなく、ロボアドバイザー任せの運用になるため、不安を感じる人は少なくありません。
運用は資産形成に役立つ反面、元本割れというリスクもあります。
少しでも不安に感じる場合は、お金のプロである「マネーキャリア」へ相談するのがおすすめです。
数ある相談サービスの中でもマネーキャリアは、家計や現状の資産、今後のライフプランに応じた資産形成の仕方などあらゆる視点から資産運用に関するアドバイスをしています。
資産運用の知識に不安を感じる方も安心してご相談いただけるでしょう。
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ウェルスナビの新NISAや特徴についてのまとめ
今回は、ウェルスナビの概要や特徴、メリット・デメリットなどについて解説しました。
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