更新日:2022/06/05
NISAはどれくらい儲かる?NISAの仕組みや利益について徹底解説!
NISAをするからには儲かるように運用したいと考えている人も多いでしょう。儲かるためにはまずはNISAの仕組みや注意点について知る必要があります。いくら儲かるのか気になるところですが、実際儲かるかどうか、そのための方法についても紹介していきます。
- NISAで利益を出したいと思っている人
- NISAを始めてみたいが仕組みがいまいち理解しきれていない人
- NISAをする上での押さえるべきポイントを知りたい人
- NISAのメリットやリスクを知りたい人
- NISAの仕組みや課税について
- NISAで利益をあげる方法
- NISAの種類とその特色
- NISAをする上での注意点
- NISAで困ったことがあった際の相談先
内容をまとめると
- NISAは3種類あるため、運用する人の年齢や運用できる額、期間などによって選ぶべき
- NISAは損益通算や繰越控除ができないことを押さえておくこと
- NISAは商品の詳細を理解した上で、長い目でみて分散して運用していくことが儲かる方法
- NISAで困ったことがあったらファイナンシャルプランナーに相談
- マネーキャリアのファイナンシャルプランナーは相談経験が豊富なため、適切でわかりやすいアドバイスをしてくれる
目次を使って気になるところから読みましょう!
NISAは実際儲かるの?
将来のためにお金を貯めておこうという人は多いですが、貯金しようと銀行にお金を預けていたとしても、利子もそれほどつかず儲かることはないという事実に直面した人も多いでしょう。
ただ同然で銀行口座にお金を置いておくくらいなら、いくらかでも投資などで資産運用して儲かるようにはたらきかけたいと思う人も増えてきました。
しかしいきなり資産運用と言っても、難しそうと二の足踏んでいる人も多いことも事実です。
資産運用初心者も簡単気軽に始めることができ、儲かる可能性もあるということでNISAが注目されていますが、NISAは実際のところ儲かるのでしょうか。
一口にNISAといっても3種類に分かれているため、自分に適したものを選ぶ必要があることに加え、注意すべき点もあります。
NISAの種類の違いや注意点を見ながら、実際に儲かるかどうかも見ていきましょう。
3種類のNISA
NISAと一口に言っても、資産運用する方法や運用する人の年齢によって種類が分かれています。
- つみたてNISA
- 一般NISA
- ジュニアNISA
① つみたてNISA
つみたてNISAは投資における非課税制度の中の1つであり、長期間にわたってあちこちの国や分野などに分散して投資することでリスクを回避しようとする方法です。
つみたてNISAは手数料が少額ですむため気軽に始められる利点があります。
それに加えて、投資先は公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されているため、初心者でも気軽に始めやすい運用方法です。
日本に住んでいる20歳以上の人であればつみたてNISAを行うことができます。
1年で最大で40万円を20年間もの間非課税で運用することができるメリットがあります。
20年という長い期間にわたってじっくりと運用していくことによって、配当金が経済状況や社会情勢に左右されにくいことも特徴です。
② 一般NISA
一般NISAとは2014年から始まった少額投資の非課税制度です。
非課税となる制度ですが、何が非課税となるかと言いますと、
- 購入した投資信託などが値上がり後に売却した場合の利益
- 購入した株式や投資信託を保有していることで配当金あった場合の利益
一般NISA | つみたてNISA | |
---|---|---|
非課税投資可能期間 | 5年 | 20年 |
1年あたりの非課税投資可能額 | 120万円 | 40万円 |
特徴 | 幅広い選択肢の中から投資商品を選択できる | 認定をうけた商品の中から選べるため、初心者でも安心して選べる |
向いている人 | ・ある程度投資に関する知識があり、沢山の選択肢から商品を選びたい人 ・1年あたり120万円(月10万円)を投資にまわすことができる人 | ・ある程度限定された枠の中から安心度が高い商品を選択したい人 ・長い時間をかけてこつこつと貯金するような気持ちで投資を行いたい人 |
③ ジュニアNISA
ジュニアNISAとは未成年者少額投資非課税制度であり2016年からスタートしました。
それまでは成人した人のみの制度でしたが、子どもの名義でもNISAを利用できるようになったのです。
実際のところは名義は子供のものでも管理するものは保護者ですので、未成年者とその家族を対象としている制度と言えます。
非課税投資枠は1年につき80万円で、5年間の非課税期間があります。
成人した人が活用するNISAとの違いや注意点は払出し制限や投資可能期間にあります。
- 18歳までの払出し制限がある
- 投資可能期間が2023年まで
- 金融機関の変更は口座廃止手続きをしなければできない
もしも途中で払い出しをした場合は原則、過去にさかのぼって非課税としていた分に課税されてしまいます。
投資可能期間は2023年までですので、2024年以降は新規購入ができなくなりますのでご注意ください。
NISAでは金融機関の変更は可能ですがジュニアNISAの場合は金融機関変更は不可であり、仮にどうしても変更したいとなった場合は一度廃止手続きをしてから再開設することになります。
成人のNISAと比べて制約は多少あるものの、幼い頃からマネーリテラシーを身につけさせるという意味でもおすすめできる制度です。
NISAの注意点
NISAは非課税で儲かる、しかも初心者にも優しい制度があるものということで、すぐにでも儲かるために始めたいという人もいるでしょうが、始めるにあたっては少し注意が必要です。
NISAにはできないこともあるため、儲かるためにはルールを把握しておくことが必要となります。
NISAを始めるにあたって、儲かるためにあらかじめ知っておくべき注意点は以下の通りです。
- 損益通算ができない
- 繰越控除ができない
損益通算ができない
NISA口座のルールには損益通算不可があります。
損益通算とは文字のごとく、損と儲かることで手にした益をあわせて計算し、元本割れし損してしまった分をプラマイゼロでチャラにしてしまう方法です。
通常の口座の場合は、損となってもも損益通算を行い、確定申告を経て節税することも可能ですが、NISA口座では不可能です。
もしもNISA口座ので損となったが他の口座では運用益が発生しているとなった場合、NISA口座に発生してしまった損をカバーするためにも、他口座の運用益をあててプラマイゼロにしてしまいたいと思うでしょう。
しかし、もう一度基本に立ち返って考えてみてください。
NISAで得た利益については非課税でした。
つまり損が出た場合プラマイゼロに通算する課税対象となる利益がそもそもないのです。
万が一知らずに損益通算しようとした場合は、分離課税を選択することになり、20.315%の税金が課されることとなりかえって損となってしまいます。
繰越控除ができない
損失の繰越控除とは、元本割れなどでその年発生してしまった損失を翌年以降に繰り越していき、3年間の繰越の間に儲かることによって出た利益と相殺しプラマイゼロにする方法です。
一般的な株式を管理している口座の場合は儲かる部分と損してしまった部分を考慮した繰越控除が可能であります。
確定申告を行うことによって税金を節約することができ、結果として儲かることも多々あります。
しかし、NISA口座の場合は損失発生したとしても繰越控除ができないようになっています。
NISAの場合は非課税で運用するものですので、もともとの税金は0円ということもあり、繰越控除はできないというわけです。
もしもつみたてNISAの中でA投資商品とB投資商品とを購入していた場合、A投資商品で儲かるのの、B投資商品でそれを上回る損益が出てしまった場合、結局は損益という扱いになるばかりではなく、損失の繰越はできないのです。
もしも損失が出てしまったとしたら、その年の分はそのまま損失として扱われることになります。
NISAで儲けるためには?
ドルコスト平均法とは
NISAについて不安ならファイナンシャルプランナーに相談
まとめ:マネーキャリアでFPに無料相談してNISAを始めよう
初心者であったとしてもつみたてNISAを始めるからには、儲かることで利益を手にしたいものですよね。
はじめるからには儲けたいものの、つまづいてしまった人や分からないところがでてきてしまって困っているという人も実は多いようですが、マネーキャリアに相談してみてください。
相談料は無料、さらにわからないことはどんなに小さなことでも納得できるまで何度でもわかりやすく説明してくれるため、初心者でも不安を感じることなく気軽に相談できます。
経験豊富なファイナンシャルプランナーが多数在籍しているため、自分と相性のいいファイナンシャルプランナーに出会えるはずです。