つみたてNISAでの投資信託の選び方!NISAと投資信託の併用についても解説!

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「つみたてNISAでおすすめの投資信託を知りたい」「つみたてNISAと投資信託を両方やるのはおすすめ?」このような疑問を抱える方は多いでしょう。そこで本記事ではおすすめの投資信託の選び方やつみたてNISAと投資信託の併用がおすすめな理由を紹介します。



▼この記事を読んで欲しい人
  • つみたてNISAの投資信託の選び方を知りたい方
  • おすすめの投資信託や買い方を知りたい方
  • つみたてNISAと投資信託の違いを知りたい方
  • 投資信託以外のおすすめの投資方法を知りたい方

内容をまとめると

  • 投資信託を選ぶ際は将来的な値下がりリスクがなるべく少ない銘柄を選ぶべきであり、本数よりも投資先が重要
  • つみたてNISAは非課税のメリットがあるが、年間投資額や購入できる銘柄に制約があるため、投資信託との併用がおすすめ
  • 余剰資金があるのであれば、つみたてNISAの他にもiDeCoやジュニアNISA、高配当投資・個別株投資もおすすめ
  • つみたてNISAやその他の投資方法について不安や疑問をお持ちの方は、マネーキャリアの無料相談がおすすめ!
  • マネーキャリアは顧客満足度93%で、スマホ1つで簡単予約できるから安心で便利!

【初心者必見】つみたてNISAの投資信託の選び方!本数より投資先をチェックしよう

つみたてNISAにおいては、金融庁が指定する約200本の投資信託の中から投資先を選ぶことになります。


そのため、つみたてNISAの投資信託は全て金融庁の定めた基準を満たしており、基本的にどれも長期・積立・分散投資に適しています。

とはいえ、200本近くの投資信託があるとなると、どれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いかと思います。


そこで本章では、

  1. 全世界の株式に分散投資したい人
  2. 全世界の株式に投資したいが米国株の比率を抑えたい人
  3. 各投資信託の実績を比較したい人
の3パターンのそれぞれにおいて、投資信託の選び方をご紹介します。

重要なのは、投資の本数よりも投資先になります。
ご自身がどの程度のリスクまでなら受け入れられるのかをしっかりと認識した上で、納得のいく投資信託を選ぶようにしましょう。

① 全世界の株式に分散投資したい人

全世界の株式に分散投資したい人であれば、全世界株式の商品を1本選んで購入しましょう。

代表的な全世界株式としては、

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
  • SBI・全世界株式インデックス・ファンド
などが挙げられます。

もちろん、投資信託の中には特定の国にだけ投資する銘柄もあります。
ですが、そのような投資信託は投資先の国の経済・社会・政治などの情勢に依存することになり、情勢に変化があった場合には投資信託の基準価額に大きな影響を及ぼしてしまいます。

その点、全世界株式であれば1つの国だけにとらわれず、全世界の複数の国に分散して投資をすることになりますので、特定の国の情勢変化による影響も少なくなります。
結果としてリスクの分散にも繋がり、安定した運用を行うことが可能となります。

全世界株式はシンプルながら、非常に合理的な投資銘柄でもあるのです。

② 全世界の株式に投資したいが米国株の比率を抑えたい人

全世界の株式に投資したいが米国株の比率を抑えたい人であれば、米国・国内・新興国の商品を33%ずつ購入する方法がおすすめです。


例えば、

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • eMAXIS Slim 新興国株式
にそれぞれ33%ずつ購入する方法です。

全世界株式1本だと、どうしても時価総額が大きい米国株の比率が大きくなってしまいます。
事実、全世界株式においてはアメリカ株の比率が50%以上を占めています。

今現在はアメリカが世界最大の経済大国として世界経済の中心に位置していますが、100年後もこの状況が続くとは限りません。

全世界株式に投資することの最大の目的は、特定の国の情勢による影響を受けないためにリスクを分散させることです。

あらかじめ米国株の比率を抑えておけば、今後の世界情勢の大きな変化に対するリスク回避にも繋がるとも言えます。

③ 各投資信託の実績を比較したい人

各投資信託の実績を比較したい人であれば、複数の投資信託を購入して値動きを比較しながら運用する方法がおすすめです。


「せっかく投資するなら、将来値上がりしそうな銘柄を買いたい」と考える人は多いかと思います。


とはいえ、将来の経済状況を予測することは非常に困難です。

専門家ですらさえ、将来の株価予想を的中させることはできません。


そのような状況を鑑みると、各ファンドの実績を比較しながら投資する方法は有効な手段の1つとなるのです。


ファンドは投資家から集めたお金を投資家に代わって運用しているため、過去の運用実績はファンドのこれまでの実力を測る適切な判断材料となり得ます。

過去の運用実績が良好なファンドであれば、これからも良い成績を出してくれる可能性が高いと言えます。


不確実な将来予測よりも過去の運用実績に基づいて投資の判断をしたい人は、次章のランキングを参考に投資先を検討してみましょう。

【2023年】つみたてNISAでおすすめの投資信託ランキング


つみたてNISAは長期的な資産形成を目的としているため、将来的な値下がりリスクがなるべく少ない銘柄を選ぶべきです。


そのため、銘柄を選ぶ際には、

  1. 純資産総額が大きい銘柄
  2. 信託報酬が低い銘柄
の2点がポイントとなってきます。

①純資産総額が大きい銘柄を選ぶ

純資産総額とは、ファンドの規模を指します。
純資産総額が大きいほど、それだけ投資家の支持を得て購入が増えていることを示していますので、純資産総額の大きいファンドを選んでおけば安定した運用が期待できることになります。

②信託報酬が低い銘柄を選ぶ

信託報酬とは、ファンドの運用管理費用のことです。
信託報酬はファンドを保有している間はずっと発生する費用になりますので、ファンドを選ぶ際にはなるべく信託報酬が低いものを選ぶべきでしょう。

そこで本章では、上記2点に焦点をあてて、

  • 全世界株式
  • 米国株式
  • 先進国株式
の3種類について、おすすめの投資信託をランキング形式でご紹介します。

全世界株式|つみたてNISAでおすすめの投資信託ランキングtop3

順位
ファンド名

信託報酬

(年率・ 税込)

純資産総額
第1位:
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
0.1144%4,923.85億円
第2位:
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
0.132%1,729.92億円
第3位:
SBI・全世界株式インデックス・ファンド
0.0682%
568.90億円
※2022年3月時点の情報になります。

第1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

日本を含む先進国及び新興国の株式等へ投資するファンドです。
信託報酬も業界トップクラスの安さで、ファンドの規模も順調に拡大しているため、投資初心者には特におすすめです。

第2位:楽天・全世界株式インデックス・ファンド

バンガード社が運用する「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」を通じて、全世界の株式市場の時価総額の98%以上を占める銘柄に投資するファンドです。
そのため、このファンド1本で全世界のほぼ全ての銘柄に分散投資することが可能となります。

第3位:SBI・全世界株式インデックス・ファンド

マザーファンド受益証券への投資を通じて、実質的に日本を含む全世界の株式へ投資するファンドです。
最大の魅力は実質年率0.1102%の信託報酬で、これは全世界株式タイプの中では最安値となっています。

米国株式|つみたてNISAでおすすめの投資信託ランキングtop3

順位

ファンド名

信託報酬
(年率・ 税込)
純資産総額
第1位:
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
0.0968%11,447億円
第2位:
楽天・全米株式インデックス・ファンド
0.132%5,457.85億円
第3位:
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
0.0638%5,408.29億円
※2022年3月時点の情報になります。

第1位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

米国の代表的な株価指数であるS&P500指数に連動することを目指すファンドです。
そのため、これ1本で米国の主要産業を代表する約500社に投資することが可能となります。

第2位:楽天・全米株式インデックス・ファンド

CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指すファンドです。
大企業だけでなく中小型株も網羅されているため、約4,000銘柄に広く分散投資することが可能です。

第3位:SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

バンガード社が運用する「バンガード・S&P500 ETF」を通じて、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数に連動することを目指すファンドです。
手数料が安いのが魅力です。

先進国株式|つみたてNISAでおすすめの投資信託ランキングtop3

順位

ファンド名

信託報酬
(年率・ 税込)
純資産総額
第1位:
ニッセイ外国株式インデックスファンド
0.1023%3,936.14億円
第2位:
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
0.1023%3,241.58億円
第3位:
たわらノーロード先進国株式
0.10989%1,877.66億円
※2022年3月時点の情報になります。

第1位:ニッセイ外国株式インデックスファンド

日本を除く世界主要先進国の株式に投資することにより、MSCIコクサイ・インデックスに連動する投資成果を目指すファンドです。
そのため、これ1本で20ヶ国を超える先進国の株式に分散投資をすることが可能となります。

第2位:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

「外国株式インデックスマザーファンド」を通じて、日本を除く世界主要先進国の株式に投資を行うファンドです。
低コスト運用で評判の「eMAXIS Slim」シリーズの銘柄であるため、投資初心者にもおすすめです。

第3位:たわらノーロード先進国株式

「外国株式パッシブ・ファンド・マザーファンド」を通じて、主として海外の金融商品取引所に上場している株式に実質的に投資を行うファンドです。
資産規模の大きいマザーファンドで運用しているため、安定した運用が可能となります。

つみたてNISAでどの投資信託を選べばよいか迷う方におすすめの買い方2選

投資におけるリスクとリターンは、トレードオフの関係にあります。


リスクが高ければその分リターンも大きくなりますし、リスクが低ければリターンは小さくなってしまいます。

残念ながら、「ローリスク・ハイリターン」を実現できる投資法は存在しません。


そうなると、今後の政界情勢の変化にも柔軟に対応できる投資法が有効となってくるでしょう。


そこで本章では、おすすめの投資信託の買い方を2つご紹介します。


ご存知の通り現在の世界経済の中心はアメリカであり、アメリカを抜きにして世界経済を語ることはできません。

よって、成果経済の中心である米国株を中心に据えつつ、その他の金融商品にも投資しながら値動きを比較していくスタイルが合理的であると言えます。


具体的には、

  1. 米国株と全世界株式の両方持ちで値動きを比較
  2. 米国株とバランス型の両方持ちでリスクと値動きを比較
の2つの買い方がおすすめとなります。

買い方①|米国株と全世界株式の両方持ちで値動きを比較

米国株と全世界株式の両方持ちをすることによって、アメリカ優位の世界にもアメリカ以外が優位な世界の両方にも対応したいと考える人もいらっしゃるかと思います。

しかしながら、米国株と全世界株式の両方持ちをしたとしても、実際には想定以上に米国株に偏ってしまいます。
なぜなら、全世界株式は全世界の株式を時価総額加重平均で保有するため、どうしても米国株の比率が大きくなってしまい(50%以上)、結果的に米国株とほとんど同じ値動きをするからです。

仮に米国株(50%)と全世界株式(50%)ずつを保有していたとしても、全世界株式の50%以上が米国株で構成されているため、全体では米国株の比率は75%となるのです。

米国株50%+全世界株式の米国株割合25%(50%×50%)=75%

とはいえ、全世界株式は時期によって構成比率が変わるので、今後米国以外の国が成長した場合であっても、米国の割合が抑えられてバランスが取れます。

今後の世界の動向は誰にも予測できないため、経済大国アメリカを中心に据えながらその他の先進国の値動きを比較していく投資法は合理的であると言えるでしょう。

買い方②|米国株とバランス型の両方持ちでリスクと値動きを比較

また、米国株とバランス型の両方持ちでリスクと値動きを比較していく投資法もあります。

例えば、

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
     【資産の内訳】株式100%
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
     【資産の内訳】株式37.5%・債券37.5%・不動産投資25%
  • 三井・DC年金バランス30(債券重点型)
     【資産の内訳】株式30%・債券65%・短期金融資産5%
このような組み合わせが考えられます。

バランス型の最大のメリットは、リスクとリターンを平準化できる点です。
大きなリターンは期待できませんが、その分大きなリスクを負わなくて済みます。

相場の変動は世界の経済状況や為替、地域紛争などのあらゆる条件で激しく変動することがありますが、各資産に均等に投資していればそのような変動リスクを回避することができます。

よって、最初は攻めの株式100%と債券重点型など3銘柄くらいを比較しながら値動きを見つつ、慣れてきたらアレンジしてみるのがいいでしょう。

つみたてNISAと投資信託の積立の3つの違い


そもそも投資信託の積立とは、投資信託に月々一定額ずつコツコツと積み立てていく投資法のことで、つみたてNISAもその一種です。


ただ、つみたてNISAと投資信託の積立には明確な違いがあり、つみたてNISAならではのメリットや制約も存在します。


そこで本章では、つみたてNISAと投資信託の積立の違いについて解説します。


具体的には、

  1. 利益に対する課税
  2. 積立金額
  3. 投資信託の種類
の3つの違いが存在します。

つみたてNISAを始める上でこの両者の違いは非常に重要になってきますので、しっかりと理解しておきましょう。

違い①|利益に対する課税

まず、投資によって得られた運用益に対する課税の取り扱いについて違いがあります。


つみたてNISAには非課税投資枠というものが設定されており、その範囲内で発生した利益に対しては税金がかからないことになっています。

具体的には、投資上限額(年間40万円)の範囲内で発生した運用益に対して、最長で20年非課税となります。


一方、投資信託の積立にはつみたてNISAのような非課税投資枠がないため、そこから得られた運用益に対して通常通りの税金がかかってしまいます(税率:20.315%)。


例えば、投資信託の積立で10,000円の売却益が出た場合には、約2,000円の税金がかかってしまうため、手元には8,000円ほどしか残らないことになります。


◆利益に対する課税の違い

つみたてNISA
投資信託
利益に対する課税の取り扱い全て非課税課税(税率:20.315%)

このようにつみたてNISAの非課税投資枠は非常に恩恵が大きいため、いかにして満額まで投資できるかがキーになってきます。

違い②|積立金額

次に、積立金額についても違いがあります。


前述の通り、つみたてNISAに非課税枠(投資上限額)が設けられているため、年間で40万円までしか積み立てることができません。

そのため、月々の投資上限額も33,333円(400,000円÷12ヶ月)までとなっています。


さらにつみたてNISAの非課税期間は最長20年となっているため、トータルで最大800万円(400,000円×20年)までしか積み立てることができません。


一方、投資信託の積立にはそのような上限額がないため、金融機関が決めた最低金額以上なら任意の金額まで積み立てることが可能です。

そのため、月々やトータルでの上限額もありません。


◆積立金額の違い

つみたてNISA
投資信託
積立金額最大で800万円
(年間40万円で20年まで)
金融機関が決めた
最低金額以上なら任意

つみたてNISAの投資上限額以上の投資をしたい人であれば、必然的に投資信託での積立をすることになります。

違い③|投資信託の種類

さらに、購入できる投資信託の種類についても違いがあります。


つみたてNISAは、長期・積立・分散投資に適していると金融庁が認めた商品(約200種類)しか購入することができません。

具体的には、低水準の手数料であったり頻繁に分配金が支払われないなど、金融庁が定めた基準を満たした商品しか購入ができない決まりになっています。


これはつみたてNISAが資産形成の入り口として、投資初心者でも始めやすいように配慮されているためです。


一方、投資信託にはそのような制限はなく、取り扱う金融機関が指定するものであれば自由に選択して購入することができます。


◆購入できる投資信託の種類の違い

つみたてNISA
投資信託
購入できる
投資信託の種類
金融庁が定めた基準を
満たした商品のみ
取り扱う金融機関が
指定するもの

よって、投資信託の方がつみたてNISAよりも購入できる商品の数が多くなっています。

つみたてNISAと投資信託の併用がおすすめな3つの理由!両方始めよう

前章でつみたてNISAと投資信託の積立の違いについて見てきましたが、中には資金的に余裕があり、つみたてNISAと投資信託の併用を考えている人もいらっしゃるかと思います。


その場合には、ぜひ両方始めることをおすすめします。


つみたてNISAと投資信託の併用をおすすめする理由としましては、

  1. つみたてNISAでインデックス投資をしているため抵抗なく始められるから
  2. 楽天証券だと月5万円まで1%のポイントバックがあるから
  3. 別口座で同銘柄に投資しても複利は期待できるから
の3点があります。

つみたてNISAと投資信託の併用について、基本的にデメリットはありません。
併用により積立金額が大きくなれば、それだけリターンも大きくなることが期待できます。

余剰資金があるのであれば、つみたてNISAと投資信託の併用も検討してみてはいかがでしょうか?

理由①|つみたてNISAでインデックス投資をしているため抵抗なく始められるから

インデックス投資を改めて解説しますと、市場の値動きを示す指数(インデックス)に連動する投資成果を目指して、その市場を構成する複数の銘柄に広範囲にわたって分散投資する手法のことです。


インデックス投資は、長期的な視点で見れば安定した運用益を生み出すことが可能です。よって、投資初心者にとっても比較的始めやすい投資方法と言えます。


しかし、インデックス投資は短期間では目に見えるリターンを得られない可能性も高く、場合によっては元本割れのリスクもあります。

そのため、実際にインデックス投資をしたことがない人にとっては、始めるのには不安や抵抗を感じることもあります


その点、つみたてNISAで既にインデックス投資を行っているのであれば、投資信託との併用も抵抗なく始められるかと思います。

理由②|楽天証券だと月5万円まで1%のポイントバックがあるから

楽天証券であれば、投資信託の積立金額を楽天カードクレジットで決済すると、月5万円まで1%のポイントバックがあります。

(参照:楽天証券「楽天カードクレジット決済」


つみたてNISAの月間の積立金額上限は、33,333円(400,000円÷12ヶ月)です。

そのため、つみたてNISAを満額投資しても16,667円(50,000円ー33,333円)の決済枠があり、その分を追加購入すれば、1%のポイントバックの恩恵を最大限に受けることが可能となります。


ポイントバックは月々で見ると500円(50,000円×1%)とわずかですが、年間にすれば6,000円(500円×12ヶ月)にもなります。

場合によっては、ポイントバックだけで年間の投資運用益を上回ることがあるかもしれません。


貯まったポイントはショッピング等で利用できるのはもちろんのこと、カードの支払いにも充てることができます。


毎月の収支に余裕がある人であれば、楽天証券での投資信託の追加購入もおすすめです。

理由③|別口座で同銘柄に投資しても複利は期待できるから

もしかしたら、同銘柄を別口座で保有することに抵抗がある人もいらっしゃるかもしれません。

ですが、その点については特に心配は無用です。


なぜなら、仮にnisa口座とは別に特定口座で同銘柄に投資をしたとしても、複利はあくまで合計の投資額に対して利くため、複利のメリットを受けることは可能だからです。


投資信託という商品で保有しているかぎり、そこから得られる含み益は投資信託の中で運用が続けられており、証券会社や口座の種類は投資信託の運用結果には影響を及ぼしません。


よって、口座や証券会社の種類を気にする必要はなく、単純に投資した分だけ複利のメリットを受けられるのです。


同銘柄に追加投資したい人は、安心して購入していただければと思います。

つみたてNISAを満額したら?投資信託以外におすすめの方法3選


つみたてNISAの非課税枠の満額まで投資してもなお余剰資金があり、追加で投資を検討している人もいらっしゃるかもしれません。


つみたてNISAはあくまで資産形成の入り口として、国が設けている制度です。

投資金額が大きければその分リターンも大きくなるため、資金的に余裕があるのであれば、積極的に投資を続けていくことをおすすめします。


とはいえ、「次は何に投資したらいいの?」と迷ってしまう人も多いかと思います。


そこで本章では、投資信託以外におすすめの方法を3つご紹介します。


家計とのバランスやご自身のライフプランとも照らし合わせながら、長期的な資産形成を目指していきましょう。

方法①|税制優遇のある制度を検討する

つみたてNISAの他には、「 iDeCo(個人型確定拠出年金)」がおすすめです。

iDeCoのメリットとしては、得られた運用益が非課税になるのはもちろん、毎月の掛金全額が所得控除の対象となるため、所得税や住民税の負担を減らすことができる点です。
一方デメリットとしては、原則60歳まで引き出せないという点です。

また、お子様がいる家庭には「ジュニアNISA」もおすすめです。
ジュニアNISAとは、子どもの将来に向けた資産運用のためのNISAです。  

実はこのジュニアNISAは、2023年で終了となります。
しかしそれに伴い、2024年1月1日以降は払い出し制限がなくなるため、以前の制度(原則18歳まで払い出し不可)より使い勝手が良くなったとの声もあります。
メリットデメリット
 iDeCo運用益が非課税となる上に、

毎月の掛金が所得控除の対象となる 
原則60歳まで引き出し不可
ジュニアNISA2024年1月1日以降、払い出し制限がなくなるため、
子どもの将来に向けた資産運用として有効である
2023年で終了となる

余剰資金がある人は、これらの活用も検討してみてはいかがでしょうか?

方法②|不労所得を得たいなら高配当投資

不労所得を得たいのであれば、高配当投資もおすすめです。


高配当投資の最大のメリットは、株式の保有中に得られる配当金です。

得られた配当金は生活費の一部に充ててもいいですし、再投資することでさらに元本を大きくすることも可能です。


一方デメリットとしては、企業の業績によっては減配や無配のリスクがあるという点です。

さらに配当金に対しては、税金(税率:20.315%)がかかってしまいます。

メリットデメリット
高配当投資・高い配当金が得られる
・株価変動の影響を受けにくい
・減配や無配のリスクがある
・配当金に対して課税される

このように多少のリスクはあるものの、不労所得を得られる高配当投資は魅力的です。


ただ、純粋に資産を増やしたいのであれば、一般的に高配当投資はインデックス投資に劣るとも言われています。


また、高配当株式は中長期的な業績予想も必要になるため、基本的にほったらかしでも問題ないインデックス投資に比べると、ある程度の知識や調査が必要となります。

方法③|中級・上級者は個別株投資

投資中級・上級者であれば、個別株投資もおすすめです。


個別株のメリットとしては、自分が投資したい株を自由に選ぶことができる点です。

また、株主優待を実施している企業も多く存在するため、各種優待を目当てに投資できる点も魅力です。


逆に個別株のデメリットとしては、複数銘柄に分散投資する投資信託と違って個別の銘柄に投資することになるため、値動きのリスクが高いという点です。

また、最低購入金額が高い銘柄が多いため、初期投資としてある程度の資金が必要になる点もネックとなるでしょう。

メリットデメリット
個別株投資・自由に投資先を選べる
・株主優待を受けられる
・値動きのリスクが高い
・ある程度の資金が必要になる

このように個別株投資は自由度が高いゆえに、それだけリスクがあることも理解しておかなければなりません。


やはり個別株投資は、インデックス投資である程度の経験を積んでから行うことをおすすめします。

まとめ:つみたてNISAに関する相談ならまずマネーキャリアで無料相談!

つみたてNISAは長期的な資産形成を目的としているため、なるべくリスクを分散できるような投資先を選ぶようにしましょう。


また、安定した収入や十分な資金・貯金がある人であれば、つみたてNISAに満額投資した後も他の税制優遇制度・投資信託も検討してみることをおすすめします。


「老後2,000万円問題」が取り沙汰されている昨今においては、資産形成はもはや必須と言っても過言ではない時代になりつつあります。


とりわけつみたてNISAの非課税の恩恵は非常に大きく、資産形成の入り口としては最適と言えるでしょう。


確かに投資にリスクはつきものですが、投資でお金を増やしていく楽しみも知っていただきたいと思います。


もしつみたてNISAやその他の投資方法について少しでも疑問や不安がある方は、ぜひマネーキャリアにご相談ください。

お金のプロに無料で相談できますので、この機会に活用してみてはいかがでしょうか?

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