新NISAの一括投資のやり方|シミュレーションも公開

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「新NISAの一括投資はどうやってやるの?」「いくらスポット購入できる?」と悩まれる方は多いのではないでしょうか。

新NISA制度を活用して一括投資をするには、成長投資枠を利用します。

▼新NISAの一括投資のやり方

  • 各金融機関のマイページにログイン
  • 買付金額を入力・口座選択
  • 注文確定


▼この記事を読んでわかること
  • 一括投資のやり方
  • 一括投資した場合のシミュレーション
  • 一括投資とつみたて投資(分散投資)はどっちがおすすめか
  • 一括投資がおすすめな方

新NISAの一括投資に関するお悩みはマネーキャリアに相談するのがおすすめです。

「一括投資ってどうやるの?」
「一括投資におすすめの銘柄選びの基準は?」
「どのタイミングで一括投資をするべき?」
「一括投資と積立投資のメリットとデメリットを比較したい」
等、幅広く一括投資に関する相談を受け付けています。

新NISAの一括投資のやり方は? 

▼新NISAの一括投資のやり方は? 

  • 楽天証券の場合
  • SBI証券の場合
  • その他の証券会社の場合

楽天証券の場合

まずは、楽天証券での一括投資方法を見ていきましょう。

公式サイトの手順通りに進めるだけで、簡単に一括投資をすることができます。
  1. 「投資信託>探す・購入」または「NISAトップ>探す(下部へスクロール)>投資信託」より、成長投資枠で購入するファンドを検索。
  2.  購入を選択・目論見書を確認。 
  3. 買付金額を入力・口座選択へ。 
  4. NISA成長投資枠を選択し次へ。 
  5. 分配金コースを選択。 
  6. 内容を確認し、注文を確定。
  7. 買い付け完了。
※出典:楽天証券

また、楽天証券を利用するメリットは以下の通りです。
  • 楽天経済圏を利用しているとポイント還元が大きい。
  • 楽天証券と楽天銀行を紐付けすることで入出金がスムーズに行える。
  • 日経新聞が無料で購読できる。

SBI証券の場合

次に、SBI証券での一括投資方法を見ていきましょう。

公式サイトの手順通りに進めるだけで、簡単に一括投資をすることができます。 
  1. 入金

    ・ログイン後、「入出金・振替」へ。

    ・利用する金融機関を選択。
    ・振込金額と取引パスワードを入力後、「振込指示確認」へ。

    ・「振込指示」をクリックし各金融機関のWEBサイトに移動。

    ・支店名を選択し、必要情報を入力して銀行のWEBサイトにログイン。
    ・振込指示を行う。 
  2. 銘柄決定

    ・入金ができたら、次に購入予定の銘柄を検索。

    ・左上の買付ボタンから注文画面に進む。 
  3. 発注

    ・目論見書・補完書面等を確認し「同意して次へ」へ進む。

    ・銘柄情報等を確認し、必要事項を入力後、取引パスワードを入力し、「注文確認画面へ」をクリック。
    ・内容を確認し、「注文発注」へ進む。
  4. 買い付け完了。
※出典:SBI証券

また、SBI証券を利用するメリットは以下の通りです。
  • クレジットカードを用いた場合、ポイント還元率が最大5%と非常に高い。
  • 商品銘柄数が楽天証券よりも多い。
  • IPOの取扱数がネット証券の中で一番多い。

その他の証券会社の場合

ここからは、ネット証券会社ではなく、大手総合証券会社のひとつである「三菱UFJ銀行」での一括投資方法を見ていきましょう。

公式サイトの手順通りに進めるだけで、簡単に一括投資をすることができます。
  1. 三菱UFJダイレクトにログイン。
  2. 投資信託(NISA)から投資信託口座解説を選択。
  3. 本人確認書類などの必要情報を提出。
  4. 特定口座の開設をするかどうかを選択。
  5. NISAの利用を申し込む。
  6. 購入予定ファンドを選ぶ。
  7. 買い付け完了。
※参照:三菱UFJ銀行

しかし、他金融機関で2018年以降のNISA口座を既に開設している方は店頭で金融機関変更の手続きが必要ですので注意が必要です。
どこの証券会社で口座を開設するのがいいのかわからない…
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NISA等の投資は、口座を開設して終わりではなく、その後も10年・20年と長く付き合っていくものです。NISAは銘柄によって10年・20年後の運用益に大きく差が出ます。


知識と経験のあるプロフェッショナルがお客様に真摯に寄り添い、納得ができるまでサポートします。

新NISAを成長投資枠で一括投資した場合のシミュレーション

ここからは、成長投資枠で一括投資した場合の運用利益を、表で確認していきます。

投資条件は、利回りは3~7%、運用期間は5~30年として計算します。

▼新NISAを成長投資枠で一括投資した場合のシミュレーション
  • 100万円一括投資した場合
  • 200万円一括投資した場合
  • 360万円一括投資した場合

100万円一括投資した場合

100万円一括投資した際の運用結果

利回り/運用期間5年10年15年20年25年30年
3%
1,159,274円
1,343,916円1,557,967円1,806,111円2,093,778円2,427,262円
5%
1,276,282円1,628,895円2,078,928円2,653,298円3,386,355円4,321,942円
7%
1,402,552円1,967,151円2,759,032円3,869,684円5,427,433円7,612,255円

200万円一括投資した場合

200万円一括投資した際の運用結果

利回り/運用期間5年10年15年20年25年30年
3%2,318,548円2,687,833円3,115,935円3,612,222円4,187,556円4,854,525円
5%2,552,563円3,257,789円4,157,856円5,306,595円6,772,710円8,643,885円
7%2,805,103円3,934,303円5,518,063円7,739,369円10,854,865円15,224,510円

360万円一括投資した場合

360万円一括投資した際の運用結果

利回り/運用期間5年10年15年20年25年30年
3%4,173,387円4,838,099円5,608,683円6,502,000円7,537,601円8,738,145円
5%4,594,614円5,864,021円7,484,141円9,551,872円12,190,878円15,558,993円
7%5,049,186円7,081,745円9,932,514円13,930,864円19,538,758円27,404,118円


ここまで、100万円、200万円、360万円と3つの条件で運用結果を見てきましたが、投資元本の大きさ、運用期間の長さが運用結果に大きく関わっていることがわかります。

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新NISAの一括投資とつみたて投資(分散投資)はどっちがおすすめ?


投資戦略を考える際に「一括投資にするのか」「分散投資にするのか」は重要なポイントのひとつであり、投資家の悩みの種でもあります。

ここからは新NISAの一括投資とつみたて投資はどちらがおすすめかをお伝えします。

▼新NISAの一括投資とつみたて投資(分散投資)はどっちがおすすめ?
  • 100万円一括投資した場合
  • 100万円積立投資した場合
  • 50万円一括投資と50万円積立投資した場合

100万円一括投資した場合

以前のつみたてNISAでは積立投資しか選択できませんでした。

しかし、新NISAでは成長投資枠を使って一括投資をすることができます。

一括投資をすることで、複利の効果を最大限に活用することができ、将来的に大きな資産を築くことも可能です。

ただし、基準価格が下がった際の損失は積立投資よりも大きくなるデメリットもあります。

投資の効率を上げたい、中〜上級者向けの投資方法だと言えます。
利回り/運用期間5年10年15年20年25年30年
3%1,159,274円1,343,916円1,557,967円1,806,111円2,093,778円2,427,262円
5%1,276,282円1,628,895円2,078,928円2,653,298円3,386,355円4,321,942円
7%1,402,552円1,967,151円2,759,032円3,869,684円5,427,433円7,612,255円

100万円積立投資した場合

積立投資は、一括投資と比べて損失が出にくくなるメリットがあります。

また、運用結果は一括投資と比べると低くなる傾向があります。

以下の表を確認してみると、一括投資と比べて最終積立金額が少ないことがわかります。

大勝ちするよりも投資のリスクを抑えたい、という安全思考の方にはうってつけの投資方法だと言えるでしょう。
利回り/運用期間5年10年15年20年25年30年
3%1,077,402円
1,164,465円
1,260,833円
1,367,706円
1,486,544円
1,618,260円
5%1,133,389円
1,293,967円
1,484,790円
1,712,366円
1,984,834円
2,311,182円
7%1,193,167円
1,442,316円
1,760,726円
2,170,180円
2,699,969円
3,387,859円

50万円一括投資と50万円積立投資した場合

一括投資と積立投資を掛け合わせた、いわゆるブレンド投資は、投資効率とリスクヘッジのバランスの取れた投資法だといえます。

表を確認してみると、運用結果はちょうど一括投資と積立投資の中間にあることが見て取れます。

安全も投資効率も両方欲しい方にはうってつけの投資方法だと言えるでしょう。
利回り/運用期間5年10年15年20年25年30年
3%1,118,338円1,254,121円
1,409,287円
1,586,909円
1,789,938円
2,022,470円
5%1,204,836円
1,461,353円
1,781,725円
2,182,832円
2,685,296円
3,316,146円
7%1,297,860円
1,704,647円
2,259,720円
3,019,932円
4,063,295円
5,499,448円

新NISAの一括投資がおすすめな方


ここからは、大きな利益の出やすい一括投資がおすすめな方についてお伝えします。

▼新NISAの一括投資がおすすめな方
  • ネット証券もしくは大手総合証券で新NISA口座を開設している方
  • 余剰資金に余裕がある方
  • 投資時期を見極めることができる投資中級者から上級者の方

ネット証券もしくは大手総合証券で新NISA口座を開設している方

新NISAの一括投資がおすすめな方は、「ネット証券もしくは大手総合証券で新NISA口座を開設している方」です。


まず、一括投資をするためには、新NISAの成長投資枠を利用し投資をする必要があります。


成長投資枠と積立投資枠の対象商品と銘柄の数には選択肢の広さに差があります。

以下の表を見てみましょう。

対象商品・銘柄数
成長投資枠約2,000本
積立投資枠約270本

※出典:日本経済新聞


こののように、対象商品・銘柄数に大きく差があることがわかるでしょう。


新NISA口座を開設できる金融機関は主に「銀行」「大手総合証券」「ネット証券」の3つですが、その順に取扱銘柄が少ない傾向にあります。


そのため、大手総合証券もしくはネット証券で口座を開設しているひとは、銀行で口座を開設しているひとと比べて、対象商品の選択肢が多いことになります。


したがって、一括投資がおすすめな方は、「ネット証券もしくは大手総合証券で新NISA口座を開設している方」となります。

余剰資金に余裕がある方

次に新NISAの一括投資がおすすめな方は、「余剰資金に余裕がある方」です。

理由としては、生活防衛資金が十分に確保できない状態で一括投資をすると、早期売却しなければいけない事態に陥り、損をする場合があるからです。

金融庁の見解によると、5年以内の売却は元本割れする可能性が大きいようです。

非常時やライフステージの変化などで急遽お金が必要になった場合、余剰資金に余裕がないまま生活費を投資に当てたひとは、NISAから引き出すしかありません。

その際に元本割れしてしまった、というケースがしばしば見られます。

そのため、新NISAの一括投資がおすすめな方は、「余剰資金に余裕がある方」となります。

投資時期を見極めることができる投資中級者から上級者の方

最後の新NISAの一括投資がおすすめな方は、「投資時期を見極めることができる投資中級者から上級者の方」です。

一括投資では、ドルコスト平均法が使えないために積立投資よりもリスクがあります。

例えば、投資タイミングがまだわからない初心者が闇雲に一括投資をした場合、高値のときに個別株を購入してしまい、その後保有商品の価値が下がって損をしてしまうなどの失敗が考えられます。

しかし、売買タイミングを見極めることができる投資中級者から上級者の方ならば、短期間で大きなリターンを得ることも可能です。

そのため、投資に慣れてきた投資中級者以上の方にはおすすめです。

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・節税効果のある新NISA以外の資産運用を併用してリスクヘッジする方法とは?

・旧NISAと全く変わってしまった新NISAのデメリットとは?

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新NISAの一括投資に関してよくある質問


最後に、新NISAの一括投資に関してよくある質問について回答していきます。

これから投資を始める方の多くがつまずくポイントですので、わかりやすく簡潔に述べていきます。

▼新NISAの一括投資に関してよくある質問
  • 新NISAは一括購入できますか?
  • 新NISAで一括360万円まで投資できますか?
  • 新NISAの一括投資ができる金融機関はどこですか?

新NISAは一括購入できますか?

新NISAでは、一括購入が可能です。

新NISAには「つみたて投資枠(年間120万円)」と「成長投資枠(年間240万円)」のふたつが利用できますが、そのうち「成長投資枠」で一括購入することができます。

短期間に大きなリターンを狙える一方、積立投資よりもリスクが大きくなる点は注意が必要です。

新NISAで一括360万円まで投資できますか?

新NISAで360万円の一括投資は基本的にはできません。

なぜなら、つみたて投資枠は月に10万円(年に120万円)と制限があるからです。

しかし、例外的につみたて投資枠で一括投資できる方法があります。

それは、楽天証券などの一部の金融機関で扱っている「ボーナス設定」を利用することです。

この制度を活用することでつみたて投資枠と成長投資枠合わせて360万円一括投資することが可能となります。

新NISAの一括投資ができる金融機関はどこですか?

新NISAの一括購入ができる金融機関は、以下の通りです。

  • ネット銀行
  • メガバンク
  • 地方銀行
  • 信用金庫
  • 大手証券会社
楽天銀行をはじめとするネット銀行では、「手数料が安い」「購入額に応じたポイント還元」などのメリットがあるためおすすめです。


しかし、「対面でのサービスを受けることができない」というデメリットもありますので、不安な方はネット銀行以外の金融機関を利用するのもひとつの手です。

新NISAの一括投資orつみたて投資で迷ったらマネーキャリアにご相談ください

▼新NISAの一括投資orつみたて投資で迷ったらマネーキャリアにご相談ください

  1. 10年、20年と付き合っていく資産運用だからこそまずは専門家に相談
  2. 良い専門家の選び方ポイント
  3. おすすめの専門家はマネーキャリアから探そう

10年、20年と付き合っていく資産運用だからこそまずは専門家に相談

新NISAは、10年20年と付き合っていく長期資産運用方法であるからこそ、いかによい一括投資のタイミングを選択するかで今後の運用益が大きく変わってきます。ベストな一括投資の方法は、「市場の様子」「過去の運用成績」「どのタイミングでいくら購入するか」「そのタイミングでいくら売却するか」等さまざまな要件から決めることができます。


積立投資に比べて、一括投資は投資家の経験値に運用益が大きく左右され、高リスク高リターンとも言われます。リスクを少しでも軽減し、よりよい資産形成をしていくために、専門家に相談するのがよいでしょう。


専門家も有料から無料まで幅広く見つけることができますが、いちども専門家に相談したことのないかたは、まずは無料の専門家に相談することができれば、とても十分な環境があると言えます。

良い専門家の選び方ポイント

自分にとってよりよい新NISAの一括投資を実現するために、専門家に相談する際にも、専門家選びのポイントがあります。専門家へ相談する時のポイントは以下の通りです。


専門性を確認する

悩みの種類に合った専門家を選びましょう。例えば、心理的な問題なら心理カウンセラー、法的な問題なら弁護士といった具体的な専門家がいます。今回の場合は、お金の問題であるのでお金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談しましょう。


信頼性と資格

専門家の信頼性や資格を確認しましょう。公式な資格や認定を持っているかどうかを確認すると安心です。 FP(ファイナンシャルプランナー)の中でもスタンダードである「FP技能士」の1~3級は国家資格です。


実績と経験

過去の実績や経験を調査し、他のお客様からの評判やレビューをチェックすると、専門家の信頼性がわかります。


料金体系

相談にかかる料金体系や費用を明確に理解しましょう。一度も専門家に相談したことのないかたは、無料の相談窓口で専門家に依頼することがおすすめです。


▼ポイント

  • 国家資格などの専門性を確認
  • 評価やレビューを確認して実績と経験を確認
  • LINE相談や対面相談など自分に合った方法があるか確認
  • 自分の予算にあった料金体系を確認
  • 安心と信頼のある専門家と長く付き合っていくのも◎ 

おすすめの専門家はマネーキャリアから探そう

専門家へ相談するときのポイントをお伝えしましたが、上記の条件をすべて満たすお悩み相談ツールが「マネーキャリア」です。


専門性を確認する

お金のプロであるFP(国家資格)がご相談にのります。お悩みの内容に合わせて専門性の高いFPをご紹介します。気軽な家計相談からライフプランの作成まで担当のFPが親身に対応します。


信頼性と資格

担当専門家のプロフィールは面談前に送付します。FPは国家資格です。事前に、担当専門家の信頼性と資格が確認ができます。マネーキャリア独自のスコアロジックでFPを評価。
スコアの低いFPは対応しないため、安心して相談できます。


実績と経験

相談申込は40,000件、顧客満足度98.6%です。70社以上の金融コンサルタント会社と提携し、その中でトップクラスの専門性と満足度を兼ね備えたFPのみがマネーキャリアで対応 


コミュニケーション

LINE、ZOOM、対面でのご相談も好きなものを選択が可能です。時間や場所を選ばず、ご自宅にいながらオンラインでもご相談が可能です。



料金体系
マネーキャリアは、何度相談しても無料です。納得のいくまで何度でもご相談ください。約半数の方が3回以上ご相談されています。 


※専門家一覧から専門家を探すことも可能です 


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