資産運用は大学生にもおすすめ！投資で失敗を避けるポイントも解説

将来の収入や貯蓄に不安はありませんか？近年、大学生などの学生でも、将来の収入や貯蓄に不安を感じる方が多くなっています。そんな方におすすめなのが資産運用を始める事です。

の3点から大学生の間に資産運用を始めることは大きなメリットがあります。

なぜ、大学生のときから投資を経験したほうがよいか、1つ目の理由としてあげられるのは長期投資が可能になる、という事です。例えば、50歳から投資をはじめるのと20歳から投資を始めるのでは30年の差があります。

30年間早く投資を始めることができれば、そのぶん、目標金額までのリスクを低く抑えることができます。また、長期的に投資を行うことで、利益を元本に追加していく福利効果が高まります。

投資は、短期間で大きい金額を増やそうを思えば思うほど、どんどんリスクも大きくなっていきます。なるべく早く始めることで目標金額までの坂道をなるべく緩やかにしていくことができるとリスクも減らすことができます。

2つ目の理由は、早くから投資の経験を積むことができる、ということです。早い段階で投資の経験を積むことができると、長期間チャレンジすることができるので、それだけ、成功する可能性を高めることができます。

小額からでも、早くから投資の経験を積むことで、成功のイメージをつかみやすくすることができ、低リスクで知識や経験を身に付けることができます。

また、失敗したとしても、長期間投資をすることができれば、取り返しがつく可能性も高いので、小額でもなるべく早く投資を始めることで経験を経験を積み、成功を続けていくことができれば、今後の目標金額に近づけていくことができそうです。

そのため、資産運用は大学生の間に始めることはおすすめできます。

3つ目の理由として、大学生の間に資産運用を始めておくことで、就職活動に役立つ場面もあることも資産運用を大学生におすすめする理由の1つです。

資産運用の多くは、社会情勢や企業の経営状態を知っておくことが大切なことが多く、資産運用を始めることで、より身近に、数字を通して理解することができるようになります。

資産運用を通して、就職前に社会への理解を深めることができるので、就職活動時の自分に合った企業を選ぶときにも役立てることができます。

また、面接のときにもいろいろな視点をもっておくことで面接官の質問にも的確な返答をすることができることは面接にも有利に働くことがある要素だと思いますので大学生に資産運用をおすすめする理由の１つです。

資産運用を始めた方がいいことはわかっても、一口に資産運用といっても多くの種類があり、どれを始めればいいか分からない、といったことはありませんか？そんな大学生の方におすすめの資産運用が投資信託です。

• 投資信託とは
• 投資信託の種類
• 投資信託の3つのメリット
• 投資信託の3つの注意点

という内容も合わせてご紹介していこうと思います。

では、投資信託とはいったいどういった資産運用の方法なのでしょうか。投資信託は、専門家に投資を信託し、自分の代わりに資産運用をしてもらう、という金融商品です。

金融機関や専門家にお金を預け、その集めたお金で金融機関や専門家が、株式や債券などに投資をして運用していきます。投資先はさまざまで、商品に応じた運用方針でさまざまな資産運用を行う投資信託があり、運用されていきます。

信託した私たちは金額に応じた分配金を受け取ったり、運用されて基準価額が上がったところで投資信託を売却することで売買益を得たりすることで、利益を得る仕組みになっています。

それでは、投資信託にはどのような種類があり、メリットや注意点があるのか、ご説明していきたいと思います。

• 国内株式型投資信託
• 外国株式型投資信託
• 国内債券型投資信託
• 外国債券型投資信託
• J-REIT(日本の不動産投資信託)
• 海外REIT
• コモディティ投資信託
• バランス型投資信託

といった投資信託や、日経平均株価やTOPIXと同じ値動きをすることを目指す、日経平均株価連動型、TOPIX連動型などのインデックス投資信託、さらにインデックス指数より多くの利益を上げることを目標にした投資信託などがあります。

こういった形で、金融機関では投資方針や投資先などによって、多くの商品を取り扱っているので自分に合った投資信託の対象を見つけることもできるはずです。

という3つのメリットがあることです。

まず、投資信託は運用を専門家や金融機関に任せることができるので、投資の知識が無くても利益を出しやすく、ネット証券などであれば100円から始められるものもあります。

投資はまだ良く分からないけど始めてみたい、投資ってまとまったお金が必要そうだけど捻出するのが難しいといった場合でも100円から、専門家が運用してくれるなら始められそうですよね。

また、多くの金融機関が投資信託を扱っているので投資信託を始めるための環境は整っているといえます。金融機関ごとに取り扱い商品は違うことには注意が必要です。

投資信託のメリットや注意点はお分かりいただけたかと思います。次に、投資信託を始めるにあたり、大切なことがあります。それは、しっかり計画を立てることです。

の5ステップで解説しました。

資産運用を始める前に、まずはどういった目標のために、いくらぐらい必要なのか、という目標金額を決めることが大切です。

ただ、多くの資金が欲しい、というだけでは余計なリスクをとってしまう可能性もありますし、逆に3年で10万円を100万円しないといけないということであれば投資信託では難しいことが多いので他の方法も合わせて検討してみるべきです。

例えば、老後資金のためにどのていど必要なのか目標金額を決め、投資金額が決まると利回りの計算ができるようになってきます。

投資信託商品を選ぶ際に最低限のリスクで目標金額を達成することができるようにするためにはしっかりとした目標を立てておくことが大切です。

目標金額を決め、投資信託を資産運用で選択した場合に、まずはじめに検討したいのは、つみたてNISAやiDeCoといった税制優遇制度や個人年金制度の利用を検討することです。

NISA、つみたてNISA、iDeCoはそれぞれ制度が異なります。長期投資を目指す場合は20年間非課税投資が可能なつみたてNISAや60歳まで掛金が全額所得税控除となり運用益も非課税になるiDeCoになるかと思います。

それぞれ投資の最低金額や引き出しタイミング、年間投資金額、非課税対象などに違いがあるので、必要に応じた制度を利用することで余計な出費を抑えたり、投資資金の負担を減らすことができるので、投資信託を始める際には検討してみることも大切です。

次に、投資信託の種類を選んでいきます。この時、事前に決めておいた利回りや、つみたてNISA、iDeCoの利用が可能かどうかなど、前の項目で確認したことをふまえて投資信託商品を選んでいきます。

さきほどもお伝えしましたが、投資信託にはさまざまな種類があり、運用方針や投資方法も代わってきます。それだけではなく、手数料やその投資信託がもっている純資産額も違うので、過去の成績などを確認するとよいでしょう。

投資信託はリスクが少なく安全だからと何も考えずに投資してしまうと元本を下回ってしまう、手数料分損をしてしまうなどの可能性もあるのできちんと比較検討したうえで次のステップにうつるようにすることをおすすめします。

目標金額を決め、投資に利用する制度を決め、投資する投資信託が決まったら、金融機関に口座を開設していきましょう。

証券会社には、対面で対応してもらえる店舗型と、ネットで売買を行うネット型があります。店舗型は窓口対応やサービスが充実している分、手数料が高く設定されているケースが多く、ネット型は窓口対応やサービスがない分、手数料が低く設定されていることが多いようです。

今まで決めてきた項目と併せて、自分の生活環境や投資のしやすさなどもふまえたうえで口座を開設すると、今後、資産形成を進めていくうえで手間やモチベーションを下げることなく投資を続けることができます。今後のライフプランもふまえて開設してもよいでしょう。

投資信託口座を開設したら準備はほぼ完了です。最後は入金をして運用を開始していくことで投資を始めることができます。

選んだ投資信託を購入するために必要な金額以上の金額を投資信託口座に入金し、投資信託を購入すると運用が開始されます。

定期的に運用レポートなどが発表されるので、月に1回ほど運用成績を確認しながら、資産運用を進めていきましょう。

ここまでおすすめする資産運用である投資信託についてお話してきましたが、逆に、大学生におすすめしないハイリスクな資産運用はどんなものがあるのでしょうか。3つほど紹介させていただきます。

• FX
• 株式投資
• 仮想通貨

こちらの3つは、大学生が資産運用を始めるにあたり、おすすめしないハイリスクな資産運用です。それぞれの資産運用がなぜ、大学生におすすめしないのか、理由を含めて説明していきます。

大学生におすすめしないハイリスクな資産運用の1つ目はFXです。FXは通貨の両替するときに発生する差額で利益を出していく資産運用方法です。

例えば、100円で1ドルを交換できるときに1ドルを交換して持っておきます。その後、1ドルが130円になった時に交換することで100円が130円になります。

世界中でマーケットが形成されており、どこかの国や地域で取引がされているので、24時間取引を行うことができることは特徴です。

そして、大学生におすすめしない最大の理由としては、値動きが激しい、ということです。値動きが激しいということは、損失が出た時に値動きの少ない投資対象に比べて大きな損失が出てしまうので、投資経験が少ない段階で挑戦することはあまりおすすめしません。

2つ目のおすすめしない資産運用は株式投資です。株式投資は株式市場に上場している会社の株式を購入し、配当金や売買益を得る資産運用方法です。

株式投資は所有していることで配当金や株主優待などで利益を得られる投資方法です。配当金の割合や株主優待の内容は各社さまざまな物を受け取ることができます。

しかし、株主優待を受けられる金額が数十万程度は必要となり、投資を初めて始めるには高額になってしまいます。

また、1つの会社に対して投資資金を預けることになるので、自分できちんと複数の会社に分散投資を行うなど、対策を立てて投資を行わないと業績が悪くなった時には株価が下がり、損失が出てしまうなど気を付けなければならない点が多く、大学生にはおすすめしない資産運用となっています。

3つ目のおすすめしない資産運用は仮想通貨です。仮想通貨もFXと同じく差益をだして運用していく資産運用方法です。

仮想通貨は円やドルと違い日本国やアメリカ国に価値を保証されていないというのが他の投資商品と大きく異なる点です。その分、海外への送金速度や送金手数料を安く済ませることができます。

元々が海外への送金手段として開発された側面もある関係で、24時間365日取引を行うことが可能で小額から取引を始めることも可能です。

しかし、FXと同様に値動きが激しく、損失が出た時に値動きが小さい資産運用に比べ大きな損失が出てしまうことがあります。また、一番大きなビットコインの市場でも2009年に使用が開始されたので歴史が浅く、今後、長期の投資が可能かどうかの見通しは意見が分かれているので大学生にはおすすめしない資産運用となっています。

ここまで、どういった資産運用が失敗しにくく、おすすめできるものなのか、逆に失敗しやすくおすすめしない資産運用なのか、というお話をしてきました。

• 長期投資をする
• 分散投資をする
• 積立投資をする

という3つのポイントがあります。

それぞれどういったもので、なぜ大切なポイントなのか、あわせてご説明します。

ポイントの1つ目は長期投資をすることです。長期投資には2つのメリットがあります。

リスクを小さくできる

金融商品の多くは価格の変動を常に繰り返しているので、短期間で結果を出そうとすると、価格が下がってしまうこともあります。しかし、長期間保有することができれば再び上がってくることもあるのでリスクは軽減することができます。

福利効果が得られる

福利効果とは資産運用で得た利益を、更に資産運用に回すことでどんどん元本を大きくしていくことです。投資全般に言えることとして元本が増えれば生まれる金額も増えていきます。長期間投資ができればそれだけ福利効果も高くなっていきます。

以上の2つのメリットから、資産運用をするときは長期投資をしていくことが失敗を避けるためのポイントの1つになります。

2つ目のポイントは分散投資をすることです。分散投資とは投資先や地域、タイミングを分散して投資を行うことです。

なぜ、分散したほうがよいのかというと、1か所に集中して投資したとき、その1か所の価値が下がってしまった場合、自分の資産が減ってしまいます。複数の資産に投資しておけば1か所の価値がさがっても、他の投資先の価値が上がれば損失を減らすこともできます。

もちろん、一時的な大きな上昇があるときには、分散しておくより集中しておく方が利益が大きくなりそうですが、長期的にみるとリスクは高くなります。

資産運用をするときには常に長期的な資産運用を視野にいれ、リスクを分散させて資産形成を行っておくことがポイントです。

3つ目のポイントは積立投資をすることです。積立投資は毎月決まった金額を投資していく運用方法です。

小額から始めることができることもメリットですが、ドルコスト平均法によって平均購入価格を平準化できることも大きなメリットです。

ドルコスト平均法とは毎回同じ金額を投資にあて、金額を基準に購入していきます。株価が下がったときは多くの口数を、上がったときには少ない口数を購入することで平均購入価格を下げることができます。

一括で投資する場合に比べて、差益が少なくなってしまう場合もありますが、リスクを下げることで損をした、と感じる場面を減らすことができることは大切です。

やはり、資産運用を行うときに大切なのはリスクをきちんと管理することなので、積立投資を行うことは失敗を避けるための1つのポイントになります。

ここまで、全体的な注意点として、資産運用を行う上で失敗を避けるためのポイントをご説明してきました。今回は、特に大学生が資産運用で失敗しないための注意点にはどういった特徴があるか、も合わせてご説明します。

• 無理のない範囲で資産運用する
• ローリスクでハイリターンを得られることはない
• 大学生をねらった詐欺は多い

の3点についてご説明していきます。

大学生が資産運用で失敗しないための注意点の1つ目として、資産運用を始めるときに、無理のない範囲で資産運用を始めるのは大切なことです。投資には元本割れのリスクが常にあります。

無理して投資費用に回すと、短期間での収支や、一時的な損失が生活全体の損失にもつながってしまいます。気持ちとしても余裕がなくなり、更にハイリターンな投資を目指して、リスクをとっていくことになると、失敗する可能性はどんどん上がっていってしまいます。

まずは小額から、無理のない範囲で、気持ちに余裕をもって資産運用していくことで無理なリスクをとることなく資産形成を進めることができるので、失敗しないためのポイントとして注意しておくことが大切です。

2つ目の注意点は、ローリスクでハイリターンを得られることはないということです。ハイリターンを得たい場合には必ずハイリスクをとる必要性があり、例えそれがローリスクなように見えても、実際に調べてみるとハイリスクの要因が隠れていることがあります。

ハイリターンが得られるといわれるものには、それなりのリスクが発生します。儲かるといわれる商品や情報の話が舞い込んできたときには一度立ち止まって、しっかり情報を収集し、リスクをきちんと確認したうえで行うことが大切です。

長いライフプランを考えたときに、通常は大学生が無理をしてハイリターンを目指す必要性は低いと思われるので注意点として意識しておくことは大切なのではないでしょうか。

注意点の3つ目として、大学生をねらった詐欺が多くあることにも注意が必要です。

一人暮らしを初めて、親の目がなくなったり、クレジットカードやローンを組むこともできるようになるなど、知識がまだ不足している段階で、大きなお金を利用できるようになるので、大学生を狙って詐欺行為が行われることがあります。

情報商材や、一部の仮想通貨、先物取引など、一時的な法外な額の投資で儲けることができると説明を受けた場合には、詐欺の可能性も高く、かなり注意が必要です。

先着何名や、今だけ限定価格など契約を急かしてくる場合も、考える暇を与えずに情報を仕入れられ、逃げられないようにするための常とう手段なので気をつけなければなりません。

大学生が資産運用で失敗を避けるには、まずはお金のプロに相談することができると、失敗を避けることにつながります。

先ほどもご説明した通り、知識のない状態で、なんのアドバイスも無く、投資を始める場合には注意が必要になります。直接、金融機関や投資機関に口座等を作り、資産運用を初めても良いですが、学べる知識は学んでおいた方がよいでしょう。

マネーキャリアなら知識豊富な専門家に無料で相談することができ、ライフプランを含めた資産運用を相談することができます。

保険見直しや新規投資契約のときに、金融機関などから手数料が支払われる仕組みになっているので、無料でも安心して相談することができます。

まずは自分で資産運用の勉強をしたいという方におすすめの本

• 本当の自由を手に入れる お金の大学
• 難しいことは分かりませんが、お金の増やし方を教えてください！

の2選をご紹介します。

『本当の事由を手に入れる お金の大学』はお金に関するノウハウを分かりやすく説明しているYouTuberの両さんが執筆した本で、資産運用だけでなく、支出の減らし方やお金の使い方など、お金に関する知識を幅広い視点で分かりやすく説明してくれています。

『難しいことは分かりませんが、お金の増やし方を教えてください！』は外資系証券や保険などの金融12社を渡り歩いたお金のプロ山崎元さんと実際に退職金500万円を手に入れた編集者の大橋弘裕さんが対話形式で具体的にやった方がよいこと、やらない方がよいことを教えてくれます。

ここまで、大学生におすすめの資産運用や失敗を避けるための注意点をまとめてまいりましたがいかがでしたでしょうか？

大学生が資産運用を始めることは、長期的な資産運用を行うことができ、社会への理解を深めることもできるので、メリットも大きくなっています。

その反面、収入面や知識面で不安な面も多くあることは事実です。しかし、知識面は専門家に相談することもできるので、解決することもできますし、支出面の見直しで収入面をカバーすることができるかもしれません。

将来の不安を早い段階で備えておくことで、幅広い選択を持つことができ、社会に出てから始めるよりも多くの成果を得られる可能性が上がります。

自分自身でも知識をつけ、専門家に相談しながら資産運用を進めていけば、かなり失敗は防げるはずです。ぜひ、資産運用を初めてみてはいかがでしょうか。