更新日:2023/12/20
50代でも間に合う?老後資金の貯め方と知っておきたいポイント
老後資金を貯めるのに、50代からではもう遅いと諦めていませんか?50代は老後資金を貯める最後のチャンスです。貯め方や工夫次第では、50代からでも老後資金の形成は可能です。本記事では50代におすすめの老後資金の貯め方や、老後資金を守るためのコツなどを解説します。
内容をまとめると
- 50代におすすめの老後資金の貯め方は「つみたてNISA」・「iDeCo」・「預貯金」
- 老後資金を守るためには、家計の収支の把握・固定費の見直し・生命保険の活用が大切
- 50代の金融資産保有額の中央値は600万円程度で老後資金としては不足している
- 最適な老後資金の貯め方が知りたい人は、マネーキャリアの無料FP相談がおすすめ
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目次を使って気になるところから読みましょう!
- 50代以降必要となる老後の資金
- ライフスタイルの選択
- 投資と貯蓄
- 医療費と介護に備える
- 保険の見直し
- 50代から老後の資金プランを考えることの重要さ
- 50代の平均年収と貯金額を紹介
- 老後の資金を考えるときに気をつけたい3つのこと
- 老後の収入を把握する
- ライフプランを考える
- 老後資金の目標金額と期間を具体的に設定する
- 50代から始める老後の資金の貯め方おすすめ3選
- 個人年金保険を活用する
- 新NISAで資産形成を始める
- iDeCo(確定拠出年金)を利用する
- 退職金をご褒美だと思って使うのは要注意!
- 老後に備えて資産運用以外で今からできること
- 参考:50代の金融資産保有額は中央値が600万円程度
目次
50代以降必要となる老後の資金
老後に必要な資金は、50代以降に考えるべき重要なポイントです。
生命保険文化センターの令和4年度の生活保障に関する調査によれば、夫婦二人での老後の生活費は最低限の生活費が毎月23.2万円、ゆとりある生活費の場合は毎月37.9万円とされています。
もし、65歳から90歳まで生きることを考えると、最低限の生活費であれば23.2万円×25年、つまり580万円以上が必要になります。 老後の資金を考える際、以下のポイントに注意しましょう。
- ライフスタイルの選択
- 投資と貯蓄
- 医療費と介護に備える
- 保険の見直し
ライフスタイルの選択
投資と貯蓄
医療費と介護に備える
保険の見直し
50代から老後の資金プランを考えることの重要さ
50代の平均年収と貯金額を紹介
50代の平均年収と貯金額は、個人の経済的な状況や生活スタイルによって異なりますが、一般的な傾向を示すデータがあります。以下の表に、日本の50代の平均年収と貯金額の一般的な数字を示します。
年収 | 平均貯金額 |
---|---|
300万円未満 | 約100万円 |
300万円 - 500万円 | 約300万円 |
500万円 - 700万円 | 約500万円 |
700万円 - 1,000万円 | 約800万円 |
1,000万円以上 | 約1,500万円 |
平均年収は約400万円で、これは50代の年収の一般的な水準です。一方、平均貯金額は約1,000万円とされており、これは50代の貯金目標の一つとして見られています。ただし、これらの数字は一般的な傾向を示すものであり、個別の状況に応じて異なることがあります。年収や貯金額を増やすために、適切な財務計画と投資戦略を検討することが重要です。
老後の資金を考えるときに気をつけたい3つのこと
老後の資金計画を立てる際に、気をつけるべき3つの重要なポイントがあります。それらについて詳しく説明します。 ポイントとなるのは以下の3点です。
- 老後の収入を把握する
- ライフプランを考える
- 老後資金の目標金額と期間を具体的に設定する
これらのステップを踏むことで、老後の資金計画を具体的かつ実現可能なものにし、安心した老後を迎えるための準備を整えることができます。詳細については、以下で詳しく解説します。
老後の収入を把握する
ライフプランを考える
老後資金の目標金額と期間を具体的に設定する
50代から始める老後の資金の貯め方おすすめ3選
老後の資金を確保するために、50代から始めるべきおすすめの貯金方法があります。以下でそれらについて簡単に紹介し、詳細については後ほど解説します。
- 貯め方①:個人年金保険を活用する
- 貯め方②:新NISAで資産形成を始める
- 貯め方③:iDeCo(確定拠出年金)を利用する
個人年金保険を活用する
個人年金保険は、将来の老後に備えて一定の期間にわたって保険料を支払うことで、老後の安定収入を確保できる仕組みです。老後の資金を確保する一環として利用することができ、安心感を高めます。
個人年金保険の保険料は、年末調整や確定申告の際に所得税の控除対象となります。これにより、支払う税金を削減し、貯金を増やすことができます。
新NISAで資産形成を始める
新NISAは以前に比べてよりシンプルで使いやすくなりました。誰でも手軽に資産運用を始めることができます。
iDeCo(確定拠出年金)を利用する
iDeCoに支払う保険料は、所得税の控除対象となります。これにより、年間の税金負担を軽減できます。
iDeCoは原則として60歳以上でなければ引き出すことができません。早期に資金が必要な場合には制約があります。
退職金をご褒美だと思って使うのは要注意!
老後に備えて資産運用以外で今からできること
老後に備えるために、資産運用以外でも今からできる具体的な行動があります。以下にそれらを紹介し、詳細について解説します。
- ①キャッシュフロー表を作成する
- ②毎日の生活でお金を意識する
- ③健康な体づくりを行う
- ④専門家に相談する
これらの行動は老後資金計画の一部であり、資産運用と組み合わせて成功を収めることができます。老後の安心を追求するために、今からできる積極的な行動を始めましょう。
参考:50代の金融資産保有額は中央値が600万円程度
50代からできる老後資金の貯め方などを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
50代からは貯蓄を大きく増やすことよりも、これまでに貯めた貯蓄を減らさないことが重要です。そのため、家計の収支の把握や固定費の見直し、生命保険への加入などを通して、老後資金を守る工夫をしてください。
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