就業不能保険加入検討時と加入後の様々なデメリットを全て紹介

就業不能保険の主なデメリットは、掛け捨てで、加入条件が比較的厳しく、60日の免責期間があり、うつ病や死亡では支給されない等支給条件が厳しい場合があることです。他のデメリットは傷病手当金や障害年金、生活保護など就業不能保険以外に保障してくれる制度があることです。

就業不能保険のデメリットを紹介します

就業不能保険の加入には厳しい告知や条件をクリアしなければならなかったり、加入できたとしても給付金が下りない期間があったり、そもそも給付金が下りる条件が厳しかったりと、メリットもあるがもちろんデメリットもあります。


この記事では、就業不能保険のデメリットについて説明します。


また、加入条件や告知、給付金の下りない免責期間は同じ就業不能保険でも保険会社によっても様々なので、詳しくはそれぞれの保険会社のページで確認してください。



就業不能保険の8つのデメリット

デメリット1:加入の条件が厳しい

就業不能保険は加入するにあたり条件が厳しい点は注意しなければならないポイントになるでしょう。


保険商品の種類によっては、妊娠中、入院中、休職中の方、不動産収入のある方(就業を伴わない不労所得のある方)は加入できない可能性があります。


パートやアルバイトなどの就労形態の方は加入が厳しい場合が多いです。


ライフネット生命の就業不能保険「働く人への保険2」では、


加入対象が、安定した勤労所得のある方と主婦(主夫)の方としており、パート主婦やアルバイトの方も申し込み可能となっていますが、年収100万円以下の方(主婦・主夫は除きます)は、対象外となっていることに注意が必要です。


なお、ライフネット生命の就業不能保険「働く人への保険2」は、妊娠・出産により働けなくなった場合でも保障するという女性の味方となる就業不能保険としても注目されている。

デメリット2:保険に加入してから保障されない免責期間がある

就業不能保険には、働けない状態になっても給付金が支払われない免責期間というものが設けられています。


この期間に働けない状態になっても給付金を受け取ることができません。


日数は保険会社や保険商品によって差異があり、短期のもので7日、保障期間が長期のものになると60~180日といったものもあります。


このような期間は万が一病気や怪我で働くことができなくても保険として機能しなくなることもデメリットの一つと言えるでしょう。


これはがん保険の90日間の待機期間と似ていますので、就業不能保険に限った話ではありませんが、加入を検討している保険会社の就業不能保険が免責期間がどのくらいあるのかについても把握しておきましょう。

デメリット3:軽度なものであれば、保障されない可能性が高い

就業不能保険では入院や自宅療養が必要になり、働けなくなった場合に保険金が給付される仕組みですが、腰痛などで自宅で働くことが可能な場合など、保険金が給付されない場合があります。


腰痛やむちうちなど、医師が確実に働けない状況だと説明できない場合は、就業不能状態とは言えないのです。


デメリット4:例外はあるが、うつ病など精神疾患は対象外の場合が多い

うつ病などの精神疾患が原因である場合は多くの場合、対象外になるなど、保険会社や保険商品によって細かい条件が異なってくきますが、このように加入していても保障を受けられない可能性があるというデメリットを抱えていることを知っておきましょう。  

特にうつ病などの精神疾患、ストレス性の病気が対象外の場合は少し問題視しなければなりません。


というのも、働けなくなるケースの多くの場合は、うつ病などのこころの病気と言われているからです。 


なお、チューリッヒ生命の就業不能保険では、うつ病などの精神疾患にも対応しており、非常に注目を浴びています。 


就業不能保険の医療保険に対するメリットとして、入院じゃなくても自宅療養でも保障される点があります。


通常の病気やケガであれば、入院をすることになるので、医療保険でも保障の対象内です。


しかし、うつ病であれば、入院はしないけれど、働けなくなるという状況に陥ります。


そのような場合でも保障されるというチューリッヒ生命の就業不能保険は非常にうつ病患者にとってはありがたい保障と言えるでしょう。

デメリット5:保険料が掛け捨てである

就業不能保険の保険料はほとんどの場合掛け捨てであることがデメリットであり、これを非常にもったいないと感じる人が多いでしょう。


保険料を何十年かけていたとしても、途中で解約をしたり、満期が来てしまえばそこで保険期間が終了してしまい、今まで支払った保険料は決して返っては来ないものになってしまいます。

デメリット6:会社員の方は傷病手当金などの保障が手厚い

会社員の方は、働けなくなった場合、傷病手当金を受け取れます。

傷病手当金は、3日続けて休んだあとの4日目から支給され、1年6ヶ月の間(会社によっては2年保障などを福利厚生としてつけているケースもあります)、収入の2/3が受け取れるというものです。


これはデメリットというものではないですが、会社員の方にとっては就業不能保険はそれほど重要なものではない可能性が高いです。


またこれは会社員の方に特定するものではありませんが、障害年金であったり、生活保護であったりと、就業不能保険の他にも働けなくなった状況になったときに保障をしてくれるものがあります。

デメリット7:死亡保障はない

死亡時は就業不能状態とはみなされないので、働けなくなった状態から死亡したとしても、死亡保障などは発生しません。

デメリット8:復帰したら支給が止まる。リストラは対象外。

働けなくなって、就業不能保険の保険金を受け取っていても、復帰すると、そのあと病院に時々通院していたとしても、支給されなくなることも知っておきましょう。


また当然といえるかもしれませんが、リストラは対象外です。


就業不能保険の加入に向いている人

では、どんな人の加入が就業不能保険には向いているのか見ていきましょう。


保険商品はそれぞれどんな人に向いているのかターゲットを絞って作られていたり、社会福祉に足りない部分を保険会社が商品化して補っていることが多いです。

自営業者や個人事業主、フリーランスの方

先ほど説明したように、会社勤めをしているサラリーマンの場合、社会保険に加入しており、病気やけがで働けなくなった場合に、社会保険から1年半傷病手当というものが支払われます。


お給料の100%でないものの収入を1年半確保することができるという点では非常に安心できるものになっています。


一方で、自営業者や個人事業主は国民健康保険になので、社会保険のような傷病手当金などの支払いがないのでこういった方には就業不能保険はおすすめです。

世帯を持っている人

家族のいる人は世帯を支えていかなければならないし、生活をしていかなければならないので、住宅ローンや治療費、家族の生活費や子供の養育費など捻出しなければなりません。


そうなると、働けなくなり、収入がなくなると、生活が回らなくなってしまいます。


こういう方にも必要性の高い保険であると思います。

就業不能保険の加入に向いていない人

次に、どんな人の加入が就業不能保険には向いていないのか見ていきましょう。 

貯蓄が多くある人

就業不能保険は働けなくなり、なおかつ貯蓄もない人にとっては非常に安心でき、保険としての意味を大いに担っていると言えます。


しかし、ではそうでない人の場合は、掛け捨ての保険料を払い続けることが出費になってしまい、貯蓄で生活していくことができるのであまり必要性を感じない点ではデメリットです。


これは就業不能保険に限らず、医療保険などにも言えることでしょう。

不動産などの収入のある人

不動産収入がある場合も、就業不能になったとしても、不動産収入で収入の確保ができるので就業不能保険が保険が保険として意味をなさなくなってしまう。


こうなってくるとこれもデメリットと言えるでしょう。不動産収入がある場合は、同時にいつ修繕費が必要になるかわからないので、掛け捨ての保険料を払い続けるということがデメリットになると言えます。


なお、不動産などの不労所得のある人は、そもそも就業不能保険に加入できないケースが多いです。

まとめ

人はいつ病気や怪我をしてしまうかは誰にもわからない。ですからこのような就業不能保険などで生活資金の確保をすることが非常に大切になってくる。がしかし、何事にもメリット、デメリットがある。デメリットは時に条件や状態によって就業不能保険への加入を無意味なものにしてしまう可能性もあります。なので就業不能保険へ加入時はよく検討しメリット、デメリットについて正しく理解しなければならないと思う。

ランキング

  • まだ間に合う!健康リスクが急上昇する定年からの医療保険の必要性
  • 「18歳の子供が医療保険には入るべきか否か」という問題について。
  • 20代で医療保険に加入することの是非とその必要性を考えること
  • 公務員の医療保険の必要性と人生設計を見据えた賢い選び方について
  • 独身男性に適しているのは、医療保険なの?それとも死亡保障保険?
  • 公的な保険が充実する日本で、民間の医療保険の必要性を解説します
  • 医療保険は条件によっては加入する必要なしという可能性もあります
  • 医療保険が必要な人ってどんな人?その特徴や必要な理由を徹底解説!
  • 自分にとって保険の優先順位を見極めて医療保険を選びましょう
  • 学生でも医療保険を理解すべき?学生のための総合共済を知ろう
  • 医療保険は子供にとって必要なの?様々な方面での補助を確認しよう
  • 民間の医療保険のメリットは一体何!?わかりやすく解説します!
  • 新入社員に医療保険ってホントに必要?みんなはどうしてるの?
  • 収入が比較的少ない主婦でも医療保険は必要になるのかをチェック
  • まずは母子家庭で医療保険が必要かどうかについて考えてみよう
  • 医療保険に加入する際女性特約は必要なのかじっくり考えてみましょう
  • 女性なら気になる医療保険の女性特約について徹底解説!女性特約とは
  • 専業主婦も医療保険に入る必要性ある?オススメの保険プランを解説!
  • 独身女性が医療保険に加入するメリットを詳細に解説します!!
  • 医療保険って独身男性、女性に必要なもの?選び方のポイントとコツ
  • 民間の医療保険でも不妊治療が保障可能に!特徴と注意点を徹底解説!
  • 全労済の共済と医療保険の女性特約を比較してみると違いがわかる
  • 20代女性の方必見!リスクの高い病気と女性のための医療保険の選び方
  • 医療保険で後悔したくない。自分に合った医療保険の選び方のポイント
  • 医療保険の加入申込時と保険金請求時に必要な書類と注意点を把握する
  • 医療保険の賢い選び方とは?2つのタイプの医療保険を徹底比較!