更新日:2024/05/24
スマホの買い替え、2年ごとは正解か?デメリットや買い替えない人を解説
スマホの買い替えが2年ごとは正解かというと、必ずしも正解とは言えません。2年で買い替えない人の特徴は、端末購入プログラムを活用していない方などです。また買い替える人の特徴は、最新機種を利用したいと考えている人です。買い替えを検討している方は、スマホ保険の見直しも同時にお勧めします。
内容をまとめると
- スマホは2年ごとに買い替える必要がないケースもある
- バッテリー容量が80%以上ある人は2年でスマホの買い替えをしない
- 端末導入プログラムを活用している人は2年でスマホの買い替えをする
- 「スマホの買い替えは2年が正解か?」はYesでありNoである
- スマホの買い替え時期は価値感の違いによる
- スマホを買い替えたら万が一に備えて「スマホケ」へ加入することがおすすめ!
目次を使って気になるところから読みましょう!
スマホは2年ごとに買い替える必要はない!
スマホは2年ごとに買い替える風潮がありますが、本当に2年ごとは正解かかと考えたことはありませんか?
結論として、必ずしも2年でスマホを買い替える必要はないと言えます。
株式会社WACARU NETでおこなわれたアンケートでは、2年以内のスマホの買い替えは「もったいない」と回答しているひとが76.5%という集計結果が出ており、意外と多くの人が2年以内の機種変更に疑問を感じていることがわかります。
買い替え年数 | 割合 |
---|---|
1年以内 | 0.8% |
1年程度 | 0.9% |
2年程度 | 14.7% |
3年程度 | 28.9% |
4年程度 | 22.8% |
5年程度 | 18.0% |
6年以上 | 13.9% |
上記の結果を見てみると、2年でスマホを買い替える人よりも、3年から4年程度で買い替える人のほうが圧倒的に多くなっているのです。
スマホを買い替えるタイミングは人それぞれですが、以下のような原因が考えられます。
- バッテリーの減少が早くなった
- 本体が故障した
- 維持費を安くしたい
- アプリの起動が遅くなった
- 写真や動画のデータ保存容量が上限に達した
この記事では、スマホの買い替えが2年ごとは正解かどうかを考えるときの参考にするため、スマホを2年ごとに「買い替える人」と「買い替えない人」の特徴を紹介します。
ぜひ機種変更を検討しているひとは、ご自身がどちらに当てはまるのかを、ぜひ考えてみてくださいね。
スマホを2年ごとに買い替えない人の特徴
スマホの買い替えにおいて、2年ごとは正解かどうかを考えたとき、2年ごとに買い替えない人の特徴をまとめてみました。
- 端末購入プログラムを活用していない
- バッテリー容量が80%以上ある
端末購入プログラムを活用していない
携帯の契約時に端末購入プログラムを利用していない人は、2年ごとは正解かというとそうではありません。
端末購入プログラムはスマホのキャリアによって異なりますが、約2年でスマホ本体を返却して分割払いを中止することができる残価設定型のプログラムとなっているのです。
- ドコモ:23か月目で返却
- au:25か月目で返却
- ソフトバンク:13か月目または24回目で返却
バッテリー容量が80%以上ある
スマホのバッテリーは、約2~3年使用すると劣化が始まりますが、2年経過したくらいでは充電に大きな影響が出ることは稀だと言えます。
バッテリーが劣化するのは、以下のようなことが主な原因です。
- フル充電でさらに充電している
- 充電しながらスマホを使っている
スマホを2年ごとに買い替える人の特徴
逆にスマホを2年ごとに買い替える人には、以下のような特徴があります。
- 最新機種を使用したい
- 端末購入プログラムを活用している
最新機種を使用したい
毎年リリースされる最新機種を購入することはできなくても、一定期間ごとに最新のスマホに買い替えたいと考える人は、2年ごとにスマホを買い替える特徴があります。
2年ごとは正解かどうか悩んでいる人にとっては「もったいない」「損をしている」と感じるかもしれませんが、スマホの買い替えについて2年ごとは正解かという問題ではなく、価値観の違いによるものだと考えられるでしょう。
たとえば、最新のスマホで大きく進化している点で考えると以下のようなものがあります。
- 超広角撮影やマクロ撮影
- F値が低く、暗所の撮影
- 手振れ補正など
端末購入プログラムを活用している
スマホの各キャリアで実施されている端末購入プログラムを活用している人は、2年ごとは正解かと問われると「Yes」という傾向にあります。
同じ分割払いなら新しい機種にお金を支払いたいと考える人が多くいるからです。
しかし、スマホ本体の返却が必要な端末購入プログラムでは、一定期間後すぐにスマホの返却が必要なわけではありません。
そのため、スマホの買い替えが2年ごとは正解かどうかは、プログラムの期間以降の分割代金と新しいスマホの分割代金のちがいによるでしょう。
たとえば、ソフトバンクの端末購入プログラムを利用してiPhone15 Proを購入した場合、4年分割と24回の端末購入プログラムでは、以下のような違いがあります。
支払回数 | 48回払い | 端末購入プログラム (24回) |
---|---|---|
1~24回 | 4,760円/月 | 4,760円/月 |
25~48回 | 4,060円/月 | - |
合計支払額 | 211,680円 | 114,240円 |
スマホを買い替える際はスマホの保証も見直そう
スマホの買い替えをしたときは、スマホに対する補償も考えてスマホ保険も見直しておくことをおすすめします。
スマホ保険は、故障だけでなく水没や破損、盗難などが起きたときに損害額を補填してもらえるため、大切なスマホを守るために加入がおすすめです。
たとえばiPhoneなら、「AppleCare+」により以下のような補償があり、月額は1,180円から1,740円となり機種によって異なります。
- 故障修理(免責あり)
- バッテリー交換(無料)
- 新品または新品同様と交換(免責あり)
- 盗難や紛失による補償(別途プラン加入、免責あり)
スマホ保険は「スマホケ」がおすすめ
スマホの補償には、簡単にいつでも加入できる「スマホ保険」があり、なかでも月額100円から加入できるスマホケがおすすめです。
スマホケに加入するメリットは以下のとおりです。
- 購入から加入までの期間を設けていない
- 格安SIMのスマホや中古ショップで加入したスマホも加入できる
- 必要な分だけ補償を付帯できるオーダーメイド
- 月額保険料は100円から400円(補償内容による)
- 年間最大10万円まで補償
- スマホ以外の通信機器も補償される
まとめ:スマホの買い替えについて
この記事では、「スマホの買い替えは2年ごとは正解か」という点について解説してきました。
- スマホは必ずしも2年ごとに買い替える必要はない
- バッテリーが80%以上ある人は2年でスマホの買い替えをしない
- 端末購入プログラムを活用している人は2年でスマホを買い替える
- スマホを買い替えたときは、万が一に備えてスマホケに加入することがおすすめ!
スマホの買い替えが2年ごとは正解かどうかは、人それぞれ考えが異なります。
端末購入プログラムを利用していない人やバッテリーの容量が低くなっていない人は、必ずしも2年でスマホの買い替えをする必要はないと言えるでしょう。
「2年でスマホの買い替えはもったいない」「2年でスマホの買い替えは損だ」と考える人がいる一方で、端末購入プログラムを活用して2年でスマホの買い替えをしている人が多数いることも事実です。
スマホ本体は高額化してきているため、最新機種だけを追い求めると言った理由でスマホの買い替えをしている場合、「2年ごとは正解か」と問われると答えは「NO」と言えるでしょう。
しかし、スマホゲームや充電の頻度によっては、バッテリーの劣化が激しい場合もあり、カメラの性能の良さをスマホに求めるなど、明確な目的があるなら「スマホの買い替えが2年ごとは正解か?」と問われると、答えは「Yes」でもあり「No」でもあります。
スマホのバッテリーを長持ちさせる使い方を心掛けることで、機種変更の頻度は減りますし、端末購入プログラムを活用すれば、2年ごとは正解だと考えることもできると言えるでしょう。