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独身女性には医療保険が必要?医療保険がおすすめな理由を解説

女性には、子宮・卵巣・乳房等で何らかの要因により発症する女性特有の病気があります。独身女性であっても、若い時期から医療保険へ加入することにより、医療負担を補う備えが大事です。また、独身女性が結婚し妊娠・出産を行う過程で医療保険の見直しを検討することも必要です。

独身女性に医療保険は必要なのか

今この記事をご覧の皆さんは、『医療保険の必要性』について知りたい、と思っておられることでしょう。


私たちは各保険会社が販売する医療保険に加入することによって、病気になったり怪我をしたときに必ず必要となる医療費の準備をすることができます。


しかし、どうしても『ずっと保険料を支払わなければならない』という点で保険への加入を躊躇することがあるでしょう。


ただ、特に女性の方であれば、女性特有の病気になってしまったとき、「医療保険に加入していれば良かった」という経験をされた方がいるのも、事実です。


そこで今回は、

  • 独身女性に医療保険がおすすめなのはなぜか?
  • 女性特有の疾患にかかりやすくなるのは何歳から?
  • 医療費をどのように削減できるか?
  • 医療保険に関してどのような考え方をするべきか?

これらの点を取り上げていきます。

この記事を呼んでいただければ、特定の病気にかかるリスクと、医療費を用意しておくことの重要性について理解していただけると思います。

ぜひ、最後までご覧ください。

独身女性は死亡保障よりも医療保険がおすすめ

最初に結論から申し上げますと、独身女性の方には死亡保険よりも医療保険がおすすめできる、と言えます。


それは、なぜでしょうか。


「私は自立し、健康であり、独身女性である立場を生かしてバリバリ仕事もこなしている。今のところ自分に扶養されている家族はいない。」という、キャリアウーマンとして活躍する独身女性の方はたくさんいらっしゃると思います。


もし、ご自身に現在の収入および貯蓄が潤沢であるならば、ご自身が万が一にも亡くなった時に備えて、ご家族を受取人に指定し、死亡保障が下りる生命保険に加入するのも良い方法です。 


しかし、ご自身が病気になって治療を受けなければならない場合に、医療費の負担は必ず発生します。


そんな時、ご自身の経済的な圧迫を防ぐために、医療保険に加入することができます。


病気やケガをして入院することになり仕事を休職すれば、それだけ収入は減少します。


これは、独身女性の方だけでなく、働いている方なら誰にでも起こり得ることです。


勤務先の事業所が福利厚生の一環として、各従業員へ医療保険をかけ手厚く休職中でもサポートしてくれるならば、この様な心配は必要ないのかもしれません。


しかし、勤務先からの手厚い補償を受けられる見込みが無いのなら、仮に一人住まいの独身女性で、扶養家族がいない場合でも、収入の減少による金銭的な負担は小さいものではありません。

女性疾患の確率は30代から上がる

医療保険に加入する前に、加入しなければならない『根拠』が必要です。

では、医療保険へ加入することにより、どのような病気へのリスクに備えていることになるのでしょうか。

これから、『女性特有の病気』とされているものをいくつか取り上げていきます。
以下では各部位に分け、発症する病気を説明します。

【子宮の病気】

  1. 子宮内膜症:子宮内膜の組織が、卵巣、直腸、膣等の子宮以外の場所にできる症状です。激痛や、臓器との癒着が生じる場合があります。30代後半40代後半のに起きやすい病気です。
  2. 子宮筋腫子宮にできる良性の腫瘍のことですが、放置すれば妊娠が困難になり、流産の危険も増す病気です。30代後半40代後半の方に起きやすい病気です。
  3. 子宮がん:子宮の入り口の子宮頸部の部分から発症する「子宮頸がん」と、胎児が育つための子宮体部にある子宮内膜から発症する「子宮体がん」があります。60代以降の方が発症しやすい病気です。


【卵巣の病気】 

  1. 卵巣がん・・・卵巣で発症するがんで、良性・悪性腫瘍があります。60代以降の方が発症しやすい病気です。
  2. 卵巣のう腫・・・卵巣の内部に、液体や脂肪が溜まってしまう腫瘍を指します。腫瘍が肥大化すると、卵巣の根元がねじれる現象「茎捻転(しゅけいねんてん)」が起き、激痛が生じるおそれがあります。30代前半~30代後半の方が発症しやすい病気です。

【乳房の病気】


  • 乳腺症:乳房にしこりができ、痛みや分泌物を伴うことがあります。患者本人が乳がんだと勘違いしてしまうことも多い病気です。
  • 乳がん:乳房の乳腺にできる腫瘍のことです。腫瘍は乳房のあらゆる部分に発生するおそれがあります。40代後半~60代以降の方が発症しやすい病気です。


このように、女性特有の疾患は20、30代からも発症するおそれがあることが分かります。

女性疾患になったらどれくらい医療費がかかるか

女性疾患の医療費の額は、子宮・卵巣・乳房等の部位や、病状の進行具合、手術の内容、入院日数などにより、どのくらいの金額がかかるかは各ケースによって差があります。


ただし、概ねがんになった場合には、自己負担額が100万円以上かかると言われています。


更に医療費に算定されない入院の際の食事代、差額ベッド代等を含めれば、女性疾患の治療には多額の費用がかかってしまいます。

女性疾患特約とは

保険における特約は、主体となる保障に付随するものであり、基本的に単体で加入することはできないものです。

そして、女性特有の疾患である子宮や卵巣の病気、乳がん等を対象とした医療保険の特約のことを「女性疾患特約」と言います。 

この特約をメインの保障に付帯することによって、女性特有の疾患になったときに補償される金額が高くなります。

ただし、この特約を付帯しないないからと言って、女性特有の病気が全く保障されないというわけではありません。


女性特有の病気で手術や入院をしなければいけないときに、普通の医療保険よりも多く給付金が受け取れる等、手厚い保障が受けられるというものです。 

公的保険を上手く利用する

女性特有の病気で掛かる医療費を抑えるために、公的な制度を用いることができます。

公的医療保険制度には…
  • 健康保険:会社員のような事業所に勤務する従業員等が加入する
  • 国民健康保険自営業者や無職者等が加入する
  • 共済組合:主に公務員が加入する

主にこのようなものがあります。

この公的保険は被保険者の3割負担が基本であり、健康保険は主に「全国健康保険組合」に会社が加入します。


従業員が所属の会社を経由してその被保険者となり、国民健康保険は市町村が主体となり、対象となる被保険者が強制的に加入するという形になります。

高額療養費制度を利用する

医療費は、前述した健康保険や国民健康保険に加入していると、「高額療養費制度」を活用することができます。 

高額療養費制度は、被保険者の所得に応じて自己負担限度額を区分し、自己負担限度額を超えた分の医療費を支払った場合には、後日一定の金額が払い戻されるというものです。 

ただし、自己負担限度額を超えた分があれば、自動的に被保険者の預金口座に払い戻されると言うわけではありません。


お金が払い戻される方は、診療後に、ご自宅へ払戻しのための申請書が送付されてきます。

送付の書類を確認したら速やかに記入し、健康保険組合または市区町村へ提出をする必要があります。


なお、この申請には時効があり、診療月の翌月1日から数えて2年を経過してしまうと、自己負担限度額を超えた分の医療費は戻ってきませんのでご注意ください。 


独身女性の医療保険の考え方

今現在独身女性である方は、このように考えることもあるかもしれません。

「独身女性の私でも、公的医療保険制度が充実しているし、ちょっとした貯金もあるので、わざわざ民間の保険会社の医療保険へ加入する必要はないのでは?」

確かに、保険料を支払うことによって、今現在の生活が圧迫されてしまっては、元も子もありません。

それに、公的な制度で医療費の何割かは負担せずに済みます。


しかし逆を言えば、万が一のとき確実に自己負担分は自分で負担しなければならないのです。


公的保険では入院の際の食事代差額ベッド費用先進医療費など補償の対象外です。


更に公的保険は、休職により生活費を補い得る給付金(日額)を支給してくれるわけではありません。


独身女性の方が医療保険に加入する意味は、女性特有の病気における経済的なリスクを理解したうえで、公的保険では保障されない部分…いわば、膨れ上がる可能性の高い経済的負担に備える、ということにあります。

貯金が無い人は低額の医療保険に

現在独身女性で扶養家族はいないけれど、貯金も思うように貯まらないという方も、まさかの時の備えのために医療保険に加入することができます。

保険各社では、「女性プラン」、「女性向け保険」という女性を対象とした保険を販売し、保険内容を女性が選びやすく工夫しています。


保険会社の医療保険の中には、死亡保障や解約返戻金がない分、年齢が若ければ毎月の支払保険料が1,000円を切る安い保険に加入することも可能かもしれません。


商品のサービスも各社で異なっており、女性特有の病気になった場合には、入院による給付金が無制限で保障されることや、入院・手術給付金を倍額を支払う等、女性にとっては有難いサポート内容が多くあります。


ご自身が健康で、今のところ大きな病気をしたことが無いという場合にも、安い医療保険に加入して、女性特有の疾病を含めた病気やケガに備えておくことをおすすめします。

出産や結婚を考慮して保険に入るべき

現在独身女性であるという方も、将来のことを視野に入れている方は少なくありません。

今現在独身女性であるということと、5年後、10年後、20年後も独身女性であるということは必ずしもイコールにはなりません。

これは、独身女性に限らず独身の男性であっても同様です。

結婚や出産を機会に、家族のために新たに保険に加入したり、現在加入している保険を見直すことを希望される場合が多くあります。


そのため、健康な独身女性で若い方(20代前後)の場合は、いったん毎月の支払い保険料が安い医療保険に加入して、結婚後は妊娠した時のため、出産のリスク(帝王切開・異常分娩等)に手厚い補償が受けられる医療保険へ加入し直すという方法も、選択肢の一つと言えます。




どちらにしても、今または将来において経済的余裕があるなら、保険のことについて考えておくことは無駄にはならないでしょう。

まとめ:独身女性は医療保険がおすすめ

さて、ここまで独身女性の方にとっての『医療保険の必要性』について取り上げてきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事でポイントとなるのは、

  • 医療保険に加入することにより、将来的にリスクのある女性特有の疾患で発生し得る医療費に備えることができる
  • 乳がん等のリスクは30代から上昇する
  • 公的な制度医療費は削減されるが、補償の対象外となる病気・治療法もある
  • たとえ今現在健康であっても、保険は将来的なリスクに備えるためのもの、という見方ができる
という点です。

今、保険に加入しているかどうかにかかわらず、「自分は命に関わる病気には絶対にかからないだろう」と、無意識のうち考えておられる方は少なくありません。

生活習慣に細心の注意を払い、可能な限り健康体を保つ努力をすることによって、病のリスクを減らすことはできますが、たとえ自分の体であっても、『病気にかかるリスク』を私たちは数値化することができません。

どれだけ注意していても発生し得るリスクに、たとえ保険というかたちでなくても金銭面で備えることは大切です。


女性特有の病気にかかるリスクを今よく理解し、その上でより良い選択ができるなら、将来「こうしておけば良かった」と後悔することはないでしょう。



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