専業主婦も医療保険に入る必要性ある?オススメの保険プランを解説!

昨今はたくさんの医療保険があります。しかし、その人の収入などにより、専業主婦ではここまで加入する必要性はあるが、それ以上は毎月の負担額の方が大きい、という事態もあります。専業主婦が加入する必要性のある医療保険がどの範囲なのか、考えてみましょう。

専業主婦の医療保険の必要性はある?

医療保険はどんな種類のものでも、誰でも加入することが可能です。


医療保険の補償範囲などは難しい内容も多く、夫や他の家族と同じ医療保険で良いと、あまり考えずに加入してしまっている専業主婦の方もいるのかもしれません。


もちろん専業主婦の方でもさまざまな保険に入ることは可能です。 


医療保険に加入する必要性としては、入院で会社などを休み収入が少なくなってしまう場合や、入院時の負担額を軽減させる必要性がある場合に、日々の生活の助けになるような入院保険などがあります。 


色々な補償があり、いざと言う時の安心感を求めて医療保険に加入する人はいるでしょう。


しかし、専業主婦の方はそこまで大きな補償がある医療保険に加入する必要性が本当にあるのでしょうか?


専業主婦には医療保険の必要性は低い

専業主婦は、収入の大部分は夫など、家族や別の収入源に頼っている部分が多くあります。

 

つまり、入院に必要な最低限の部分の出費だけを純粋に見れば良いことも多く、殆どの場合はそこまで高額な補償が必要になる可能性が低いのです。 

 

だいたいの場合、専業主婦の方であっても、入院に必要だと考えるお金は一日10,000円位を目安に考えると良いようです。  


それ以上は必要性が低くなる可能性もあるので、医療保険に加入する場合は内容をしっかりと見て考えた方が良いでしょう。


専業主婦の医療保険の必要性が低い2つの理由

専業主婦の方は、会社員としてお勤めされているの権利である有給や傷病手当があるわけではありません。

入院などで家事を休んだら得られるものは無く、逆に治療費や入院費などの突然の支出に見舞われます。


だからこそ医療保険があったほうが良いと考える方がいるのが現実です。


しかし、会社員として勤めている人と同じくらいの医療保険に加入する必要はありません

医療保険は必要ないとまで言えませんが「必要な額は少なくても大丈夫」と考えると良いと思います。


では、なぜ医療保険の必要性が少ない金額で良いのでしょうか?


それは以下の二つの理由で説明されます。

  1. 貯蓄でまかなえる
  2. 医療費は公的制度でまかなえる

それではこれからその二つについて詳しく見ていきます。

①:貯蓄でまかなえる

まず、ご家庭に応じて異なると思いますが、医療保険に加入するよりも貯蓄で賄った方が安いパターンもあります。


これは、医療保険の保険料が高すぎると起こる可能性がある現象です。


加入の仕方や特約の付けすぎで医療保険なのに保険料が高い方は多くいらっしゃいます。


どうしても貯蓄を崩すのは嫌だ!と思われる方は医療保険に加入しておいても良いと思いますが、ある程度のご病気であれば日本の健康保険制度に守られており多額な治療費がかかることは少ないので、貯蓄で賄えることも多いと思います。


②:医療費は公的制度でまかなえる

現在の日本の健康保険制度はとっても優れています。

専業主婦の方も健康保険証を持っていますので、病院へ通っても3割負担の治療費で受けられるのは入院や手術も同じ。


さらに、高額療養費制度もあって、窓口に支払うお金は一時的に必要なことがあっても申請することで後日返金され、自己負担額は9万くらいで収まることもあります。


こういった国の健康保険や公的制度を知っておくことで、専業主婦の方の医療保険の必要性は下がり、さらに医療保険のかけすぎを防止することもできます。


その他、公的制度ではまかなえない費用

それぞれの収入や家庭での役割によって、医療保険の必要性や、必要な金額は異なるものです。


専業主婦の方は収入面でのマイナスを考える必要性はほとんどないので、実際に入院した際の費用そのもののみを考えた方が良いでしょう。


専業主婦の場合、全体的にどれくらい補償があると良いのか、細かく費用毎に分けて考えてみましょう。

大きく分けると、「医療費」「入院中の食費」「差額ベッド代」は確実に考える必要性があります。


その辺りだけでも医療保険から補償されるだけで、入院が経済的負担になることは少なくなるのです。


入院中の食費

入院する事態になった場合、確実にかかる費用の1つが食費になります。


入院中は自分で食事を用意するのは難しいでしょう。

病院によっては食事は病院のものでなければいけないこともあります。 


栄養や必要なカロリーなどを計算して作ってくれている入院食は、体を早く治す為に必要なものでもあるのです。


食費も病院によって異なることもありますが、1日あたり800円ほど、それが入院日数分必要となります。


入院中の食事も専業主婦の方であっても金額は変わりないでしょう。

また、食事をとらなくても食費だけはひかれてしまう場合もありますので、食事をとらないからと安くなるとも限らないのです。 


その他に配偶者や子供がいる場合は、別の食費がかかることになるでしょう。

その点を入院の際の費用と考えるのかは、各家庭によっても異なることかもしれません。


必要性がある家庭に限り、費用の一部と考えると良いかもしれません。


差額ベッド代

医療保険の必要性を考えた場合、個室などに入院した場合は差額ベッド代も必要となります。

差額ベッド代は、病院によって設定は異なるものです。


ですが、全国平均は1日に6,000円ほどなので、それくらいを目安に考えると良いでしょう。


もちろん専業主婦の方であっても、入院する際にかかる費用の1つ「差額ベッド代」は同じになります。 


自分はみんなと同じ部屋で良いから必要性はないと考えていたとしても、どのような状況で入院するかは分かりませんし、個室の方が良い、もしくは個室しか空いていないと言う状況になる可能性は誰しもありますので、念のため掛かるものとして考えておいても良いかもしれません。


もろもろ合わせても、そんなに高額にはならない

専業主婦の方は、収入の大部分は夫など、家族や別の収入源に頼っている部分が多くあります。


つまり、入院に必要な最低限の部分の出費だけを純粋に見れば良いことも多く、殆どの場合はそこまで高額な補償が必要になる可能性が低いのです。 


だいたいの場合、専業主婦の方であっても入院に必要だと考えるお金は一日10,000円位を目安に考えると良いようです。


それ以上は必要性が低くなる可能性もあるので、医療保険に加入する場合は内容をしっかりと見て考えた方が良いでしょう。


医療保険に加入する場合は適正に合わせて”2つのタイプ”を

まず、医療保険を考える前に現代の医療技術は進歩しており入院日数が短期化しています。


そのため、1回の入院で120日型や180型なども販売されておりましたが、こんなに長い期間は必要ないと考えます。


一番長期化する入院は「脳」の関する病気です。

こちらにはリハビリなども入ってきますが、平均でも2~3か月。

1回の入院で保障される日数は90日型でも十分でしょう。


ここだけでも保険料は少し安くなります。


さらに、保険期間の設定においても保険料は大きく異なります。

もちろん終身医療保険は一生涯の保障であるため、保険料は高いですが保険の見直しが必要なく今後保険料が変動することはありません



一方、更新型の医療保険の場合、掛け捨てタイプが多く保険料がかなり割安になっています。

とっても加入しやすく保障内容も充実している商品が多いです。


この終身タイプや更新がある定期型の医療保険について、メリットとデメリットと共に専業主婦の方にはどちらがおすすめなのか?など詳しくご紹介していきます。

 

家計に余裕のある人は”貯蓄型”を検討

最近、人気が高まっているのは貯蓄型の医療保険。

雑誌やテレビコマーシャルなどでも目にしたり耳にしたりしたことがある方も多いと思います。


良く聞かれるのは


「〇〇年間一定の入院や手術の給付金請求が無かったら〇年後に〇〇万円のお祝い金付き!」


このようなお祝い金付きの医療保険は、専業主婦の方にとっても人気が高い商品です。

健康であれば、数年後にお小遣いがもらえる!と言った感じが人気が高い理由です。


しかし、こちらの医療保険を貯蓄目的で加入するのであれば、積極的にはおすすめできません。


このお祝い金部分にも、もちろん保険料が加算されており、加算部分だけで貯蓄性の利率を計算するとほとんどの商品が元本割れをしています。


医療保険を準備しながら貯蓄もできるイメージですが、実際は損している可能性も高いため保険は保険。貯蓄は貯蓄で考えたほうが良いでしょう。


貯蓄目的で医療保険を考えるなら終身医療保険。


こちらは契約年数が長期になっていくと、解約返戻金の方が上回り得をする可能性を秘めています。

しかし、解約していまうと医療保険が無くなるデメリットも秘めていますので、余裕がある方は別の掛け捨ての医療保険と一緒に貯蓄の名目のみで加入するほうが良いと思います。


そうなると保険料はかなり割高になることが予想されます。


割安な保険料で安心を買いたい人は”定期型”

必要性を感じて医療保険を検討し、保険料をなるべく安く!と考えている方は「掛け捨ての定期医療保険」がおすすめです。

定期型というのは保険期間が10年・15年・20年・70歳まで・80歳までから選択することが可能ですが、一番安いのは保険期間が10年のタイプ


10年後に更新を迎え保険料が高くなる!と言った声もありますが、もともとが安い医療保険ですので高額になることは、まずありません。


更新を迎える年齢が60歳や70歳だと更新保険料が高いこともありますが、1日10,000円の医療保険に加入していれば、1日を7,000円や5,000円などに下げて保険料をおさえるなどの減額更新という選択をし保険を継続することもあるため「絶対に高くなる」と思い込む必要はありません。


さらに健康の方であれば更新ではなく、見直しである「転換契約」ができるため保険料も大きく変わることなく、新しい医療保険に変更することができる選択も選ぶこともできます。


まとめ 

いかがだったでしょうか?


まずは公的保障でカバーできる部分がどのくらいあるのか知ること、そして現在の医療の発展により入院日数が短くなっていたり、通院するパターンが増えているといったことを知った上で、自分に必要な保障を考えていきたいですね。


また、専業主婦の方はお給料を頂くわけではないため、医療保険の必要性は無いと言われることもありますが、決してそのように断言することはできません。


専業主婦の方が家で行う家事や育児にも、労働加算をするとかなり高い金額になります。


専業主婦の方が入院となれば、おうちへの負担は大きく、余計な出費は免れません。

家の仕事がこなせるご主人さまであれば、問題なさそうですが疲れた体でご飯を食べ、子どもがいれば子どもにもご飯を与え、掃除や洗濯もしなければならないとなれば、ご飯を作る体力も無くなり、ついつい買って食べてしまう…なんて声も聞きます。


また、専業主婦の方が入院し、旦那さんは仕事が終わってからご飯を作るとなるとお風呂に入る時間や宿題を見る時間が無くなってしまうので、ご飯は毎日お弁当を買ったり頼んだりしていたり、お見舞いに来ると駐車場代が高かったなんて話もあります。


専業主婦の方に医療保険は必要ないなんてことはありません。しかし、国の公的保障をしっかりと把握した上でかけすぎに注意しながら必要最低限で検討すると良いでしょう。


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この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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