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更年期障害は健康保険適用?更年期障害でも保険に入れるの?

誰にでもやってくる更年期。そして心配なのがはやり「更年期障害」でなないでしょうか。更年期障害の症状や治療法、更年期障害の治療に健康保険は使えるのか、更年期障害になってしまっても医療保険やがん保険に加入できるのかを詳しく解説します。

健康保険は適用される?更年期障害について事前に確認しておきたいこと

40代50代になってくると、いろいろと体のことが心配になってくるもの。

特に女性は「更年期障害」が気になるのではないでしょうか。

女性の7割から8割は更年期に何らかの不調を感じ、また4人に1人は更年期障害を患うと言われています。

他人事ではない更年期障害。どんな病気でどのような治療があるのか、健康保険が適用されるのか、また保険に加入する時の注意点など、更年期障害のことを事前に知っておきましょう。


聞いたことはあるがわかりにくい更年期障害とはどんな病気か?

40代になると卵巣機能の低下し、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」の分泌が急激に減少しホルモンバランスが乱れ、さまざまな不調を引き起こします。これが更年期障害です。


更年期障害にはいろいろな症状があります。

  • 急に汗をかく
  • のぼせやほてり
  • めまい
  • 疲れやすい
  • 動悸や息切れ
  • イライラや不安感
  • 不眠

その他にも、だるい・手足が冷える・頭痛・肩こり・腰痛・皮膚の痒みなどさまざまな症状があり、この症状が重なって現れたり日によって症状が違うこともあります。

更年期障害の治療はどこで行い保険は適用されるのか?

例えば、だるい日があったり肩こりの酷い日があったとしても、更年期障害だとは考えないでしょうし、また更年期障害だとは限りません。

不調な日が多くなり更年期障害かもと思ったときには、婦人科を受診するのがよいでしょう。検査をすればその不調が更年期障害からくるものなのかがわかります。

また、違う病気が隠れているかも知れませんので「更年期だからだろう」と放っておくことも危険です。


検査の結果、更年期障害と診断されればほとんどの治療は健康保険が適用となります。

治療法1:ホルモン補充療法(HRT)

閉経前後に減少するエストロゲンを補充するための更年期障害の根本的な治療法で、保険適用となります。

急に汗をかいてしまうホットフラッシュや自律神経の乱れを改善し、安全性と有効性が実証されています。

また、骨粗鬆症や心臓血管系疾患のリスクを下げる効果もあります。

治療法2:漢方薬による治療法

効きが弱いイメージの漢方薬ですが、そんなことはありません。漢方は複数の症状に対して効果を発揮します。

合う合わないがあるので、いくつかの種類を試すことになるかも知れませんが、合う漢方が見つかれば更年期障害に対してかなりの改善が見られることが実証されています。


また乳がんや子宮がんで投薬中の人や、脳卒中や心筋梗塞を患ったことのある人など、ホルモン補充療法(HRT)が使えない場合に漢方薬での治療を行います。


漢方は全てが保険適用ではありませんが、今は保険適用の漢方を処方してくれる病院が多くあります。かかりつけの婦人科があれば相談してみるのもよいでしょう。

治療法3:抗うつ薬や抗不安薬などの治療法

気分が落ち込んだり不安感が強かったりと精神的な症状が重い場合は、抗うつ薬や抗不安薬を使用したり、カウンセリングを行ったりします。

またホルモン補充療法(HRT)が効かない場合なども抗うつ薬や抗不安薬を処方します。

抗うつ薬や抗不安薬は保険適用となりますが、カウンセリングなどは適用外となる場合もあります。

更年期障害を発症してからでは遅い医療保険や生命保険への加入

誰でもなりうる更年期障害。重篤な病気ではないから保険に入れるだろうと思うのは間違いです。

更年期障害はこれからいろいろな症状の現れる可能性があることから、保険加入時の審査はシビアになってきます。

「うつ」「不安感」などの精神疾患がある場合はほぼ加入できないと言っても過言ではありません。


保険に加入する際は必ず「健康状態の告知」をします。

「軽いから」と「もうおさまってきたから」いって更年期障害であることを告知しなかった場合、告知義務違反となり保険を解除されてしまうケースもあります。


ではどのようなことを告知しなければならないのでしょうか。

更年期障害において入院治療の履歴がある場合

保険に加入する際の告知には「過去5年以内に病気や怪我で継続して7日以上の入院をしたことがありますか?」という欄があります。


更年期障害に限らず、過去5年以内の病気での入院経歴は保険加入時の審査を通るのは難しく、加入できたとしても保険料が割増しになったり、入院の原因となった部位に関しては数年間不担保といった条件が付いてしまうことがほとんどです。

更年期障害において治療完治をした場合

保険会社や商品によって多少違いはありますが、告知には下記のような項目があります。

  • 過去5年以内に「別表」の病気で医師の診断、検査、治療、投薬のいずれかを受けましたか?(「別表」には大きめの病気が記載されており、うつや不眠症・自律神経失調症も含まれています)
  • 過去5年以内に7日間以上にわたる医師の診断、検査、治療、投薬のいずれかを受けましたか?

これを見ると、更年期障害が完治し5年が経過していれば告知欄に「いいえ」と記載することはできます。

ただし、それには医師からはっきりと「完治した」と宣告されていることが必要です。体調が良くなったからと自分の判断で治療を中断した場合は完治とは言えないのです。


更年期障害を患ったことがあり、この告知で「はい」という回答になった場合、やはり保険に加入できないか、またはいろいろな条件がついてしまうことがほとんどでしょう。

入院未満の通院治療などの場合

入院はしていなくても、治療・検査・投薬を受けている場合においても、更年期障害に対しては保険の審査は厳しくなってきます。


  • 最近3ヶ月以内に医師の診察、治療、検査、投薬のいずれかを受けたことがありますか?
  • 過去5年以内に「別表」の病気で医師の診断、検査、治療、投薬のいずれかを受けましたか?(「別表」には大きめの病気が記載されており、うつや不眠症・自律神経失調症も含まれています)
  • 過去5年以内に7日間以上にわたる医師の診断、検査、治療、投薬のいずれかを受けましたか?

上記の告知は、入院しているか否かは関係ありません。


ここでも告知の回答が「はい」となった場合も、保険に加入できないか、条件が付いてしまうことがほとんどです。

引受基準緩和型医療保険の場合

次に、更年期障害などの持病があっても入れる「引受基準緩和型医療保険」の告知などのようなものかを見ていきましょう。

  • 最近3ヶ月以内に医師から入院・手術・検査のいずれかをすすめられたことがありますか?または現在入院中ですか?
  • 最近3ヶ月以内にがんまたは上皮内新生物、慢性肝炎、肝硬変で、医師の診察、検査、治療、投薬のいずれかを受けたことがありますか?
  • 過去2年以内に病気や怪我で入院、または手術を受けたことがありますか?
  • 過去5年以内にがんまたは上皮内新生物で入院、または手術をうけたことがありますか?

これも保険会社や商品によって違いはありますが、似たような告知となります。

上記の告知がすべて「いいえ」であれば加入することができます。

更年期障害で治療中の人でも入れる保険ということになりますが、引受基準緩和型医療保険は、健康な人の入れる医療保険と比べると保険料が高く、補償内容も小さい場合が多くなります。

医療保険と異なるがん保険の場合

最後にがん保険の告知について見ていきましょう。

  • 今までがんまたは上皮内新生物にかかったことがありますか?
  • 現在入院中ですか?または最近3ヶ月以内に入院、手術をすすめられたことがありますか?
  • 過去3ヶ月以内に「別表」の病気または症状で医師の診察、検査、治療、投薬のいずれかを受けたことがありますか?(「別表」にはがんとの因果関係がありそうな病名が記載されています)
  • 過去2年以内に健康診断、人間ドックを受けて、「別表」の検査結果の異常を指摘されたことがありますか?(「別表」にはがんの疑いの出そうな検査項目が記載されています)

告知内容を見てもわかるように、がんに関すること以外のことは告知事項には入っていません。

更年期障害とがんの因果関係はありませんので、がん保険の加入には

医療保険ほどの高い壁はないでしょう。

まとめ

更年期障害は1度や2度の通院ですぐに良くなるものではありません。またいろいろな症状が現れて病院に行く可能性が高くなります。

健康な人との公平性を保つためにも、医療保険に加入することは難しくなってきます。


更年期障害だけでなく他の病気に備えるためにも、健康なうちに医療保険への加入を検討しましょう。


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