更新日:2023/06/29
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)になっても医療保険に加入できる?
内容をまとめると
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)でも加入しやすい保険に引受基準緩和型がある
- 部位不担保等の条件付きで保険加入できる場合がある
- PCOSで保険に加入する前に健康状況等の告知が必要
- PCOSで保険加入できるかどうか知りたいならマネーキャリアの保険加入シミュレーションがおすすめ!【無料診断】
- 女性特有の病気で相談しづらいことも、女性FPの多いマネーキャリアなら話しやすく専門的な相談ができる!
目次を使って気になるところから読みましょう!
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)でも保険はおりる?保険のプロが解説します!
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)でも保険加入できますか?
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の保険加入はプロに相談した方がいい理由
- 妊娠中の疾患・女性特有の病名一覧
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)はどのような病気?
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の症状・診断
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の治療法・治療期間
- 医療保険に加入できても厳しい条件がつく可能性大!
- 加入条件が緩い引受基準緩和型や無選択型の検討を!
- 病気にかかる前に医療保険の加入を保険のプロに相談しよう!
- PCOSの告知義務はある?告知項目は?
- まとめ:1度だけ女性保険の加入を保険のプロに相談してみよう!
目次
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)でも保険はおりる?保険のプロが解説します!
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は卵巣で男性ホルモンがたくさん作られてしまうせいで、排卵しにくくなる疾患です。
排卵しにくくなるため、無月経や月経不順、にきび、多毛、肥満などの症状が出ることがあります。PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は女性の20〜30人に1人の割合で発症している、比較的身近な疾患と言えます。
身近な病気のため「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)だと保険に入れないのか」「保険に加入できるかどうか知りたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)でも保険はおりるのか
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)でも保険に加入できるのか
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)での保険加入の注意点とポイントとは?
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)が原因で保険に入れなかった時に検討するべき保険
について解説していきます。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)での保険加入に不安がある人向けに、保険加入の相談先についても解説します。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)でも保険に入りたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)でも保険加入できますか?
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の保険加入はプロに相談した方がいい理由
妊娠中の疾患・女性特有の病名一覧
▼異常分娩・妊娠・出産に関する疾患
会陰裂傷 妊娠高血圧症 切迫早産 前期破水 乳汁分泌 乳腺炎
▼子宮の疾患
月経不順 月経困難症 PMS 子宮頸がん 子宮体がん 子宮内膜症 子宮頸管ポリープ
▼卵巣・卵管の疾患
卵巣がん 卵巣嚢腫 付属器炎 卵巣機能不全 卵菅炎(卵巣炎) チョコレート嚢胞 PCOS
▼乳腺・乳管・乳房の疾患
乳がん 炎症性乳がん パジェット病 乳管内乳頭腫 乳房内石灰化 乳腺のう胞 乳腺症 乳腺線維腺腫
▼膣の疾患
膣がん 膣炎
▼肝臓の疾患
B型肝炎 C型肝炎
▼性病
カンジダ外陰炎(膣炎) クラミジア トリコモナス 性器ヘルペス HPV 尖圭コンジローマ 淋菌 梅毒
▼その他の疾患
関節リウマチ 甲状腺機能低下症 貧血 腎孟腎炎 膀胱炎 下肢静脈瘤 バセドウ病 下垂体腺腫
女性保険の選び方や必要性を知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)はどのような病気?
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)はLH(黄体ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)という2つのホルモンのバランスが崩れて、排卵が起こりにくい病気です。
また、男性ホルモンが分泌されるため、にきびや多毛が症状としてあらわれることもあります。
PCOSの患者さんは子宮体癌のリスクや排卵ができていないため、妊娠を希望する場合には治療が必要です。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の症状・診断
PCOSの診断は
- 血液検査
- 卵巣の超音波検査(エコー)
で行います。
PCOSでは排卵が起こっていないため、エコーを確認すると卵胞が溜まったネックレスサインを確認することができます。
これに加え、血中男性ホルモン高値またはLHが高値で、FSHが正常になっていることが血液検査でわかれば、PCOSと診断されます。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の治療法・治療期間
PCOSでは排卵に問題があるため、何らかの方法で排卵を起こします。また、溜まっている卵胞が一気に出てこないような配慮も必要です。
治療法としては
- 薬による排卵誘発
- 腹腔鏡下卵巣多孔術
医療保険に加入できても厳しい条件がつく可能性大!
民間の医療保険に加入する場合、告知義務があります。そして、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)など病気や体質などがある場合、サポートの範囲が狭まったり、保証適用範囲が限定される場合があります。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の場合、保険会社によっては医療保険に加入できなかったり、また、加入できたとしてもほとんどの保険会社では厳しい加入条件がつくことが多いのが現状です。自分が医療保険に求める内容はどのようなものなのか、どのくらいの範囲でのサポートを期待しているのかを明確にして考える必要があります。
加入条件が緩い引受基準緩和型や無選択型の検討を!
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の場合、通常の医療保険には加入が難しい場合があります。そんな時にぜひ検討していただきたいのが「引受基準緩和型」や「無選択型」です。
それぞれのメリット・デメリットを比較検討して、自分にピッタリのものを見つけましょう。
以下では、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
引受基準緩和型
メリット | ・持病の悪化や再発も補償される ・告知項目がシンプルで答えやすい |
---|---|
デメリット | ・保険料が割高 ・保証が限定的 ・特約が限定的 |
無選択型
メリット | ・告知が必要ない ・持病以外の病気や怪我は保証される |
---|---|
デメリット | ・保険料が割高 ・加入後一定期間は保証が受けられない ・持病の悪化や再発は保証対象外 |
病気にかかる前に医療保険の加入を保険のプロに相談しよう!
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)などの病気にかかっていると判断されてしまうと、医療保険に加入することが難しくなってしまいます。加入できたとしても、保険料が割高になったり、保証が限定的になったりとデメリットも出てきてしまいます。
しかしながら、いくつかの条件付きでも加入することがおすすめできる場合もあります。
加入やどんな保険に入るかどうかは個人の状況によりますので、是非一度、プロに相談することをおすすめします。
ほけんROOMでは保険のプロが無料で相談に乗ってくれるので、安心して自分にピッタリの保険を選ぶことができます。ぜひ活用してみてください。
PCOSの告知義務はある?告知項目は?
PCOSも罹患歴になるため、保険加入の際には告知が必要です。
引受基準緩和型か通常の保険かによっても告知項目は変わってきますが、よくある告知項目について紹介していきます。
- 入院・手術予定の有無
- がん罹患歴または最近3ヶ月以内の検査受診歴について
- (女性の方)妊娠の有無、過去5年以内の妊娠・出産に伴う入院・手術の有無
- 過去5年以内の特定の病気の有無(ある場合はその内容)
- 過去5年以内の手術、7日間以上の入院、受診の有無(ある場合はその内容)
- 過去3ヶ月以内の受診の有無(ある場合はその内容)
まとめ:1度だけ女性保険の加入を保険のプロに相談してみよう!
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)という病気についてと、かかった場合の医療保険の加入の難しさについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)になると通常の医療保険への加入は難しい
- 加入条件を比較して、引受基準緩和型や無選択型を選択するのがベスト
- 医療保険加入は病気がみつかる前にプロと選んで準備しておく
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は医師のもと適切な治療で改善