生活費の内訳から家計のムダがないかチェック!世帯構成別に解説!

普段家計を確認する機会はありますか?生活費の内訳を見直すと自分の家計の状態を確認することが出来、ムダを減らすことが出来ます。世帯構成別の生活費内訳や下記の中で改善できるポイントを解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

生活費の内訳はどのくらい?

平均的な生活費の内訳をご存じですか。各家庭における家計の内訳は生活していく中でなんとなく決まっていくものかと思います。しかし、定期的にしっかりと見直すことで無駄を減らすことができます。さらには、減らした無駄からゆとりも生まれてきます。


平均的な生活費の内訳を知って、現在の状況と比べることで使いすぎている部分、無駄な部分を知ることが、無駄を減らすためには重要です。


そこで、この記事では

  • 生活費の世帯構成別平均
  • 生活費の内訳(大学生の場合)
  • 生活費の内訳(フリーターの場合)
  • 生活費の内訳(自営業の場合)
  • 生活費の内訳(シングルマザーの場合)
  • 生活費の無駄を減らす方法
  • 生活費の内訳を専門家に相談

以上のことについて解説していきます。


世帯構成別の生活費内訳から改善できるポイントまで解説していきますので、最後までお読みいただければ、家計見直しのお役に立てるかと思います。



社会人の生活費平均は1人暮らしで16万円!世帯構成別に解説!

世帯を構成する人数によって、生活費は大きく違ってきます。例えば、夫婦と小学生以下の子供の世帯と、夫婦と中学生や高校生の子供のいる世帯では、食費や光熱費、通信費に大きな違いが出てくるでしょう。


そこで、世帯構成別の生活費の平均内訳を知ることが、とても重要になります。なぜなら、世帯構成別ですので、それぞれの世帯に近い状況の数字なので、どこの項目が平均と比べて使いすぎているのか比較しやすくなるからです。

  • 一人暮らし
  • 二人暮らし
  • 三人家族
  • 四人家族
  • 五人家族
  • 六人家族

以上の世帯について生活費平均を、総務省の「家計調査 家計収支編」(2019年)を参考に表にまとめました。


食料、住居、光熱・水道、家具・家事用品、被服、保健医療、交通・通信、教養娯楽、その他の内訳で表を作成しています。ただ、住居にかかる金額は、持ち家も併せての平均値になっているため、現実の家賃とは大きく違った値になってしまっているようです。


これらの表と照らし合わせてみることで、家計改善に取り組んでみましょう。

一人暮らしの生活費と内訳

一人暮らしの生活費

生活費の内訳は以下の通りです。

金額
食料44,262
住居20,854
光熱・水道11,652
家具・家事用品5,443
被服5,984
保健医療7,711
交通・通信21,067
教養娯楽19,425
その他27,359
合計163,757


表から見えること

一人暮らしでも、1ヶ月に16万円ほどの生活費がかかっているようです。1人分の食事でも「食料」が大きな割合を占めていることがわかります。また、「交通・通信費」も意外と支出割合が大きいのは、スマートフォンの使用料が関係しているでしょう。


外食を控える、スマートフォンをキャリアから格安スマホへ乗り換えるなどの対策を行うことで、支出が抑えられることと思います。

二人暮らし夫婦の生活費と内訳

二人暮らし世帯の生活費

夫婦二人の生活費の内訳は、以下の通りです。

品目金額
食料66,525
住居16,611
光熱・水道19,599
家具・家事用品10,357
被服8,156
保健医療14,377
交通・通信34,708
教育398
教養娯楽26,249
その他59,653
合計256,633


表から見えること

二人暮らしの夫婦になると、「食料」の支出が増えていますが、一人暮らしの平均の2倍になっていないのは、家で料理を作ることが増えるために出費が抑えられているからでしょう。ただ、交際費やこづかいを含む「その他」の支出割合が、大きくなってきていることがわかります。交際費やこづかいなどが二人分になり、大きく増えたと思われます。

3人家族の生活費と内訳

3人家族の生活費 

生活費の内訳は以下の通りです。
品目金額
食料77,071
住居19,383
光熱・水道22,683
家具・家事用品11,961
被服11,375
保健医療14,367
交通・通信45,434
教育10,434
教養娯楽28,658
その他62,397
合計303,763

表から見えること

3人家族になると、子供が増えるからでしょう。「教育」の支出が増えていますが、これは子供を育てるために必要な支出と考えられます。子供の習い事は、子供が本当にやりたいことや親がやらせたいことを最小限に絞ることで、支出が増えすぎることは防げます。

「光熱・水道」も子供が増えると、大きくなってくる支出の一つです。子供による水の流しっぱなしや電気のつけっぱなし、よくあることです。小さい頃から、水や電気も使わないときは止める、消すを習慣づけておくことをおすすめします。

4人家族の生活費と内訳

4人家族の生活費

生活費の内訳は以下の通りです。

品目金額
食料83,799
住居16,988
光熱・水道23,731
家具・家事用品12,542
被服14,212
保健医療12,707
交通・通信57,810
教育28,739
教養娯楽34,495
その他53,628
合計338,651


表から見えること

4人家族になると「教育」の項目はますます大きな割合を占めてきますが、前に述べたとおり過剰にならない限りは必要であると考えられるので、家計の見直しをする際はほかの項目を先に行いましょう。


特に子供にスマートフォンやキッズフォンなどを持たせることも出てくるかと思います。しっかりとプランを見直して無駄のない料金プランを設定しましょう。

5人家族の生活費と内訳

5人家族の生活費

生活費内訳は以下になります。

品目金額
食料91,588
住居13,933
光熱・水道26,369
家具・家事用品13,784
被服14,653
保健医療13,165
交通・通信50,198
教育32,946
教養娯楽35,153
その他52,810
合計344,599


表から見えること

「住居」がとても安くなっていますが、これは賃貸ではなく家やマンションを購入する世帯が多くなってきているからと思われます。5人家族になると賃貸の住居を借りて住むとしても、ある程度の広さが必要になってきます。広い家に住むとなると、当然家賃も高くなってくるのでさらに支出が増えるでしょう。そこで、家計の大幅な見直しが必要になってきます。

6人家族の生活費と内訳

6人家族の生活費

生活費の内訳は以下になります。

品目金額
食料102,606
住居10,242
光熱・水道31,109
家具・家事用品11,902
被服13,315
保険医療13,723
交通・通信52,589
教育23,701
教養娯楽34,691
その他47,914
合計341,697


表から見えること

6人家族では、やはり「食料」が大きな割合を占めています。家計の見直しをするときには「食料」に目を向けることが必要になるでしょう。余計なものを買わない、外食を減らすなどの対策を行うと効果があります。


また、表を見ると「保険医療」の支出が世帯人数の割に少ないことに気づきます。子供の医療費助成制度や第3子以降の出産へは手当が増額される市町村も多くあります。これら行政からの助成も家計への大きな助けになるので、上手に利用したいところです。

大学生の生活費内訳

ここまで世帯主とその家族の生活費を見てきましたが、それではまだ収入のない大学生の生活費はどのようになっているのでしょうか。


大学生の生活費の内訳を見てみましょう。

日本学生支援機構「平成28年度学生生活調査」を参考に、内訳を以下の表にまとめました。

内訳金額
食費約25,000円
水道光熱費約8,000円
交際費・娯楽費約20,000円
通信費
約10,000円
日用品・衣類など約13,000円
合計約76,000円

全体的に堅実な印象をうける内訳ですが、それでも大学生1人分でもひと月に約76,000円程度かかっているようです。


もし、一人暮らしであれば、この支出に家賃も加わります。安い地域でも約3万円、家賃の高い東京では約7万円くらいが相場のようです。

すると、一人暮らしの大学生に仕送りをするとなると、家賃の安い地域では11万円、東京では15万円ほど必要になってきます。また、生活費に加えて大学の授業料も支払うので、子供が小さいときから将来を考えて、貯金をしておくことが大切なことがわかりますね。

フリーターの生活費内訳

アルバイトなどで収入を得ているフリーターの生活費は、どのようになっているのでしょうか。

総務省の「家計調査 家計収支編」(2019年)から、34歳以下の単身世帯の生活費を参考に以下の表にまとめました。

品目金額
食料44,048
住居33,458
光熱・水道7,265

家具・家事用品

3,682
被服8,217
保健医療4,580
交通・通信27,205
教育0
教養娯楽20,096
その他23,774
合計172,325

1ヶ月あたり約17万円の生活費がかかっていることがわかります。


フリーターの収入の多くは時給で支払われます。それではこの1ヶ月の生活費17万円は、何時間働くと得られるのでしょうか。2019年度の最低賃金は一番高い東京では1,013円ですが、一番低い県では790円となっています。この最低賃金を元に計算すると、東京ではひと月に約167時間、790円の県では約215時間働くことが必要となり、楽ではないことではわかります。また、フリーターは休むと収入が入ってきませんので、生活の安定とゆとりを目指すには、正社員になることも視野に入れておいた方がよさそうです。

自営業の生活費内訳

会社に勤めていない、自営業の生活費はどのような内訳になっているのでしょうか。


総務省の「家計調査 家計収支編」(2019年)を参考に、4人家族の生活費の内訳を表にまとめました。

内訳金額
食料83,799
住居16,988
光熱・水道23,731
家具・家事用品12,541
被服14,212
保健医療12,707
交通・通信57,810
教育28,739
教養・娯楽34,495
その他53,628
健康保険28,500
国民年金16,540
合計383,691

食料や住居、光熱費などの他に、健康保険国民年金の支払いが加わります。ここが会社員との違いです。会社員であれば、会社が年金や健康保険は給与からひいてくれますが、自営業は毎月の収入から自分で納めなければなりません。

健康保険料は収入で決まり、上記の表の健康保険の月額は40歳から64歳の世帯の平均値です。40歳未満であれば介護保険料が含まれないので、もう少し低い金額になります。


また、自営業には経費として申告できるものがあります。例をあげると自宅でインターネットを使用する仕事であれば、インターネットプロバイダなどの通信費、家賃や光熱費の一部、車を仕事で使うのであれば、ガソリン代や自動車税などが経費として認められます。所得から経費を引いた金額で納める税金が決まるので、ぜひ知っておきたいですね。

シングルマザーの生活費内訳は

シングルマザーの年収は200万から300万円といわれています。そこで、総務省の「家計調査 家計収支編」(2019年)より、年収が平均約300万円かつ世帯人数が2人以上である世帯の生活費の内訳をみていきます。

内訳金額
食料69,411
住宅19,517
光熱・水道20,749
家具・家事用品10,125
被服9,115
保健医療11,921
交通・通信37,380
教育7,365
教養娯楽22,910
その他46,954
合計255,447

毎月の生活費は26万円ほどかかっているようです。

これだけの金額を子供を育てながら稼ぐのは大変ですよね。ただ、シングルマザーが受けられる手当がいくつかあるので、それらを知っておくと心強いと思います。


シングルマザーが受けられる手当・助成金は以下の通りです。

  1. 児童手当
  2. 児童扶養手当
  3. 母子家庭の住宅手当
  4. 母子家庭の医療費助成制度
  5. こども医療費助成
  6. 特別児童扶養手当
  7. 障害児福祉手当
  8. 生活保護
  9. 母子家庭の遺族年金
  10. 児童育成手当

このほかにも、国民健康保険の免除、国民年金の免除、粗大ゴミの手数料の減免、上下水道料金の割引、保育料の免除や減額などの割引や免除も利用できます。


所得制限や子供の年齢制限、条件などもありますが、あてはまるようでしたらぜひ申請手続きをおすすめします。

生活費の内訳のムダを減らすには?

生活費の無駄を減らして、将来の蓄えに備えたり、たまの休みには気分転換に家族旅行もしたいものです。しかし、どうしたら無駄は減るのでしょうか

無駄を減らすための具体的な方法をここでは解説していきます。

  • 理想の生活費の内訳との比較
  • 家計簿をつけることで家計を把握
  • ライフプランのシミュレーションを行い、長期的な収支目標を設定

まずは、今の家計の現状を知ることが大切です。目をそむけたくなるかもしれませんが勇気を持って現実に向かい合いましょう。

理想の生活費の内訳と比較して超えている分を減らす

理想的生活費割合

ここでは、夫婦と小学生以下の子供がいる平均的な家族を例に取り、理想的な生活費の内訳を表にしてみます。

内訳割合(%)月収30万円の場合(円)
食費1442,000
住居2575,000
水道光熱費618,000
通信費515,000
こづかい1030,000
教育費1030,000
保険料618,000
趣味・娯楽費26,000
被服費39,000
交際費26,000
日用雑費26,000
その他39,000
貯蓄1236,000
合計100300,000

いかがでしょうか。理想的な割合と比べてみると、使いすぎている部分、お金をかけすぎている項目が見えてくると思います。


割合が多くなっているところに注目

上の理想的な割合と比べて、多い部分に注目しましょう。


例えば食費の割合が多い場合、食費は毎日の積み重ねが使いすぎにつながってくるところです。

買い物をするときにも、安いから買っておこうとか、あると便利だから、疲れているから買って帰ろうなどと考えていると、気づいたら予算オーバーとなってしまいます。


毎日の買い物の際に食費の割合が多くなっていることを意識するだけでも、自然と買いすぎが抑えられ、理想的割合に近づいていくことでしょう。

家計を把握するために家計簿をつける

家計簿をつける意味

家計簿をつけるメリットは何でしょうか。それは、現状の把握ができることが第一です。今月いくら使っているのか、どの項目が支出が多いのかに気づくことで、家計の見直しがスムーズに行えます。


家計簿をつけるコツ

家計簿はなかなか続かない、という方も多いかと思います。家計簿を長く続けるコツは

  1. 項目は大雑把に
  2. 1円単位で合わせようとしない

この2つです。


例えば、食べることに使ったお金は、食費と外食費にわけます。米、肉、魚などと細かい品目に分けると、とても手間もかかり、面倒になってしまいます。また、財布に残ったお金と家計簿の数字が合わないとき、1円10円くらいなら気にしなくても大丈夫です。気にしていると、つけることが嫌になってしまいます。大事なのは、続けることです。続けることで、お金の流れや毎月使いすぎている項目などが把握ができます。

ライフプランを考えて長期的な収支目標を立てる

ライフプランを考える必要性

人生には様々な転機がやってきます。例えば、結婚。結婚には結婚式、披露宴そして新居など多額の費用がかかります。披露宴には平均約300万円かかるといわれているので、ご祝儀や親からの援助を考慮しても約300万円くらいは準備しておきたいところです。


また、もし子供が私立中学へ進学すると、3年間で平均約400万円かかります。私立の中学校を選ぶのか、公立の中学校を選ぶのかによっても必要になってくる費用に大きな違いが出てきます。


このように、ライフプランを考えて長期的に家計を見ることで、どの程度の貯蓄がいつまでに必要なのか、具体的に目標を決めることができます。


専門家への相談もおすすめ

何歳頃にどんなイベントが考えられてどのくらいの費用が必要なのか、ライフプランは自分で考えて計算するのはとても難しいと思います。そんなときは、専門家への相談をおすすめします。

生活費の内訳を専門家にライフプラン相談する

ライフプランに併せて、生活費の内訳も専門家に相談してみてはいかがでしょうか。自分で家計を見直そうと思っても、自分には甘くなってしまうのが人間です。そこを客観的な視点で無駄を指摘してもらうと、改めて自分を厳しく律することもできるので家計はより一層引き締まることでしょう。


保険ROOMでは、お金の専門家であるファイナンシャルプランナーが家計状況や悩みに合わせたライフプランの提案を行ってくれます。家計の見直しだけでなく、将来のための貯蓄を考えるときにもとても参考になりますね。また、ライフプランの提案は納得するまで何度でも無料でしてくれるので安心です。オンラインでの相談も可能なので、相談する場所を心配する必要がありません。

まとめ:生活費の内訳について

世帯構成別の生活費の内訳、ムダを減らす方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • 生活費の内訳はどのくらい
  • 一人暮らしでも16万円、世帯構成別生活費の内訳
  • 大学生の生活費の内訳
  • フリーターの生活費の内訳
  • 自営業の生活費の内訳
  • シングルマザーの生活費の内訳
  • 生活費のムダを減らすには
  • 生活費の内訳を専門家に相談

でした。


毎日の生活や子育てにはお金がかかります。しかし、平均的な生活費の内訳を知り現状
比較することは、家計を見直しムダを減らすことにつながります。家族とのゆとりある将来、そして老後に向けて今のムダを少しでも減らしていきたいですね。


ぜひ今回の記事を、家計の見直しに役立てていただければと思います。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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