10代の平均年収はいくら?10代で高収入をねらえる方法も伝授

10代の後半になると、大学生でアルバイトをしたりあるいは高卒で就職したりしてお金を稼ぐ機会が増えますよね。平均年収はいくらなの?と気になると思います。今回は10代の平均年収を男女別に紹介し、10代でも稼ぐ方法や年代別、職種別の平均年収などを紹介します!

10代の男女別平均年収:男性と女性の平均年収は50万円近く差がある

10代で社会に出て、収入を得ている方はどれほどの年収があるのでしょうか。


実は、10代といえど年収には男女差が大きくあり、国税庁が発表している令和元年度の民間給与実態調査によると、10代男性の平均年収が159万9,000円


10代女性の平均年収が110万5,000円となっており、その差は49万4,000円と、約50万円以上の差が開いています。


10代の給与所得者に関しては、男性が11万1,696人、女性が11万4,241人と大きな差はありません。


では、このように男女差に開きがあるのはなぜなのか、後述で詳しくご紹介いたします。

10代の業種別平均年収:電気・ガス・熱供給・水道業は最も平均年収が高い



年収では単純に男女の差のみで、年収は約50万円ほどの開きがありますが、 業種別にみるとどのよう変わってくるのでしょうか。

令和元年度の民間給与実態調査によると、電気・ガス・水道業などといったライフラインに関する仕事に関しては、勤続1~4年の方で年収は約473万円となっており、給与が高い傾向にあるようです。

そこでここからは

  • 10代男性の業種別の平均年収
  • 10代女性の業種別の平均年収

上記のポイントについて、業種別にご紹介していきます。

10代男性の業種別平均年収

では、10代男性の業種別の平均年収はいくらほどなのか、厚生労働省の令和元年賃金構造基本統計調査結果をもとに表でまとめました。


業種平均年収
産業計
202万6,800円
建設業207万9,600円
製造業198万2,400円
情報通信業198万円
運輸・郵便業202万2,000円
卸売・小売業199万3,200円
金融・保険業171万8,400円
学術研究・専門・技術サービス業201万8,400円
宿泊・飲食サービス業
199万8,000円
教育・学習支援業190万8,000円
医療・福祉192万1,200円
サービス業(その他)202万4400円

※電気・ガス・水道などのライフラインや娯楽、不動産などは産業計に含まれています。


こちらは、高校卒の初任給を元に計算して、年収を割り出しているため、企業によって違う賞与(ボーナス)は加算されていません


男性の年収平均を給与別で比べると、一番高いのが建設業、その次が産業計となっています。


建設業では、人手が多くいることや、肉体を使う機会もあることから男性の需要が高いようです。


建設業では、若いうちから技術を得ることも大切で、20代前半の段階で大学卒の給与を上回っている


ということも珍しくありません。

10代女性の業種別平均年収

上記では。10代男性の業種別の平均年収についてご紹介しましたが、次は10代女性の平均年収について厚生労働省の令和元年賃金構造基本統計調査結果をもとに表でまとめました。


業種平均年収
産業計194万7,600円
建設業194万4,000円
製造業193万8,000円
情報通信業196万8,000円
運輸・郵便業201万9,600円
卸売・小売業197万400円
金融・保険業179万7,600円
学術研究・専門・技術サービス業199万800円
宿泊・飲食サービス業196万8,000円
教育・学習支援業191万1600円
医療・福祉190万6800円
サービス業(その他)196万3,200円
※電気・ガス・水道などのライフラインや娯楽、不動産などは産業計に含まれています。 

こちらも前述した10代男性の平均給与と同じく、高校卒の初任給を元に計算して年収を割り出しているため、企業によって違う賞与(ボーナス)は加算されていません。

男性の場合は建設業が平均年収が一番高かったのですが、女性の場合になると運輸・郵便業が一番平均給与が高くなっています。

運輸・郵便と聞くと、宅配のようなドライバー職を思い描きますが、この分類の中には旅客の輸送とそれに付随するサービス業も含まれています。

バスガイドなどが、この運輸・郵便業にあたり、高卒でも研修をしっかり受ければ活躍できるため、人気のある職業の一つです。

10代の企業規模別平均年収:企業の規模が大きくなるほど給与は高くなる




ここまで、業種別の平均年収を男女別にご紹介してきましたが、業種の中でも大企業なのか、中小企業なのかによっても、年収は大きく変わってきます。

企業の規模によっては、賞与の額も変わり、同じ業種なのにも関わらず、収入に差が生まれてくるのです。

そこで、より詳しく

  • 10代男性の企業規模別の平均年収
  • 10代女性の企業規模別の平均年収

といった上記2点について、表でご紹介します。

10代男性の企業規模別平均年収

10代男性の企業規模別の平均年収について、厚生労働省が発表している令和2年賃金構造基本統計調査を元に、以下のように表でまとめました。


企業規模平均年収
大企業221万5200円
中企業219万9600円
小企業217万3200円
※企業規模は厚生労働省発表のもので、企業規模には業種別に様々な定義があるので、詳細は中小企業庁で確認してください。

10代男性の企業規模別の平均年収で見てみると、企業規模の大きさに比例して平均年収は高くなっています。

月々の給与だけだと、大企業が18万4,600円中企業が18万3,300円小企業が18万1,100円となり、大企業と中企業では1,000円ほど。

大企業と小企業では、3,000円ほどの給与の差しかありません。

ただ、大企業となると賞与や営業成績によって給与がプラスαされることもあるため、個人の頑張り次第で給与は大きく変わる業種も存在します。

中小企業の場合は、少ない人数で仕事をしていることもあり、還元されるお金よりも個人の意見や福利厚生の部分で融通が効くこともあります。

どちらもメリットやデメリットがありますが、給与に関しては男性の場合将来のことを考え、しっかりと把握することも必要です。

ちなみに過去の平均年収と比べると、多少の増減があるものの、そこまで大きな変化はなく、前年比とも1%ほどしか変わっていません。

10代女性の企業規模別平均年収

前述では、10代男性の企業規模別の平均年収について、ご紹介しました。

今度は10代女性の企業規模別の平均年収について、厚生労働省が発表している令和2年賃金構造基本統計調査を元に、以下のように表でご紹介します。

企業規模平均年収
大企業210万3600円
中企業207万6,000円
小企業207万9600円
※企業規模は厚生労働省発表のもので、企業規模には業種別に様々な定義があるので、詳細は中小企業庁で確認してください。

男性の時と同じく、大企業の平均年収が高いのですが、大きく異なるのは小企業が中企業の年収を上回っている点です。

月々の給与で比べると、大企業が17万5,300円中企業が17万3,000円小企業が17万3,300円となり、大企業と中企業で2,000円の差がありますが、中企業と小企業では僅か300円の差です。

平均年収を計算する場合、対象となる小企業の給与が、平均以上に高収入になると平均額の底上げをしてしまい、このような結果になることがあります。

あくまでも参考程度なので、就職活動の際に詳しい給与面の確認は重要です。

ただ、企業別で見ても男女の給与面での差は、約1万円程とかけ離れています。

ちなみに、女性の平均年収も前年比でみても1%以下の推移していないため、今後も大きく変わることはないのかもしれません。

10代の雇用形態別平均年収:正規の方が非正規より給与は高い




正規での採用でなく、派遣や契約社員といった非正規社員といった働き方をしている人も年々と多くなっています。


総務省統計局が令和2年に発表している労働力調査によると15歳から24歳までの正規社員の総数が、男性で約149万人女性が約133万人


それに対して、非正規社員の総数男性で約129万人女性が約140万人となっており、15歳から24歳までの男性で46%、女性で51%が非正規社員となっています。


平均年収に関しての差については、年齢別でなく正規・非正規社員全体の給与の割合を、国税庁が発表している令和元年度の民間給与実態調査から表にまとめたのでご紹介します。


正規社員の平均年収非正規社員の平均年収
男性 561万4,000円
225万6,000円
女性 388万9,000円152万2,000円


業種などによっては、期間工といった期間が決められている代わりに、高収入を得られるものがありますが、それでも平均給与は正規・非正規では倍以上の差があるんです。

10代でも稼ぎたい人必見!高年収を目指す3つの方法

大学卒と比べ、高卒の基本給は安く、年功序列で昇給していっても大卒初任給に追いつくのには時間がかかります

それに、勤めている会社の規模によっては、基本給もほぼ上がらないといった企業もあります。

転職などで高収入を狙うのもアリですが、転職は一定のスキルをもった方を優先させて採用するため、数年勤めていただけでは転職しても収入アップ出来ないケースもあるんです。

しかし、それでも高年収を目指したい10代の方のために、どのように高収入を狙えば良いのか3つのポイントでまとめました。

  • 昇進・昇格で年収アップ
  • 歩合制の給与体系で給与を増やす
  • 副業を始める
ここからはこの3つのポイントについて、詳しく解説していきます。

方法①:昇進や昇格を果たして年収アップをねらう

まず現在、勤めている会社で昇進や昇格をするのが、王道です。


昇格・昇給となれば、役職手当もつき基本給もアップしますが、責任の負担も大きくなります。


普通に考えれば、当たり前だろうと思っていても、現代では意外と盲点な手段だったりもするんです。


現在勤めている10代や20代の社会人は出世意欲がなく、現状維持でも良いと思っている方が多くいます。


色々なメディアでも取り上げられ、アンケートをとると上位に入るのが「出世意欲がない」という回答。


もし、あなたが高収入を目指し、仕事をバリバリ頑張りたいのであれば、ライバルの少ない世代のためチャンスといえるのです。


もちろん、転職の際にも部下のマネジメントはスキルとして活かすことができ、強みになります。


今の仕事を一生懸命頑張るのも、方法の一つということなんです。

方法②:営業職で成功して歩合給を増やす

営業職の仕事の場合、個人の営業成績により、固定給とは別に歩合給を支給している企業があります。

固定給は、営業成績が関係なく支給されますが、歩合給の比率の方が圧倒的に高く、毎月の給与にバラツキがでることもあるんです。

営業成績をあげたり、会社に貢献すればするほど高給となり、10代でも高収入が狙えます。

歩合給のメリット

  • ダラダラ残り残業代を狙わなくても良い
  • 成果に比例して給与が増える
  • 帰社時間に指定がない場合があり自由な時間を得られる場合もある

といった点です。

営業の場合、取り扱う商品によって求められるスキルは多少違うものの、一度コツを掴めば、社歴などは関係なく稼ぐことが可能。

日本に古くからある年功序列に疑問を感じている人には良いかもしれません。

歩合給のデメリット

  • 成績が悪ければ給与が低くなる
  • 業務委託や請負契約という扱いになり社会保険に入れない場合も
  • 自分の生活にかかってくるというストレスに耐えなければならない

会社にとって、歩合給の社員は結果に応じて給与を渡せば良いので、厳しいノルマを無理やり作る必要がありません。

ただ、結果が直接的に生活に響くため、毎月かかるストレスは非常に大きいものになります。

このストレスに耐えられないようだと、歩合給で働くのは難しいのかもしれません。

方法③:本業に加えて副業で稼ぐ

本業は、ほぼ変わらない仕事内容で、出世も難しく給料も変わらない。

そんな悩みを抱えている方は、10代でなくとも存在します。

その際に、考えるのは本業以外の副業で稼ぐという手段です。

この副業を行う際に気をつけなければならないのが

  1. 社会保険料・住民税の増加
  2. 確定申告が必要になる場合も
  3. 本業が副業禁止であるかどうか

収入が増えるため、社会保険料住民税の増加はもちろん。

確定申告が必要になるのは想像の範囲内という人も、いるのではないでしょうか。

副業に関して一番気をつけなければならないのが、本業が副業を禁止しているかどうかです。

副業を本業に内緒で行っていたばかりに、本業を解雇されては元も子もありません。

副業を行う際は、上司に相談したり、会社の規約などを確認しましょう。

参考:10代でアルバイトをするなら年収103万円以上になると扶養を外れてしまう




10代でアルバイトしている方の中には、高校生や大学生といった、学業を並立させている方もいます。

大学生だと学年によっては時間があることもあり、空いた時間はアルバイトに精を出しているといった人もいるのではないでしょうか。

しかし、アルバイトで稼ぐお金には注意するべきポイントもあるんです。

学生であるということは、保護者の扶養に入っている場合があり、年収103万円を超えて収入を得ることはできません。

正式には、103万円を超えた場合、扶養者に当たる方の課税対象になるため、親が子供の分の税金まで負担しなければならなくなります。 

ちなみに、大学生や高校生の方がアルバイトをして得る収入は、月額2万円~7万円と開きがあり、年収にすると24万円~84万円

103万円に及ぶ金額ではないものの、しっかりと稼ぎたいという場合、税金のことについて保護者と相談することが必要となります。

10代の平均年収は高年収を目指す方法に関するまとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、10代の平均年収をデータから紐解きながら、10代で高収入を目指すポイントについてご紹介していきました。

10代で、社会に出て働いている方は、基本給の区分が高卒という人がほとんどで、大卒と比べて基本給に差が生じます。

しかし、大学生の方が4年間勉強する傍らで、高卒の方は4年間もの社会人経験を重ねることで、4年間の実務経験の差で、社会人に生活にとって有利になることもあるのです。

勤めている会社でスキルを上げて高収入を目指すのも良し、副業で新たな道を探すのも良し、なんといっても10代にはやり直せるチャンスがたくさんあります。

どんなことでもチャレンジする精神で頑張っていきましょう。

ちなみに高収入でも、浪費が多くお金が貯まらない人もいます。

目指すのは高収入ですが、出費や未来のお金のことなどを考えると、向かっていく目標が生まれます。

もし、今お金についての知識がなく、今後叶えたい夢があるのであれば、マネーキャリアのファイナンシャル・プランナーに相談してみるのは、いかがでしょうか。

実績・経験豊富なファイナンシャル・プランナーが、保険のことをベースにお金の相談にのってくれます。

是非、聞きたいことや相談したいことがあれば利用してみてくださいね。

ほけんROOMでは、その他にも貯金や節約についての記事がありますので、ぜひご覧ください。
この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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