更新日:2022/11/23
お金の使い方が下手な人の特徴とは?上手くなるための方法を紹介!
お金の使い方が下手だと悩まれている方は多いのではないでしょうか。お金についてしっかりと学んでいないと、お金を上手く使うのは難しいですよね。そこで今回の記事では、お金の使い方が下手な人の特徴と、お金を上手く使うための方法、そしてお金管理のポイントを紹介します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- お金の使い方が下手な人の特徴って?
- お金の使い方が下手な人の特徴を紹介!
- お金の使い方が下手な人の特徴①:小さな出費が多い
- お金の使い方が下手な人の特徴②:必要以上にケチである
- お金の使い方が下手な人の特徴③:ギャンブルが好き
- お金の使い方が下手な人の特徴④:自制心が弱い
- お金の使い方が下手な人の特徴⑤:すぐに借金しようとする
- 上手なお金の使い方とは?
- お金の上手な使い方①:交際費には積極的にお金を使う
- お金の上手な使い方②:自己投資をする
- お金の上手な使い方③:家賃が高くても会社から近くに住む
- お金の上手な使い方③:財布の中身を常に整理する
- お金の上手な使い方④:株式などに投資してみる
- お金の上手な使い方⑤:予算を決めてからお金を使う
- お金の上手な使い方⑥:無駄な浪費と消費をしない
- 下手なお金の使い方から脱却する方法
- お金を上手に使うためには家計簿をつけよう
- お金の上手な使い方で参考になる本
- 固定費を見直してみよう
- 補足:お金を上手に保険の見直しを考えてみよう
- お金の使い方が上手な人と下手な人の最大の違い
- 参考①:お金の使い方が下手な彼氏はどうすればいいの?
- 参考②:お金の使い方が下手なのは実は病気が原因だった?
- まとめ:上手いお金の使い方ができる人になろう
目次
お金の使い方が下手な人の特徴って?
お金は使えるだけ使ってしまい、なかなか貯金できていないということはよくありますよね。
一方で、お金の使い方が上手く、少ないお金でもやりくりできる人もいます。上手なお金の使い方を知らないせいで貧乏生活を送るようになることは絶対に嫌なはずです。
しかし、実際にはお金の使い方が上手でなく、借金をしてしまう人もいるのが現状ですが、このままでよいのでしょうか?
そのような悩みを持つ方にこの記事では
- お金の使い方が下手な人の特徴
- 上手なお金の使い方
- 上手くなりたい人のための方法
- コラム1:お金の使い方が下手な彼氏はどうするべき?
- コラム2:お金の使い方が下手なのは実は病気が原因だった?
最後まで読んでいただけたら根本的な問題を見直すことができると思います。
ぜひ最後までお読みください。
お金の使い方が下手な人の特徴を紹介!
この世にはお金の使い方が下手な人と、上手い人がいます。
特にお金の使い方に気を使ったことはないけれどお金に苦労したことはあまりない人もいます。
そのような人がいる一方で、節約しようと考えていてもいつも貧乏で困っている人もたくさんいます。
ではお金の使い方が下手な人と上手い人にはどのような違いがあるのでしょうか。
まずはお金の使い方が下手な人の特徴から見ていきましょう。
お金の使い方が下手な人の特徴①:小さな出費が多い
お金の使い方が下手な人の特徴としてまず挙げられるのは、小さな出費が多いということです。
小さな出費が多いとはどのようなことを指すかというと、毎日のようにコンビニに行くだとか、食事は毎日外食で済ましているなどです。
一度の支払いは高額にはなりにくいですが、ちりも積もれば山となります。
例えば、朝ご飯をコンビニ、ランチと夜ごはんを外食にしたとします。
朝ご飯は大体パン2つと飲み物と後一品、最低限のものを買ったとしても500円くらいはします。ランチとディナーを安く抑えても外食であれば1,000円ずつはかかりますよね。
とすると1日にかかる食費は2,500円、1カ月にすると75,000円になります。
1日の出費は決して多くないですが計算してみると予想以上の出費になることもあります。
お金の使い方が下手な人の特徴②:必要以上にケチである
これは意外だと思われた方も多いのではないでしょうか。
確かに、ケチであることは上手なお金の使い方であるともいえるので一概に悪いとは言えません。
日本の年金制度や老後の不安などから日本人は生活費を削り貯蓄に回そうとします。
しかし必要以上にケチな人はお金の使い方が下手な人に様変わりします。
例えば、テレビの購入を考えるとき、格安で手に入れたいと考え中古のテレビを買ったとしましょう。しかしそのテレビは古いために数カ月で壊れてしまい、また新しいものを買う必要が出てきてしまいました。
このように短期的には安いと思っても長期的には支払う額が高くなる場合があります。お金の使い方が下手な人には共通して、先のことを考えずにお金を使うという特徴があります。
お金の使い方が下手な人の特徴③:ギャンブルが好き
ギャンブルを趣味程度にするのであれば問題はありません。
問題なのはギャンブルに依存することです。
ギャンブルは長期的にみると損をするようにできています。
気晴らしに少し遊ぶ程度なら構いませんが、ギャンブルで儲けてやろうなどと考え依存してしまうことは趣味ではなく、ギャンブル依存症という病気です。
ギャンブルをするのであれば、使う金額を守ったり、自分のルールを作るのが良いかもしれませんね。
お金の使い方が下手な人の特徴④:自制心が弱い
自制心が弱い人もお金の使い方が下手な人です。
欲しいと思ったらスグに手に入れたいという気持ちが強すぎて我慢が出来ないからです。
例えばこんな例があります。
- 食品売り場で美味しそうなケーキが売っていた。 昨日買ったお菓子があるが、食べたい気持ちが抑えきれずまた買ってしまった。
- テレビショッピングで便利そうなジューサーが紹介されていて欲しくて思わず買った。しかし2、3回使っただけで、今では台所のオブジェ化に。
この繰り返しが日常起きてしまったら、お金はドンドン出て行き、貯まりませんよね。
お金が貯まらない人は、自分の「欲しい」気持ちにブレーキがかからない人です。
「衝動的に」買ってしまい、浪費が増える傾向があります。
欲しい!と思った時に、今、本当に必要なのか自分の心に問いかける事が必要ですね。
お金の使い方が下手な人の特徴⑤:すぐに借金しようとする
お金の使い方で最も気をつけたいのが「借金」をする事です。
今はクレジットカードでカンタンに買い物が出来ますので、手元に現金がなくても高価な買い物が出来てしまいます。
クレジットカード払いは立派な「借金」です。キチンと計画を立ててカードで買うのなら問題はないのですが、お金を貯められない人は計画性がなく、何とかなるだろうと思って簡単にカード払いにして借金をしてしまいます。
しかし、分割払いは手数料もかかります。また、消費者金融などは簡単に貸してくれますが、利息が高く利息を支払うだけで大変な思いをしている人もいます。
お金を借りるという事は、借金のリスクをしっかりと考えてから借りなければなりません。
上手なお金の使い方とは?
これまで、下手な人の特徴を紹介してきましたが、自分に当てはまるところはあったでしょうか。
続いてはお金の使い方が上手い人の特徴を紹介します。
お金の使い方が上手い人は、どこにお金を使うべきかを知っています。
また短期的な考え方ではなく、より長期的に物事を考える傾向があるといえます。
今はお金の使い方が下手でもこれらの特徴を知れば、お金をうまく使えるようになるでしょう。
では具体的な特徴を紹介していきます。
お金の上手な使い方①:交際費には積極的にお金を使う
早速意外な特徴かもしれません。
お金の使い方が上手い人はお金を使わないのではなく、積極的にお金を使います。しかし使う場面を取捨選択しているのです。
特に人間関係を構築する機会にはお金を積極的に使います。
たとえば職場の飲み会に参加しない人は、職場の人との関係性が薄くなりがちです。
一緒に飲み会に行くことでお互いの性格や悩んでいることをより深く知ることができ、仕事を円滑に進めることにつながる可能性があるといえます。
お金の上手な使い方②:自己投資をする
投資と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、自己投資というのは、自分の価値を高めていくことです。
ではここでおすすめの自己投資を2つ紹介します。
1つ目は勉強をすることです。
英語でも、国家資格でも、お金についての勉強でも構いません。知識や技術を身につけておけば、将来に必ず活かせる機会が出てきます。知識は財産と思ってください。
2つ目は失敗することです。
何かに挑戦してください。そして失敗してください。
日本人は失敗をしなければ物事を本質的に学ぶことはできません。
経験は財産です。
知識・技術・経験を得るために使ったお金は必ず何らかの形で返ってきます。
お金の上手な使い方③:家賃が高くても会社から近くに住む
家賃が高くても会社から近くに住むべき理由は2つあります。
1つ目は時間に余裕が生まれることです。
会社から家まで10分かかる場合と、60分かかる場合の1カ月の通勤時間の合計を比較してみましょう。※通勤時間=1日の往復時間×週5日出勤×4週間を想定
- 10分の人の1カ月の通勤時間合計:400分=6時間40分
- 60分の人の1カ月の通勤時間合計:2400分=40時間
以上のように1カ月で33時間以上の差がつきます。30時間以上の時間は有効活用できると思いませんか?
2つ目は精神的に楽になることです。
毎日満員電車に長時間乗るのは苦痛ですよね。
これから働くのに働く前の出勤だけで疲れているようじゃ体は持ちませんし、精神的にも疲れてしまいます。
家賃は高くなるかもしれませんが、会社から近くに住むことで得られるメリットを考えると、他の娯楽費を少し節約して家賃にあてるのはとても上手なお金の使い方です。
お金の上手な使い方③:財布の中身を常に整理する
財布の中身を確認することに何の意味があるのか疑問にいる人もいると思います。
では、今自分の財布にいくら入っているか分かる方はいらっしゃいますか?
分かった人は自分の金銭管理がきちんとできている人です。
もし分からなければ、お金の管理が少し雑になってしまっている可能性があります。
毎日とまではいわないまでも、週に一度くらいは財布の中身から不要なレシートやカードなどを整理してみてはいかがでしょうか。
そうするだけでお金への意識が高まり、今使ってもいい金額を把握できると思います。
お金の上手な使い方④:株式などに投資してみる
株式投資などで資金を増やすのは上級者向けのお金の使い方です。
株式投資にはリスクがありますが、銀行に預金しているときより大きなリターンを得ることができる可能性があります。
しかし、投資は余剰資金がある人にとってのお金の上手な使い方です。
投資家は言ってしまえばお金の管理のプロフェッショナルです。普段の生活で生活費が足りないから、足りない分を投資で稼ごうと思う人にはお勧めできません。
普段の生活が安定し、資金に余裕が生まれたら勉強を始めてもよいかもしれません。
お金の上手な使い方⑤:予算を決めてからお金を使う
お金の使い方が上手な人は、収入があったタイミングでその月に使う生活費の予算をその範囲内で計画を立てます。
具体的な方法としては
- 貯金用の口座に貯金額を振り込む
- 光熱費や家賃などの固定費を確保する
- 残ったお金を週ごとに分割してそれを生活費とする
お金の上手な使い方⑥:無駄な浪費と消費をしない
無駄な消費と浪費をしないというのはとても基礎的なことですが、意外と難しいことだと感じている方が多いと思います。
浪費を抑えるための方法
下手なお金の使い方から脱却する方法
いままでお金の使い方が下手な人と上手な人の特徴を見てもらいました。
今紹介した特徴を振り返ると、お金の使い方が下手な人は
- 小さな出費が多い
- ケチである
- ギャンブルが好き
- 交際費には積極的にお金を使う
- 自己投資をする
- 会社の近くに住むべき
お金を上手に使うためには家計簿をつけよう
お金の使い方が下手な人は短期的な損得しか考えていないと同時に、自分がどれだけお金を使っているのか把握できていません。
まず、初めの一歩として家計簿をつけることをお勧めします。
家計簿をつけることで日々の収支が目に見えてわかりますし、さらに自分がどこでお金をたくさん使っているのか、無駄はどこにあるのか分かってくるはずです。
まずはお金の流れに無関心だった状態から抜け出すことが大切です。
お金の上手な使い方で参考になる本
ここでお金の使い方で参考になる本を紹介します。
楽天節約部門で1位をとっている「節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本 節約・貯蓄・投資の前に(泉美智子著)」です。
この本はお金のそもそもの部分から、ライフプラン設計、家計の現状把握の仕方などまとめてあります。
適切な絵と表があり、お金の本なのに読んでいて飽きないというレビューもあるほど読みやすい本です。ぜひ参考にしてみてください。
固定費を見直してみよう
ここで、家計費を見直ししてみましょう。
家計費の中でも「固定費」と呼ばれる部分に注目します。
家計費の中で、一定した金額が毎月かかる費用が「固定費」
反対に毎月変動するのが「変動費」です。
どんなものがあるのか一覧表にしました。見てみましょう。
品目 | |
---|---|
固定費 | 住宅費・生命保険料・損害保険料 光熱水費(基本料金) 通信費(基本料金部分)・ 教育費 習い事費・ おこづかい |
変動費 | 食費・光熱水費(使用料金) 通信費(使用料金部分)・日用品費 交際費 ・ガソリン代・ 医療費 ・交通費 |
このように固定費は「絶対に毎月同じ金額が出ていく」費用です。
固定費を見直すと、長期的目線で見ると確実に出ていくお金が減ります。
固定費の中でも、家計費の支出に占める割合の大きいものを見直す事によって大きな節約効果が期待出来ます。
上記項目で言うと、「住宅費」「保険」「通信費」の3つが大きいです。
例えば、「家賃」が高い場合は、安い所に引っ越しすると、毎月2、3万円の節約に。
「保険」は、適宜見直すのに最も適した商品です。ライフステージによって、その時に必要な保障額が変わるからです。是非、自分に必要な保障額を見直してみましょう。(次の補足を参照)
通信費では、スマートフォンは、子どもが大きくなると家族で使う台数が増え、金額もかさみます。プランや機種などを見直す事が大切になります。
補足:お金を上手に保険の見直しを考えてみよう
お金の使い方が上手な人と下手な人の最大の違い
お金の使い方が上手な人と下手な人の最大の違いは、手元にお金がある状態で何かを買うか、ということです。
どんな節約の知識があっても手元にお金がある状態で何かを買うということができないと、精神的な意味も含めて効果が半減します。
ボーナス払いやクレジットカードは借金の一種です。特にリボ払いを利用した購入は同じ幸福度を無駄に多く払ってお金を買うようなものです。つまり、現金でものを買ったときと同じ、またはそれ以上の幸福を借金をして先取りして感じているだけなのです。
ちなみにリボ払いの金利を見てみると15%となっています。購入した金額の15%を無駄に捨てているようなものだと理解できます。
そのため、明らかに現金で買う方が満足度が高くなります。この鉄則を急に守ることは難しいかもしれませんが、是非騙されたと思って実践してみてください。
参考①:お金の使い方が下手な彼氏はどうすればいいの?
ある女性Aさんには1年以上付き合っている彼氏Bさんがいるのですが、Bさんのお金の使い方が下手すぎてAさんは困っているそうです。
彼氏のお金の使い方が下手な場合は以下のような強行手段に出るしかありません。
- クレジットカードを止める
- 週単位でお小遣い制にする
参考②:お金の使い方が下手なのは実は病気が原因だった?
お金の使い方が下手な人は一見だらしないだけのよう見えますが、実は発達障害という病気が隠れている可能性があります。
どうやってもお金の管理ができないという方は発達障害を疑ってみることも大切です。
この発達障害の名前は自閉症スペクトラムといい、特定のものに強くこだわる傾向にあります。
したがって、一度欲しいと思ってしまうと借金をしてまでそれを手に入れてしまうこともあり、後になって借金が返せなくて困る人も少なくないようです。
まとめ:上手いお金の使い方ができる人になろう
ここまで、お金の使い方について、下手な人はどんな人か?また、下手な人が上手になる方法を説明してきましたが、いかがでしたか?
今回の記事では次の事をお伝えしました。
- お金の使い方が下手な人は「小さな出費が多い」「必要以上にケチ」「ギャンブル好き」「自制心が弱い」「借金しがち」な人が多いという特徴がある。
- 上手なお金の使い方は、「交際費」「自己投資」「上手に株式投資」など掛けるところに上手にお金を掛けること。
- 会社の近くに住む、財布の中身を整理して金銭管理をキチンとすることも大事。
- お金の使い方を上手にするには、「家計簿をつける」「固定費を見直す」という工夫が大切。
あなたの彼氏など、あなたの周りの大切な人で お金の使い方が下手な人に対しては、クレジットカードを止めたり、お小遣いを管理するなど手を貸してあげましょう。
まれに病気が原因の場合もありますが、それ以外はお金の使い方は、ちょっとした事に気をつければ、確実に変わります。
小さな事から意識して行く事が大切です。 まずは自分で出来るところから始めて、お金を上手に使っていきましょう!
ほけんROOMでは他にもお金の使い方に関する知識を深めるためのマネーライフの記事が多くあるので是非ご覧になってください。
特に毎月の家計の赤字をどうにかしたいという方は赤字になる原因と解決方法について書いた記事を読むととても参考になるはずです。