年金は払い損になっている?損得の実情や老後の生活資金対策を紹介!

将来の年金のために保険料を支払っている方は、損をしているんじゃないかと誰しも思ったことがありますよね。損をすると思って年金の保険料の支払いをしていない方もいるでしょう。しかし、年金の保険料を支払っておくことはとても重要なのです。損だけではないことを紹介します。

年金を払うと損する?損をすると言われる理由とは?

あなたは、年金の保険料を納めることは損なのか疑問をお持ちで調べていることでしょう。


実際に、年金の保険料を支払っても将来もらえないかもしれないという考えから、年金の保険料を納めない人も多いのです。


また、将来的には年金をもらうことのできる年齢が上がったり、年金の受給額が減る可能性はあるでしょう。 


そのため、年金の保険料を今納めていても、自分に返ってこない可能性があるかもしれないので、年金に対する不安は大きいですよね。 


それでは、実際に年金の保険料を納めることは損になるのでしょうか。


それは、「年金の保険料を納めることは損にはならない」と言えるでしょう。 


そこで、この記事では「年金の保険料を納めることが損になるのか」について、

  • 将来年金はいくらもらえるのか 
  • 将来損をしないために国民年金を払った方が良いこと 
  • 老後の生活資金のために公的年金以外で対策できること 

以上のことを中心に解説していきます。
 


この記事を読んでいただければ、年金の保険料を納めることが本当に損なのか、正しい判断ができるようになるでしょう。 


是非最後までご覧ください。 


将来年金はいくらもらえるのか

今の若者が年金の保険料を納めても、将来もらえなかったり、納めた金額以下の支給額になったりする可能性があるから、結局はになるという話を聞いたことがあるでしょう。


もし、本当に年金の保険料を納めていても、損になるのなら払いたくないですよね。


では、年金を納めていても損になるのでしょうか。


実際は、年金の保険料を納めても損になることはありません


では、具体的に年金はいくらもらうことができるのか気になりますよね。


例えば、共働きの夫婦で、平均月収が30万円だった場合は、夫婦2人で月額25万8千円もらうことができます。
 


しかし、一方で年金受給開始年齢が引き上げられる可能性があることや、年金運用の損失額が14兆を超えたことなど、年金に関する不安要素はあるのです。 


そこで、ここでは 

  • 年金の支給開始年齢の引き上げについて 
  • 年金の損失額が14.8兆円だったことについて 

ご紹介します。 


今の年金制度が続く限りは、年金の保険料を納めていて損になることはないでしょう。

年金の支給開始年齢の引き上げ

年金の受給年齢は、今まで段階的に引き上げられています。


昭和60年では女性の年金受給開年齢は55歳でしたが、12年後には60歳になり、平成30年に65歳になっています。


また、平成13年では男性の年金受給開始年齢が60歳でしたが、平成25年に65歳まで引き上げられたのです。 


そして、財務省の審議会では、「年金の支給開始年齢を68歳まで引き上げる」という内容の資料が出たのです。


そのため、もしかすると今後年金を受け取ることのできる年齢が引き上げられるかもしれません。


また、日本の人口では団塊ジュニア世代と呼ばれる1971年から1974年に生まれた世代がとても多いです。


そのため、この世代の人たちが将来年金を受け取ることのできる年齢を数年でも遅らせることができれば、年金にかかってくる金額も大きく変わります。 


そのため、団塊ジュニア世代が65歳を迎える2035年頃を目処に、年金受給開始年齢が引き上げられる可能性があるでしょう。 

2019年現在、年金運用の損失額は14.8兆円

年金の運用を行なっている公的年金積立金の資産運用が、2018年10〜12月期に14兆8039億円の損失になっていたと発表されました。


過去にも運用による損失は出ていましたが、四半期ごとの赤字額では、過去最大となっています。


現在は、150兆6630億円の資産を運用している状態なので、この損失で1割程度を失ったことになるのです。


理由としては、世界経済に対する懸念により投資家のリスク回避をする姿勢が高まったことにより、国内外の株式が下落しました。 


また、米国債や日本円へ資金を振り向ける動きが強まったことで、金利は米国を中心に低下したこともあり、運用資産全体の運用実績がマイナスとなったのです。
 

しかし、将来損しないために国民年金は払っておくべき

さて、ここまで年金の支給開始年齢が引き上げられる可能性や、年金運用の損失額についてご紹介しました。


しかし、将来損をしないためには、年金の保険料を納めておいた方が良いでしょう。


今の若者たちが年金を受け取る年齢になる頃には、払い損になってしまうのでは、という声もありますよね。


例えば、今後年金を受給できる年齢が70歳くらいに引き上げられて、結局は年金をもらえないまま死んでしまうのではないか、という疑問もあるでしょう。 


しかし、20年後には、月に5万円まで国民年金の支給額が減るとされています。


そして、もし年金が受給できる金額が70歳まで引き上げられていると、大体83歳くらいまで長生きしないと損をするということになるのです。 


しかし、50年後の未来を予想することは難しいですし、日本の平均寿命は84歳なので、十分生きる可能性は高いと言えるでしょう。


また、公的年金には、貯金では享受することはできないメリットがあるのです。 


そこで、ここでは 

  • 今の若者世代も老後も支える終身年金について 
  • 障害年金・遺族年金の支給について 

ご紹介します。
 

今の若者世代の老後も支える終身年金

年金は、生涯受給することのできる終身年金であるというメリットがあります。


終身年金として、民間の保険会社が扱っている保険商品もあります。


しかし、経済的なメリットとしては国民年金の方が、より大きいのです。


例えば、国民年金の保険料を40年間納めた場合は、保険料総額は約790万円になります。 


そして、65歳から84歳まで生きるとした場合に受給する年金は、合計で約1480万円になります。約1.8倍となるので、かなりお得ということです。 


納める年金の保険料は、今後減ったり増えたりする可能性はありますが、それでも年金を受給した場合の方がお得になることに変わりはないでしょう。 

障害年金・遺族年金の支給

国民年金の保険料を納めることで、障害年金や遺族年金が支給されるというメリットがあります。


まず、障害年金は、病気やケガなどで仕事や生活に支障が出た場合に、障害年金が支払われるのです。


障害年金は、書面による審査となるので、本人を直接見にくるようなことはありません。 


そして、遺族年金は、年金を納めていた人が亡くなった場合に、その家族に支払われる制度です。


支給額は、遺族である妻や子供の有無だったり、年齢だったり、条件によって額が変わってきます。 

老後の生活資金は公的年金の他にも対策できることはある

さて、ここまで年金の保険料を支払うことのメリットについてご紹介しました。


しかし、将来支給される公的年金だけでは老後の生活が不安という方も多いでしょう。


では、公的年金以外にはどのような対策をすれば良いのでしょうか。


公的年金以外にも、iDeCoや積立NISAで積立をすると良いでしょう。 


そこで、ここでは 

  • 個人型確定拠出年金(iDeDo)について 
  • 積立NISAについて 

ご紹介します。  


銀行預金の利息や、投資で得た利益には、約20%の税金がかかりますが、iDeCoや積立NISAは、税金がかからないというメリットがあります。 


自分にとって最適なプランを見つけて、老後の生活に備えてみてはいかがでしょうか。

個人型確定拠出年金(iDeCo)への加入

iDeCoは、積立NISAとの違いは原則60歳まで引き出すことができないことです。


デメリットにも思えますが、自分の老後に安心して生活するためのお金を、手につけることなくしっかりと積立ていけると考えると、メリットとも捉えられるでしょう。


投資の対象となっている商品は、定期預金や保険商品などの元本確定商品を利用することができます。


また、投資信託も利用することはできますが、個別の株式に投資することはできません
 

積立NISAで老後資金を拠出

積立NISAは、積立期間が20年と長く、長期でコツコツと積立をするという特徴があります。


また、1年間で利用できる金額は40万円までです。


そのため、20年間で800万円まで積み立てることができます。


また、20年後に引き出さなくても、いつでも引き出すことができるので、何か急な出費があった時にも対応できるのです。 


そして、投資できる商品は、初心者でも始めやすい長期投資向きの商品に限られているので、初めて投資をする方でも安心して利用することができます。 

まとめ:国民年金は老後のために払うので決して損しない

年金の保険料を納めることが損になるのかについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のこの記事のポイントは、 

  • 今後、年金が受け取ることのできる年齢が引き上げられるかもしれないこと 
  • 国民年金を納めることは損ではないこと 
  • 老後の生活のために公的年金以外にも対策をすること 

です。
 


今後年金をもらうことができる年齢は、引き上げられる可能性があります。


しかし、年金の保険料を納めることは、将来的に損になるということはないので、保険料を納めた方が良いでしょう。


また、将来もらうことのできる年金だけでは、老後の生活が不安かもしれません。


そのため、公的年金以外にもiDeCo積立NISAなどで積立をすることがおすすめです。 


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。 

ランキング

  • 個人年金保険による備えは、30代から考えておくのがおすすめ
  • 公務員なら加入しておきたい個人年金保険の必要性を解説します
  • 老後の経済的なリスクに備える女性の個人年金保険の基礎知識
  • 親が掛け金を支払うことで、子供を個人年金保険に加入させられます
  • 個人年金保険と生命保険の目的、加入すべきタイミングの違いについて
  • 個人年金保険で損をするケースについて把握するようにしましょう
  • 個人年金保険にあえて60歳から加入するメリットとデメリット
  • 個人年金保険とインフレリスクの関係についての必要最低限の基礎知識
  • 個人年金保険の世帯加入率は23%ほど!年齢別、収入別に解説します!
  • 学資保険と個人年金保険に併せて加入することによる問題の有無を解説
  • 通販型の個人年金保険におけるメリット・デメリットと注意点を解説!
  • 個人年金保険は将来の備えのための資産形成を目的としたお得な保険
  • 個人年金保険が不要であると考えられる3つのケースとその理由
  • 個人年金保険はそんなにお得!?個人年金保険のメリットを詳細解説!
  • 個人年金保険の注意すべきデメリットを7点に分けて平易に解説!
  • 個人年金保険は何歳から加入して何歳から受け取るのが一番お得?
  • 20代から始める個人年金保険 将来のために今からためましょう。
  • 50代こそ知っておきたい!!個人年金保険なくして老後資金は大丈夫!?
  • 個人年金保険は40代から入っても大丈夫なの?気になる老後の不安
  • 個人年金保険は何歳まで加入できるのか、そして最適な年齢とは?
  • 老後資金を個人年金保険で準備するメリット・デメリットについて
  • 個人年金保険は老後の備えのために必要?ずばり解説します!