警察官の年収は高い?警察官で1000万を目指すための方法

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▼この記事を読んで欲しい人

  • 警察官になりたいと考えている人
  • 警察官と結婚したい人
  • 警察官が年収いくらもらっているか知りたい人
  • 社会人から警察官になりたい人
  • 警察官で年収を増やしたい人

内容をまとめると

  • 警察官の平均年収は階級によって異なる
  • 警察官で年収1,000万を目座すなら警視総監レベルの役職が必要
  • 警察官は副業禁止のため出世以外で年収を増やすなら積立・投資がおすすめ
  • 年収を増やす方法や積立投資の相談ならマネーキャリアのお金の専門家に無料相談!
この記事の監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

警察官で年収1000万稼ぐなら警視総監レベル!

警察官で年収1000万円になるには、警視総監レベルまで出世する必要があります


基本的に上にあがればあがるほど、給料を多くもらえるのは、一般企業と同じです。


大卒と高卒でも年収が違い、警察官の採用試験で国家公務員試験の方を受けて警察官となった人は、「キャリア」とよばれ、出世のスピードも速く、どんどん警察官として年収はあがっていきます。

とはいえ、「警視総監レベルまで出世できる気がしない」「出世できなくてももっと稼げるようになりたい」と悩む方もいるかと思います。


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警察官の平均年収を様々な観点で比較!



ここからは、警察官の平均年収を様々な観点で比較していきます。


警察官の平均年収を決める理由は、年功序列以外に以下の5つがあります。

  1. 年齢別
  2. 採用種類別
  3. 役職別
  4. 都道府県別
  5. 男女別

実は、昔ながらの年功序列制度が警察官の世界では基本で、年齢や勤続年数で平均年収が、どんどん上がっていきます。


それぞれ警察官の平均年収を決定する5つの理由について、詳しくみていきましょう。

①年齢別

まずは、年齢別で警察官の平均年収をみていきましょう。


年代別での警察官の平均年収は以下の通りです。

年代平均年収
20代400~500万円
30代500~600万円
40代650~800万円
50代800~900万円



20代後半から30代になると残業、時間外の給料がかなり増え500万円を超えてきます。


40代の警察官は昇任試験に合格するかどうか、昇任試験を目指すかどうかによってかなりの年収の差がでてきます。


50代で役職についていれば、ここで年収1000万円がみえてきます。


大都市の警察官であれば、定年退職するぎりぎりで1000万円超えることもあるでしょう。

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②採用種類別

警察官の採用種別によっても年収に差が出ます。


40代の年収を採用種別に比較した場合、以下のようになります。

採用種別平均年収
国家公務員(キャリア組)約1000万円
地方公務員700~800万円


警察官の採用種類別では「警察庁の警察官」と「都道府県の警察官」の大きく2つに分かれ、前者は国家公務員、後者は地方公務員となります。


警察庁の警察官は国家公務員試験採用総合職試験・一般職試験を、都道府県の警察官は各都道府県が独自に行う警察官採用試験を受験することでなることができます。


国家公務員(キャリア組)は、入庁と同時に警部補の階級が与えられ、昇進試験を経ることなく出世していくシステムです。


昇進するには昇進試験が必須となるいわゆる「現場の警察官」とは出世スピードが桁違いに早いため、警察庁の警察官の場合は40代で1,000万円を超える人が出てきます。

③役職別

次に役職別に警察官の年収をみていきましょう。


役職別平均年収を以下の通りです。

役職
平均年収
巡査560万
巡査部長620万
警部補660万
警部
710万
警視760万
警視正820万
警視長890万
警視監960万
警視総監1200万


この中で、警視総監が最も高い役職で、役職が上がるごとに年収も大きく上がっていくことがわかります。


あくまでも平均なので警視監でも定年ギリギリであれば、年収1000万円は超える場合もあります。


警察官全員の平均なので、国家公務員の試験に合格した警察官や専門学校卒業のエリートコースの警察官は、この表よりも平均は上がります。


平均なので幅があり、±100万円ぐらいまで誤差はありますが、警視長、警視監、警視総監の3つが年収1000万円にもっとも近いということになります。

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④都道府県別

次に都道府県別に警察官の年収をみていきましょう。


都道府県別の平均年収のランキングは以下の通りです。

順位都道府県平均年収
1位東京都(警視庁)817万5920円
2位大阪府警788万336円
3位神奈川県警772万392円
45位
秋田県警651万2272円
46位青森県警643万1316円
47位長野県警602万976円

※2023年 総務省発表データより一部抜粋


大都市がやはり年収が多く、地方に行けばやや年収が少なくなる傾向です。


また、第1位と第47位の差は約215万円となり、ボーナス分ぐらいの差が出てきます。

⑤男女別

次は警察官の年収を男女別にみていきましょう。


表にまとめると以下のようになります。

年代男性の平均年収女性の平均年収差額
18~19歳298万円297万円1万円
28~31歳430万円428万円2万円
40~43歳603万円586万円17万円
56~59歳696万円677万円19万円


男性の警察官と女性の警察官で平均年収の差は、年代が低い頃はほぼ無いに等しいといえます


昔は女性の警察官は結婚すると家庭に入り退職する人が多かったのでもっと差がありましたが、現代では結婚しても仕事を続ける人が増えたため、大きく差が広がらなくなっています。

警察官の年収は高卒大卒でどれくらい違う?


警察官の年収は、国家公務員の試験で警察官になった人を除くと、高卒で初任給は約21万、大卒で初任給は約25万となり初任給で約4万円違います。


月に4万円違うということは、年収にすると約50万円近い差が出ます。


また、高卒の警察官と大卒の警察官では、警察学校に通う期間と1番最初の昇任試験を受験できる巡査の経験が2~3年違うため、大卒の方が年収が上がるスピードが速くなりやすい傾向にあります。


しかし、警察官は採用後は学歴よりも経験年数と階級によって年収が上がるため、勤続年数が長くなってくると差が出にくいようです。

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高卒の場合の一般的な年収の推移

高卒の警察官の一般的な年収の推移をみていきましょう。

まずは高卒の警察官の一般的なコースをみてみましょう。

年齢年収
19歳(警察学校)290万円
20歳(巡査)350万円
25歳(巡査)420万円
30歳(巡査長)530万円
35歳(巡査長)650万円
40歳(巡査部長)710万円
45歳(巡査部長)750万円
50歳(巡査部長)780万円
55歳(巡査部長)800万円
60歳(巡査部長)820万円

という感じでなかなか年収1000万円までは厳しい気がします。


次に高卒の警察官の出世コースの場合をみてみましょう。

年齢年収
19歳(警察学校)290万円
20歳(巡査)350万円
25歳(巡査長)420万円
30歳(巡査部長)
580万円
35歳(警部補)700万円
40歳(警部補)780万円
45歳(警部)850万円
50歳(警部)900万円
55歳(警部)950万円
60歳(警部)1000万円

となり、60歳のところで年収1000万円超えているのがわかります。

大卒の場合の一般的な年収の推移

次に大卒の警察官の一般的な年収の推移をみてみましょう。

まずは大卒の警察官の一般的なコースからです。

年齢年収
23歳(警察学校)348万円
24歳(巡査)420万円
30歳(巡査長)570万円
35歳(巡査部長)680万円
40歳(巡査部長)750万円
45歳(巡査部長)800万円
50歳(警部補)850万円
55歳(警部補)900万円
60歳(警部補)950万円

という感じですが、60歳の950万はもう少しで1000万なのですが…。年収1000万円までは到達していません。


次に大卒の出世コースをみてみましょう。


年齢年収
23歳(警察学校)348万円
24歳(巡査)420万円
30歳(巡査部長)600万円
35歳(警部補)720万円
40歳(警部)850万円
45歳(警部)950万円
50歳(警視)1000万円
55歳(警視)1100万円
60歳(警視)1150万円


ここで注目してもらうのは、50歳から年収1000万超えているということです。

大卒の警察官で出世コースに入れれば、50歳から年収1000万になれるということが分かります。

警察官の平均年収が高い2つの理由

警察官の平均年収が高いのには以下の2つの理由があります。

  1. 命の危険が常に絡んでいるから
  2. 就職難易度が高いから


どのような危険があるのか、またどのくらい就職難易度が高いのかについて、以下で詳しく解説していきます。

①命の危険が常に絡んでいるから

警察官の年収が高い理由の1つ目は、警察官には命の危険が常に絡んでいるからという理由があります。交番勤務の人は、24時間いつでも何かあれば対応をしなければいけないのと犯人が武器を持っている可能性があり、いつでも危険にさらされていると考えてよいでしょう。


さらに国民の生命や身体を危険から守るという仕事のため、色々な手当てが支給されています。例えば、手当にも会社員にもなじみのある通勤手当、扶養手当、住居手当、地域手当や単身赴任手当など、何か分からないもので特殊勤務手当と呼ばれる刑事手当、白バイ手当、鑑識手当、さらには宿日直手当まであるのです。


交番勤務やパトカーに乗ってパトロールをする警察官がもっとも稼ぎがよいとされています。

②就職難易度が高いから

警察官は公務員ですが、警視庁を目指す国家公務員と都道府県の警察官を目指す地方公務員があります。どちらとも難易度が高いことで有名です。


国家公務員の方は、毎年合格者がだいたい8%ということで8%に選ばれても、警視庁に採用されない可能性もあります。採用された場合はエリート中のエリートが警視庁の出世コースに向かいます。その出世コースでも昇任試験が待っています。


都道府県の警察官を目指している人もⅠ類・Ⅱ類・Ⅲ類に分かれ合格し、警察学校に通う必要があり、無事卒業できれば、警察官としての仕事が始まります。警察官となった後さらに国家公務員と同じように昇任試験があります。


警察官になった後でも勤務しながら、勉強していかなければなりません。毎日が日々勉強のようなものです。警察官の就職難易度が高いといわれる理由となっています。

警察官の平均年収で送れる生活をシミュレーション【既婚・子供2人の場合】

警察官の平均年収約700万円で送れる生活をシミュレーションしてみましょう。


以下は、東京都内で既婚・子供2人の場合のシミュレーションです。

費目1か月の平均支出金額
家賃・住宅ローン
12万円
食費7万円
水道光熱費2万円
通信費1万円
被服費1万円
医療保険費3万円
交通費2万円
教育費5万円
旅行・娯楽費5万円
夫婦の小遣い3万円
合計41万円


このほか、毎月残りの金額で急な出費をまかなったり、貯蓄をしたりしています。


年収700万円の場合の月給は約45万円程度なので赤字にはなりませんが、余裕が十分にある生活がおくれるとはいえないでしょう。


警察官の場合、年収は役職と年齢で決まるので、徐々に月収は増えてきますが、万が一に備えて保険をかけたり、貯金をしてお金を残しておくようにすると良いでしょう。

警視総監になるまでの道のり!警察官で年収1000万を目指すには?

警察官で年収1000万を目指すには、警視総監を目指しましょう。


そのためにはまず、国家公務員試験のⅠ種を目指して大学に入学し、ストレートで留年することなく卒業する必要があります。


国家公務員試験にて基礎能力試験、専門試験、人物試験、英語の試験に合格してから採用面接(官庁訪問)で警察庁に採用されなければなりません。


採用面接(官庁訪問)で警察庁に採用されると警察大学校に入り、スタートは警部補からです。


その後は無試験で昇任していくので7~8年目で警視になり、その後もスピーディーに昇任していきます。


スピーディーに出世すればおそらく50代前半ぐらいから年収1000万がみえてくるでしょう。

とはいえ、「地方の県警だから警視総監にはなれない」「スピード出世はできる気がしない」と悩む方もいるかと思います。


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社会人が警察官になる方法

社会人から警察官を目指し、社会人から警察官になることは可能なのでしょうか。かなり難しいですが、社会人から警察官になれないことはありません。では、社会人が警察官になる方法を考えてみましょう。


まず社会人から警察官になりたい人が考えるのは、警察庁に所属するのか都道府県の警察に所属するのかを自分で決める必要があります。なぜならなりたい警察官によって対策する問題がかなり異なるからです。まずは、自分のなりたい警察官をイメージしてみましょう。

①警察庁に所属したい場合

警察庁に所属したい場合は、年齢の制限があるのでなるべく早く決断をして、受験の勉強を始めるべきです。さらに働きながら勉強して警察庁に所属を考えるのであれば、なるべく残業がなく、身体が疲れない職場を選ぶことも大事です。優先すべきは受験勉強となります。


もし、勉強ができる環境でなければ、転職も考えなければいけません。決意した年と翌年ぐらいが勝負の年だと思ってください。大卒したばかりの人や大学院卒したばかりの人との勝負になります。しっかりと過去問をやるだけでなく、その他の採用面接(官庁訪問)でのアピールもしっかり練習しましょう。


しかし、そこまで進めるかどうかが警察庁に採用されるかの勝負ですので、基礎能力試験、専門試験、人物試験、さらに英語の試験の対策を何度も何度もしなければなりません。学力をどんどん伸ばして、高い状態をキープし続けなければなりません。どうしても警察官になりたいのであれば、警察庁よりも都道府県警察をお勧めします。

②都道府県警察に所属したい場合

都道府県警察に所属したい場合は、どのようにしたらよいのでしょうか。警察庁よりも試験を受けに来る年齢の幅が大きいので、ある程度の年齢(募集要項に年齢制限は書いていませんが計算すると35歳ぐらい)まで試験を受けるチャンスがあります。さらに年に2回から3回試験を行っているのでそれだけチャンスがあります。


地方の公務員になるのでⅠ類・Ⅱ類・Ⅲ類の試験になります。3種類とも一次試験は、教養試験という知識に関するものと論文試験、適性検査を受験します。二次試験は、体と心のチェックを中心に試験が行われます。1次試験で点数がとれるように学習しなければなりません。勉強する時間が取れない仕事であれば、国家公務員Ⅰ種総合職を受験する時のように転職も考えなければなりません。


まずは、過去問の徹底学習になります。頻出の問題は繰り返し、答えを暗記するぐらいまでやり込んで、何が出題されても大丈夫ぐらいの勉強をしましょう。そうすれば長年夢であった警察官になれるでしょう。

参考:キャリアとノンキャリってなに?

警察官でキャリアノンキャリアまたはキャリア組とノンキャリア組という言葉を聞いたことがありますか。キャリアとノンキャリア絶対に反対の言葉だとは、分かりますが何を表しているのでしょう。


キャリアとは国家公務員Ⅰ種総合職採用試験に合格したエリート中のエリートがキャリアまたはキャリア組と呼ばれます。別名「警察官僚」ともいい、スタートラインも違いますし、昇任試験も免除が多く、簡単に警察官として年収1000万に届いてしまいます。警察組織のど真ん中にいる人たちで、さらに一般の人には何をしているのか分からないそんざいです。


それに対してノンキャリアまたはノンキャリア組は、一般人がよく目にする警察官を表しています。例えば機動隊、刑事、巡査などのことです。ノンキャリアは、都道府県の公務員の試験を受けて警察官になった人達で警察の99.9%はノンキャリアにあたります。


キャリアと比べると出世のスピードも違いますが、年収でいうと一般人よりもかなり多いです。

警察官の年収に関するまとめ

ここまで、警察官の年収について解説してきました。


警察官の場合、警視総監レベルの出世を目指すと年収が1,000万円を超えますが、警視総監レベルの出世は誰もができることではありません。


また、警察官は公務員なので副業ができないため、出世しないと年収を増やせないと思われがちです。


しかし、公務員でも、資産形成や積立投資を活用することは許されています


出世をしていなくても、早いうちから積立・投資を活用していくことで十分な資産を作ることができます。


年収や資産を増やしたい警察官の方は、マネーキャリアの無料相談を利用してみましょう。

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