更新日:2024/04/30
お金の相談は専門家に聞いて解決できる!おすすめの窓口や選び方を解説
お金の相談をする場合、相談内容により相談窓口を選ぶ必要があります。家計全般、住宅ローン、保険に関する相談は、ファイナンシャルプランナーに相談するのが最適です。FPへのお金の相談は、無料でも行うことができるので、相談内容が抽象的であっても気軽に相談できます。
内容をまとめると
- お金の相談と一括りにしているが、家計状況、税務、借金、投資など様々
- そのためお金の相談内容ごとに適切な専門家に相談する必要がある
- FPであればお金の相談全般に対応できるため、どこに相談するか分からない方にはおすすめ
- ただし相談料金がかかる場合があるので、無料で何度でも相談できるマネーキャリアなどを利用すると良い
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 専門家にできるお金の相談内容
- お金の相談でおすすめの無料相談窓口9選
- ①ファイナンシャルプランナー(FP)
- ②市役所・区役所・社会福祉協議会
- ③税理士
- ④弁護士
- ⑤保険相談窓口
- ⑥銀行
- ⑦証券会社
- お金の相談はFPがおすすめ
- お金の相談でFP相談窓口を選ぶ際のポイント
- ①FP相談窓口の相談実績や満足度など
- ②相談方法の豊富さ
- ③専門家の人柄
- お金の相談をFP相談窓口でする際の注意点
- ①相談料金を確認する
- ②担当FPの得意分野を知る
- ③相談内容をできるだけ具体化しておく
- お金の相談内容ごとにおすすめの窓口
- ①家計のお金に関する相談
- ②保険に関する相談
- ③住宅ローンに関する相談
- ④貯蓄・資産運用(NISA、iDeCoなど)に関する相談
- ⑤ライフプランに関する相談
- FPへのお金の相談に関するアンケート調査
- ①FPに相談した内容は?
- ②直近のFP相談の相談料金は?
- ③直近で利用したFP相談の形式は?
- ④直近のFP相談に満足した?
- ⑤もう一度FP相談を利用したい?
- お金の相談に関してよくある質問
- ①お金の相談の前に準備することは?
- ②相談当日に必要な持ち物はあるの?
- ③個人情報を伝えるのが不安
- ④勧誘されるのが怖い
- ⑤家族や友人を同席させることはできる?
- ⑥相談電話やオンラインで行うことは可能?
- ⑦FP相談が無料でできるからくりは?
- まとめ:お金の相談ができる相談窓口について
目次
専門家にできるお金の相談内容
お金にまつわる相談は様々あります。
以下のような不安や悩みを抱えている場合は、お金の相談ができる専門家に相談することをおすすめします。
- 家計の経済状況に関する悩み
- 保険加入や保険の見直しに関する悩み
- 貯蓄や資産運用に関する悩み
- 老後に対する不安
- 住宅ローン・住宅購入に関する悩み
- 相続に関する悩み
- 子供の教育資金に関する悩みや不安
- 税金に関する悩み
お金の相談でおすすめの無料相談窓口9選
ここではお金の相談をする際におすすめの無料の窓口をご紹介します。
お金の相談先の一覧が以下です。
お金の相談先 | 相談可能領域 |
---|---|
ファイナンシャルプランナー (FP) | 家計全般 貯蓄 教育資金 老後資金 生命保険 資産運用 (iDeCo、NISA) 住宅ローン |
市役所 区役所 社会福祉協議会 | 借金 公共料金 就労相談 |
税理士 | 税務相談 |
弁護士 | 慰謝料問題 相続問題 不動産売買 |
保険会社・ 保険ショップ | 貯蓄 教育資金 老後資金 生命保険 |
銀行 | 家計全般 貯蓄 教育資金 老後資金 生命保険 資産運用 (iDeCo、NISA) 住宅ローン |
証券会社 | 投資信託 株式 社債 公債 資産運用 (iDeCo、NISA) |
①ファイナンシャルプランナー(FP)
ファイナンシャルプランナー(FP)とは、お金の相談のプロです。こちらの記事でおすすめのFP相談窓口を知りたい方はこちらをご覧ください。
相談したい内容が明確に定まっておらず誰にするのか分からない、漠然とした将来の不安があるのでお金の相談をしたいという方は、ファイナンシャルプランナー(FP)にまずは相談することがおすすめです。
- 家計のことについて幅広く相談したい
- 貯金について
- ライフプランについて相談したい
- NISAやiDeCoについて相談したい
- 今の仕事の収入で今後のライフプランは達成できるのか
②市役所・区役所・社会福祉協議会
市役所・区役所・社会福祉協議会などの、自治体に相談した方がいい相談内容は以下です。
- 借金についての相談
- 健康保険料や年金保険料などの公共料金の相談
- 就労に関する悩みの相談
- 生活に困窮している方
- 生活保護に至る恐れがある方 など
③税理士
- 確定申告や決算書に関する相談
- 相続が発生した場合の相続税に関する相談
- 領収書や売掛帳、請求書、支払調書などの記帳代行
- 法人向けの経理指導
- 税務の代理
- 税務書類の作成
- 税務相談
④弁護士
弁護士に相談したほうがいい相談内容は
- 不動産売買関係のトラブル
- 交通事故の慰謝料問題
- 相続に関しての相談
⑤保険相談窓口
保険会社・保険ショップに相談したほうがいい相談内容は
- 自分に最適な保険を見つけたい
- 保険料が家計を圧迫している
- 保険料を節約して支出を管理したい
⑥銀行
銀行に相談したほうがいい相談内容は
- 貯蓄・資産運用(iDeCo、NISA)
- 結婚・住宅ローン・養育費・退職などのライフプラン
- その他の介護や相続
⑦証券会社
証券会社は投資商品の取り扱いを専門にしており、
- 投資信託
- 株式
- 社債
- 公債
- 資産運用(iDeCo、NISA)
- 担当者が細かく分かれている
- 1人の担当者とパートナーとして長期的に関係を構築できない
お金の相談はFPがおすすめ
お金の相談はFPが特におすすめです。
FPであれば大抵のお金に関する相談は可能です。例えば、以下のような相談をすることができます。
- 保険相談
- ライフプランの設計
- 住宅ローン
- 資産運用
- 老後資金
- 資金計画
- 節税アドバイス(ふるさと納税、Ideco等)
- 相続対策
- 家計簿の見直し など
お金の相談でFP相談窓口を選ぶ際のポイント
ほけんROOMでは、実際にお金の相談をFP相談窓口で行なった方に独自でアンケート調査を行いました。
アンケートの結果選ぶ際のポイントとして多く挙げられていた、上位3つは以下です。
①FP相談窓口の相談実績や満足度など
独自調査のアンケートによると、FP相談窓口の相談実績や満足度など、窓口の評判を選ぶ際に重視している方が多くなりました。
累計相談数などは、利用者が多いため安心できる要素となります。また満足度が高いことは、安心できる要素だけでなく、信頼できる専門家が在籍していることも指しますので、選ぶ際に重視している方が多いのではないかと思われます。
FP相談窓口の信頼性を重視している方は以下の項目もチェックしてみましょう。
- 取扱保険会社の種類
- プライバシープリシーの記載の有無
- 運営会社の記載の有無
②相談方法の豊富さ
続いては、相談方法の豊富さを選ぶ際に重視しているポイントとして挙げている方が多くいました。
FP相談窓口は以下の方法で相談することができます。
- 店舗来店相談
- 訪問相談
- オンライン相談
③専門家の人柄
最後は専門家の人柄です。こちらは実際にFP相談を利用する際のポイントとも言えます。
お金の相談は信頼できる方にしか話したくないと思います。そのため相談する相手である専門家の人柄を重視する方が多くいるのは、安心感と信頼性を重視しているからと言えます。
専門家の人柄の良さを判断する要素は以下があります。
- 話し方
- 話を聞く際の態度
- 表情 など
お金の相談をFP相談窓口でする際の注意点
お金の相談をFP相談でするときは、以下のことに注意しましょう。
①相談料金を確認する
FP相談窓口は、無料で行えるものと、有料でおこなるものがあります。また初回のみ無料で2回目以降の相談は有料となる窓口もあります。
上記の図で、独立系FP、非商品販売の独立系FPが有料相談となります。初回のみ無料で2回目以降有料相談となる窓口も独立系FPまたは、非商品販売の独立系FPに含まれます。
確認しておかなければ、無料相談を希望していたのに、有料相談となってしまうこともあります。そのためFP相談窓口に相談する前に事前に相談料金を確認しておきましょう。
②担当FPの得意分野を知る
FPは資格取得後に、FP資格を使って仕事をしますが、就業している業種により相談内容の偏りができます。
そのためその専門家が多く取り扱っている相談内容が得意分野として確立されます。例えば、FP資格を取得し、銀行で働くことになった方は以下の領域が得意分野となると考えられます。
- 資産運用(iDeCo,NISA)
- 生命保険
- 老後資金・教育資金 など
③相談内容をできるだけ具体化しておく
最後の注意点は、相談内容をできるだけ具体化しておくことです。
抽象的な内容であっても、ファイナンシャルプランナー(FP)が、ヒアリングのすることで、相談者の悩みや不安を引き出し、最適な解決策を提示することも可能です。
しかし、有料のFP相談の場合、一回の相談時間が限られていることが多くあります。そうすると、具体的な解決策の提示までできない、と言ったことも考えられます。
そのため、時間内に解決策の提示をしてもらうためにも、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談する前に、できるだけ相談内容を具体的にしておくことをおすすめします。
また、無料のFP相談であれば、何度でも相談が無料なので、相談内容が抽象的でも時間を気にする必要がないためおすすめです。
お金の相談内容ごとにおすすめの窓口
FPで相談することをおすすめしましたが、FPでも相談できないことがあるので、ここからっは、相談内容ごとにおすすめの相談窓口を紹介します。
こちらの記事では、以下のお金の相談においておすすめの窓口を紹介します。
①家計のお金に関する相談
家計のお金に関する相談におすすめの相談窓口は以下です。
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 銀行
- 証券会社
- 保険会社や保険ショップ
②保険に関する相談
続いて、保険に関する相談におすすめの相談窓口は以下です。
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 保険会社や保険ショップ
③住宅ローンに関する相談
次は、住宅ローンに関する相談におすすめの相談窓口です。
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 銀行
- 不動産会社
④貯蓄・資産運用(NISA、iDeCoなど)に関する相談
最後は、貯蓄や資産運用(NISAやiDeCoなど)に関する相談でおすすめの窓口です。
- 銀行
- 証券会社
- ファイナンシャルプランナー(FP)
⑤ライフプランに関する相談
ライフプランに関する相談でおすすめの窓口は以下です。
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 銀行
- 保険会社・保険ショップ
- 結婚に関する相談
- 子供の教育資金に関する相談
- 老後資金についての相談 など
FPへのお金の相談に関するアンケート調査
ここからはFPへのお金の相談に関して、ほけんROOMが独自で行った調査結果を紹介します。
今回のアンケートに関する調査対象等は以下です。
アンケート対象・内容 | |
---|---|
アンケート調査概要 | FP相談についてのアンケート調査 |
調査方法 | クラウドワークス にて独自調査 |
調査対象 | FPでお金の相談を したことがある人 |
調査人数 | 81 |
調査実施日 | 2024年1月 |
調査国 | 日本 |
調査対象者に以下の質問をしました。
①FPに相談した内容は?
お金の相談をFPにした方は上記のような相談をしています。
約60%の方が、保険加入や保険の見直しとして、FPに相談しています。またそれ以外には、資産運用や投資などのお金に関する相談をしている方が多いことがわかります。
上記に記載されている内容は、全てファイナンシャルプランナー(FP)に相談することができます。税金対策や、相続に関わるお金の悩みを抱えている方は、一度FPに相談してみましょう。
②直近のFP相談の相談料金は?
続いて、実際にFP相談を利用した方がどのくらい相談料を支払ったのかを調査しました。
70%以上の方は、無料でFPに相談していることがわかります。しかしFPへのお金の相談の注意点として、有料相談であることがあります。有料相談は、相談者から相談料金をもらっているので、相談者に寄り添う姿勢がよりあることが強みです。
しかし、気軽に相談できる点や、無料のFP相談でも相談者に寄り添う姿勢があるFPはたくさんいます。そのため多くの方が無料でFP相談を利用していると言えます。
相談前に気になるFP相談窓口の相談料金は確認するようにしましょう。
③直近で利用したFP相談の形式は?
続いて、直近で利用したFP相談をどの形式で行ったのかアンケートを取りました。
約45%の方は、店舗に来店して、FPに相談していることがわかります。対面で相談することにより、FPの人柄や相談者に寄り添う姿勢がより見えるため、対面で相談されている方が多いと考えられます。
しかし、オンライン相談でも、担当者の人柄はわかります。またどこでもスマホがあれば相談することができるので、忙しい方には特におすすめの相談形式です。
④直近のFP相談に満足した?
⑤もう一度FP相談を利用したい?
最後は、FP相談をもう一度利用したいかどうかについて、アンケートした結果を紹介します。
80%以上の方が、もう一度FP相談を利用したいと、回答しています。もう一度相談したいと思えるFPに出会うためには、特定のFPにだけ相談するのではなく、初めは、複数のFPに相談することをおすすめします。
複数のFPに相談することについて、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はそちらの記事をご覧ください。
お金の相談に関してよくある質問
お金の相談を初めてする方にとってはわからないことだらけでとても不安ですよね。
そこでこちらの記事では
- お金の相談の相談前に準備することは?
- 相談当日に必要な持ち物は?
- 個人情報を伝えるのが不安
- 勧誘されるのが怖い
- 家族や友人を同席させることはできる?
- 相談電話やオンラインで行うことは可能?
- FP相談が無料でできるからくりは?
①お金の相談の前に準備することは?
結論から言うと相談前に必ず準備しなければならないことはありません。
しかし
- なるべく少ない相談回数で解決したい
- 円滑に話を進めたい
- 現状を頭の中で整理する
- 当日相談する内容をメモなどにまとめておく
- 家計に関する相談の場合は、直近の貯金金額や資産の状況を事前に確認しておく
②相談当日に必要な持ち物はあるの?
結論から言うと持ち物は用意しなくても相談することは可能です。
しかし、相談内容に関連するものを持ち込んだほうがより円滑に話をすることが出来ます。
具体的な持ち物としては
- 家計簿
- 住宅ローン返済予定表
- 保険証券
- 保険契約の内容のお知らせ
- 年金定期便
- 取引残高報告書
③個人情報を伝えるのが不安
相談する際にどこまで個人情報を話していいのか不安に感じている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そういった方は個人情報を伝えずに相談をすることも可能です。
しかし、このような場合には伝えてある個人情報の範囲内でしか相談に乗ることが出来なので、全く個人情報を提示しないというやり方はあまりおすすめしません。
自分の相談内容に関連する個人情報を事前にピックアップしておくこともおすすめです。
④勧誘されるのが怖い
事実として家計を改善する手段の1つとして金融商品を紹介することはあります。しかし紹介されたからといって、強制的に加入しなければならないということではありません。
特に無料相談に関して勧誘されるのではないかと不安に思っている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような際に重要なことは、不要と感じたり納得できないのであればはっきりと断ることです。
もし万が一、商品の紹介が強引であったり何度も加入を勧めてくる場合は、別のファイナンシャルプランナー(FP)に相談することをおすすめします。
⑤家族や友人を同席させることはできる?
結論から言うと事前に同席する旨を伝えてあれば、同席させることは可能です。
初めてのお金の相談で不安なので、家族や友人を同席させたい。また、小さな子供がいるので同席させたいと考えている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
こういった方に向けて多くのファイナンシャルプランナー(FP)事務所では同席可能としています。
さらに事務所によっては自宅や自宅近くの喫茶店まで訪問してくれるところもあります。もし同席させる場合は必ず事前に伝えましょう。
⑥相談電話やオンラインで行うことは可能?
結論から言うとお金の相談をオンラインで行うことは可能です。
オンラインで行うメリットとして
- 時間や場所を選ばない
- 画面で資料も確認できるので対面と同じように相談できる
- コロナ感染などのリスクを無くすことが出来る
- 知らない人に自宅や自宅近辺を知られることがない
- 一般的なネット環境だけで相談できる
⑦FP相談が無料でできるからくりは?
FP相談が無料でできるからくりは、金融商品の販売手数料を販売員であるFPがもらっているからです。
FPを通して、相談者が金融商品の購入をすると、保険会社は販売手数料を代理店または、FP個人に対して支払う必要があります。
このお金の流れにより、FPは相談者から相談料金をいただくことがなく、FP相談を行うことができます。
詳しい内容は以下に記載しているので、気になる方はそちらをご覧ください。
まとめ:お金の相談ができる相談窓口について
ここまでお金の相談をする際におすすめの窓口やよくある質問に関して解説しましたが、いかがだったでしょうか。
この記事のまとめは以下です。
- お金の相談と一括りにしているが、家計状況、税務、借金、投資など様々
- そのためお金の相談内容ごとに適切な専門家に相談する必要がある
- FPであればお金の相談全般に対応できるため、どこに相談するか分からない方にはおすすめ
- ただし相談料金がかかる場合があるので、無料で何度でも相談できるマネーキャリアなどを利用すると良い
▼相談内容別におすすめの窓口
資産運用(iDeCo,NISA)など
法律に関するお金の問題
税金に関するお金の問題
貯蓄など
(iDeCo,NISA)など