更新日:2022/11/08
ペット保険の選び方ワースト5!絶対入ってはいけないペット保険とは
ペット保険の選び方ワーストランキングをご存知ですか?中には絶対入ってはいけないペット保険も存在します。また告知義務違反等よくあるトラブルと対処法も気になりますよね。今回は犬猫のペット保険の選び方ワーストランキング、入ってはいけないペット保険を解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- ペット保険の選び方のワーストランキングは?後悔しないよう注意
- ペット保険の最悪な選び方とは?ワーストランキング5選!
- ワースト1位:補償内容や口コミ等を確認せず、保険料だけで選ぶ
- ワースト2位:かかりやすい病気が補償対象外の保険を選ぶ
- ワースト3位:終身補償されないペット保険を選ぶ
- ワースト4位:生涯保険料の合計を考えずに選ぶ
- ワースト5位:保険会社の印象・知名度だけで選ぶ
- ペット保険のおすすめの選び方とは?5つのポイントを徹底解説!
- ①:ペットがかかりやすい病気が補償されるかどうか
- ②:生涯保険料、保険料の値上がり度合いはどれくらいか
- ③:ペットの年齢等の加入条件に合致しているか
- ④:保険金請求方法が簡単かどうか
- ⑤:特約や付帯サービスは何があるか
- 要注意!ペット保険でよくある5つのトラブルとは?
- ①:既往症・治療歴があると加入できない場合がある
- ②:告知義務違反は犯罪!審査内容は正確に申告しよう
- ③:待機期間中の病気・ケガは補償されない
- ④:ワクチン接種や去勢・避妊手術等補償対象外の項目がある
- ⑤:持病ができると更新・継続拒否されてしまうことも
- ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
- まとめ:ペット保険の選び方のワーストランキングとは
目次
ペット保険の選び方のワーストランキングは?後悔しないよう注意
- ペット保険の最悪な選び方のワーストランキング5選
- ペット保険のおすすめの選び方の5つのポイント
- ペット保険でよくある5つのトラブル
ペット保険の最悪な選び方とは?ワーストランキング5選!
ペット保険を検討するにあたり、絶対にしてはいけない最悪な選び方があります。
次のワーストランキングに沿って詳しく解説していきましょう。
- ワースト1位:補償内容や口コミ等をよく確認せず、保険料だけで選ぶ
- ワースト2位:ペットのかかりやすい病気が補償対象外の保険を選ぶ
- ワースト3位:終身補償されないペット保険を選ぶ
- ワースト4位:生涯保険料の合計を考えずに選ぶ
- ワースト5位:保険会社の印象・知名度だけで選ぶ
ワースト1位:補償内容や口コミ等を確認せず、保険料だけで選ぶ
ペット保険の選び方ワースト1位は、補償内容や口コミ等をよく確認せず、保険料だけで選んでしまうことです。
ペット保険選びでは、家計の負担にならないよう保険料の予算を設定することが大切です。
しかしそれだけではなく、補償内容や口コミは必ず確認するようにしましょう。
ペット保険ごとに補償割合は50~100%と違いがあり、補償割合の大きさによって保険料も異なります。
補償割合50%のプランでは保険料を抑えることができますが、受け取れる保険金が少ないというデメリットがあります。
ペットが高齢になり通院の回数が増えると、補償割合が低いプランでは頼りなさを感じることも多いのです。
また、免責金額の有無も重要なポイントです。
免責金額とは契約者が必ず負担する金額のことで、仮に治療費が免責金額に満たない場合は補償を受けることができません。
保険料が安いペット保険では免責金額が設定されていることがあり、免責金額がないペット保険に比べ実際に受け取れる保険金が少ない場合があるので注意が必要です。
保険金の安さだけに注目せず、補償内容や口コミを確認しておくと良いでしょう。
ワースト2位:かかりやすい病気が補償対象外の保険を選ぶ
ペット保険の選び方ワースト2位は、かかりやすい病気が補償対象外の保険を選んでしまうことです。
例えば犬の場合、小型犬は膝蓋骨脱臼(パテラ)、胴長犬は椎間板ヘルニア、大型犬は股関節形成不全など、犬種ごとにかかりやすい病気があります。
その病気が補償されていないペット保険は、入ってはいけないペット保険なのです。
また、歯周病は犬と猫に共通して発症率の高い病気です。
そのため、歯科治療が補償されるペット保険への加入をおすすめします。
犬種や猫種によっては、かかりやすい病気が複数ある場合があります。
ペット保険に加入する際は、飼っているペットが発症しやすい病気を調べておきましょう。
補償対象外の病気は保険会社によって異なるため、事前に約款や重要事項説明書をよく読み把握しておくことが大切です。
ワースト3位:終身補償されないペット保険を選ぶ
ペット保険の選び方ワースト3位は、終身補償されないペット保険を選んでしまうことです。
基本的に、ペット保険は終身補償が可能です。
ただし、ペット保険の契約期間は1年と決められており、毎年1回の更新が必要になります。
更新が必須なのに、終身補償と呼ばれるのはなぜなのでしょうか?
ペット保険の終身補償というのは、更新の年齢に制限がないことを意味しています。
人間の終身保険とは意味が異なりますが、ペット保険の場合は更新をすることで保険を利用し続けられるのです。
しかし、中には更新の年齢に上限があるペット保険も存在し、上限の年齢に達すると保険を辞めなくてはならない場合があります。
検討しているペット保険が、何歳まで継続できるのかを事前に確認しておくと良いでしょう。
また、終身で継続ができる場合でも、更新ごとに審査を行うペット保険があります。
ペットの健康状態によっては特定の病気を補償対象外にされたり、最悪の場合は更新ができない可能性もあるので注意しましょう。
ペット保険の終身については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
ワースト4位:生涯保険料の合計を考えずに選ぶ
ペット保険の選び方ワースト4位は、生涯保険料の合計を考えずに選んでしまうことです。
ペット保険は若齢時は安いですが、ペットの年齢が上がるにつれて高額になります。
保険加入時のペットの年齢にのみ注目し、保険料が安いからと安易に契約をする方は意外にも多いのです。
また、保険会社によっては、高齢になると若齢時と比べて保険料が2~3倍になることもあるため、高額な保険料が支払えずに解約するケースも散見されます。
保険料を抑えるために保険の乗り換えを検討する方もいますが、すでに高齢のペットの場合は加入できる保険が限られてしまうのです。
そのような失敗をしないためにも、ペットが高齢になったあとにも継続することを考慮して、生涯保険料の合計を算出することをおすすめします。
ワースト5位:保険会社の印象・知名度だけで選ぶ
ペット保険の選び方ワースト5位は、保険会社の印象・知名度だけで選んでしまうことです。
特に「複数のペット保険を調べたり比較するのが大変になってしまった」という方は注意してください。
最終的には知名度から選ぼうとする方は多いのです。
知名度が高く、多くの人が利用している企業であれば間違いないという安心感がありますよね。
しかし、補償内容や保険料が自身や飼っているペットに合っていない場合があります。
かかりやすい病気が補償の対象であるか、保険料が家計に合っているか、終身で継続ができるのかなど、知名度ではなく求める条件に合うペット保険を選択しましょう。
ペット保険のおすすめの選び方とは?5つのポイントを徹底解説!
入ってはいけないペット保険の選び方について、ワーストランキングをお伝えしました。
「ペット保険はどのように選んだら良いの?」と悩んでいる方のために、次はおすすめの選び方についてご紹介していきましょう。
- ①:ペットがかかりやすい病気が補償されるかどうか
- ②:生涯保険料、保険料の値上がり度合いはどれくらいか
- ③:ペットの年齢等の加入条件に合致しているか
- ④:保険金請求方法が簡単かどうか
- ⑤:特約や付帯サービスは何があるか
①:ペットがかかりやすい病気が補償されるかどうか
それ以外にも猫であれば腎臓疾患、また、ガンや歯周病は犬種・猫種問わず発症する可能性があります。
また、皮膚炎や外耳炎など繰り返しやすい病気にも注意が必要です。
シーズーなど皮膚炎になりやすい犬種や、外耳炎になりやすい垂れ耳の犬を飼っている方は通院補償の上限回数にも注目しましょう。
通院回数が多くなることが予想されるため、通院補償に上限回数がある保険の場合は、上限を超えてしまう可能性があるのです。
上限を超えると保険金が支払われず、その後の治療費は全額自己負担になってしまいます。
そのため、繰り返す病気にかかりやすいペットの場合は、通院補償の上限回数が多いペット保険や、補償回数が無制限のペット保険を選ぶようにしましょう。
ペット保険の補償内容については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
②:生涯保険料、保険料の値上がり度合いはどれくらいか
ペット保険に加入する際は、生涯の保険料の合計や、高齢になった時の値上がり度合いを把握することが大切です。
ペットが1歳の時の保険料と10歳の時の保険料では、2~3倍の差があるペット保険も存在します。
そのため、保険を生涯継続することを考慮し、加入時の保険料だけでなく10歳以降の保険料をしっかりと確認しましょう。
かかりやすい病気が補償されるのかなど、絶対に譲れない条件で保険会社を絞ったあとで、生涯保険料の合計を比較し加入先を判断してください。
高齢時の保険料が据え置きのペット保険や、値上がり度合が低いペット保険を選ぶことで、家計への負担を最小限に抑えることができます。
ペット保険の保険料相場については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
③:ペットの年齢等の加入条件に合致しているか
ペット保険に加入するためには、年齢などの加入条件があります。
特に年齢については保険会社によって大きく異なり、上限が7歳11ヶ月までのところもあれば12歳11か月までのところもあります。
加入を検討しているペット保険が、年齢などの条件をどのように設定しているのかは事前に確認しておきましょう。
また、ペット保険の加入時には、既往症や治療歴の告知が必要です。
ペットの年齢が上がるにつれ加入できるペット保険が減りますが、その時の健康状態によっても良い条件で保険に加入できなくなる恐れあります。
高齢のペットでは既往症や治療歴が増えるため、加入を断られるケースも少なくはありません。
そのため、シニアのペットを飼っている方はなるべく早くペット保険を選択するようにしましょう。
ペット保険の加入可能年齢については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
④:保険金請求方法が簡単かどうか
保険会社を選ぶ上で、保険金の請求方法について悩む方も多いのではないでしょうか。
ペット保険には、窓口精算と直接請求の2つの請求方法があります。
窓口精算とは、会計時に補償額が引かれるため、自己負担額のみを支払うだけで良い方法です。
窓口で保険が適用されるため、後日保険金を申請する面倒がないというのがメリットです。
一方直接請求とは、会計時に治療費を全額支払いますが、後日請求手続きをすることで保険金が返ってくる制度です。
直接請求型のペット保険は窓口精算型のペット保険に比べ、保険料が安いというメリットがありますが、申請手続きの手間がデメリットだと言えるでしょう。
より手軽に保険を利用したいという方は、窓口精算を採用しているペット保険を選択してみてはいかがでしょうか。
保険金請求が簡単なペット保険については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみて下さい。
⑤:特約や付帯サービスは何があるか
ペット保険ごとに特約や付帯サービスが異なるため、それぞれどのようなものがあるかを確認しておくと良いでしょう。
例えばアニコム損保では、毎年「腸内フローラ測定」が受けられるサービスがあります。
腸内フローラのバランスを知ることで、腸内年齢やアレルギーの有無、猫であれば腎臓の健康状態が分かります。
年1回無料で受けられるため、ペットの状態を把握したい飼い主さんには嬉しいサービスなのではないでしょうか。
また、ペットが他人や他人の所有物を傷つけた際、発生する賠償金を一部補償する特約や、ペットが亡くなった後の葬儀費用を補償する特約も存在します。
特約は安価で付けられるものが多いので、万が一の時に備えて追加しておくと安心です。
補償される病気や保険料を検討した上でどの保険会社に入ろうか迷っている方は、特約や付帯サービスの充実度で選択してみてはいかがでしょうか。
ペット保険の特約については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
要注意!ペット保険でよくある5つのトラブルとは?
ペット保険に加入しようとしても、条件によっては加入できないケースもあります。
また、治療費が補償されない場合があるなど、ペット保険を活かせず落胆する飼い主さんも少なくはありません。
そこで、ペット保険によくあるトラブルについて解説しながら、そのようなトラブルを回避する方法を確認しましょう。
- ①:既往症・治療歴があると加入できない場合がある
- ②:告知義務違反は犯罪!審査内容は正確に申告しよう
- ③:待機期間中の病気・ケガは補償されない
- ④:ワクチン接種や去勢・避妊手術等補償対象外の項目がある
- ⑤:持病ができると更新・継続拒否されてしまうことも
①:既往症・治療歴があると加入できない場合がある
ペット保険に加入しようとしても、既往症や治療歴によっては加入を断られるケースがあります。
既往症というのは、今までに患ったことのある病気やケガを意味します。
過去に経験した病気やその治療歴は、加入時に正しく申告しなくてはなりません。
加入を断られる病気は保険会社によって異なりますが、主に次のようなものが挙げられます。
- 悪性腫瘍
- 糖尿病
- 腎不全
- 肝硬変
- 尿路結石
- 緑内障
- 白内障
②:告知義務違反は犯罪!審査内容は正確に申告しよう
「既往症や治療歴があっても、嘘の申告をすればペット保険に加入できるのでは?」と考える方も多いのではないでしょうか?
しかし、嘘の申告は告知義務違反として罰則が課せられるため、絶対にしてはならないのです。
仮に告知義務違反をした場合は、
- 保険金が支払われない
- 契約の解除
③:待機期間中の病気・ケガは補償されない
ペット保険に加入しても、すぐに補償が受けられるとは限りません。
人間の保険での免責と同じように、ペット保険では待期期間というものがあります。
待期期間とは、保険契約後からしばらくの間、病気やケガで治療費が発生しても補償を受けられない期間を指します。
なぜ待期期間は設けられているのでしょうか?
それは、保険加入前にかかった病気を補償しないようにするためです。
病気には潜伏期間があるため、加入前にかかった病気が加入後に発症する場合がありますよね。
そのような病気の補償を除外するために、待機期間を設けているのです。
待機期間は、保険会社や病気の種類によって異なります。
ガンであれば100日前後、ガン以外の病気であれば30日前後であることが多いですが、どちらも0日である保険会社もあります。
保険を利用する上では待機期間が0日の保険会社の方が良いですが、補償内容や保険料も考慮し検討してみましょう。
ペット保険の待機期間については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
④:ワクチン接種や去勢・避妊手術等補償対象外の項目がある
⑤:持病ができると更新・継続拒否されてしまうことも
ペット保険は1年に1回更新する必要があります。
保険会社によっては更新時に健康状態を告知する場合もあり、ペットの状態に応じて更新や保険の継続を拒否される可能性があるのです。
【①:既往症・治療歴があると加入できない場合がある】で紹介した病気などが該当するため、契約の途中で慢性疾患を患った際は保険会社の規約を確認しておきましょう。
ペット保険のトラブル事例については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較を行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:ペット保険の選び方のワーストランキングとは
- 飼っているペットがかかりやすい病気を補償している
- 生涯保険料が予算内である
- ペットの年齢等の加入条件に合致している
- 保険金請求方法が自身に合っている
- 特約や付帯サービスが充実している