更新日:2024/02/06
ペット保険の保険料相場を徹底解説!加入の必要性、上手な選び方とは
ペット保険の保険料相場をご存知ですか?犬や猫、うさぎ等が加入できるペット保険ですが、保険料がいくらか気になりますよね。また高齢ペットにはペット保険は損でいらない・もったいないのでしょうか。今回はペット保険の保険料相場、メリット・デメリットを解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- ペット保険のは高い・安い?保険料相場を徹底解説!
- ペット保険の保険料相場はどれくらい?ペットの種類毎に紹介!
- ①:犬(大型犬・中型犬・小型犬)の相場
- ②:猫の相場
- ③:小動物(うさぎ・フェレット・デグー・ハムスター等)の相場
- ④:鳥類(インコ・カナリア・オウム・文鳥等)の相場
- ⑤:爬虫類(亀・イグアナ等)の相場
- ペット保険のメリット・デメリットとは?
- ペット保険のメリットとは?万が一の賠償責任等にも備えられる!
- ペット保険のデメリットとは?保険料は掛け捨て!
- ペット保険は入るべき?加入の必要性を徹底解説!
- ペット保険はどう選ぶ?選び方の5つのポイントを徹底解説!
- ①:保険料がどれくらいか
- ②:かかりやすい病気が補償されるかどうか
- ③:待機期間があるかどうか
- ④:保険金請求方法は何か
- ⑤:年齢や既往症等、加入条件を満たしているかどうか
- ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
- まとめ:ペット保険の保険料の相場は種類ごとに違う!
目次
ペット保険のは高い・安い?保険料相場を徹底解説!
- ペット保険の保険料相場はどれくらいか
- ペット保険のメリット・デメリット
- ペット保険の加入の必要性
- ペット保険の選び方の5つのポイント
ペット保険の保険料相場はどれくらい?ペットの種類毎に紹介!
ペット保険の保険料は、どのくらいが相場なのでしょうか?
あまりに高額の場合は、月々の支払いがもったいないと感じてしまいますよね。
それでは、ペットの種類ごとに保険料の相場を解説していきましょう。
- 犬(大型犬・中型犬・小型犬)の相場
- 猫の相場
- 小動物(うさぎ・フェレット・デグー・ハムスター等)の相場
- 鳥類(インコ・カナリア・オウム・文鳥等)の相場
- 爬虫類(亀・イグアナ等)の相場
①:犬(大型犬・中型犬・小型犬)の相場
フルカバー型50%プランという条件で、年齢ごとに犬の保険料の相場をまとめました。
保険料の相場幅は、いくつかの保険会社を比較し参考にした金額です。
小型犬の相場
年齢 | 保険料の相場 |
---|---|
1歳 | 1,950円前後(相場幅:約1,400~2,500円) |
5歳 | 2,600円前後(相場幅:約1,900~3,300円) |
10歳 | 4,000円前後(相場幅:約2,800~5,200円) |
中型犬の相場
年齢 | 保険料の相場 |
---|---|
1歳 | 2,150円前後(相場幅:約1,500~2,800円) |
5歳 | 3,000円前後(相場幅:約2,400~3,600円) |
10歳 | 4,500円前後(相場幅:約3,200~5,800円) |
大型犬の相場
年齢 | 保険料の相場 |
---|---|
1歳 | 2,750円前後(相場幅:約1,700~3,800円) |
5歳 | 4,350円前後(相場幅:約3,200~5,500円) |
10歳 | 6,400円前後(相場幅:約3,600~9,200円) |
以上のように、年齢が上がるにつれて月々の保険料も増加していきます。
体のサイズよっても金額に違いはありますが、特に大型犬の場合は保険料の値上がり幅が大きいことが分かりますね。
②:猫の相場
フルカバー型50%プランという条件で、年齢ごとに猫の保険料の相場をまとめました。
保険料の相場幅は、いくつかの保険会社を比較し参考にした金額です。
年齢 | 保険料の相場 |
---|---|
1歳 | 1,800円前後(相場幅:約1,200~2,400円) |
5歳 | 2,100円前後(相場幅:約1,600~2,600円) |
10歳 | 3,050円前後(相場幅:約2,100~4,000円) |
猫の場合は体のサイズに大きな差がないため、猫種による保険料の違いはほぼありません。
しかし、犬ほどではありませんが、年齢と比例して保険料も高額になっていきます。
③:小動物(うさぎ・フェレット・デグー・ハムスター等)の相場
近年では、うさぎやフェレット・ハムスターなどの小動物を飼う方も増えてきています。
小動物に対応している保険会社もあり、その相場は以下のとおりです。
小動物の種類 | 保険料の相場 |
---|---|
うさぎ | 2,000~4,000円程度 |
フェレット | 〃 |
テグー | 〃 |
ハムスター | 〃 |
モルモット | 〃 |
チンチラ | 〃 |
モモンガ | 〃 |
ハリネズミ | 〃 |
通院・入院・手術のフルカバー型にするか、入院・手術のみの特化型にするかによって保険料が変わります。
ペットの種類による変動や、年齢に応じての増額はありません。
しかし新規加入できる年齢が低いため、小動物のペット保険を検討している方は早めに加入するようにしましょう。
④:鳥類(インコ・カナリア・オウム・文鳥等)の相場
鳥の種類 | 保険料の相場 |
---|---|
オウム | 2,000~3,000円程度 |
ヨウム | 〃 |
ブンチョウ | 〃 |
サイチョウ | 〃 |
カナリア | 〃 |
インコ | 〃 |
ジュウシマツ | 〃 |
アヒル | 〃 |
鳥の種類による変動はほぼなく、相場は2,000~3,000円程度です。
鳥類のペット保険は、アニコム損保とSBIプリズム少短が取り扱っていますが、新規加入できる年齢が2社で大きく異なります。
例えばオウムが新規加入する場合、アニコム損保は3歳11ヶ月まで、SBIプリズム少短では満20歳未満と決められています。
このように同じ種類の鳥であっても加入年齢に違いがあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
⑤:爬虫類(亀・イグアナ等)の相場
爬虫類の種類 | 保険料の相場 |
---|---|
亀 | 1,500~2,500円 |
イグアナ | 〃 |
フトアゴヒゲトカゲ | 〃 |
種類によって、加入可能年齢が異なるので注意してください。
ペット保険のメリット・デメリットとは?
続いて、ペット保険のメリット・デメリットについて紹介します。
- ペット保険のメリットとは?万が一の賠償責任等にも備えられる!
- ペット保険のデメリットとは?保険料は掛け捨て!
ペット保険のメリットとは?万が一の賠償責任等にも備えられる!
ペット保険に加入する際のメリットは、以下のような特約を付帯することで、より補償を強化できるという点です。
賠償責任特約
- ペットが他人に怪我を負わせた場合
- ペットが他人のペットに怪我を負わせた場合
- ペットが他人の所有物を破損した場合
ペット保険のデメリットとは?保険料は掛け捨て!
ペット保険のデメリットは、保険料が掛け捨てであるという点です。
人間の保険のように終身型を選ぶことができません。また、途中で解約した場合もお金が戻ってくることはありません。
毎月保険料の支払いは発生しますが、その額が貯蓄されているわけではないので注意が必要です。
その一方で、掛け捨てである分保険料が安く、金銭的な負担が少ないというメリットもあります。
ペット保険に加入する際は、メリット・デメリットのバランスを考えて検討するようにしましょう。
生涯でかかるペットの医療費の相場は、犬の場合で100万円ほどだと言われています。
そのため、100万円を差し引いても貯蓄が十分にあるという方は、ペット保険に加入しなくても良いのです。
しかし、十分な貯蓄がない場合や、ペットの医療費が家計を圧迫する可能性があるという方にはペット保険への加入をおすすめします。
ペット保険の必要性については、次の項目で解説していきましょう。
ペット保険のデメリットについては以下の記事でも詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
ペット保険は入るべき?加入の必要性を徹底解説!
そもそもペット保険は入るべきなのか?
そのようにペット保険を検討している方の多くが、ペット保険の必要性について悩んでいるのではないでしょうか。
そこで、ペット保険に加入するメリットを紹介しながら、ペット保険の必要性について確認していきましょう。
メリット① 自己負担を抑えられる
ペットの治療費は、飼い主さんが全額負担しなくてはなりません。そのため、ペット保険に加入することで金銭的な負担を減らせるという点が、ペット保険の最大のメリットだと言えます。
特に入院や手術の費用は高額です。一度に50万円以上を請求されるケースも珍しくはなく、家計を大きく圧迫してしまいます。
ペット保険に加入している場合は治療費の50~100%が補償されるので、自己負担額を大きく抑えることができるのです。
メリット② 治療方法を幅広く選択できる
金銭的な理由で治療を諦めるケースも少なくはありません。その場合に、自責の念に駆られる飼い主さんも多いのです。
ペット保険に加入し治療費の自己負担額を抑えることができれば、ペットの症状に合わせて、高度医療などの必要な治療を受けられるようになります。
メリット③ 病気の早期発見・早期治療に役立つ
ペットが体調不良になった際、出費を控えたいという気持ちから一旦様子を見ることも多いのではないでしょうか。
通院がたった1日遅れるだけでも命に関わることもあるので、本当であれば治療費を気にせずにすぐに受診したいですよね。
ペット保険に加入している場合は病院に行きやすくなるため、病気の早期発見や早期治療が可能になります。
その他にも、先にお伝えしたように賠償責任などの特約が付けられるなど、様々なメリットが存在します。
万が一の場合に十分な治療を受けられるよう、ペット保険という備えがあると安心です。
ペット保険の必要性については以下の記事でも詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
ペット保険はどう選ぶ?選び方の5つのポイントを徹底解説!
- 保険料がどれくらいか
- かかりやすい病気が補償されるかどうか
- 待機期間があるかどうか
- 保険金請求方法は何か
- 年齢や既往症等、加入条件を満たしているかどうか
①:保険料がどれくらいか
ペット保険を選ぶ上でまず重要なのは、保険料がいくらなのかということです。
一般的にペット保険は、ペットの年齢と比例して保険料も上がっていきます。
ペットが高齢になると、若齢時に比べて2倍以上の保険料を請求する保険会社もあるので注意が必要です。
高齢時の保険料が高すぎるからと、支払いができずに保険を解約するケースも多く実在します。
しかし、既にペットは高齢です。高齢のペットが新たに加入できる保険は少ないため、別の保険会社へ乗り換えができない可能性もあるのです。
そのような事態を防ぐため、若齢時だけでなく高齢時の保険料を確認しておくことがとても重要です。
②:かかりやすい病気が補償されるかどうか
保険会社によって補償される病気に違いがあります。
ある病気に対して、A社は対象内であっても、B社は対象外というようにそれぞれ異なるのです。
また、小型犬であれば膝蓋骨脱臼(パテラ)、胴長犬であれば椎間板ヘルニアなど、飼っているペットがかかりやすい病気を把握し、その病気が補償の対象であるかをしっかりと確認しておきましょう。
また、外耳炎や皮膚炎など通院回数が多くなることが予想されるペットについては、通院補償が手厚いものを選択すると保険をより有効活用できます。
ペット保険の補償内容については以下の記事でも詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
③:待機期間があるかどうか
ペット保険は、加入後すぐに利用できるわけではありません。
加入後の一定期間を待機期間と呼び、待機期間中は補償を受けることができないのです。
そのため、待機期間中に発生した治療費については、全額自己負担になります。
病気には潜伏期間があり、加入前は無症状であっても加入後に発症するケースもありますよね。
待機期間は、加入前に患った病気が補償の対象にならないように設けられている制度なのです。
このように潜伏期間が考慮されているので、がんの場合は60日、ガン以外の病気は30日、怪我は15日など、疾患ごとに期間が分けられています。
加入を検討している保険会社の待機期間を確認し、治療の際の参考にしておくと良いでしょう。
中には待機期間がない保険会社もあるので、そちらも併せてご確認ください。
ペット保険の待機期間については以下の記事でも詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
④:保険金請求方法は何か
ペット保険では、保険金請求方法が2つあります。
直接請求
⑤:年齢や既往症等、加入条件を満たしているかどうか
ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較を行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:ペット保険の保険料の相場は種類ごとに違う!
- 小型犬:1,950円~
- 中型犬:2,150円~
- 大型犬:2,750円~
- 猫:1,800円~
- 小動物:2,000~4,000円
- 鳥類:2,000~3,000円
- 爬虫類:1,500~2,500円