更新日:2022/11/02
ペット保険の加入に年齢制限はある?新規加入は何歳までか徹底解説!
ペット保険の新規加入の上限年齢をご存知ですか?高齢・シニアの犬猫が加入できる年齢制限なしのペット保険があれば有り難いですよね。また保険料の値上がりなし・正確な年齢が分からない・不明でも入れる保険はあるでしょうか。今回はペット保険の年齢制限について解説しおます。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- ペット保険の加入条件に年齢はある?何歳まで加入可能か解説!
- ペット保険の新規加入の年齢制限は何歳まで?
- ペット保険のほとんどが8歳〜12歳までが加入可能年齢の上限!
- ただし中には加入年齢の上限がないペット保険もある!
- 補足:ペットの年齢証明はどうすればいい?詐称するとどうなるか
- ペット保険の更新・継続に年齢制限はある?
- 基本的にペット保険は終身で更新・継続が可能で年齢制限はない!
- ただし更新・継続できなくなる場合もあるので注意!
- ペット保険に高齢になってから加入する際の注意点とは?
- ①:既往症・持病がある場合は加入できないことも
- ②:高齢ペットの場合、若い頃と比べて保険料が高くなる
- ③:高齢ペットの場合、加入時に健康診断が求められることも
- 補足:高齢のペットは定期的な健康診断がおすすめ!
- 参考:ペット保険に加入する最適な年齢はいつ?
- ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
- まとめ:ほとんどのペット保険に新規加入年齢の制限がある!
目次
ペット保険の加入条件に年齢はある?何歳まで加入可能か解説!
ペット保険の新規加入の年齢制限は何歳まで?
ペット保険の年齢制限はどこも同じではなく、会社や取り扱い商品によって変わるため注意が必要です。
そこで、まずは以下のような内容で解説を行っていきます。
- ほとんどが8歳〜12歳までが加入可能の上限!
- ただし中には上限がないものもある!
- 補足:ペットの年齢証明はどうすればいい?詐称するとどうなるか
ペット保険のほとんどが8歳〜12歳までが加入可能年齢の上限!
年齢制限は会社ごとに差があります。
ペットの種類によっても大きく変わるため、気になる保険を見つけた時は対象となる動物や年齢の確認は忘れないようにしましょう。
参考程度にペットの種類ごとの上限を表にしたので、目安として見てみてください。
動物の種類 | 加入可能年齢 |
---|---|
犬・猫 | 7歳~13歳 |
うさぎ | 3歳~11歳 |
ハムスター | 2歳 |
モルモット | 3歳 |
フェレット | 3歳~5歳 |
チンチラ・デグー | 5歳 |
インコ・カナリアなど | 9歳 |
オウム・ヨウム | 20歳 |
イグアナ | 10歳 |
カメ | 15歳 |
年齢は「満〇歳未満」となっている所もあれば、「〇歳11ヶ月まで」と記載している所もあります。
見間違えてしまうこともあるので、しっかりチェックするようにしてくださいね。
紹介した年齢の中で、犬・猫の場合は8歳~12歳までとしている所が多いです。
中にはもう少し長い所もありますが数はかなり限られてくるため、高齢になればなるほど選択肢は少なくなっていくと考えて良いでしょう。
動物に関係なく上限が決められている理由は、シニア期に入ると病気やケガのリスクが若い頃に比べて高くなるからですね。
ただし中には加入年齢の上限がないペット保険もある!
犬・猫を対象にしたペット保険の場合、年齢制限を設けていない商品も存在しています。
いくつになってからでも申し込めるため、入りづらくなる12歳以上の高齢犬・高齢猫でも安心して申し込めますよ。
ただし、上限なしの商品はシニア向けであることがほとんどで、その分下限年齢が高めになっている可能性があります。
一般的なものとは反対に、若い犬・猫が加入できないシステムになっていたりします。
上限がない時は下限年齢に気を付けるようにしましょう。
ちなみに、その他のペット保険にも下限年齢がある場合があります。
生後30日以上だったり、生後120日以上としている所もあるので、生まれたばかりの子犬・子猫を加入させる時も念のために確認すると良いでしょう。
補足:ペットの年齢証明はどうすればいい?詐称するとどうなるか
年齢を調べる方法
今一緒に暮らしているペットが何歳か分からない時は、動物病院に連れて行きましょう。
正確な年齢ではありませんが、推定年齢を調べてくれますよ。
ペット保険は、正確な歳が分からない時は推定年齢を申告すれば良い、としている所がほとんどです。
保護、または友人から引き取ったりして何歳なのか分からない時は、気軽に相談してみてくださいね。
ただ、譲渡会の主催者や譲ってくれた友人などが正確な歳を知っている可能性もあります。
どこかから譲り受けた時は、まず相手に正しい歳が分かるかを確認してみてください。
もし分からないと言われたら、次の手段として動物病院で調べてもらいましょう。
月日が不明な時は、家にやって来た日や初めて会った日などを記入すれば良いので考え過ぎなくても大丈夫ですよ。
年齢詐称した場合
何歳か調べるのが面倒で申告時にいい加減な歳を記入したり、申し込めない年齢だからといって年齢詐称をすると、告知義務違反となります。
違反が発覚すると、審査に落ちてしまうため絶対にやらないようにしましょう。
例え申し込み時に分からなくても、保険を利用した際に発覚することもあります。
最悪、契約の強制解除となる恐れもあるため、ペットを第一に考えているなら嘘は絶対に吐かないようにしてください。
ペット保険の更新・継続に年齢制限はある?
申し込み時に年齢制限が設けられているなら、更新や継続をする時にも何歳までというルールが存在するのでは、と思う方もいるでしょう。
ということで、ここからは更新・継続に関する疑問を解決していきましょう。
- 基本的に終身で更新・継続が可能で年齢制限はない!
- ただし更新・継続できなくなることもあるので注意!
基本的にペット保険は終身で更新・継続が可能で年齢制限はない!
ペット保険の多くは終身保険となっているため、一度入れば加入年齢の上限を超えても継続して利用することができますよ。
継続に年齢制限がないということは、更新に関しても当然同じことが言えますよね。
ペット保険の更新は1年更新となっています。
1年ごとに保険が終了し、何も問題がなければそのまま継続されます。
更新の際は保険期間が終了する何ヶ月か前に、更新や継続に関するお知らせがはがきなどで送られてくることがあります。
ただ、ほとんどの保険が自動更新となっているので、条件やプランなどの変更がなければ特に手続きをする必要はないですよ。
ただし更新・継続できなくなる場合もあるので注意!
終身タイプのペット保険なら、一度入ってしまえば年齢に悩むことはなくなります。
しかし、会社によっては「〇歳まで」といったように、継続できる年齢が決められているものもあります。
この場合は、上限に達すると更新や継続ができなくなるため注意が必要です。
また、年齢は問題なくても、保険期間中にかかった病気の種類や保険の利用状況などによっては継続が難しくなる可能性があります。
ペット保険は自動更新ですが、更新の際にはその都度審査が行われます。
審査結果によっては条件が付けられたり、保険料が割増しされたりしますし、中には継続不可と判断されることもあるため、油断はできません。
病気などに関しては予測できないものなのでどうすることもできないですが、終身タイプかは公式サイトを見れば分かります。
とても重要なポイントですので、良い保険を見つけた時は必ず確認するようにしましょう。
ペット保険に高齢になってから加入する際の注意点とは?
ここからは以下の内容で、高齢やシニアと呼ばれる年齢になってからペット保険に入る時の注意点を解説していきます。
- ①:既往症・持病がある場合は加入できないことも
- ②:シニアは若い頃より保険料が高くなる
- ③:年齢が高くなると健康診断を求められることも
- 補足:シニアのペットはこまめな健康診断がおすすめ!
①:既往症・持病がある場合は加入できないことも
ペット保険に入る時は既往症や持病の告知を求められます。
一度も病気になったことがないのであれば申告しなくて良いですが、過去に何かしらの病気やケガの経験があったり、持病があるなら話は変わります。
持病はもちろん、過去の病気に関してもきちんと申告しないといけません。
病気の種類によっては条件が付いたり無条件で入れることもあります。
ただ、条件付きになると、該当する病気に対しては補償が受けられなくなってしまうので、納得できる結果にならないかもしれません。
他にも、加入自体を断られてしまう病気もあるため気を付けましょう。
ペット保険に加入できない病気の種類は以下のようなものです。
- 悪性腫瘍
- 糖尿病
- 腎不全
- 甲状腺疾患
- 肝硬変
- 尿路結石
- 緑内障
- 白内障
②:高齢ペットの場合、若い頃と比べて保険料が高くなる
ペット保険の保険料は毎年上がっていくものもあれば、一定の年齢ごとに段階的に上がっていくものもあります。
年齢が上がったからといって保険料が安くなるということはないので、間違えないようにしてくださいね。
中には割引増し制度を採用している所もありますが、全ての会社で採用しているわけではありません。
割引にも限度がありますし、割増しになってしまうと料金がさらに高くなるのでさらに負担が大きくなります。
基本的な保険料の上がり幅などは会社ごとに変わるため、その都度チェックすることを心がけておきましょう。
ただ、料金に関しては高齢になってから加入することに対してのデメリットではありません。
若い頃から継続していても、年齢が上がれば自然と高くなっていきます。
そのため、ペット保険に入る時の注意点として覚えておくと良いでしょう。
③:高齢ペットの場合、加入時に健康診断が求められることも
健康診断は申し込み時にわざわざやらなくても良い、とする所が大半です。
申告する際に既往症や持病、一定期間内の通院歴などを申告すれば良いので、健康診断をしたり関係する書類の提出もしません。
しかし、ペット保険によっては「満〇歳以上は健康診断をすること」などと、条件に記載されていることがあります。
必要な時は告知書の他に健康診断書も出さないといけないため、忘れないように気を付けましょう。
こういった注意事項は見落としてしまうことがあるので、確認を怠らないようにしてくださいね。
補足:高齢のペットは定期的な健康診断がおすすめ!
犬や猫は7歳以上になるとシニア期と呼ばれる時期に入ります。
高齢の仲間入りをしたことになりますが、年を取るといろいろな場所に不調が現れるようになりますよね。
体力や食欲の低下はもちろん、皮膚や骨、内臓など体の内部に異常が出てくる可能性もゼロではありません。
そのため、シニアになってからは、若い時よりもさらにこまめに健康診断をしていくことをおすすめします。
7歳以上になったらできれば半年に1回のペースで検査をしてもらうと、異常があってもすぐに気が付くことができるでしょう。
動物も人間と一緒で、高齢になればなるだけ異常が出やすくなります。
日々のコミュニケーションや健康診断から病気の早期発見ができることもあるので、愛犬・愛猫の健康を守るためにもしっかりチェックしてもらいましょう。
ただし、健康診断の費用はペット保険で補償されないことがほとんどです。
現在加入中の方はもちろん、これから入ろうと思っている方も注意してくださいね。
費用は、検査内容やオプションなどで変わりますが、1万円~3万円程度を想定しておくと良いでしょう。
参考:ペット保険に加入する最適な年齢はいつ?
病気やケガはいつ、どのタイミングで起こるか誰にも分かりません。
年を重ねれば重ねるほどリスクは高まっていきますが、だからといって若ければ心配する必要がないというものでもないですよね。
若くても重い病気にかかることがありますし、若くて元気だからこそ思いも寄らないケガをしてしまうこともあります。
「今は健康だから必要ない」と言い切るのではなく、病気になってから後悔しないために、若くて健康なうちから入っておきましょう。
子犬・子猫から飼うのであれば、0歳がベストなタイミングですよ。
0歳なら条件もクリアしやすいですし、告知に手間がかかったり悩まされることも最小限で済ませられます。
保護したり引き取った子の場合は、家に迎え入れたらなるべく早く入ることをおすすめします。
ペット保険には待機期間を設定しているところがあるので、後回しにすればそれだけ保険開始日が遅くなってしまうためです。
ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較を行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:ほとんどのペット保険に新規加入年齢の制限がある!
- ペット保険はほとんどの会社で年齢制限がある
- 8歳~12歳を上限にしている所が多い
- シニア向けには上限なしの商品もあるが、代わりに下限年齢が高め
- 終身タイプなら年齢に関係なく更新・継続ができる
- シニアになると年齢以外にも気を付けないといけないポイントが増える
- 不測の事態に備えるためにも0歳からの加入がおすすめ
動物も年を取れば病気やケガのリスクが高くなってきます。
治療費も高額になりやすいため、いつかは保険に入ろうと思っている方もいるのではないでしょうか。
ただ、ペット保険にも人間と同じように年齢制限が設けられているものが大半を占めています。
そのため、今はまだ大丈夫と思って油断しているとあっという間に上限に引っかかってしまうかもしれませんよ。
そこで今回ほけんROOMでは、ペット保険の年齢制限に関する疑問点などを中心に解説していきます。