更新日:2019/09/04
ネット(通販型)自動車保険のデメリットについて!メリットはあるの?
自動車保険のネット加入タイプはデメリットが多いのでは?そんな声をよく耳にします。実際、保険料が安い反面、事故対応が充実していない、といった誤解は多いようです。この記事では、ネット自動車保険のデメリットを解説しつつも、実はメリットが多いという事実をお伝えします。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- ネットの自動車保険のデメリットを解説
- よく指摘されるネットの自動車保険の3つのデメリット
- 事故対応が充実していないケースが多い
- 対面での相談ではなく、電話やメールでの相談となる
- 自動車保険に詳しくない人は、適切な商品を選べない可能性も
- デメリットだけでなく、ネットの自動車保険のメリットも確認しよう
- 一番のメリットは代理店手数料分、保険料が安いこと
- 自分のタイミングで、手軽に申し込むことができる
- 保険料が安い分、補償内容を充実させることができる
- ロードサービスが充実している
- 指摘されがちなデメリットを克服したネット自動車保険もある
- おとなの自動車保険:事故現場にALSOK隊員が急行してくれる
- セコム損保:警備会社大手セコムの隊員が事故対応してくれる
- アクサダイレクト:ネット型だが、訪問相談サービスがある
- ソニー損保:事故当日に素早く状況を報告してくれる
- まとめ
目次
ネットの自動車保険のデメリットを解説
今、通販型いわゆるネットの自動車保険を検討している人もいるでしょう。
実際、ネットの自動車保険に加入する人が増加している反面、ネット自動車保険のデメリットのためにネット自動車保険の加入を躊躇する人もいるようです。
そこで、自動車保険を検討中の人に不安材料が少しでも軽減できるように、あえてネットの自動車保険のデメリットからメリットについて、
- ネットの自動車保険のデメリットは大きく分けて3つ
- ネットの自動車保険のメリットを確認
- ネットの自動車保険のデメリットを克服した保険会社
以上のことを中心に解説していきます。
この記事を読んでいただければ、ネット自動車保険に加入する判断がしやすいよう役立つかと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
よく指摘されるネットの自動車保険の3つのデメリット
ネットの自動車保険はの魅力の裏側に、どのようなデメリットが隠れているのでしょうか?
ネットの自動車保険を検討していて不安感を持っている場合、きっとこの3つのデメリットで踏み切れていないのかもしれません。
その3つのデメリットとは、
- 事故対応の充実がしていない
- 対面で相談できない
- 自分で補償内容プランを決めなくてはならない
以上のデメリットを具体的にお伝えします。
事故対応が充実していないケースが多い
特に、「事故現場に来てくれない」「事故後の処理が不安」と、いう声があります。
自動車保険に加入する根本的な理由は、事故に対しての備えです。
その事故に際して対応力が重要になってきます。
ネット自動車保険は、そんな思いに応えるかのようにスピーディーな対応、ALSOK等を現場に向かわせるなど事故対応に関してのデメリットをメリットに変える動きがあります。
対面での相談ではなく、電話やメールでの相談となる
そして、顔が見えない相手に相談することが不安要素ともなっています。
コストを下げている分対面は難しいようですね。
しかし、ネット自動車保険は、専門の担当者が答えてくれます。
ですから逆に、24時間毎日いつでも相談できるのがメリットと言えましょう。
自動車保険に詳しくない人は、適切な商品を選べない可能性も
しかし、詳しくない人はどう選んだらよいかわからず、不要な特約をいくつも付けて高額な保険料になってしまったりします。
顔が見えないと不安で、補償内容の組み方もわからない場合は、代理店型自動車保険の方がいいのかもしれませんね。
中には、項目ごとに補償の説明コメントがナビゲーションしてくれる保険会社もありますので、あまり心配はいらないと思いますが、不安な時は問い合わせ窓口で相談することをおすすめします。
ある程度自動車保険の補償内容を知っている人なら、補償を厚く、保険料は安くと自動車保険を組み立てていくことができるのでネット自動車保険はおすすめです。
デメリットだけでなく、ネットの自動車保険のメリットも確認しよう
ネット自動車保険の需要が増加しているのは以下のメリットからではないでしょうか?
また、デメリットを逆手にとってメリットと考える人も少なからずいるのではと考えます。
ここからは、ネット自動車保険のメリットを4つに分けました。
そのメリットとは、
- 保険料の安さ
- 24時間365日いつでも申し込み可能
- 安くなった分補償内容を厚くできる
- ロードサービスの充実
以上のメリットを具体的にご紹介いたします。
一番のメリットは代理店手数料分、保険料が安いこと
代理店型自動車保険と比べると格段の違いに驚愕(きょうがく)です!
保険会社や補償内容により異なりますが、数万円の差があります。
なぜこの補償で、なぜこのサービスでこんなに安いのか、それは、コストを削減により顧客にサービスを提供できるようにしたからではないでしょうか。
人件費や代理店への手数料を削減したのも大きいのではないかと考えられます。
顧客の立場からすると、安くなった保険料の差額で、補償内容を厚くしたり、お小遣いに、家計に、レジャーにと楽しみが膨らみますね。
自分のタイミングで、手軽に申し込むことができる
自分の都合で決めれるのは助かりますね。
手軽に申し込めるので、代理店の時間に合わせてというようなこともないですね。
また、自分で決められない人も電話にて相談しながら申し込めるサービスがある保険会社があったり、落ち着いて申し込みができるので加入者増加中です。
保険料が安い分、補償内容を充実させることができる
例えばですが、
補償 | 前年代理店契約 | 今年ネット契約 |
---|---|---|
対人賠償 | 無制限 | 無制限 |
対物賠償 | 1000万 | 無制限 |
人身傷害 | 3000万 | 5000万 |
車両 | 200万 | 150万 |
搭乗者傷害 | 1000万 | 0 |
弁護士特約 | 0 | 300万 |
個人賠償責任 | 0 | 無制限 |
身の回り | 0 | 30万 |
上記のように、補償を見直して必要でないところは削り、補償を充実させました。
この理由は、対物賠償が近年賠償額が非常に上がっているため「億」という数字に達した事故は珍しくなくなっているからです。
そこで追加・修正した補償とその理由は、
- 対物障害・・・無制限
- 人身傷害・・・5000万
保険会社推奨保険金額 - 搭乗者傷害・・・なし
人身傷害が手厚いのでなしでも良いという意見考慮 - 弁護士特約・・・300万
事故でもめた際に非常に役立つ心強い特約 - 個人賠償特約・・・無制限
保険会社によっては自動車保険につけることができない場合あり - 身の回り特約・・・30万
車内の物損等、いざという時のお守りに
このように、補償を充実、見直すところは見直して、いつでも申し込みができるからゆとりができる分しっかり補償を検討できます。
※保険会社によって名称や特約などは異なります。
ロードサービスが充実している
それほどロードサービスが充実しているんです。
保険会社により違いはあるものの、いざとなった時の心強さはありますね。
下記は、ほとんどの保険会社にあるロードサービスの内容です。
- レッカーサービス
- ガス欠補給
- バッテリー上がり
- タイヤ交換
- 脱輪引き上げ
- キーとじ込み
等々あり、条件が付く場合もありますが、これだけ充実していれば安心ですね。
連絡をすれば、すぐに出発してくれます。
ドライバーにとって、とても役立ちそうなロードサービスです。
指摘されがちなデメリットを克服したネット自動車保険もある
いくつかのデメリットの中に事故対応について「現場に来てくれない」「不安」「対面ではない」という声が挙がっています。
やはり、いざとなった時に連絡をしたらサッと駆け付けて事故対応してくれるととても心強く、頼りがいありますよね。
自動車保険かけていて良かったと思いますね。
そんな、事故対応や、対面ではないということがデメリットだったネット自動車保険も変わりつつあります!
言い方が悪いかもしれませんが、デメリットを逆手にしてカバーしてくれるサービスです。
その保険会社のサービスをご紹介いたします。
おとなの自動車保険:事故現場にALSOK隊員が急行してくれる
このサービスが2016年4月1日より始まって驚きを隠せませんが、あのALSOK隊員がと思うと本当に心強いですよね。
下記のようなサービスが受けられます。
- 無料で利用可能
事故現場から連絡要 - 24時間365日対応
連絡後30分ほどで到着なので安心 - 二次災害防止のサポート
安全確保と緊急連絡をしてくれる - 適切なアドバイス
事故解決までの流れの説明やアドバイスをしてくれる - 事故状況の記録と報告
事故状況のヒアリングと写真撮影や報告
駆け付けてくれるというのは本当に安心できますよね。
対面でもなかったネット自動車保険が、デメリットをメリットに変えましたね。
セコム損保:警備会社大手セコムの隊員が事故対応してくれる
2017年11月1日よりサービスが拡大したセコムの自動車保険。
そのサービスの内容とは、
- 無料で利用できる
おとなの自動車保険同様 - 24時間365日対応
おとなの自動車保険同様 - 二次災害防止サポート
おとなの自動車保険とほぼ同様 - 各所へ連絡
救急車・警察・ロードサービス - 事故状況・目撃者の確認
事故状況やケガ等のヒアリング - 事故相手方への対応
相手方へ氏名や連絡先のヒアリング - 写真撮影と報告
おとなの自動車保険同様充実したサービスで、安心してお任せすることができます。
お客様と寄り添っていくという真心がとてもうれしいですね。
アクサダイレクト:ネット型だが、訪問相談サービスがある
全国9か所のオフィスから日本全国へ説明~事故解決までサポートしてくれます。
- 事故後の対応サポート
面談担当者が事故後の対応をサポート - 手続き補助
電話説明では書類手続きが困難な場合面談にて書類手続きを補助 - 自賠責保険金請求援助(相手方へ)
直接相手方に自賠責保険金を請求しなくてはならない時に希望によりサポート - 診断書受け取り代行
病院が診断書を郵送できない場合、直接受け取りに行く - 後遺障害申請サポート
醜状痕(傷痕)後遺障害認定に必要な写真を撮影
この面談担当者(フィールドマネージャー)の細かいサポートはありがたいですね。
アクサダイレクトのオフィスと両方でサポートしてもらえるなら、万一事故が起きても心細くないですね。
新しいネット自動車保険の形なのでしょうか。
ソニー損保:事故当日に素早く状況を報告してくれる
「事故後はスピーディに示談交渉はお客様の納得感を大切に」という言葉を掲げてスピーディな対応をしてくれます。
- 即日クイック対応
事故と受付当日中に関連した各所(相手方・病院・修理工場・代車手配)に連絡してくれる - 即日クイック報告
事故受付当日中に対応結果と今後の流れを報告してくれる
当日に気になることがわかるのはありがたいですね。
時間がかかると気が重くなるのが常なのでスピーディは助かります。
1万円以上保険料を節約する方法をご存知ですか?
皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか?
もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。
- 加入してから一度も自動車保険を見直していない
- 車を購入する代理店で加入した
- 会社の団体割引で自動車保険に加入している
が1つでも当てはまる方は要注意!
高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。
心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。
以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ!
まとめ
今回のこの記事のポイントは、
- ネット自動車保険のデメリットとして事故対応充実していないが、事故対応が充実したサービスの保険会社が増えてきた
- ネット自動車保険は対面型でない中で、事故後面談してくれる保険会社もある
- ネット自動車保険は、保険料が安く補償を自分で決められる
です。
ネット自動車保険は、いくつかのデメリットをメリットに変えて躍進していく保険サービスといえます。
自動車保険検討にお役に立てたでしょうか?
これからのネット自動車保険の飛躍に期待したいものですね。
ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されておりますので、ぜひご覧ください。