【最新】大手生命保険会社ランキング!格付け評価や規模を比較

生命保険加入時に、保険会社のランキングが気になる方も多いでしょう。今回、大手生命保険会社を売上高、格付け評価、純資産、支払い余力(ソルベンシーマージン比率)、顧客満足度で比較しランキングにまとめました。どのランキングを重視すべきかも解説します。

売上高・格付け・総資産・支払い余力・満足度ランキング



保険の加入を考える際に、保険料や保障内容などを比較検討するのはもちろんですが、運営している保険会社のことも気になりませんか? 


例えば、保険料も安いし保障内容も十分満足できると思っても、聞いたことのない保険会社の保険だと「本当に契約して大丈夫か?」「保険会社が倒産してしまうことはないだろうか?」など、心配になりますよね。 

やはり、保険を選ぶ際は運営している保険会社の情報も確認しておきたいものです。 


そこでこの記事では、以下の項目について保険会社のランキングをご紹介していきます。 

  • 売上高 
  • 格付け 
  • 純資産 
  • 支払い能力 
  • 顧客満足度 
  • 世界のランキング 


現在保険の加入を検討していらっしゃる方は、候補の保険の保険会社がどのランキングに入っているか、などチェックしてみるとよいと思います。 


保険会社のランキングの順位だけで保険を選ぶわけではないと思いますが、候補の保険の保険会社が上位にあると、なんとなく安心されるのではないでしょうか。 

是非、最後までお読みいただければと思います。

保険会社の売上高(契約高)ランキング

保険会社の売上高とは、主に加入者が払う保険料の総額のことで、売上高は保険会社としての契約の規模を表す指標といえます。 


まずは、その売上高のランキングを見てみましょう。 

順位保険会社 売上高(億円)
1日本生命保険47,751
2かんぽ生命保険42,364
3明治安田生命保険27,708
4住友生命保険24,053
5第一生命保険23,149
6東京海上日動火災保険21,666
7損害保険ジャパン21,486
8三井住友火災海上保険15,124
9アフラック生命保険14,310
10あいおいニッセイ同和損害保険12,335

※ 2018年4月1日~2019年3月31日


1位と2位の売り上げは4兆円越、8位、9位、10位の売り上げでも1兆円以上の売り上げとなっています。 

保険の市場規模が非常に大きいことがわかりますね。 

1位:日本生命保険

第1位は日本生命保険です。 


正式名称は「日本生命保険相互会社」といい、本社は大阪で、従業員数は71,871名(うち内勤職員19,515名)です。

 

1889年7月、有限責任日本生命保険会社として創業し、わずかその10年後の1899年に売り上げ高がトップとなり、130年以上にわたり現在まで業界のリーディングカンパニーとしての地位を築いています。
 


売り上げの大きな割合を占める保険料収入は、主に個人保険、個人年金保険が前年度より増加しています。 


その要因のひとつとして、外貨建て商品の好調、円建て商品が銀行窓販売にて大幅増加となったことが挙げられます。 


また、ニッセイ・ウエルス生命との連結も売り上げの拡大につながりました。 

2位:かんぽ生命

第2位のかんぽ生命は、日本郵政グループの中の主な3事業の中のひとつで生命保険事業を担っています。 


1916年に簡易生命保険事業を創業、2007年の郵政民営化に伴い「株式会社かんぽ生命保険」となりました。 


社員数は約7,600人と、他の保険会社よりも1桁少ない人数で業界第2位の売り上げを誇っています。 


かんぽ生命の特徴は、その名前からもわかるように、「簡易な手続きで、国民の基礎的生活手段を保障する」という理念のもと、全国に2万以上ある郵便局のネットワークを活かし、簡易的な小口の保険サービスを提供するという独自のビジネスモデルです。 


実際に、日本の人口1億2千万人の約1/5にあたる2,648 万人の顧客を有しており、特に高齢者からの支持が高く50歳以上の顧客が約7割を占めています。

3位:明治安田生命保険

第3位の明治安田生命は、日本最古の保険会社である三菱グループの明治生命と、芙蓉グループの安田生命の二つの財閥が2004年に合併して「明治安田生命保険相互会社」となりました。 


その基本理念は、「明治安田フィロソフィー」と呼ばれるもので、 

  • 経営理念:確かな安心を、いつまでも 
  • 企業ビジョン:信頼を得て選ばれ続ける、人に一番やさしい保険会社 
  • 明治安田バリュー:お客様志向、倫理観、挑戦、想像、協働く成長 

で構成されています。
 


従業員数は43,676人(うち営業職員33,000人)、子会社・関連会社は保険業10社、資産運用関連事業8社、総務7社、その他事業3社と、非常に大規模で多岐に渡っています。


また、経営方針は海外事業よりも、国内の有名大企業を顧客とする団体保険事業でトップシェアを誇るなど、国内事業に注力しているようです。 

保険会社の格付けランキング

格付けとは、専門の格付け会社が保険会社の保険金の支払能力を評価、ランク付けしたものです。 

即ち、その保険会社の信用度といってもよいでしょう。
 


主な格付け会社として、国内では、株式会社日本格付研究所(JCR)、株式会社格付投資情報センター(R&I)、海外ではS&P(スタンダード・アンド・プアーズ)、Moody's Corporation(ムーディーズ)、Fitch Ratings Ltd.(フィッチ)などがあります。
 


格付けのランクは、大体ABCDで示され、Aの中でもA、AA、AAAの順にランクが上がります。 

また、上位に近いものにプラス(+)、下位に近いものにマイナス(-)をつけて表示する場合もあります。 


一般的に、BBB以上であれば、保険金支払能力は信頼できるとされています。


債務の支払能力の指標の信用格付け(2019年12月)のランキングは以下のようになっています。


順位保険会社S&PMoody'sFitchR&IJCR
1東京海上日動火災A+ Aa3AA-AA+AAA
2損害保険ジャパン
A+A1A+AAAA+
3日本生命 A+A1A+AAAA
4第一生命A+-A+AA- AA-
5あいおいニッセイ同和損害A+A1-AAAA+
6住友生命A+A1A+ AA- AA- 
7明治安田生命 A A1A+ AA-AA-
8富国生命AA2AAA-AA-
9三井住友火災海上 A+A1A+AA-
10アフラックA+Aa3WDAA-AA 

 

1位:東京海上日動火災保険

創業は1879年、日本初の海外保険会社としてスタートしました。


1996年に前身となる東京海上あんしん生命保険が設立され、その後、2002年に東京海上と日動火災が上場保険持株会社を設立、2004年にその2社が合併し「東京海上日動火災保険」となりました。 


戦後急速に伸びた海外取引への対応、さらに高度成長期の自動車産業の急速な伸びに即した自動車保険の販売など、常に時代の変化に敏感に応じたビジネスを展開し、順調に売り上げを拡大してきました。


契約数など売り上げの伸びだけでなく、債務の支払能力の信用度である信用格付けのランキングでも1位になるなど、成長性と安定性を兼ね備えているといえます。

2位:損害保険ジャパン日本興亜

第2位は損害保険ジャパンです。 


その沿革は古く、1887年に東京火災から始まり、その後多くの会社が合併・経営統合するなどを経て、2010年に損保ジャパンと日本興亜損保の共同持ち株会社であるNKSホールディング株式会社が発足しました。 


その後、損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社へと商号を変更しますが、当時長すぎる会社名として話題になり、2016年に現在の「損害保険ジャパン株式会社」に変更、2020年に「損保ジャパン」と商号変更されました。


損保ジャパンの特徴は、 

  • 国内損害保険市場で収入保険料トップクラス 
  • 約2,000万人の顧客基盤 
  • 多様な顧客のニーズに対応する販売ネットワーク 

であり、 SOMPOホールディンググループの中核としてその存在価値を示しています。

3位:日本生命保険

3位の日本生命は、売り上げ高ランキングの1位でも登場しましたね。 

売り上げ高のみならず、格付けにおいても第3位ということで非常に安定した信用のおける保険会社といえるでしょう。 


日本生命保険の社名は、日本生命保険相互会社であると前述しましたが、「相互会社」とは、保険会社にのみ認められた会社の形態です。 

一般的な株式会社は、会社の持ち主は株主ですが、相互会社は相互扶助の精神に基づくという意味合いから、契約者が会社の持ち主であるという考え方に基づいています。


その相互扶助の精神にのっとり、厳格な審査や地道な営業活動など、創業当初からの実直な経営を現在まで続けています。 

その堅実な経営活動の結果、利益剰余金の大半を契約者に還元できる安定した経営を守り抜いているといえるでしょう。 

保険会社の総資産ランキング

次に総資産のランキング(2019年3月期末現在)についても見ていきましょう。 


総資産とは、会社が運用している流動資産・固定資産・繰延資産・負債なども含めた資産の合計のことで、保険会社の規模を測る指標のひとつになります。 


順位保険会社名総資産(億円)
1かんぽ生命保険739,045
2日本生命保険680,847
3明治安田生命保険392,608
4第一生命保険359,471
5アフラック生命保険121,339
6東京海上日動火災保険93,930
7損害保険ジャパン75,158
8大樹生命75,046
9東京海上日動あんしん生命保険73,859
10三井住友海上火災保険69,771


1位:かんぽ生命保険

第1位はかんぽ生命となっています。 


かんぽ生命は、売り上げ第2位のところでも述べましたが、全国に2万以上ある郵便局のネットワークを活かし、地道で真面目な営業活動を行っているというイメージがありました。 


特に契約者の7割が50歳以上ということからもわかるように、高齢者からの支持が高かったのですが、2019年に起こった不正販売問題でその信頼感も失墜してしまった感が否めません。 


2019年度の総資産ランキングでは第1位ですが、このような信頼感の失墜や新規保険の伸び悩みなどもあり、総資産は2014年から毎年減り続けています。

2位:日本生命保険

第2位は日本生命となっています。 

これまでの売り上げ、格付けの2つのランキングでもトップ3に入っていました。 


三井生命(大樹生命)の買収、新しい保険の販売の増加などで、今後さらに資産を増やしていくことが予測されます。 


1位のかんぽ生命は不正販売問題などの影響や、近年総資産額が減っていることなどから、日本生命が1位に躍進するのは時間の問題かもしれません。 


130年以上の歴史をもち、堅実な経営と実績を残し、生命保険業界のリーディングカンパニーとしての地位をさらに固めていくと思われます。 

3位:明治安田生命保険

第3位は明治安田生命です。 


明治安田生命も、売り上げランキングで第3位、格付けランキングでは第7位を誇る非常に安定した保険会社です。 


日本で最初の保険会社として、1881年に開業したという歴史のある保険会社としてのブランド力や、国内大手保険会社の、日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命の4社にも名を連ねています。


現在の主力商品は「ベストスタイル」で、病気・ケガ、重い病気、介護・就労不能、万一の備え、健康増進によるキャッシュバックなど、様々なニーズに対応することができます。 


「確かな安心を いつまでも」という経営方針のもとに、今後も着実な経営が続くと思われます。

保険会社の支払い余力(ソルベンシーマージン比率)ランキング

先の格付けのところで、格付けとは保険会社の保険金の支払能力を示す指標であると述べました。 


それに関連する指標として、ソルベンシー・マージン比率という指標があります。

詳しくは以下でご説明しますので、まずはこのソルベンシー・マージン比率のランキング(2019年3月期末)を見てみましょう。 


順位 保険会社名ソルベンシー・マージン比率
1東京海上日動あんしん生命保険 2063.6%
2全労済 ※1810.1%
3三井住友海上あいおい生命保険1681.8%
4大同生命保険1271.9%
5 富国生命保険1189.7%
6かんぽ生命保険1188.0%
7大樹生命1132.2%
8明治安田生命保険983.3%
9第一生命保険970.8%
10アフラック生命保険961.2%

 ※ 全労済は2019年5月末 

そもそもソルベンシーマージンとは?

保険会社は、将来の保険金の支払に備えて予測できるリスクに備えた準備をしていますが、ソルベンシー・マージンとは、それを上回る大災害や株の暴落などのリスクが発生した場合に、どのくらいの支払い能力があるかを示す指標です。  


ソルベンシー・マージン比率は、一般的に200%以上あれば安心といわれています。 

上のランキングの保険会社は、どれも非常に高い数値となっていますね。 


以下でトップ3について見ていきましょう。

1位:東京海上日動あんしん生命保険

第1位は、格付けランキング1位の東京会場日動火災保険と同じ東京海上グループの東京海上日動あんしん生命保険です。 


東京海上日動あんしん生命は、1996年という比較的新しい保険会社でありながら、グループ内の東京海上日動火災保険の販売チャネルを使い、急速にシェアを拡大し、その成長率は業界有数となっています。 


また成長率だけでなく、ソルベンシー・マージン比率でも第1位という安定性もあることが見てとれます。 


特にソルベンシー・マージン比率は、ランキングの中でも唯一2,000%を越えており、将来性、安定性を共に兼ね備えているといえるでしょう。

2位:全労災

全労災(こくみん共済coop)は、組合員の相互補助の精神をもとに運営されている保険事業です。 


民間の保険会社と異なり、非営利団体によって運営されているため、支払う掛金は割安で必要な保障が提供されています。 


また、非営利事業であることから、年度末の決算で余剰金が発生した場合は割戻金として組合員に還元します。 

これにより、割安な掛金がさらに安くなり、組合員に還元することが可能となります。


2018年度は、資産運用リスク相当額の増加などにより リスクの合計は23 億円増加しましたが、準備金などの積立などにより支払余力総額が 493 億円増加したことにより、ソルベンシー・マージン比率は前期比から42.1%増加し、1,810.1%となりました。

3位:三井住友海上あいおい生命保険

第3位は三井住友海上あいおい生命保険です。 


2001年に住友海上ゆうゆう生命保険と三井みらい生命保険が合併して三井住友海上きらめき生命保険、また、大東京しあわせ生命保険と千代田火災エビス生命保険が合併してあいおい生命保険が設立され、2011年にその2社が合併して三井住友海上あいおい生命保険となりました。 


1681.8%という高いソルベンシー・マージン比率とともに、スタンダード&プアーズ(S&P) A+、格付投資情報センター(R&I) AA という高い格付け評価も得ています。 



また、保有契約件数、保有契約高、保有契約年換算保険料の全てが直近5年間で毎年増加するなど、その販売力においても勢いを感じます

顧客評価・満足度ランキング

次に、顧客満足度のランキングについて、オリコン顧客満足度のデータを見てみましょう。


対象の保険会社は29社、実際に保険の加入を検討した11,403人に調査しています。 


調査の対象の項目は、 

  • 加入手続き 
  • 保険料 
  • 商品内容 
  • アフターフォロー 

の4つで、これらの点数を総合して順位を決定したものです。


順位保険会社名総合点加入手続き商品内容保険料アフターフォロー
1プルデンシャル生命71.10点73.61点74.59点67.98点65.88点
2ソニー生命 70.57点73.09点73.39点68.22点65.45点
3アクサダイレクト生命70.40点74.08点72.62点68.53点63.95点
4東京海上日動あんしん生命70.12点73.23点73.16点67.95点 63.62点
5ライフネット生命 69.97点 74.06点72.78点68.27点61.84点
6SOMPOひまわり生命 69.54点72.36点72.19点68.35点62.88点
7三井住友海上あいおい生命69.48点 72.55点72.31点 67.69点 62.91点
8メットライフ生命69.28点72.48点72.04点67.15点62.97点
9ジブラルタ生命 69.22点72.16点 71.86点66.50点64.20点
10オリックス生命68.99点72.74点   72.49点
66.72点 61.01点

 

1位:プルデンシャル生命

プルデンシャル生命は、世界最大級の金融機関であるプルデンシャル・ファイナンシャルのもと、1987年に創業を開始しました。 


プルデンシャル生命の大きな特徴は、全てオーダーメードの生命保険を提供していることです。 

そのため、プルデンシャル生命の営業担当者「ライフプランナー」はそれぞれの顧客の年齢や職業、家族構成、人生設計、資産、年収などに応じ、個々に応じたオーダーメードの保障を提案しています。

  

「ライフプランナー」という名称からもわかるように、保険を売って終わりではなく、一人一人の顧客のライフステージの変化や、保障の見直し、保険金を受け取る際にも、きめ細かく対応します。 


顧客とその家族の生涯にわたってその関係を続けているライフプランナーも少なくないようです。 

商品内容とアフターフォローともに1位、加入手続き3位という結果からも、ライフプランナーの評価の高さが伺えます。 

2位:ソニー生命

ソニー生命の前身であるソニー・プルデンシャル生命保険は、1979年プルデンシャル生命との合弁にて設立されました。 


その際に、「生命保険の目的は、個人に経済的な安定を保障することである。従って、どのような保険が適しているかは、個人のニーズによって異なる」という原点のもと、オーダーメードの保険設計にこだわり、今日に至っています。 


その個々の顧客のニーズにこたえるためには、質の高いコンサルティングセールスを行うことが必要であり、そのためには、保険だけでなく法律や税のことなど幅広い知識を持った担当者「ライフプランナー」でなければならないとされています。 


このあたりは、1位のプルデンシャル生命の流れをくむもので、商品内容とアフターフォローで2位と高い評価を得ています。

3位:アクサダイレクト生命

アクサダイレクトは、2006年に日本で最初のネット保険会社として設立されました。 


ネット保険会社の名のとおり、上で紹介した1位、2位とはビジネスモデルが全く異なっており、わかりやすく便利で合理的なサービスを提供することを使命としています。 


他社と比較したアクサダイレクト生命の強みは、 

  • 必要な保障に絞ったシンプルな商品を自由に組み合わせることができる 
  • 印鑑や書類は不要で、手続きはwebで完了できる 
  • 平均2.69日で保険金を支払う 
  • 無料で健康相談やセカンドオピニオンのサービスを受けられる 
  • webが不安な方には電話で対応 

などが挙げられます。 


また、店舗や営業担当者がいないことでのコスト削減により、割安な保険料も魅力のひとつです。
 


項目別の評価も、加入手続きと保険料で1位の評価を得ていることから、これらの強みが活かされ顧客に支持されていることがわかります。

【ランキング番外編】保険会社の世界ランキング

番外編として、世界を対象として保険会社の総資産ランキング(2017年度)を見てみましょう。


順位保険会社総資産額(億ドル)
1アリアンツドイツ10,469.60
2アクサフランス10,380.60
3中国平安保険中国9259.88
4プルデンシャルアメリカ8211.31
5メットライフアメリカ7205.15
6かんぽ生命日本6986.67
7バークシャーハサウェイアメリカ6815.54
8日本生命日本6607.16
9プルーデンシャルイギリス 6446.31
10リーガル・アンド・ゼネラルイギリス 6429.23


トップ3は、ドイツ、フランス、中国の保険会社がランクインしており、アメリカはプルデンシャルが4位となっています。 

しかし、トップ10に入っている数はアメリカが3社と最も多いですね。
 


日本の保険会社は、かんぽ生命が6位、日本生命が8位でトップ10に入っており、日本生命以外の国内大手生保では、16位に第一生命、21位に明治安田生命、23位に住友生命が入っています。

【考察】特に重視すべきランキングは、「ソルベンシーマージン比率」

ここまでご紹介してきたランキングはどれも重要な要素ではあるのですが、その中でも最も重要視しておきたいのは、ソルベンシー・マージン比率です。


例えば、万が一保険会社が倒産した場合のことを考えてみましょう。 

保険会社が倒産した場合でも、契約者の保障が全て無効になることはありません。 

生命保険契約者保護機構によって、保険契約は継続されます。 


またその後の措置には、以下の2つの場合があります。 

  • 救済保険会社が現れた場合:救済保険会社が契約を引き継ぐ 
  • 救済保険会社が現れなかった場合:生命保険契約者保護機構または、その子会社として設立される承継保険会社が契約を引き継ぐ 


このように保険契約は引き継がれていくのですが、以下のデメリットがあります。

  • 責任準備金が90%までしか補償されない 

責任準備金とは、保険会社が将来の保険金などの支払のために準備して積み立てているお金のことで、実際の保険金の支払が90%まで補償されることではありません。

 

  • 予定利率が下がる 

契約の際に提示されていた予定利率よりも下がる可能性があります。 


せっかくコツコツと払い続けてきた保険料が、保険会社の倒産によって予定より少ない金額しかもらえないなどということは、なんとしても避けたいですよね。 


そのための指標として、ソルベンシー・マージン比率は非常に重要な指標です。 

保険の加入を検討する際には、ソルベンシー・マージン比率は必ずチェックするようにしてください。

まとめ:保険会社の最新ランキング

保険会社のランキングについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。 

最後にそれぞれのランキングの順位などをもう一度整理してみます。 


【売上高ランキング】

  1. 日本生命保険 
  2. かんぽ生命 
  3. 明治安田生命保険 


【信用格付けランキング】

  1. 東京海上日動火災保険 
  2. 損害保険ジャパン 
  3. 日本生命保険 


【総資産ランキング】

  1. かんぽ生命保険 
  2. 日本生命保険 
  3. 明治安田生命保険 


【 ソルベンシー・マージン比率ランキング】

  1. 東京海上日動あんしん生命保険 
  2. 全労災 
  3. 三井住友海上あいおい生命保険  


【顧客評価・満足度ランキング】

  1. プルデンシャル生命 
  2. ソニー生命 
  3. アクサダイレクト生命 


【世界の保険会社(総資産)ランキング】

  • 1位:アリアンツ(ドイツ) 
  • 2位:アクサ(フランス) 
  • 3位:中国平安保険(中国) 
  • 日本の保険会社は6位:かんぽ生命、8位:日本生命 


  • 最も重要な指標は、予測不能の事態が起きた場合の支払能力のソルベンシー・マージン比率
     


いかがでしたでしょうか。

 

現在、保険の加入を検討中の方はこれらのランキングの指標、特にソルベンシー・マージン比率をチェックするようにしてくださいね。

生命保険の選び方が気になるという方はぜひこちらを読んでみてください。
この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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