掛け捨て型生命保険に入るのは何歳まで?自分にあった保険選びを

掛け捨て型の生命保険は、何歳までに入るか自分の年齢で判断せず、必要な時に必要な金額の保険に入ることをお勧めします。また、何歳まで掛け捨て型の生命保険に加入し続ければいいかは、子供の自立を何歳までとするか逆算して、その間を埋める期間加入すると安心です。

監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

掛け捨て型生命保険は何歳までの契約が良いのか


掛け捨て型の生命保険には何歳までに入るべきかお悩みの方は多いのではないでしょうか。


また、早く入るべきと言った宣伝で焦ることもありますよね。


この記事では

  • 生命保険に入るべきタイミング
  • 50歳以上から入れる生命保険
  • 掛け捨て型生命保険の特徴
  • 【家族構成別】掛け捨て型生命保険は何歳まで?
について解説していきます。

是非最後までご覧ください。


ほけんROOMでは他にも生命保険に関する記事や、マネーライフ、保険全般に関する記事を掲載していますので、お悩みの方は他の記事も参考にしてみてください。

生命保険に入るべきタイミングはライフスタイルが変化した時


何歳までが良いのか?その答えは、実は


「生命保険に入る必要が出てきたとき」なのです。


何歳まで?の回答になっていないと思われるかもしれませんが、「保険」という商品の本質を考えたとき、何歳までには入ったほうがよいという保険はないのです。 


では、実際にいつ、生命保険に入る必要が出ることが多いかというと、ライフスタイルが変化したタイミングです。


具体的には結婚・出産・転職などです。


これまでに、何歳までに入らないととか、若ければ若いほどお得、などという売り文句を聞いたことがあるかもしれません。


それは、保険に入りやすいタイミングであって、保険に入るべきタイミングではありません。

ご自身が必要だと思うタイミングが1番大切です。



参考ですが、生命保険には、大きく分けて「掛け捨て型」と「貯蓄型」の2つのタイプがあり、掛け捨て型とは、保険料を支払い一定期間(多くの場合は1年間)保険を掛けるもので、自動車保険や火災保険などをイメージ頂くとわかりやすいかと思います。 


 一方、貯蓄型は、掛け捨て型の保険に加えて、定期預金も兼ねたもので、保険料+預金額を基本的には60歳まで支払い(保険を掛け)続ける保険となっています。


この貯蓄型は様々なパターンがあり、60歳まで払うという商品以外にも多数ありますが、まずは基本形である「貯蓄型=掛け捨て型+定期預金で契約は60歳まで」と覚えておいておけばよいかと思います。


掛け捨て型の生命保険も同じように

自分が死んだ後にお金が必要になるような家族ができたとき

に入るもので、生命保険だから何歳までに入るというものではないのです。


保険に入りたい!と思ってもなかなか考えるのは難しいのではないのでしょうか。

そんな方には無料保険相談がおすすめです。

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50歳以上から入れる生命保険はある?

生命保険に入るタイミングは人それぞれです。


今まで入ってなかったけど、入りたいけど50歳以上でも入れる保険はあるの?という疑問をお持ちの方もおられるのでないでしょうか。


年齢が上がるにつれ保険には入りづらくなります。


年齢別に入れる保険については詳しく以下の記事で紹介していますので、合わせてご覧ください。


また、「マネーキャリア」の保険相談もおすすめです。 

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掛け捨て型生命保険の特徴

メリット1:保険料が安い

掛け捨て型の生命保険の支払い条件は、原則死亡時であることから、死亡の可能性が低い年齢の場合、保険会社は支払う可能性が低いので、保険料がとても安いです。


メリット2:中途解約や見直しがしやすい

掛け捨て型保険の契約期間は多くの場合1年間です。

そのため、家庭環境の変化に合わせて保険金額の変更が容易ですし、掛け捨てですので、生命保険が不要となり途中解約したくなった場合、解約しても特に問題ありません。


これが貯蓄型の場合、定期預金を崩すようなものですから、解約時期によっては多額の解約手数料がかかり、辞めたくても辞められない場合があります。

デメリット1:解約返戻金や満期金がない

掛け捨て型は名前の通り、死亡しなかった場合は一切お金が支払われません。


貯蓄型の場合は、一定期間ごとに返戻金や満期金という形でお金が支払われるものがあります。


しかしながら、この返戻金や満期金の原資は、自分で支払った保険料ですので、掛け捨て型だから損しているというわけではありません。

デメリット2:更新する度に保険料が上がる

掛け捨て型の契約期間は多くの場合1年間であり、保険をかけ続ける場合は、毎年更新する必要があります。


人間は年齢が上がるたび、死亡する確率が上がることから、生命保険を受け取る可能性も上がります。


そのため、掛け捨て型の生命保険を更新するたびに保険料が増えるのが一般的ですが、年齢が上がれば、以下の記載する理由により、保険金を減らすことができるかもしれませんので、毎年保険を見直すチャンスがある、と捉えることもできます。

【家族構成別】掛け捨て型生命保険は何歳まで?

子供がいる場合:子供が自立するまで

生命保険は死亡したらお金を受け取ることができる保険です。


そのため、子供がいる場合は、その子供が自立するのが何歳までか逆算してその期間生命保険に入れば安心です。


何歳まで加入すればいいかの逆算は、例えば、現在40歳で子供が12歳であり、子供が自立するのが22歳とした場合、あと10年間、生命保険に入ればよい、ということになります。


また、保険金額についても、子供の自立まであと僅かなのに多額の保険金をかけ、高い保険料を支払い続ける必要はありません。


保険金額を減らし保険料も減らすという選択も考えられます。

子供がいない場合:生命保険よりも医療保険がおすすめ

子供がいない場合は、死亡後にかかる費用はほとんどありませんので、何歳までに生命保険に入るか、という以前にそもそも生命保険が必要か、ということを考えてみてはどうでしょうか。

よく考えてみると、死亡時に遺された家族が保険金を受け取る「生命保険」よりも、ケガ、病気の時にご自身が保険金を受け取ることができる「医療保険」に入る方が、メリットが多いかもしれません。

まとめ

掛け捨て型の生命保険は、自分で使うものではなく、自分が死亡した後の家族のために入る保険です。

何歳までに入るか年齢で判断せずに、必要な時に必要な金額の保険に入ることをお勧めします。


また、何歳まで生命保険に加入すればいいかは、子供の自立を何歳までとするか逆算して、その間を埋める期間加入するとよいと思います。

なお、子供がいない場合は生命保険ではなく、自分のための保険である、医療保険も視野に入れてみてください。


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生命保険の選び方が気になるという方はぜひこちらを読んでみてください。

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