終身保険への加入は何歳からがいいの?遅いと損をしてしまう?

一生涯に渡る死亡保障を、一生涯変わらない保険料で受けることができる終身保険ですが、何歳から加入すべきなのでしょうか。そこで今回は、終身保険へ加入すべき年齢について、ケース別に考えていきます。何歳から終身保険に加入すべきか、検討していきましょう。

監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

終身保険は何歳から加入するのがおすすめ?

終身保険とは、一生涯にる死亡保障を、一生涯変わらない保険料で受けることができる生命保険ですが、何歳から加入するのがおすすめなのでしょうか。


終身保険は、何歳で加入しても保険期間は一生涯となり、保険料も一生上がることはありません。


終身保険は、若いうちに入っておくほうがよいのか、それとも、ある程度年齢を重ねてから入っても問題ないのか、迷ってしまいますよね。


終身保険には一生涯にわたる死亡保障だけでなく、解約返戻金による貯蓄機能も備わっています。


そのため、年齢や家庭環境によって、終身保険に加入する理由はさまざまです。


そこで今回は、終身保険に加入するべき年齢について、ケース別に考えていきます。

何歳から終身保険に加入できるのか

終身保険は一生涯続く死亡保障を、一生涯変わらない保険料で受けることができる生命保険ですが、何歳から加入することができるのでしょうか。


終身保険の加入年齢の範囲は、保険会社や保険商品により異なりますが、満15歳から加入できる商品が多いです。


しかし、実際には、15歳から終身保険に加入する人は少ないでしょう。


それでは実際に、終身保険には何歳から加入するのがよいのでしょうか

終身保険は何歳からでもいいが働いているうちに払い終わるのがいい

終身保険は、満15歳以上であれば、何歳からでも加入することができる生命保険です。

しかし、何歳から加入するにしても、おすすめなのは、保険料の支払いを働いているうちに終えることです。


終身保険は、保険料の払込期間を設定することができます。


何歳から加入しても、何歳で保険料を払い終えても、保険期間は一生涯続くので安心です。


終身保険の保険料の払込期間は、10年払いや15年払い、60歳払済や65歳払済など、契約者が自由に選ぶことができます。


終身保険への加入は何歳からでもよいですが、働いているうちに保険料を払い終えるように保険料の払込期間を設定して契約することをおすすめします。

何歳から加入しても払込総額は2割ほどしか変化なし

終身保険は、何歳から加入しても総支払保険料の額と死亡保険金の金額の差で損をしてしまったり、得をしたりすることはあるのでしょうか。


具体的な商品での保険料払込総額の金額の差をみていきましょう。


  • 保険金額:500万円 保険料払込期間:60歳払込 保険期間:終身
  • 満15歳で契約した場合、保険料払込総額:3,612,600円(月額 6,690円)
  • 30歳で契約した場合、保険料払込総額:3,913,200円(月額10,870円)
  • 45歳で契約した場合、保険料払込総額:4,307,400円(月額23,930円)

15歳で契約した場合と、45歳で契約した場合の保険料払込総額の差は、694,800円です。


早めに終身保険に加入しておくと、月額の保険料を低く抑えることが可能ですが、保険料の払込総額には大きな差がでないことがわかります。


遅い年齢で終身保険に加入したからといって、大きく損をしてしまうということはないのです。

終身保険への加入を検討したほうが良い年齢の人

終身保険には、満15歳以上であれば、何歳からでも加入することができる生命保険であることがわかりました。


それでは、実際に終身保険への加入を検討したほうが良い年齢とは、何歳からなのでしょうか。


また、どのような状況にある人が、終身保険への加入を検討すべきなのでしょうか。


そこで続いては、終身保険への加入を検討した方が良い人の特徴についてご紹介していきます。

子供の年齢に合わせて解約返戻金が必要になる人

終身保険への加入を検討した方が良い人、まずは、子供の年齢に合わせて、解約返戻金が必要になる人です。

貯蓄機能も備わっている終身保険は、子供の教育資金の準備にも役立てることができます。


学資保険の代わりとしても活用ができるのです。


保険料の払込期間を10年払いや15年払いにしておくことで、保険料払込期間を終えると支払った保険料の総額以上の解約返戻金を受け取ることができるのが、終身保険の特徴の1つです。


それでは、子供の年齢が何歳から、終身保険に加入しておくと、将来の教育資金に備えることができるのでしょうか。


子供の教育資金にまとまった額が必要になるのは、子供が大学に入学する18歳になるときでしょう。


10年払いなら遅くとも8歳になる前に、15年払いなら遅くとも3歳になる前に、終身保険に加入しておく必要があります。


保険金額の設定により、受け取ることができる解約返戻金の額も異なります。


また、早めに保険料の払込を終えるほうが、解約返戻金の返戻率は高くなります


余裕がある場合にはなるべく早く、終身保険への加入を検討しましょう。

結婚している年齢で残された家族の生活費等が心配な人

終身保険への加入を検討した方が良い人、続いては、残された家族の生活費等が心配な人です。


結婚している人で、子供が小さい場合や、妻が専業主婦の人は、万が一のことがあった場合に、残された家族の生活費等が心配なのではないでしょうか。


遺族年金がもらえるとはいえ、将来の教育費などの心配もあるでしょう。


何歳からでも加入できる終身保険ですが、結婚した場合には、残された家族のために何歳であっても終身保険に加入しておく必要があるでしょう。


自分が高齢などでお葬式代等の整理費用などの準備が必要な人


終身保険への加入を検討した方が良い人、続いては、高齢で、お葬式代などの死亡整理資金が必要な人です。

何歳からでも加入できる終身保険は、65歳以上の高齢者でも加入することができます。


死亡整理資金の代表的な葬儀費用は、全国平均で200万円ほど必要と言われています。


十分な貯蓄がない場合や、死亡整理資金以外にも子供にいくらか残したいと考えている場合には、終身保険への加入が必要になります。


お葬式代などでまとまった資金が必要な場合には、高齢者であっても終身保険への加入を検討した方がよいでしょう。

参考:20~30代の年齢の人は終身保険を老後の貯蓄のために加入してもいい

終身保険は何歳からでも加入できる生命保険ですが、20~30代の若い年齢の人は、死亡保障目的でなく、老後の貯蓄のために加入することもおすすめです。

終身保険では、保険料の払込期間を終えると、支払った保険料の総額以上の解約返戻金を受け取ることができます。


何歳からでも加入できますが、解約返戻金の返戻率を上げたい場合には、なるべく早く終身保険に加入することをおすすめします。


まだ死亡保障は必要ないと考えている場合でも、老後の資金形成のために、終身保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。


30代の生命保険についてはこちらで詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

終身保険は何歳から加入するのがいいのか?のまとめ

今回は、終身保険は何歳から加入すべきなのか、考えてきましたがいかがでしたか。

今回の記事のポイントをまとめると以下の通りです。


  1. 終身保険は何歳からでも加入できる(満15歳以上である場合が多い)
  2. 終身保険は何歳から加入しても保険料払込総額に大きな差はない
  3. 子供の教育資金に終身保険で備えることもできる
  4. 残された家族の生活費に備えることができる
  5. 高齢者であっても、自身の葬儀費用のために加入できる

終身保険は一生涯の死亡保障を、一生涯変わらない保険料で受けることができる生命保険ですが、貯蓄機能も備わっています。


何歳からでも加入できるので、終身保険の活用方法はさまざまです。


自分自身の年齢や、家庭環境、状況に合わせた理由で、終身保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。

生命保険は必要なの?と疑問をお持ちの方はぜひこちらをお読みください。

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