更新日:2017/12/26
生命保険は何歳から加入するのがベスト?最適な加入年齢とは?
日本人の8割以上は、何かしらの生命保険に加入していると言われていますが、生命保険は何歳から加入できるかご存知ですか?生命保険は、年齢によって加入すべき内容が異なります。ここでは何歳からどんな保険に加入すると良いのかについて解説をしていきます。
目次を使って気になるところから読みましょう!
生命保険は何歳から加入できて、何歳から加入すべきなのか解説します
なかなかきっかけがないと加入を検討をしない方が多いですね。しかし、まったく何も生命保険に加入をしないというのは、心配もあります。
まだ若いから大丈夫と思っていると、保険に加入できない年齢になってしまったり、病気やケガなどによって保険に加入できない条件となってしまったりすることもあるためです。
では生命保険には何歳から加入するのが良いのでしょうか?また、何歳から加入ができるのでしょうか?
今回は、生命保険に加入する年齢について考えていきましょう。
生命保険には何歳から加入するのが最適なのか
生命保険は、加入する時点の年齢で保険料が決まります。年齢が高くなるほど、病気や死亡のリスクが高くなりますので、保険料も高くなってしまうのです。
そのため、あまり先延ばしにすると保険料の面で不利になる可能性もあります。
では、終身保険と定期保険で、年齢による保険料の違いを見ていきましょう。
終身型の生命保険は何歳から加入しても払込総額は2割ほどしか変わらない
加入年齢 | 月額保険料 |
---|---|
20歳 | 約7,500円 |
30歳 | 約10,500円 |
40歳 | 約16,600円 |
50歳 | 約34,700円 |
では、何歳から加入すると総額で安くなるのでしょうか。比べてみましょう。
加入年齢 | 保険料払込総額 |
---|---|
20歳 | 約3,600,000円 |
30歳 | 約3,780,000円 |
40歳 | 約3,984,000円 |
50歳 | 約4,164,000円 |
圧倒的に20歳で加入したほうが、保険料の総額は安くなりますね。しかし比較してみると、払込総額は2割程度しか変わらないということでもあります。
そうとはいっても、約56万円もの違いがありますし、毎月の負担を考えれば、若いうちに加入したほうが有利になります。
これに加えて、年齢が高くなるほど保険に加入できなくなるリスクも高まりますので、何歳から加入すればいいのかということではなく、出来るだけ早い加入を検討するのが良いでしょう。
定期保険は若く長く入ると損する
加入年齢 | 月額保険料 | 保険料払込総額 |
---|---|---|
20歳 | 約1,100円 | 約890,400円 |
30歳 | 約1,200円 | 約762,000円 |
40歳 | 約1,800円 | 約619,000円 |
50歳 | 約3,400円 | 約403,000円 |
10年更新型の定期保険は、10年ごとに保険料が年齢に合わせて高くなりますので、払込期間が長くなればなるほど払込総額が高くなってしまうのです。
定期保険は基本的に、一定期間の保障をするものですので、必要な時に必要な期間分だけを加入するのが良い保険なのです。そうすることで、保険料を抑えることができるのです。
生命保険は何歳から加入できるのか
生命保険は0歳から加入することができる
子供に必要な保険は、死亡保険ではなく医療保険でしょう。
もちろん、子供の医療費は自治体などで全額、もしくは一部を負担してもらえますので、医療費の負担は少ないでしょう。しかし、子供が入院した場合、親が付き添わなければならないことが多くなります。
親が付き添いをするとなると、仕事などを休まなければならない状態となってしまい、収入が減る可能性がありますね。
そう考えると、子供の医療保険は親の収入保障という意味合いもあるのです。入院給付金などを受け取れることで、医療費以外の負担をカバーすることができます。
何歳から保険が必要なのか?と考えれば、0歳からと言えるのではないでしょうか。
0歳から生命保険に加入するメリット
終身払いの医療終身保険であれば、契約時の保険料が続きますので、お得に保障を確保することができます。
また、子供に多い喘息などにかかってしまうと、医療保険に加入できなくなる可能性もあるため、早めに検討をするのがおすすめです。
年齢・ライフスタイル別にいつからどの生命保険に加入すべきか解説
20代独身におすすめの生命保険
医療保険は、ひとつ加入していれば安心です。また、若く元気なうちに保険に加入しておけば、万一病気やケガで保険に加入できない状態となっても、保険を継続することが可能となります。
そのため、最低限の保障額で定期保険に加入しておくのも良いでしょう。
20代で家庭がある場合におすすめの生命保険
家庭がある場合には、万一の時に家族を守ることができるよう、保障大きくて安い定期保険がおすすめです。
保障は何歳からということはなく、妻や子がいる場合にはしっかりとした保障を持っておきましょう。
30代~50代独身におすすめの生命保険
健康なうちに保険に加入しておけば、加入できなくなってしまったという状況を回避することができます。また、がんの羅漢率も40代からグンと多くなってきます。
万一の時にきちんと治療ができるように、がん保険もしっかりと検討しておきましょう。
60代~におすすめの生命保険
死亡保険については、ご自身の葬儀代として最低限準備しておくのが良いでしょう。
保険料の負担が大きくなるのが負担という場合には、何歳からどんな保険が必要なのかということではなく、健康で若いうちから最低限の保障に加入しておくのが大切です。
まとめ
そのため、若くて健康なうちに最低限の保障を確保しておくことを検討しておくようにするのがおすすめですよ。
生命保険は必要なの?と疑問をお持ちの方はぜひこちらをお読みください。