がん保険は何歳まで必要かについて加入前に考えてみることが必要

保険加入時には何歳まで必要かを考えておきたいものです。がん保険への加入も必要なのではないかと思いはじめる方もいるでしょう。しかし、年齢を重ねることで状況が変わり、がん保険が必要でないこともあります。いったい何歳まで必要なのか、加入前に考えておきたいものです。

がん保険は何歳まで必要なのか

今この記事をご覧のあなたは、きっと『がん保険』のことについて調べておられることでしょう。


がんはいわゆる『三大疾病』の一つと言われているほど、発症リスクの高い疾病です。


だからこそ保険で備えておくことによって万が一の状況にも対応できますが、「いったい何歳まで加必要なの?」「保険はずっと支払い続けなければいけないの?」という疑問を持つ方は少なくありません。


そこで今回は、

  • 年齢と、がんの発症率との関係性は?
  • 老後にがん保険に加入するメリットが少ない理由とは?
  • 結論、何歳まで必要で、いつまで加入していれば良い?


これらの点を主に取り上げていきます。


この記事をご覧いただければ、高齢者にとっての『がん保険』の必要性についてさらにご理解いただけると思います。


ぜひ、最後までご覧ください。



がん保険の保障内容を確認しよう

がん保険への加入を考えるとき、まず考えなければならないのが『保障内容』に関する点です。

がん保険に加入することによって保険金(一時金)がおりる対象となるのは、主に以下のような場合です。

  • がんを発症していると診断された
  • がんの治療のために入院した
  • がんの治療のために手術を行った
  • 手術後、一定期間通院を行った


がんの治療に必要な手術費用や入院費が保障されるだけでなく、がんと診断された場合でも、一時金給付の対象となります。


なぜ、この保障が手厚く見えるがん保険において、年齢のことを考える必要があるのでしょうか。


その点は、次から取り上げていきます。

高齢になるほどがんにかかるリスクが高くなる

どのような疾病もそうですが、がんは年齢が高くなるほど発症するリスクが高くなります。

特に、40代を過ぎてから、50代、60以上に至るまでは、10代、20代の頃と比べて高くなっていることが、下の図からもお分かりいただけるでしょう。


年齢別男女別がん罹患者数推移

年齢別男女別がん罹患者数推移

保険は、基本的に「リスクの高い疾病」に備えるものです。

そう考えたとき、たとえ高齢になったとしてもがん保険に加入するのは、理にかなったこと、と言えます。

加入年齢別のがん保険の保険料

医療保険における保険料は、「加入時期が若ければ若いほど安くなる」というのは皆さんがすでにご存知のことかもしれません。

簡単に言えば、年齢が若く健康体である人ほど、病気になるリスクが低く、必然的に保険会社が保険料を支払うリスクも減るからです。

ということは、逆の場合…いわば、「高齢の人ほど、病気(がん)になるリスクが高いので、必然的に保険会社が保険料を支払うリスクが大きくなる」ことになります。

その結果、がん保険の保険料も、年齢が高いほど高くなっていくのです。


これは、高齢者ががん保険に加入することを渋ってしまう一つの理由となるでしょう。


ここまでで、「自分だけでがん保険を選ぶのは難しい」と感じられた方は、まずは保険のプロに相談するのがおすすめです。
 


どのがん保険がいいのか、自分にあったがん保険はどれかを納得できるまで無料で何度も相談できるので、大変おすすめです。


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老後にがん保険に加入するメリットがない理由

発症リスクの高いがんにピンポイントで備えられる『がん保険』は、確かに有用な保険です。

しかし、ある人にとってはがん保険へ敢えて加入するメリットがない、という場合もありえます。

それは、どのような場合でしょうか。

1.がん保険の保険料が高い

まず一つ目の理由として、『保険料が高い』という点が挙げられます。

一般的な医療保険よりも、平均的に保険料が高く設定されています。

例えば、これから私たちが加入する保険を決めるときに考えることの一つが、収支のバランスです。

いざというときに質の高い補償を受けたいのはもちろんですが、支払う保険料はできるだけ抑えたい、というのが多くの方の本音でしょう。

そのバランスを考えた時、ピンポイントでがんに備えるのではなく、より広い範囲で備えられる医療保険等を選ぶ、という選択をするかもしれません。

2.高齢者医療制度が充実

保険に加入することの恩恵は、保険金によって入院費・通院費・治療費が賄えるというのが大前提です。

ただし、『(前期/)後期高齢者医療制度』のような公的な制度が充実していることにより、そもそも75歳以上の方の治療費の多くが免除されるようになっています。


後期高齢者医療制度によって…

  • 75歳以上の医療費負担率が1割になる
  • 障害がある場合は65歳以上も医療費控除の対象となる


このような公的な仕組みがあるため、高齢者(特に75歳以上の方)は、がん保険には加入する必要ない、という選択をされるかもしれません。

3.子供が自立している

3つ目には、子どもの有無が挙げられます。

家庭を持った方が高齢になっている場合、大抵子供が自立しているものです。

がん保険に加入する一つの理由として、診断、手術、死亡時に多くの一時金がおりる、という点があります。

若く子育てをしている時期には、がんになって働けなくなったり、手術が必要になったりするのであれば子供のことを考えて手厚い保障が必要です。


しかし、すでに子供が自立しているのであればがん保険としてさらに保障をプラスしなくても良い、とも思われるかもしれません。

4.貯蓄がある

生きるために必要な入院、手術を行うためにはどうしてもお金が必要です。

世の中にたくさんある保険も、病気から私たちを守ってくれるものではなく、お金の心配から私たちを守ってくれるものです。

ということは、いざというときにもすぐ対応できる資産(貯蓄)がある方は、敢えて保険料をずっと支払いながら保険に加入する必要はない、と考えるかもしれません。

定年退職まで仕事をしておられた方は退職金がありますし、老後のことを考えて若年の頃から資産運用されてきた方もおられます。

また、銀行での貯蓄よりも利率の高い貯蓄型の保険に加入していたという方は、高齢になり保険が終了した時点で、保険への加入をやめる、という方もおられます。

5.年金生活のため、がんになっても収入は変わらない

最後に挙げられるのは、収入の点です。

定年を迎えてからも仕事をしている、という方は大勢おられますが、仕事をしていない高齢者にとっての収入源は、主に年金です。

例えば、収入源が主に会社からの給料である40代、50代にがんが発病してしまった場合、治療のため今まで続けていた仕事を辞めなければならなくなり、安定した収入が無くなってしまうことがあり得ます。

しかし、年金制度では早ければ60歳から年金を受け取れるようになるため、年金生活になってからは仕事ができなくなり収入が0になるということはなくなります。

これも、高齢になってから敢えてがん保険に加入しなくても良い、と考える一つの理由になり得ます。

何歳まで必要かを考えてがん保険を選ぶ

これまで考えたように、『がん』という強大なリスクに対応するために、がん保険が有用であることは間違いありません。

年齢が高ければ高くなるほどがんのリスクは大きくなり、用意をしておかなければ、いざ発症してから金策をする、というのは非常に難しいからです。

しかし、貯蓄で治療費を賄える見込みがある場合や、保険料高い分、支払いが今現在の家計に大きな負担になってしまう場合など、受けられる補償よりもデメリットが大きい、と考えられてしまうこともあります。

そこで考えたいのが、『定期』タイプのがん保険です。

終身タイプと定期タイプを保険料から考える

がん保険には、『終身』タイプと、『定期』タイプのものがあります。

終身がん保険:更新が無いタイプのがん保険。保険料はずっと変わらない。
定期がん保険:更新が必要なタイプのがん保険。加入から一定期間はこちらの方がやすい。

終身保険は、加入から終身まで補償が続くタイプですが、短期間の加入を目的で加入すると、定期保険よりも割高になってしまいます。


ですから、必要な時期だけ定期タイプのがん保険に加入するという方法があります。


定期タイプのほうが安い保険料で手厚い保障が得られやすいので、お子さんが自立するまで、など期間が決まっているなら、良い方法だと言えます。



まとめ:がん保険は何歳まで必要なのか

さて、ここまで『がん保険の必要性』をテーマにして取り上げてきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントとなるのは、


  1. がんは、年齢が上がるに連れて発病するリスクが高くなる
  2. 高齢者は治療費面で公的な援助を受けられるため、がん保険へ加入しなくても良い、という考え方もできる
  3. 終身ではなく、定期タイプで、期間(年齢)を決めて加入することができる


という点です。


「『がん』は治る病気」、という言葉をよく聞きます。

それだけ現代の医療はめざましく発達し、多くの命が救われてきました。


しかしこれは、決してがんになるリスクが減った、というわけではありません。

もちろん、年齢や生活習慣も少なからず影響しますが、そのリスク自体は誰もが抱えているものです。


リスクの高いがんに保険で備えることと、今現在の生活を守っていくこと。


それぞれ個人や家族の状況に応じて、この2つを両立できる選択ができるなら、若い人も高齢者も、皆がより安心して生活を送っていくことができるでしょう。



ほけんROOMでは、この記事の他にも役に立つ記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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