生命保険はまだ間に合う!90歳でも入れる保険で節税対策・相続対策を

90歳でも入れる生命保険があることをご存知でしたか?生命保険に加入することで相続対策・節税対策ができるなど様々なメリットがありますので是非検討してくださいね。ここでは、90歳でも入れる保険、「一時払い終身保険」、相続税対策、おすすめ保険商品について紹介します。

生命保険はまだ間に合う?90歳でも入れる保険とそのメリットとは


総務省によると、日本は高齢者人口の割合が世界で一番多く、90歳以上の人口は231万人います。


亡くなったあとの葬儀代や身辺整理代を家族に遺すために、90歳でも入れる保険を考えている人もいるのではないでしょうか。


一般的な生命保険は90歳では入ることができませんが、なかには年齢制限が幅広く、90歳でも入れる保険があります。


そこで、この記事では「90歳でも入れる保険」について、

  • 加入年齢の範囲が広い一時払い終身保険の概要
  • 90歳で生命保険に加入する意味
  • 保険金の受け取り人による税金の違い
  • おすすめの90歳でも入れる保険一覧
を中心に解説していきます。


この記事を読んでいただくと、なぜ90歳で生命保険が必要なのか、90歳でも入れる保険をどう活用するかを理解することができます。


ぜひ、最後までご覧ください。

90歳でも入れる保険(生命保険)|「一時払い終身保険」とは?

90歳でも入れる保険を探してみると、「一時払い終身保険」というものがよく出てきます。


いったいどのような生命保険なのでしょうか?


一時払い」とは、月払いや年払いのように保険料を分けて支払うのではなく、契約するときに一括で支払うこと。


要するに一時払い終身保険とは、契約時に保険料を一回で支払い、被保険者が亡くなったときに保険金が支払われるタイプの生命保険です。


例えば、保険料が2000万円の場合、契約時に2000万円を支払うと、万が一のときに遺族が保険金を受け取ることができます。


もしくは解約をすることで本人が解約返戻金を受け取ることも可能です。

最初にお金を納めることで、一生涯の保障がついてくるわけですね。

90歳から生命保険に入るメリット|相続対策・節税対策が可能

遺産を相続するときには、相続税というものを支払うことになります。


90歳ほどの高齢になり、資産も増えているとすると、亡くなったときに遺された人たちにとって相続税は負担になってしまいますよね。


しかし、生命保険に入っていることで相続税を減らすことができるとしたらどうでしょうか。


もし財産を現金として所持していた場合、そのままの金額が相続税の対象になってしまいます。


ところが生命保険の死亡保険金の一部は、相続税の対象外。


現金として持っているのではなく、生命保険の保険料として支払うことで、財産の一部を相続税の対象から外すことができます


つまり、90歳でも入れる保険は相続対策・節税対策になるということです。

生命保険に加入することでなぜ相続対策になるのか

本来、死亡保険金はみなし相続財産(死亡によって発生する財産)なので、相続税の対象となります。


しかし、そもそも死亡保険金は遺された家族の生活を保障するためのものです。


そのため死亡保険金には非課税制度が適用され、一定金額は相続税の対象外になります。


非課税枠は一人500万円です。


例えば、相続人が妻と二人の子供の場合、

  • 500万円×3人=1500万円

となります。


受け取った保険金額を1800万円とすると、

  • 1800万円-1500万円=300万円

となり、300万円が課税の対象となるということです。


もし相続を放棄したとしても、受取人になっていると、死亡保険金を受け取ることができます。


遺された家族の相続税の負担を軽減するために、90歳でも入れる保険への加入を検討してみるのもいいかもしれませんね。

生命保険に加入することは相続税対策以外にもメリットがある

生命保険に加入するメリットは、相続対策だけではありません。

  • 遺産相続のトラブルを回避する
土地や建物、現金などの遺産を分割するときに、誰がどのように相続するかで揉めてしまうことがあります。

しかし、死亡保険金は遺産分割の話し合いが必要ありません。


なぜなら、保険金は受取人が決まっており、その受取人の固有の財産として扱われるからです。

  • 保険金が支払われるのが早い

名義人が亡くなると銀行口座は凍結されてしまい、凍結を解除するためには手間や時間がかかります。


もしその口座に生活のための資金などが入っていても、簡単にはお金を引き出せないのです。


ところが、生命保険の死亡保険金が支払われるのは、申請から1週間前後


葬儀などのまとまったお金が必要なときにも、すぐに対処することができます。  

また、相続税対策のために、生前にお墓を立てて節税するというのが流行っています。

詳しくは「お墓の費用に関する全てを解説!費用の相場・内訳や購入のコツも紹介」をチェックしてみましょう!

90歳でも入れる保険|相続対策をするうえでは受取人に注意

保険金の受取人を誰にすべきか、節税対策の観点からも考えてみましょう。

保険金にかかる税金のことを考えるならば、契約者・被保険者・受取人の関係に注目しなければなりません。


契約者(A)・被保険者(B)・受取人(C)の関係によって、税金の種類が異なります。

  • 契約者と被保険者が同じ: 相続税【例】A:夫、B:夫、C:妻
  • 契約者と受取人が同じ:所得税【例】A:夫、B:妻、C:夫
  • 契約者と被契約者、受取人が全て違う:贈与税【例】A:夫、B:妻、C:子
この中で最も税金が少ないのは相続税です。


注意しなければならないのは、孫が受取人の場合は相続税の非課税枠が適用されないこと。


そのため節税対策で考えると、配偶者と子どもを優先して受取人にするといいようです。


受取人と税金の関係についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ下記の関連記事をご覧ください。

90歳でも入れる保険(生命保険・医療保険)のおすすめ一覧

ここでは90歳でも入れる保険を紹介していきます。


ふるはーとJロードプラス


ふるはーとJロードプラスは「住友生命」の一時払い終身保険です。


この商品の特徴は以下の通りです。

  • 死亡保険金や解約返戻金の金額が契約のときに確定する
  • 契約してから一定期間経つと、死亡保障が大きくなる
  • 途中で解約して自分で使うこともできる

50歳以上で契約した場合、最初の5年間の死亡給付金は支払った保険料と同額。


契約してから5年が経過すると、死亡保険金は増額し、一生涯の保障となります。


ニッセイ一時払終身保険


ニッセイ一時払終身保険は「日本生命」の一時払い終身保険です。


この商品の特徴は以下の通りです。

  • 支払った保険料よりも、保障が大きい
  • 余命が6か月と診断されると、保険金の全部または一部を受け取れる
  • 途中で解約して自分で使うこともできる

相続税の非課税枠もあり、受取人も指定できるため、相続対策として十分活用できる生命保険といえます。

高齢者向けの掛け捨て型生命保険

掛け捨て型生命保険のなかには、高齢者向けの商品もあります。


死亡保険FineSave(ファインセーブ)


死亡保険FineSaveは「オリックス生命保険」の掛け捨て型生命保険です。


契約年齢は75歳まで、保険期間は90歳満了となっています。


この商品の特徴は以下の通りです。

  • 解約払戻金がない分、保険料が安い
  • 病気・事故・災害どれが原因でも、死亡保障は同じ額
  • 余命が6か月以内と診断されると、生存中でも保険金を受け取れる

90歳でも入れる保険ではありませんが、高齢での生命保険への加入を考えるときに、チェックしておきたい商品の1つです。

90歳でも入れる医療保険のおすすめ一覧

90歳でも入れる医療保険はあまり多くありません。

一時金給付型終身医療保険

一時金給付型終身医療保険は、「明治安田生命」の終身医療保険です。

契約年齢は満90歳まで、保険料の払込期間は95歳までとなっています。

この商品の特徴は以下の通りです。
  • 医療保障が一生涯つづく
  • 日帰り入院からまとまったお金が受け取れる
  • 医療技術の進歩に対応している
短期入院や放射線治療などでも、一時金を受け取ることができるのが魅力の保険です。

SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険

SBIいきいき少短の医療保険は、「SBIいきいき少額短期保険」の定期医療保険です。

契約年齢は84歳までと90歳まで入れる保険ではありませんが、100歳まで継続することができます

この商品の特徴は以下の通りです。
  • 持病があっても入りやすい
  • 入院・手術・先進医療が保障される
  • 保険料が安い
手頃な保険料ながら、付帯されているサービスが多い保険です。

まとめ:90歳でも入れる保険(生命保険・医療保険)はある!


90歳でも入れる保険について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは

  • 90歳でも入れる保険には、契約時に保険料を一括で支払い、一生涯保障される一時払い終身保険がある
  • 生命保険は非課税制度が適用されるため、相続対策・節税対策になる
  • 保険金の受取人は配偶者か子どもを優先させるといい
  • 90歳でも入れる保険は多くないが、もしものときの備えや、相続対策には十分なものもある
でした。

日本人の平均寿命が上がってきていることから、今後90歳でも入れる保険の需要が増えていくと予想されています。

終身タイプの生命保険だけでなく定期タイプや医療保険もあるので、90歳でも入れる保険を見比べてみて、不安を解消してくれるものを選べるといいですね。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

生命保険は必要なの?と疑問をお持ちの方はぜひこちらをお読みください。
この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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