更新日:2024/08/06
【事例あり】パーソナルトレーナーが加入すべき保険と損害リスクとは
内容をまとめると
- パーソナルトレーナーを行う方は顧客のケガや施設の管理などのリスクについて対策をしなければならない。
- 実際に施設が起因となり損害賠償責任が発生した事例もある。
- 顧客の怪我はもちろん、災害や個人情報漏洩などのリスクの適切な対策として、施設賠償責任保険や個人賠償責任保険に加入する必要がある。
- 法人保険の加入方法は保険代理店や保険会社に問い合わせることで加入可能だが、専門知識が必要になるので、忙しいなかで比較検討をするのは困難である。
- そのため、パーソナルトレーナーに特化した法人保険のプロへ、「無料で何度でも」リスク対策の相談ができるマネーキャリアを活用する方が急増している。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- パーソナルトレーナーやスポーツトレーナーに起こりうるリスク
- ①顧客のケガに関するリスク
- ②設備の損傷や故障に関するリスク
- ③地震に関するリスク
- 実際にあった!パーソナルトレーナー事業における損害事例
- 事例1:スポーツクラブの施設が起因となった事例
- 事例2:過度なトレーニングにより負傷した事例
- パーソナルトレーナーが加入すべき損害保険4選
- ①個人賠償責任保険
- ②施設賠償責任保険
- ③法人向けの火災保険
- ④個人情報漏洩保険
- 法人保険の加入方法:個人事業主でも加入できる?
- パーソナルトレーナーのリスク対策が無料で簡単にわかる方法とは
- 法人保険の悩みやリスク対策がすぐに解消できる:マネーキャリア(丸紅グループ)
- まとめ:パーソナルトレーナーが加入すべき保険と起こりうるリスク
目次
パーソナルトレーナーやスポーツトレーナーに起こりうるリスク
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「最適なリスク対策ができているか不安…」
業態業種問わず、法人保険のプロに無料で何度でも相談ができる「マネーキャリア」
▼マネーキャリア(丸紅グループ)の公式サイト
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フィットネスジムやパーソナルトレーニングの市場は年々拡大しており、フィットネスクラブの国内市場規模は「今後5年で約10%成長すること」が予測されています。
上記の図はリスクマップと言います。パーソナルトレーニング事業において想定されるリスクを発生頻度とリスクが経営に与える影響の大きさの2つの軸で示しています。
ここでは、パーソナルトレーナーの方々を取り巻く、以下のリスクについて解説します。
- 顧客のケガに関するリスク
- 設備の損傷や故障に関するリスク
- 地震に関するリスク
①顧客のケガに関するリスク
まず最初は顧客のケガに関するリスクです。
パーソナルトレーニングではダンベルなどのウエイト器具を使用しますが、これらの使用方法を誤ると顧客のケガに繋がる恐れがあります。
パーソナルトレーニングにおいてこちらのリスクは発生頻度が高いと言えます。頻繁に顧客のケガがあるパーソナルトレーナーのもとでは信用力が欠けるので、新規顧客が獲得できない可能性があることからも、適切な対策をしなければなりません。
まずは徹底した対策をすると共に、万が一のことを考えて保険の加入をおすすめします。
②設備の損傷や故障に関するリスク
続いては設備の損傷や故障に関するリスクです。
顧客のケガにも繋がるリスクのため、徹底した安全管理を行わなければなりません。
こちらのリスクも発生頻度は非常に高いのですが、経営に与える影響は中程度のリスクとなっています。しかし、こちらのリスクに対して対策を行わなければ、連鎖的に他のリスクを引き起こす原因となってしまうのです。
パーソナルトレーナーを一人で行う方は設備の管理責任も自身にあるため、顧客が安心してトレーニングができるように安全管理を徹底しましょう。
③地震に関するリスク
最後は地震に関するリスクです。
地震の発生頻度は低くとも、一度起こると経営にとても大きな影響を与えるリスクの一つです。そのため、特にパーソナルトレーナーとして事業をする方にとっては対策を徹底しなければいけないリスクです。
トレーニング中に地震が起こり、顧客に器具が落下するケースも考えられるため、非常に危険です。また、パーソナルトレーナーとして事業を行う場合、重量のある設備や器具を扱うことになるので、地震が起きた場合建物に損害を与える可能性も高いと言えます。
そのため地震が起こった場合のリスク対策をしておくことは必須なのです。
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実際にあった!パーソナルトレーナー事業における損害事例
ここからは先ほど紹介したリスクを中心に事例をいくつか紹介していきます。
具体的な事例を見ることで、ご自身が経営する事業で対策が漏れている部分を発見できます。
事例1:スポーツクラブの施設が起因となった事例
- 施設内に滑りやす箇所があったこと
- 原告が水を避けて歩行しなかったこと
事例2:過度なトレーニングにより負傷した事例
続いての事例は過度なトレーニングによりお客様が負傷した事例です。
こちらの事例は平成26年6月13日に東京地方裁判所で判決が出ています。
事例の概要は、スポーツクラブを運営しているパーソナルトレーナーに対して、お客様が体の痛みを訴えていたにもかかわらず、トレーニングを強要しました。これによりお客様は腰椎椎間板障害などを発症しました。上記により、お客様が損害賠償請求をすることになりました。
しかし、こちらの事例の裁判結果は以下の理由で。請求を棄却する結果となったのです。
- 原告の供述内容と実際にしていた行動に矛盾があったこと
- 痛みを感じたタイミングや痛みの内容、程度などに関する原告の供述が信用できないこと
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パーソナルトレーナーが加入すべき損害保険4選
ここからは先ほどまで紹介してきたリスク対策としての法人保険を紹介します。
それではパーソナルトレーナーとして事業を行う方に、おすすめの法人保険は以下になります。
- 個人賠償責任保険
- 施設賠償責任保険
- 法人向けの火災保険
- 個人情報漏洩保険
①個人賠償責任保険
最初に紹介する保険は個人賠償責任保険です。
個人賠償責任保険とは、パーソナルトレーナー個人が行動した結果によりお客様に対して損害を与えた場合の費用を補償する保険です。
先ほどの事例にもあったようにスポーツクラブの経営はクレームが多く損害賠償責任を負う可能性も高い事業のため必須の保険と言えます。
そこでこちらの個人賠償責任保険の加入方法については以下の2つの方法があります。
- 民間の保険会社で加入する方法
- 資格団体の会員になり会員特典として加入する方法
団体名 | 加入方法 | 補償金額 |
---|---|---|
NESTA | 年会費を支払うことで加入(12,000円) 保険料:0円 | 最大1億円 |
NSCAジャパン | NSCAの資格を取得し年会費を支払う(12,960円) 保険料:年間9,600円 | 問い合わせる必要あり |
JATI | 年会費を支払うことで加入(10,000円) 保険料:月額700円 | 問い合わせる必要あり |
JHCA | 年会費を支払うことで加入(10,500円) 保険料:年間3,800円 | 最大1億円 |
②施設賠償責任保険
続いては施設賠償責任保険を紹介します。
施設賠償責任保険とは、施設の安全性の維持や管理の不備や構造上の欠陥、施設の用法に伴う仕事の遂行によって対人・対物が関係する事故に対する賠償責任を補償するための法人保険です。
施設内における顧客の転倒による損害賠償責任に関して、当該保険で補償でき、施設賠償責任保険の補償内容は以下になります。
- 損害賠償金
- 裁判に関する費用
- 損害防止軽減費用
- 緊急措置費用
- 協力費用
③法人向けの火災保険
3つ目は、法人向けの火災保険の解説をしていきます。
火災保険は個人向けにも提供されている保険である一方、法人や個人事業主向けの火災保険があります。法人向けの火災保険の補償内容は以下になります。
- 火災
- 落雷
- 風災
- 水濡れ
- 盗難など
④個人情報漏洩保険
最後は、個人情報漏洩保険です。パーソナルトレーナーを事業として運営すると、顧客の情報を抱えます。
パーソナルトレーナーの場合は、顧客の電話番号や住所だけでなく、身体情報なども抱えることになります。しかし、情報が漏えいしてしまうと、賠償責任が発生し、最悪の場合事業継続が難しくなってしまうのです。
そこで、使えるのが個人情報漏洩保険です。個人情報漏洩保険とは、コンピュータで管理している顧客の個人情報が漏洩した際に、生じた損害等を補償する保険です。
個人情報漏洩保険は、以下が補償内容となっています。
- 損害賠償金の補償
- 対応費用
- 見舞金・見舞い品の購入費用
- 再発防止費用
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法人保険の加入方法:個人事業主でも加入できる?
ここからはここまで紹介した法人保険の加入方法について解説していきます。法人保険の加入方法は、法人保険を取り扱っている保険代理店や保険会社に問い合わせることで保険に加入することができます。
パーソナルトレーナーをしている方やこれから始める方は個人事業主として事業をしている方も多くいると思います。個人事業主であっても法人保険の加入は可能です。
加入方法は先ほど紹介した方法で加入することができます。保険代理店に問い合わせる場合は「マネーキャリア」を使う人も増えているのです。
毎月約30社の法人の経営者の方や開業予定の方々などが法人保険の加入や事業のリスク対策についてお問い合わせをいただいています。また、相談した方の98.6%が満足していただいているので安心してご相談いただけます。
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パーソナルトレーナーのリスク対策が無料で簡単にわかる方法とは
以下では、パーソナルトレーナーのリスク対策が「無料で簡単にわかる方法」を紹介します。
パーソナルトレーナー事業では、顧客の安全と健康を守るのはもちろん、災害のリスクや個人情報のリスクなど対策すべきことも多いので、保険への加入が欠かせません。とくに、万が一の事故やトラブルに備えに補償がなければ、事業を続けられなくなる可能性が非常に高くなります。
しかし、保険の種類が多岐にわたるうえ、コストも考慮しなければならないため、自社に最適な保険を選ぶのは簡単ではありません。さらに、専門知識がなければ、誤った保険に加入してしまう恐れもあるのです。
そこで、今日ではパーソナルトレーナーに特化した保険のプロによる相談が「無料で何度でも」受けられるマネーキャリアを活用する経営者の方も急増しています。
丸紅グループが運営するマネーキャリアは、相談実績80,000件以上を誇り、満足度98.6%という高い評価を得ています。パーソナルトレーナー事業者の方々の事業内容や予算に合わせて、法人保険のプロによる最適な保険プランに提案に強みがあります。
法人保険の悩みやリスク対策がすぐに解消できる:マネーキャリア(丸紅グループ)
法人保険に関する全ての悩みにオンラインで相談できる
マネーキャリア:https://money-career.com/
<マネーキャリアのおすすめポイントとは?>
・お客様からのアンケートでの満足度や実績による独自のスコアリングシステムで、法人保険のプロのみを厳選しています。
・保険だけではなく、総合的な事業リスクへの対策を踏まえて「自社の理想の状態を叶える」提案が可能です。
・マネーキャリアは「丸紅グループである株式会社Wizleap」が運営しており、満足度98.6%、相談実績も80,000件以上を誇ります。
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マネーキャリアでは、プロのファイナンシャルプランナーに 「無料で」「何度でも」相談できるので、相談開始〜完了まで一切料金は発生しません。
まとめ:パーソナルトレーナーが加入すべき保険と起こりうるリスク
ここまでパーソナルトレーナーを個人事業主として行う方々を取り巻くリスクや、対策としての損害保険について紹介しました。
以下が今回の記事の簡単なまとめになります。
- パーソナルトレーナーを行う方は顧客のケガや施設の管理などのリスクについて対策をしなければならない
- 実際に施設が起因となり損害賠償責任が発生した事例もある
- 上記のようなリスクの適切な対策として施設賠償責任保険や個人賠償責任保険に加入することで可能
- 法人保険の加入方法は保険代理店や保険会社に問い合わせることで加入可能
- 個人事業主としてパーソナルトレーナーをしている方でも法人保険の加入は可能
パーソナルトレーナー事業を展開する上で、顧客の安全と健康を守ることは何よりも大切な責務です。しかし、万が一の事故やトラブルに備えるための保険加入は、経営者にとって頭を悩ませる問題でもあります。
しかし、パーソナルトレーナー向けのどの保険が、自分の事業に最適なのか判断が難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、パーソナルトレーナー事業で発生しうる事業リスクや実際の損害事例、加入すべき保険などを解説します。
・現在、パーソナルトレーナー事業を経営しており、保険の選択に悩んでいる方
・加入している保険の内容や保険料に不安を感じている方
は本記事を参考にすると、パーソナルトレーナー事業経営に必要な保険の知識を深め、自分の事業に最適な保険を選択することができるようになります。