更新日:2022/11/07
ペット保険はすでに病気でも加入できる?告知義務や加入条件を解説!
ペット保険はすでに病気でも加入できるかご存知ですか?先天性疾患や既往症等、持病・病気持ちの犬猫でも入れる保険は有り難いですよね。また通院中・治療中でも入れる・病気でも入れる保険に条件・審査はあるでしょうか。今回はペット保険はすでに病気でも入れるかを解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- ペット保険はすでに病気でも入れる?告知義務に要注意!
- ペット保険はすでに病気でも入れる!ただし加入条件には注意
- ペット保険はすでに病気でも加入できる!
- 無条件・条件付きで加入できる病気とは?
- ペット保険へ入れない・加入が不可能な疾病とは?
- 病気になってからのペット保険の加入の場合は告知を正確に!
- ペット保険の告知義務とは?告知内容や審査について徹底解説!
- ペット保険の加入時に虚偽を申告するとどうなる?
- すでに病気のペットが加入する場合のその他の注意点とは?
- ①:加入年齢の制限があるペット保険がほとんど
- ②:多くのペット保険では待機期間がある
- ③:ペット保険加入のタイミングは?出来るだけ早めがおすすめ
- ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
- まとめ:すでに病気でも入れるペット保険はある!
目次
ペット保険はすでに病気でも入れる?告知義務に要注意!
ペット保険はすでに病気でも入れる!ただし加入条件には注意
まず解説していくのはこちらです。
- ペット保険はすでに病気でも加入できる!
- 無条件・条件付きで加入できる病気とは?
- ペット保険へ入れない・加入が不可能な疾病とは?
ペット保険はすでに病気でも加入できる!
ペット保険は健康体であることが前提ではありますが、すでに病気にかかっているからといってすぐに断られるとは限りません。
過去の病気やケガの種類によっては特に問題なく入れたり、条件付きでの加入を認められることもあるので、諦めなくても大丈夫ですよ。
無条件や条件付きで入れる病気については下で詳しく解説しています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
不安な場合は、気になるペット保険会社の公式サイトを確認したり、資料請求して詳しい内容を見てみましょう。
加入不可の病気に該当するものがないのであれば、試しに申し込んでみるのも良い方法です。
審査に落ちたりしても特にペナルティなどはないので、諦めずに複数の保険に申し込んでみてください。
無条件・条件付きで加入できる病気とは?
無条件で加入が認められる病気
過去に何らかの病気やケガをしていたとしても、今は完治していたり再発の恐れが低いとされるものであれば、問題なく認められることがあります。
これといった条件を付けられることもないので、制限などを気にせずに利用できますよ。
条件付きで入れる可能性がある病気
すでに病気にかかっているものを補償対象外とすることで加入が認められます。
条件付きでの加入が認められる病気には以下のようなものがあります。
- 股関節形成不全
- 膝蓋骨脱臼(パテラ)
- 大腿骨頭壊死病(レッグペルテス)
- 歯周病
- 膀胱炎
- 尿路結石
- 白内障
- 緑内障
- 鼠経ヘルニア
ペット保険へ入れない・加入が不可能な疾病とは?
すでに病気にかかっていても、対象外にすることでペット保険への加入が認められたりしますが、中には加入自体不可能な病気やケガもあります。
申し込んでも断られてしまう病気やケガの一例を見てみましょう。
- 悪性腫瘍(ガン)
- 糖尿病
- 肝硬変
- 甲状腺疾患
- 心疾患
- 腎不全
- 巨大結腸症
- 猫白血病ウイルス感染症
- 猫伝染性腹膜炎
病気になってからのペット保険の加入の場合は告知を正確に!
人間と同じようにペットの場合も保険に入る時は、まずペットの情報を会社側に教えます。
これはすでに病気にかかっている、かかっていないに関係なくどんな子にも必ず行うものです。
ここからは、そんな告知に関することを解説していきますよ。
- 告知義務とは?内容や審査について
- 申し込みをした時に嘘の申告をしたらどうなる?
ペット保険の告知義務とは?告知内容や審査について徹底解説!
告知義務というのは、審査に必要な情報を会社側に伝えることを言います。
申告する細かい内容はペット保険によって変わりますが、多くの会社で聞かれるのは以下のようなものです。
- 動物の種類
- 品種
- 生年月日
- 体重
- ワクチン接種について
- 過去にかかっていた病気やケガ(ある場合は記入)
- 治療中の病気やケガ
- 一定期間内に動物病院で治療を受けたか
- 他のペット保険に入っているか
ペット保険の加入時に虚偽を申告するとどうなる?
すでに病気にかかっているものがあるのにわざと伝えなかったり、嘘を吐いたりすると審査で落とされてしまいます。
ちょっとしたことなら分からないだろうと思うかもしれませんが、調べるのは保険会社の調査員です。
その道のプロとも呼べる専門家が動物病院に確認するなどして調べるため、些細な嘘もすぐに見抜かれてしまいますよ。
例えバレずに入れたとしても、保険金の請求をする度に調査が行われるので、そのタイミングで嘘が発覚することもあります。
入った後に虚偽申告が分かると、補償を受けられなかったり最悪契約を強制解除されます。
申し込み時に嘘を吐いたのであれば、上でも書いたように審査落ちとなります。
もしかすると条件付きで認められたかもしれなかったのに、嘘を吐いたことで落とされてしまうのは非常に勿体ないです。
どんな判断が下されるかは審査をしてみないことには分かりません。
すでに病気になっているからといっておかしなことをしてしまうと、余計なトラブルに発展する恐れもあるため、正直に正確に伝えることを心がけましょう。
ちなみに告知義務違反は、故意であろうとうっかりや記入ミスであろうと同じ違反として扱われます。
- 医者から異変を指摘されたが飼い主が病気だとは思っていなかった
- 動物病院で治療を受けていた、通院していたことを忘れていた
- 家族が病院に連れて行っていたことを知らなかった
違反は上記の理由で起こりやすいので、病院関係の物は全て保存しておくことをおすすめします。
嘘を吐くつもりはなくても違反したと判断されてしまうため、分からないことはしっかり確認しながら申告をしてくださいね。
すでに病気のペットが加入する場合のその他の注意点とは?
ペット保険に入る前からすでに病気にかかっていたりすると、そればかりが気になってしまいます。
しかし、実際には病気以外にも気を付けた方が良いことがいくつかあります。
- 加入年齢には上限があることがほとんど
- 待機期間がある
- ペット保険への加入のタイミングは?
①:加入年齢の制限があるペット保険がほとんど
新規加入年齢は、すでに病気にかかっているかどうかは関係なく加入条件のひとつとして提示されています。
何歳まで入れるかは商品ごとに変わりますが、短い所だと7歳まで、長い所だと13歳程度ですね。
動物も人間と同じように、年を重ねるにつれてどんどん病気にかかりやすくなりますし、すでに病気にかかっている子もいるでしょう。
飼い主によっては高齢になってから保険の検討をする方もいるので、制限には十分気を付けるようにしてください。
現在販売されているペット保険は、種類がかなり豊富になってきています。
中にはシニアを対象にした保険などもあるので、制限に引っかかってしまう方はシニア向けの商品を探してみるのもおすすめですよ。
ペット保険は高齢でも加入できるのかについては以下の記事でも解説しておりますので、参考にしてみてください。
②:多くのペット保険では待機期間がある
ペット保険には待機期間という、補償開始日からしばらくは補償が受けられない期間を設けている商品があります。
免責期間と呼ばれることもありますが、どのくらいの期間を設定しているかは商品ごとに異なります。
- 病気:30日程度
- ケガ:15日~30日程度
- ガン:60日~120日程度
③:ペット保険加入のタイミングは?出来るだけ早めがおすすめ
すでに病気にかかっているのであれば、できるだけ早く加入するのが一番です。
発症した病気によっては選べる保険に限りがある場合もありますし、上でも紹介したように年齢制限もあります。
待機期間のことも考えると、後回しにすればするほど補償開始日が遅くなってしまうので、なるべく早めに申し込むことをおすすめします。
すでにかかっている病気は補償されなくても、加入後にかかった病気やケガについては大体補償してくれます。
これ以上加入が難しくなる前に、そして自己負担額を抑えて適切な治療をペットに受けさせるためにも、面倒だからと後回しにしないようにしてくださいね。
ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較を行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:すでに病気でも入れるペット保険はある!
- すでに病気にかかっているなら加入条件に注目しよう
- 持病がある場合は特に申告内容に間違いがないか十分注意しよう
- 告知に嘘があると審査落ちや契約を強制解除されることがある
- ペット保険に申し込む時は加入年齢の上限を必ずチェック!
- 待機期間があるものはすぐに補償開始にはならないことに注意!
- すでに病気になっているならできるだけ早く加入した方が良い
ペット保険に対する疑問はたくさんありますが中でも気になるのは、すでに病気にかかっている子でも入れるのかということではないでしょうか。
加入条件にはいくつかの項目があり、そこには「健康体であること」と表記されている場合が多いです。
そのため、すでに病気のある子は入れないと思ってしまいがちですが、実際の所はどうなのか気になりませんか?
ということで、今回ほけんROOMでは以下のことを解説していきます。